13.本番一日完全ドキュメント 4

2005年02月 23日 (水) 13:48
休憩中に顔見知りの人の反応を聞くと、楽しいですねえとみんな面白がっている手応えは感じる。ロービングをしていたサロクが、ステージにあがり、いよいよ後半のはじまり。イギリスから特別参加してくれた三人のバンドさんが、客席から登場。一曲演奏したあと、ステージで、三雲君とやりとり。これがおかしかった。リハの時は、ここを端折っていたのだが、本番になると、三雲の本領発揮。ちぐはぐなやりとりが絶品だった。
後半はほとんど天井桟敷から見ることに。携帯に電話。藤山さんの後見の人から、空調を切るように確認。小屋の人に再度お願い。ヨロ昆撫さんがはじまってからの客席の反応がおかしかった。どう反応したらいいものか、そんなとまどいが感じられる。14日のリハの時に、VJにリクエストが出ていた映像も、3曲目にスクリーンに映し出される。
いよいよトリの藤山さんの番。ぞくぞくしたのは大熊さんの音楽。リハとはまったく違う曲で、藤山さんの芸風と合った曲を最初はソロ、二匹目の蝶が出たところで、アルトサックスとのデュオで、見事に盛り上げてくれた。さすがである。
21時ちょいすぎに終演。帰りエレベーターしか利用できないということを確認。客だしがかなりたいへんそうだが、しかたがない。
帰りは受付に立つ。ボリショイのアンドレイが、楽しかった、ほんとうに楽しいショーだったとマジ顔で感想を言ってくれる。森田君のジャグリングが良かったという。
予想通り、ロビーはかなりの混雑。みんながはけるのに時間がかかる。ある程度はけたところで、片づけに。

13.本番一日完全ドキュメント 3

2005年02月 23日 (水) 12:37
ゲネの前に、椅子も並べようということで、手の空いている人間が全員かかって、椅子並べ。200席をつくることをまず第一条件にする。下手側のサブステージが、結構死角になってしまう。なんとかギリチョンで200席を並べる。これとかぶるかたちで、Tさんの巻きでお願いしますという合図で、ゲネ開始。3人の従業員のコントのあと、オープニングのバンドさんの登場シーンから始める。バンドさんの曲のところでは、端折ってもらう。森田君に演技のあと、明かりのことを確認、まだまぶしいという。Tさんに報告。途中受付をのぞいてみると、結構人が群がっている。今日は受付のふたりとシルヴプレのHさんは着物姿、いい雰囲気だ。
サンタさんの使いの人が音源のMDを持ってきてくれる。18時開場ということなのだが、狭いロビーには、もうかなりの人が待っている。ボリショイサーカスに出演中のアンドレイから電話、何時に来ればいいかというので、18時半ごろにしてくれと答えておく。
途中何度も受付の方から、開場の時間がすぎたので、いつになるのか聞いてくる。受付に行くと、エレベーターの前のスペースがない状態、しかもリハの音がバンバン入ってくる。ヤバイよなあ。
なんとかエンディングの紹介のところと、ビデオの紹介を合わせ、ダンスを踊るところまでやって、ゲネは終了。踊りに関しては、藤山さんが、圧倒的に動きがいいし、表情もいい。最後の椅子の並べ替えと、大熊さんの片づけを待って、およそ20分押しで、開場へ。
お客さんが次々に客席におりてくる。開場と同時に、半分くらいの椅子は埋まってしまう。
顔見知りの人と簡単に挨拶。受付はフォーマルな格好をということで、三雲君が持ってきた派手めの燕尾服を着せられる。でも下がジーンズだからなあ・・・。
心配していた雨も雪もとりあえずは降っていないとのこと。これで雨でも降っていたら、入れ込みの時にかなりパニくっていたかもしれない。

