踊る地平線

2009年08月 31日 (月) 23:09
書名「踊る地平線」(上・下)
著者 谷譲次   出版社 岩波書店(岩波文庫) 出版年 1999年

メリケンジャップもののあの軽やかな文体を何十年ぶりかで読むことになった。読みたいと思ったのは、谷譲次こと長谷川海太郎が、1928年ごろハルビンに行ったということ、そしてシベリア鉄道でロシアに行ったことを知ったからだった。ハルビンと海太郎というテーマは面白いかもしれない。海太郎はのちにここを舞台に伊藤博文暗殺事件を戯曲にしている。暗殺した安重根の心理を描く、この時代としてはかなり大胆な作品である。この「踊る地平線」で海太郎は、ハルビンのことをこう書いている。「過去と未来が奇しく交響する、哈爾浜はいつもたそがれの街だ」と。なかなか粋な文である。のちにここでバイコフと会う、弟の長谷川濬に、この町のことを海太郎は話したのだろうか。シベリア鉄道に乗って、このあと海太郎は、モスクワを訪れている。そして彼はここで、ボリショイ劇場で『三つのオレンジへの恋』(バレエ)、芸術座でザミャーチンの『蚤』、そしてメイエルホリド劇場で『マンダート』を見ているのである。思わずヘエーと唸ってしまった。メイエルホリド演出の舞台を彼が見ているなんて・・・。このあと海太郎はロンドン、パリ、スペイン、イタリア、ポルトガルと妻と共に豪華で贅沢な旅をするのだが、自分にはハルビンとモスクワのことを書いた最初の章の「踊る地平線」以外は、正直言って退屈、メリケンジャップものでは小気味よく読めた、あの横文字まじりの小じゃれた文体が、うさん臭くなってしまった。もともとこのドキュメントというか小説は、中央公論に連載したもので、海太郎は妻と一緒にヨーロッパを一年近く旅したその記録である。ずいぶんと豪勢な旅をしたものである。アメリカを放浪しながら、まさにさまざまな職業につき地を這いずり回りながら生きた谷譲次の目線と、贅沢な旅をする谷譲次の目線の違いは明らかである。何が楽しくてこんな旅を、しかも妻と一緒にしたのだろうと思ってしまう。彼はもっと自由な精神をもった人間だったはずだったと思うのだが。
おそらく谷譲次の文体に大きな影響を受けたはずである長谷川濬は、この紀行文をどう読んだのだろう。気になるところである。

大阪編1 移動

2009年08月 31日 (月) 11:32
今日も朝飯抜き。10時半のバスに乗る。12時すぎに千歳空港着。フライトまで3時間以上ある。会社に電話、あるDVDを探してもらうようにお願い。なんどかやりとりがあったが、発見してもらった。台風の影響で、羽田行きの飛行機が大幅に遅れている。大阪に早く着くために、羽田での乗り継ぎも考えていたのだが、そうしなくて良かったとつくづく思う。15時25分発の関空行きに搭乗。
19時に宿舎に到着。ネットを開設する。今日からやっとネット環境が整う。今日でNGKの公演が終わったラルフにギャラの支払い。ウィスキーを飲みながら、いろいろ話。ただこの男と酒飲んでもちょっともおもしろくない、早々に部屋に引き上げる。なんかやろうと思ったが、結局何もできず。移動疲れかな。

