開けない夜は無い その4 

2012年08月26日(日) 22時37分
ところが、その次の日の夜にリーダーから電話があり、ぜんぜん決まりに従っていないというのです。

さっそく技術者に連絡したところ、ノルマはきちんとこなしていました。なにかおかしいと思い、次の日に現場に行きましたがリーダーは徹夜明けでおらず、統括マネージャと話しました。私は何が問題なのかを聞きましたが、マネージャは進捗情報を持っておらず、現場リーダーの報告から判断してどう責任をとるのかと詰め寄ってくるので「つじつまがあわない、現場リーダーはいったい進捗を管理しているのでしょうか?」と半ば喧嘩になってしまいました。おたがいよく知っている間柄でもあるので、つい本音を言いましたが、その後実はそれが真実を突いていたという結果になりました。

もともと問題が長引いていたプロジェクトでもあり、統括マネージャは翌週から自ら現場に乗り込みました。そして二週間をかけて調査した結果「もともとプロジェクトの仕切りが悪すぎる、複雑な仕様で設計書も不足しており識者に聞かないとテスト仕様を書けない。いきなり新規メンバーに遅れた分を取り返すため過大なノルマをおしつけるのは丸投げもいいところだ。二名はよくやってくれている。」とクレームを全面撤回していただいたのです。

このお客様はもともとパートナー会社に誠実で、とても健康的な運営をされている開発会社さんですので、このように問題を是正する動きをとられました。しかし、昨今の大規模系の現場はのよくあるパターンとして、一次請から丸投げの連鎖で末端のSE/PGに責任を押し付けるというパワハラまがいのプロジェクト運営に影響され、お客様の会社自身も脅し、押し付けに晒された中、現場リーダーもパニック状態だったということです。

そのような運営ですので、他の開発会社の請けたプロジェクトでも、結合試験が始まり同様の問題が同時多発しました。そしてその大規模プロジェクト全体が見直しということになったのです。

このような事態はどうやったらなくなるのでしょうか。
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