13.本番一日完全ドキュメント 2

2005年02月 23日 (水) 11:37
場当たりが始まる前に、エアーポケットのように時間が空く。この間をぬって、当日配布するプログラム、アンケートの折り込みのもとになるものをつくってしまう。ついでに弁当を食べる。
VJの持ってきたビデオプロジェクターは、7階から投影することになったのだがフォーカスが甘くなるという。6階に持ってこれないという相談を受ける。そうすると指定席2席分をつぶさなくてはならない。ちょうど2席余分に配置できたので、最悪これでもお客さんに迷惑をかけずに、対応はできる。これについては、VJのやりやすい方でやってもらうしかない。今日流す予定のサンタ引越センターの音源が、VJのところに届いていなかったことも判明。至急サンタさんに連絡、音源を客入れ前まで持ってきてもらうようにする。
13時半すぎから音と絡みのあるはだかさん、森田君、藤山さんの場当たり。はだかさんは、昨日バンドさんとリハをやっているので、問題なし。森田君も14日のリハで一回合わせているのだが、ボールの演技に移ったときの、音きっかけでミス。もう一度やり直し。この時は照明さんも明かりをつくってくれていたのだが、両袖の照明が目に入るようだ。あとでチェックを入れてもらう。14時すぎから藤山さんの場当たり。一回さらっと流してもらう。手順の件で、ひともめしたが、藤山さんの方で対応策を準備してきてくれたので、これもなんとかクリアー。藤山さんの音が心配だったのだが、これについては藤山さんが、これでやるしかないでしょうととりあえず、OK。
これが終わって、タイムスケジュール的には、45分ぐらいの押し。

13.公演当日完全ドキュメント 1

2005年02月 22日 (火) 15:36
2月18日
朝10時から仕込みということで、9時45分すぎに鴬谷駅に到着。会社の同僚が、10時の鴬谷の駅は、ラブホテル帰りのアベックでラッシュアワーになっているという話を聞いていたので、北口で降りて、ラブホテル街を通って現場へ。ラッシュアワーなんていうのはとんでもない、ヨタ話。3組のカップルと会っただけ。
会場にはすでに、照明、音響、小屋の人が到着して、準備を始めている。今日は楽屋まわりをしてもらうOと一緒に楽屋の割り振り。7階の楽屋はパフォーマーに、舞台下の5階の楽屋はバンドさん、下手袖を藤山さんに入ってもらうことにする。照明の仕込みが、まず今日の前半戦の大きな山場。5人かかりで仕込みに入る。Oはケータリングの買い出しと、楽屋の準備。とりあえず手が空いている、Tと一緒に、6階の指定席つくりの準備。テーブルを7階から下ろすのが、結構大変。全部で18台のテーブルを6階までおろす。そのあと、椅子を手すり沿いに並べてみる。32席つくらなければならないのだが、最初並べた感じでは、もっとたくさん並べられそうな気がして、ニンマリしたのだが、テーブルを入れていくと、34席がやっと。
11時すぎに、ジャグリングの森田君が早くも到着。仕込みの合間を見て、下のフロアーで練習に勤しむ。12時前に次々に出演者が到着。それぞれ楽屋へ案内する。これが結構いい運動になるというか、しんどい。

12.いよいよ明日

2005年02月 17日 (木) 15:41
2月17日
いよいよ明日が公演となった。今回もかなり余裕のない状態で、明日を迎えることになる。14日に一応リハはしたものの、全員揃うのは本番当日、ということで明日は朝からかなりハードな感じになると思う。時間との闘いということになりそうだ。
申し込みは、少しずつだが増えている。遠くからいらっしゃる方も結構いる。当日券があと、どれだけ出るかが勝負だろう。
これを見逃すと、後悔しますよと、という公演になると思う。これだけの組み合わせで、またやれと言われても、それは無理だろう。大熊ワタルバンドには隠し玉が用意されているようで、イギリスからやって来たバンドが、乱入する予定だし、寒空はだかさんとバンドさんの掛け合いもあるようだ。見どころ満載。こんな贅沢しちゃっていいのだろうかという公演になるはずだ。
不安もあるのだが、期待と楽しみで胸がふくらんでいる。
まだチケットを買っていない人たちは、当日券もあるので、ぜひぜひお見逃しなきように。