ルスツ編3 思いがけない千秋楽

2009年08月 30日 (日) 21:55
モスクワ帰りの疲れと昨日の飲み疲れか、朝はかなりゆっくり目覚める。それでも張りさんと親分の喝は、しっかりと見る。なにより今日は総選挙の日。間違いなく民主党が政権をとる選挙とはなるのだろうが結果が気になるところ。朝飯を抜く。一回目の公演にサーカス学校の卒業生で、いま札幌で演出を学んでいる高村君が見に来る。公演後舞台裏に案内、おかしかったのは高村君がモスクワのボリショイサーカスで公演していたとき、出演していたマクシーモフファミリーのボーバが、高村君の僕のことを覚えてますかという問いかけに、「ちょっと覚えている」と答えたこと。ボーバらしい答えだよなあ、嘘がつけないし、人のことをいつも思いやるボーバらしい答え。一緒に昼飯を食べ、ルスツの方に紹介する。なんか仕事がくればいいのだが。いよいよルスツでの千秋楽の公演。おふざけもなく、いつものように淡々とそしていつものようにお客さんを夢中に楽しませてくれる。無事千秋楽終了。楽屋裏に行き、いつものように「ザ・カンチャーニエ」の挨拶。そしてすぐに撤収開始。このへんも彼ららしい。プロなんだよ。彼らは。撤収が始まっておよそ1時間半後に終了。
20時から「かかし」で打ち上げ。ここで思いがけない話が、社長が挨拶をしに来るかもしれないという。いままでルスツでサーカスをしてこんなことはなかった。まさかと思ったのだが、本当に21時すぎに社長さんが登場、まずは挨拶。「皆さんがお客さんが少ないときでも一生懸命手を抜かず公演するのを見て感動しました。あなたたちは本当のフロフェショナルです。ここルスツをつくる時、リゾートホテルをつくるということはまったく考えず、ただお客さんの笑顔がみたいと思ってやっていました。みなさんの公演を見て、お客さんの笑顔を見て、自分たちの原点を知ったように思えます。そんなことを教えてくれた皆さんにほんとうにお礼をいいたい」。正直この話を聞いて、自分はめちゃ感動してしまった。これだけ素直な感想を言うトップがいるんだという感動と、トップをこれだけの気持ちにさせた我がメンバーの力、本当に嬉しかった。このあとメンバーが感動していたのは、この社長さんこれで帰るのではなく、メンバーのテーブルにいき、一緒にメンバーと親しく話ながら飲んだこと。いままでいろんな偉いと会ったことはあるが、一緒にテーブルで偉ぶらず対等に酒を飲んでくれた人はなかったと言っていた。自分もこの機会に乗じ、社長の出発点となったクマの調教をどうやったのか聞かせてもらう。まさかこんな風になるとは。22時すぎに一本締めで仲締め。記念写真を撮ってお別れ。これで終わるわけはなく、ワーリャの部屋で二次会。無理やりテレビを見せてもらう。やはり民主の圧勝だった。でもこれだけ極端に勝っていいのかなという気もする。今日はボーバーの誕生日でもある。やはり社長さんが駆けつけてくれたということでみんなのテンションは上がる。最後にみんなにお礼、みんながこれだけ素晴らしい仕事をしてくれたら、今日こうして社長さんとも話すことができた。本当にありがとう。おめえたちは本当にすごい奴だよ。
サーカスを見て泣いたおばあちゃんの話を思い出した。車椅子で見に来たたぶん90歳ぐらいのおばあちゃんが、ルスツサーカスを見て、泣いていた。スタッフさんがどうしたのですと聞いたら、本当に何十年ぶりにサーカスを見たのですよ、まさかまたこうしてサーカスを見れるなんてって涙ぐんだという。正直冥土の土産なんていうことばは失礼かもしれない、でもまぎれもなく、このおばあちゃんはそう思ったから泣いたのではないのだろうか。
もしもルスツでみたこのサーカスが、このおばあちゃんの人生の黄昏を彩ったとしたら・・・
これっていい話じゃないだろうか。

ルスツ編2 メンバーと再会

2009年08月 29日 (土) 21:52
久々に泉川のゴルフコースを走る、途中便意。いつも寄るトイレまで我慢、思ったほど出なかった。やはり風呂で体重を計るといつもより1キロほど多い。しかたないかなあ。
11時の公演を見に行く。メンバーたちと再会。元気そうななのはいいが、自転車のサーシャのお腹がぽっかりと膨らんでいるのにびっくり。何キロ増えたと聞いたら3キロだという。そうかなあ・・・もっと太ったような気がする。公演前スタッフの人と話していたら、やはり今年は例年以上のお客さんが来たようだ、初めての体験だったのだがということで、公演後泣いている人をふたり見かけたという。気になってどうしたんですか、と聞いたら感動してということだったという。ただ自分も何度か胸がつまりそうなことがあったので、気持ちがわからないでもない。でもサーカスで感動して涙を流すお客さんがいたということ、うれしいではないか。道内の夏休みは終わりなのだが、そこそこお客さんも入っている。2回目などはほぼ満杯。ほんとうにお客さんの反応がいい。サーカスが、演じているパフォーマーだけでなく、見ているお客さんと一緒につくりあげるものだということを、見せつけてくれたのがこのルスツのサーカスといえるかもしれない。今日は空中バンブーのオリガの誕生日。恒例のケーキが運ばれる。甘いものは苦手の自分も、ここのケーキだけは楽しみにしている絶品のスイート。フルーツがたくさん入っているものをもらう。美味しかった!
アンドレイから部屋に来るように誘われる。タワーのアトリウムで夕食をとったあと、アンドレイの部屋へ。誕生日を迎えたオリガとイーゴリ、ジェーニャも一緒。感動して泣いた観客がいるという話からはじまり、ルスツのサーカスの話で盛り上がる。やはりパフォーマーたちはここでほんとうに気持ちよく働けたという。お客さんの拍手がここまで気持ちよくパフォーマーたちの胸に届いている、こういう仕事をやって感じる最高の喜びといっていいだろう。
気持ち良く飲めた。