11.通しリハ

2005年02月 15日 (火) 16:16
2月14日
今日はゲネの日。実質これが当日前にできる最後のリハ。藤山さん、はだかさん、光洋ちゃんと一朗ちゃんは欠席。とりあえず、前に打合せした構成にしたがって、順番でやっていく。今回音と絡みがあるのが、森田君のジャグリングと、藤山さんの奇術、寒空はだかさんの歌のところ。今日のポイントは全体の流れと、森田君と音のからみ。最初の通しでは、当然のことながら森田君と大熊さんの音があわない、通しが終わったあと、再度チェック。3回ぐらいやるなかで、ぴったし合う。いい感じだ。
全体的には、いままでのカバレットよりずっとバラエティー色が強くなっている。大熊さんも2回目のカバレットなので、パフォーマーとのかけあいについても、ツボがわかっている。あとは当日の音合わせとゲネをやるなかで、どんなものができるかということになるが、構成的にも内容的にも、かなりいいものができそうな手応えを感じた。
しかしそれにしてもヨロ昆撫はかなり面白い。ビデオではみていたのだが、いやあコスチューム抜きで、あれだけ面白いのだから、本番ではいったいどんな風になるんだろう。ものすごい期待がふくらむ。
VJのビデオもかなりいいし、今日は流した感じでやっていた三雲、小出、こうじ、サロクの従業員ネタが、どうなるのかも楽しみ。
楽しみがふくらんで、また思い切り飲んでしまったのは、ちっとダメ。

10.下見と偵察

2005年02月 10日 (木) 17:12
2月8日
キネマ東京倶楽部に下見。写真の撮影をしていた。ここは最近レトロな雰囲気ということもあって、グラビアの撮影が結構あるという。今日は主に照明を中心に下見。
下見を終えて、せっかく鴬谷でやるのだから、飲み屋ぐらいには顔を出さないと、いうことで同行した3人と一緒に、ラブホテル街を通って、線路沿いに並ぶ店から、ホッピー「加賀屋」がなんとなくいい感じだったので、入ってみる。17時すぎだったのだが、ラブホテル街のネオンがなかなか派手派手しくて、いい感じだ。「加賀屋」はこの時間でも人が多い。確かに安い!ホッピーを注文したのだが、ホッピーと焼酎を別々に出してくれる。焼きとりが名物のようだが、辛い系のつくねがなかなか美味しかった。それとなまがきの天ぷら。あとでもうひとり加わって、結構な量を飲んだのだが、締めて13000円というのは、かなり安いのではないだろうか?
キネマ倶楽部の向かいにある、いまはクローズしてしまったキャバレー東京スターの裏の迷路のような飲み屋街が前から気になっていたのだが、ここに行って見ようということになる。ずいぶん前にこの飲み屋街で飲んだことがあるのだが、とんでもないおばあちゃんがいて、なかなか面白かった。かなり酔っぱらっていたので、店を探すのがめんどくさくなって、「順」という看板の店に入る。猫がいた。ここで16年間店をやっているというママさん曰く、自分の飼っている猫を追い出してすみついた野良猫だという。ここのおでんは美味かった。初めて入った店だったのだが、なんか話がはずんでしまう。いい感じの店である。
もう少しこの界隈を飲み歩きたいと思った。懐の深い街である。