ルスツ編1 札幌へ

2009年08月 28日 (金) 21:49
モスクワからずっと便秘状態が続いている。それゆえ体重も増えている。今日から2週間以上の出張となる。ということで荷物を送っているものの、例によってこれもあれもと詰め込みリックサックは一杯、15キロぐらいになっているのではないか。8時前に家を出て、羽田へ。9時40分搭乗。爆睡、目が覚めたら着陸態勢。あまり天気はよくない、というか雨模様。今日は用事があるため、まっすぐルスツではなく札幌に出る。札幌に出るのは何年ぶりになるのだろう。サハに昨日振っていた問題の返事をルスツに行く前になんとか見れないものかと思ったのだが、携帯でホットメールが読めることに気づく。読めたのはいいのだが、相変わらずイワン君、こちらの質問に答えてくれず、どうでもいいことで熱心に聞いてくる。修羅場に弱いタイプのようだ。しかたないのでセルゲイの携帯に電話、今日中に返事もらわないとつくれないと脅かす。およそ10分後に返事の電話。17時40分札幌発の路線バスで、ルスツへ向かう。帰国してからあまり寝れていない、時差ぼけもあるし、バスとか電車に乗るとすぐに寝ついてしまう。20時前にルスツ着。今日はかかしで、日本酒と刺身。出すものを出さないと、肥るばかりなのだが・・・BS朝日「歌の旅人」という番組で、「青葉城恋歌」がテーマになっていた。高校時代の自分がだぶってくる。それにしても佐藤宗幸という歌手は、仙台に確かに根を下ろした活動をし続けてきたわけで、立派だと思う。歌声喫茶のシーンで、漂流民の会のメンバーの顔も。

ニクーリンサーカス

2009年08月 27日 (木) 18:32
公演タイトル 「ニクーリンサーカス第128回公演−ジェルジャーワ(列強)」
観覧日     2009年8月23日(日)午後7時開演(終演午後9時20分)
演出      Natalia Makovskaya
会場      モスクワ・ニクーリンサーカス劇場