9.初めてのパブ

2005年02月 06日 (日) 23:52
2月6日
東京新聞芸能ワイドの大友浩氏のコラム「言いたい放題」で、『キャバレー再び!』と題し、今回のカバレットキネマのことが大きく取り上げられる。大友さんは、『東京かわら版』の元編集長。落語のみならず、クラウン、マイムなど身体芸を通じた笑いにも人一倍関心を持ち、かわら版でも、今回出演する山本光洋や、ダメじゃん小出のインタビュー記事を書いている。私にとってはとても心強い味方なのだが、カバレットにも何回か顔をだしてくれている。その大友さんが、コラムでこれだけ大きくカバキネのことをとりあげてくれたのは、とてもうれしい。
氏は「『カバレットチッタ』を見た経験から言わせていただくならば、これは絶対に面白いライブになると思う」と締めくくってくれた。
すぐに券売に結びつかないかもしれないが、芸能ものについては伝統ある東京新聞のコラムで取り上げられたことによって、芸能に関心ある人に、注目される催しものとして興味をもたれることは間違いない。
ありがたい、援護射撃だ。これで少し波にのらないと。

8.サロクは新バージョン

2005年02月 04日 (金) 17:04
2月4日
券売のことをまず中心にやらないといけないのだが、もちろんショーをつくるためのさまざまな作業も平行してやっていかねばならない。ゲストの藤山さん、寒空さん、ヨロ昆撫さん、森田君は、それぞれの持ちネタをやってもらうことになる(ただ通常とちがうのは、大熊ワタルバンドとのセッションということ)が、カバレットの常連のメンバーのパフォーマーたちは、いつもと違うユニットでやるわけで、いろいろ作品をつくっていかなてはならない、これもまたカバレットの面白さになると思うのだが、それぞれが稽古して臨むことになるわけで、その仕上がり具合も気になって来る。
そんなとき今回初参加するサロクから写真付のメールが送られてきた。サロクは、今回の出演者三雲君が演出しているロービング集団、女性のユニットのカールガールや、医者のバージョン「オペ」、さらにはハローウィン、クリスマスのキャラクターもつくりあげている。海外のイベントで、人気を集めているロービングアクトだが、いよいよ本格的なロービングが、日本に誕生しようとしている。カバキネに出演するサロクは、元キャバレー、しかも昭和レトロを背景に、キャバレーを舞台にするという今回のテーマにそって、ウェイターという新しいキャラクターをつくったわけだ。写真を見ると、女性3人が、ウェイター(女給ではない)に扮してなかなかさまになっている。こうした新しいものをつくろうというのも、またカバレットならではの試みだと思う。
かつてのグランドキャバレーの空間で、このサロク・ウェイターが、どんな動き、パフォーマンスを見せてくれるのか、楽しみだ。

7.藤山さんと打合せ

2005年01月 18日 (火) 18:26
1月14日 高円寺にて
別件で打ち合わせることがあり、藤山さんの事務所へ。藤山さんは正月早々NHKの朝の情報番組で紹介されたこともあって、いろいろ問い合わせが殺到しているという。カバキネマの話になったら、あっと驚いたことに、今回の小屋「東京キネマ倶楽部」の前身、キャバレー「ワールド」に20代の頃よく出演していたという。当時は前半洋もの、後半和物と演じわけていたという。そんなことから30年前のキャバレー談義で盛り上がる。
「当時キャバレーと呼ばれるためには、三種の神器というものがあったのですよ、それはショー、バンド、ホステスです」と言う。その三種の神器をそなえた、キャバレーまわりを藤山さんはしていたわけだ。新宿だと「クラブリー」、「女王蜂」、そしていまもある「クラブハイツ」、銀座は「クラウン」、赤坂が「ゴールデン月世界」、横浜元町の「ハーバーランド」などが有名で、鴬谷では、「ワールド」そして向かいにあった「スター東京」。当時はマジックの道具の他に、演奏するバンドさん用の譜面をいつも持ち歩いていたという。
今回はいつもは、お囃子で演じる至芸「蝶のたわむれ」を大熊ワタルバンドとの掛け合いでやってもらう。これも楽しみである。30年ぶりで踏む舞台、さらには大熊さんとのコラボレーションというのも、今回の大きな話題になるはずだ。
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