総評
非常にすばらしいサーカス公演だった。去年の11月で見たモスクワでの公演があまりにもひどく、さらに今年のJCBホール、夏のボリショイ日本公演と決して面白いとはいえないサーカスだったので、あまり期待しなかったのだが、演出も良かったし、個々の演目にも力があり、それに新しいことへの挑戦も見られたし、ここ数年見たサーカスではまちがいなく一番面白いサーカスであった。
オープニング 女性騎手三人が騎乗する三頭の馬の高等曲馬のエチュード。気品があったし、高等曲馬が演じられるのをロシアで見るなんて久しぶりである。
空中リング   Anastasiya Akhlubkina 
馬がはけたあと、出演者全員がステージに登場、そこで女性が空中に舞い上がる。美しい導入、そして演技である。
ジャグリング  Soslan Sunov (モンテカルロフェス銅賞・パリ・トゥモローサーカス銅賞受賞)
ここでも出演者全員がステージに残り、ジャグリングの演技を見つめるという演出がとられる。バランシングボールのジャグリング。失敗もあったが、鮮やかな手さばき。
シフォン     Evgeny Efremov & Oliga Golubeva(サラトフサーカスフェスティバル『デビュー賞』受賞)
男女ペアのシフォン。今年のリトルの男女ペアのストラップと同じような演出だった。
クイック・チェンジ Nina & Vladimir Burakovi
ロシアの民族衣裳を次々にチェンジしていくおなじみのマジック。
キャットショー Anelya Roslyakova (第7回モスクワ国際ヤングサーカスコンクール受賞者)
高そうな猫が出てきたのが目を惹いたが、演技自体はよくある猫のショー。
ロシアン・バー  Mikhil Kanakov指揮(パリ・トゥモローサーカスコンクール銀賞・ブタペストサーカスコンクール銀賞受賞)
今年のJCBホールに出演したロシアン・バーは、バレエ的要素が強過ぎて、早く演技しろよという感じだったが、このチームは実にスピーディーに、次々に技を繰り出し来るから実に小気味いい。最後の三回転などは、高さはないのに見事な跳躍であった。
オラウータンとチンパンジーショー Aziz Ackapryan (中国国際サーカスコンクール金獅子賞受賞)
オラウータンが3匹出てきたのにまずびっくり。チンパンジーが車で一斉に出てきたときは、またいつものショーかと思っていたのだが、これがこれが大違い。まったく新しいショーになっていた。どんだけ笑ったことか。5匹のチンパンジーが次々に、さまざまなダンス(タップダンス・ジプシーダンスなどたぶん10種類ぐらいのダンス)をしたのには驚いた。社交ダンスするときに二匹のチンパンジーがちょっと喧嘩していたが、ああいうのは難しいのだろう。嫌な調教師だけど、ここまでオリジナルなショーをつくったのはお見事。
(15分休憩)
リバティ・ホース Elena Pavlovich
冒頭の曲馬にも出演していた女性が、見事なむちさばきで三頭の馬を操る。馬が狭いリンクを走り回る姿はいつ見ても美しい。そしてここから次のジギトに繋いでいく演出は見事であった。
ジギド Raisa Shanina 指揮
女性が指揮するジギドというのは初めて見た。女性が指揮しているということもあるのか、2人の女性が騎乗アクロバットを演じていた。今回は前から3列目の席だったので、馬が走りる姿にすっかり夢中になれた。
ハイワイヤー Marina Osinskaya (ロシア人民芸術家)
20年ほど前に来日したボリショイサーカスの時も見ているが、全然その技術は衰えていない。セルゲイの話だといまたぶん60才を越えているはずだというが、命綱もつけずに、地上8メートルほどの高さで、見事な演技を見せる。この芸にもかなり圧倒された。
イタチのショー Olga,Artem, Yury Samoilrnko
これも驚いたアクト。まさかイタチが芸をするなんてという驚き。一度ミンクが集団で芸をしたのを見たことがあったが、それも凄かったが、イタチ君もなかなかやる。おそらくイタチの習性をうまく生かしているだけなのだろうが、袖口を通って、また袖口から出てくるという芸(?)などは十分に驚かせるものをもっている。
フットジャグリング&フットバランス Oliga Golubeva Yulya Samoilenko
シフォンを演じた女性がこんどボールをつかったフットジャグリングを演じる。これはリングではなく上の舞台で演じられた。美人で顔がよく似ているので姉妹かもしれない。
ストラップ Alexsandr Sidorov
男性の力を全面に出したストラップ
シーソーアクロバット Andrey Kovgar 指揮 特別参加 熊のレスリング Yury Panteleneko
締めは、集団演技の花、シーソーアクロバット。こういう集団技が入ると締まる。そしてこれも驚きのひとつだったのだが、口輪をしていない巨大な熊が現れ、調教師と戯れるようにレスリングをしていた演技が間に入ったこと。こんな演技は日本では絶対無理だろうが、初めて見た。歯を抜いていたようにも見えたのだが。
特筆すべきは、今回のショーにフランスから来たというサーカスクラウン Jemus Gudvinというクラウンの達者なクラウニングであった。ふたつのネタ(ブーメランをつかったネタとマイクをつかったネタ)でも十分笑わせてくれたが、その他にもチョコチョコ出演して、うまく間を繋いでいく。このクラウンが出たことによって、かなり番組が締まったのだと思う。クラウンを海外から招聘するというのもひとつの方法かもしれない。
満足度 ★★★★

慌ただしく

2009年08月 27日 (木) 5:59
一週間ぶりに走る、いい気持ち。そういえばモスクワで顔なじみの芸人たちから走ってる?って聞かれた。酒飲むより走っていた方がいいアイディアがでるといつか言ったことがあるのだが、それからよく聞かれるようになった。走ってもら、いい知恵だしてもらって、私たちをまた日本に呼んでくれということだ。気持ちいい青空、でも陽差しがそんなに強くない、このまま秋になるのだろうか?奥さんの話だと先週は結構暑かったらしい。国民の権利を行使するために期日前投票に、区役所まで。8時半すぎに行ったのだが35番目というから結構たくさんの人が期日前投票をしているのでは。新聞では民社圧倒的勝利を伝える記事が。小選挙区制の宿命だろう。この制度をつくった自民党はここまでの事態を予想したことはあったのだろうか。いずれにせよ小泉が自民党の地盤を破壊したということだろう。
10時過ぎに出社。明日から出張なので、やることがやまほど。まずはサハのイワンとのやりとりから。リトルとは製作物をめぐって頻繁なやりとり。プレゼンのための資料つくり。どうも汎用性があるDVDデッキがおかしくなったみたい、これでまたいろいろとやることが増えてくる。仮払い、ギャラを受け取る。なんとかかんとか19時過ぎに作業終了、帰宅。いろいろ忘れ物があるような気がする。
帰宅して荷物をまとめる、今日スーツケースは宅急便で送っているのだが、まだ荷物は果てしなくある。トゥイチーからメール。同僚のおかげで今日先日とったビデオを送ることができたのだが、そのお礼。まだ小出の話しで、みんなで思い出し笑いをしているらしい。それにしても本当に可笑しかったのだろう。

帰国

2009年08月 26日 (水) 15:00
10時すぎ予定通りに成田着。リムジンで新宿まで、12時すぎに会社着。明後日からまた長期の出張にでるので、もろもろやることが溜まっている。
まずはサハのサーカス公演のための宿題から。
NGKのゾーラの千秋楽の公演に間にあうように飛行機を予約しようとしたら、とんでもない、ルスツからのバスが12時半千歳着なので、どう考えても無理。公演は諦める。その旨担当の人とゾーラのマネージャーに連絡。18時前に関空に着く飛行機を予約。サハチームの来日が7日に決まったので、姫路のホテル、犬山のホテルを予約。モスクワから電話、ルスツのメンバーと連絡をとりたいというのでナターシャに電話、向こうも相当涼しくなっているようだ。
18時前もう限界、帰ることにする。
19時半すぎ帰宅。成田から送ったトランクが着いたので、これの荷物の詰め替え。明日また宅急便で送らないといけない。いろいろ忘れ物があるかもしれないな。今回は。
12時すぎにダウン。

モスクワ郊外の夕べ編 帰国の途へ

2009年08月 25日 (火) 14:42
今日は帰るだけなので、みんなゆっくり起きる。シャワーを浴びて朝飯を食べる。今日もまた新たなウズベグ料理。ほんとうにママチカの料理は絶品である。トゥイチーもフェルーザもまだ昨日の小出の話の余韻、思い出し笑いをしながら、昨日の話をまた繰り返す。ほんとうにおかしかったのだろう。食後郵便局と市場へ。会社のお土産はお菓子、2キロ買う。
部屋に戻ってきて、荷物の準備。結局来たときと同じくらいの荷物になっている、要するに半分はロシア人へのお土産。結局宅配便になってしまった。
今回は、トゥイチーの家にすっかり世話になってしまった。モスクワ郊外の住宅地で、すっかりトゥイチー一家の一員になっていた。ママチカの美味しい料理と、気遣いさせないアットホームな家族の優しさにすっかりおんぶにダッコ、それでもこっちも完全にくつろいでしまった。それだけくつろげたというのがやはりスゴイことだと思う。こんなに外国でくつろいだことはしばしなかった。それをママチカも感じているようで、あなたたちがいなくなるとほんとうに寂しくなるわと、何度も繰り返していた。
時間に几帳面なトゥイチーのこと、ここは早めに出発。15時すぎにオジェンツォーバを出発。多少渋滞に巻き込まれたものの、16時半には空港着。17時すぎチェックイン前にトゥイチーと別れる。相変わらずチェックインの時間が守られていない、整理する人も案内もないから、列がぐちゃぐちゃ。なんとかしろよなあ、アエロフロートめ。始まれば早いもの、今日は新体操のロシアナショナルチームの一行が一緒のようだ。みんな背が高く、抜群のスタイルとルックス、この中にはオリンピックチャンピョンもいるのかもしれない。
また去年よりセフティーチェックが厳しくなっている。ここは少し余分に時間をみないといけないなあ。
大きな免税店が工事中、アイリシュパブでビールを飲んで、搭乗待ち。自分の前の席に新体操の女の子たちが坐っていた。寝たいところなのだが、結局2時間ぐらい寝ただけ。相変わらず飯もまずいし、寝心地も悪い。前の女の子、長い脚をもてあまして、通路に投げ出していた。大変だなあ・・・・

モスクワ郊外の夕べ編 5 ボリショイサーカス訪問

2009年08月 24日 (月) 15:34
朝目が覚めたときは青空だったのだが、朝飯を食べるときはまた例によっての曇り空。シャワーを浴び、ちょっと荷物の整理。3人からまた宅配便をやれということで荷物を預かっているのだが、どれがどれかわからなくなっている。自分がもらった誕生祝いのウォッカはここに置いておくことにする。11時すぎに出発。途中今日マジックショップで毎週月曜日に開かれる発表会に出席するフェルーザを同乗させるため、先日の試演会にも出演していたマキシムと落ち合う。なんでもこの発表会の他に、月に一回マジシャンの集まりがあるとのこと、アマチュアを含めて、400人ぐらいが毎回集まるという。年に一回こうしたロシアのマジック連盟の発表会があるという。4日間開かれるこの大会には、今年二組のマジシャンが参加したという。渋滞もなく、12時すぎにはサーカス場に到着。ビュッフェでコーヒーを飲む。まもなくマリーナが現れる。どうも住民登録でいろいろ問題があったらしい。来てすぐにやれば良かったのだが、すっかり忘れていた。去年春リトルに来ていたユーリイと奥さんのナターシャが顔を出す。ユーリイはロシアンバーのメンバーを集めたらしい、ナターシャからリトルのMCの皆さんへということでチョコレートを預かる。13時半すぎに総裁のカスチュークの部屋に案内される。現在公演中のルスツの報告、お客さんの反応がいいことと、メンバーがみな協力的にやってくれていることを報告するととても喜んでいた。近くのビアレストランへ。にわか雨。そこそこ腹は空いていたのだが、とてもじゃないが食い切れない量のソーセージが出てくる。ビールを1リットル飲んで、ソーセージを食べて胃は完璧敗北。しかし今回は走りもせずに食ってばかりいるから、絶対に太ったはずだ。住民登録をもらい、カスチュークにお暇。食堂で待っていたトゥイチーに声をかけて、サーカス場を出発。ずいぶん待たせてしまった。申し訳ないことをした。車に乗りこむときに、空を見ると虹が・・・
渋滞にも巻き込まれずに18時すぎには家に到着。胃の疲れが限界に達する。ベットで横になる。2時間ほど寝たかも。それでも胃の疲労はとれず。お茶をもらって、映像を送るための方法を教えてもらう。これでこの前撮った映像を送ることができそうだ。
22時すぎからウォッカを飲みながら、雑談。ここで電車オタクの話になり、話題が小出の話になったところで急に盛り上がる。小出が3月でなくなった寝台特急ふじにどれだけ別れを惜しんだかという話になったら、トゥイチーが馬鹿受け。いまにもひっくりがえりそうになりながら笑い出す。しまいにフェルーザを呼んで、また同じ話をさせたら、フェルーザも大受け。トゥイチーがこれだけ笑ったことはしばらくなかったという。小出、もしかしたらロシアで電車ネタをやったら大受けするかもしれない。ということで1時すぎにお開き。
クマのイチオシ
東映映画「鯨と斗う男」鮎川上映会決定!

「鯨と斗う男」上映プロジェクト

ロケ地鮎川での上映会決定!
高倉健が主演し、60年以上前の鮎川や石巻の活気がいきいきと描かれているこの映画を、ぜひ皆で一緒に見ましょう!

2019年11月30日(土)
牡鹿半島ビジターセンター


「石巻学」第4号!

「石巻学」Vol.4 石巻にはいつも音楽があった

2019年7月10日発売!
3号刊行から約2年。今回は音楽の街石巻の間口の広さと奥深さをたっぷりと味わってもらう一冊となりました。



アートタイムズ最新号!

アートタイムズ11号
『タキエさんがいた!』

デラシネ通信社 / 2014年4月25日発売
ドイツの肝っ玉母さん
ルジチカ多喜枝の生き方

ちょっと信じられないような、愛と豪快さに満ちた人生!


2009年08月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:クマ
読者になる
しばらくコメントとトラックバックはお休みします。
メールフォーム
タイトル

内容
最新コメント
アイコン画像クマ
サーカス学会募集 (2019年06月16日)
アイコン画像多聞
サーカス学会募集 (2019年06月15日)
アイコン画像ちはる
寒い一日 (2017年11月19日)
アイコン画像ちはる
ポルトガルサーカス (2017年11月14日)
アイコン画像0machi
阿修羅に会って (2017年10月16日)
Yapme!一覧
読者になる
P R
デラシネ通信
デラシネ通信 最新記事

石巻若宮丸漂流民の会
桑野塾
雑誌「アートタイムズ」

月別アーカイブ