放牧肥育試験:太りぐせ刷り込み、霜降り牛 低コストで高品質−−豊前 /福岡

February 06 [Wed], 2008, 16:14
◇農地保全効果にも期待−−日本初

 発育初期の子牛に「太りぐせ」を刷り込み、その後は草だけを食べさせて霜降り体質の牛に育てる日本初の放牧肥育試験が、豊前市内で続いている。昨年9月に始まり、牛は順調に生育。低コストで高品質な牛肉を生産し、農地保全にもつながる効果が期待されている。【出来祥寿】

 試験は、県農業総合試験場(筑紫野市)と九州大大学院農学研究院の後藤貴文准教授(家畜生産生態学)の研究グループが共同で取り組んでいる。黒毛和牛とホルスタイン種の交雑種(生後3カ月)14頭を豊前市山内の耕作放棄地(約7ヘクタール)に放ち、08年11月までの15カ月間、ほぼ草だけで育てる計画。14頭のうち7頭には「刷り込み」を施している。

 刷り込みは「幼児期に太っていた人は、大人になっても太りやすい」という医学分野のメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)研究を応用した新技術。幼牛に大量の高栄養穀物飼料を与えて代謝を活発にし、栄養吸収能力を高く体質改善すれば、草だけを食べても良質な霜降りになるという。

 試験には、地元区民約10人も協力。牛を管理しやすいように毎朝えさを与えて牛舎に入るように癖を付け、周囲に張り巡らされた電気柵の管理なども行っている。

 5日には、後藤准教授ら研究グループと試験場の職員8人が牛の腰部分(サーロイン)の筋肉を採取。組織の状況から、刷り込み牛7頭とその他の牛の脂肪細胞の動きなどを調査するという。

 牛たちは当初、野草を食べるのに慣れずに体重を減らしたが、今は昨年9月の放牧開始時の約350キロに回復。高さ1メートル以上の雑草が生え放題だった耕作放棄地の草も牛たちがほどよく食べ、農地保全にも効果が出てきているという。

 後藤准教授は「思ったより草が生えにくい状況もあり、体重は増えていないが、これから野草が生えそろう春から秋にかけて体重増を期待したい。豊前の草から良質の肉を作りたい」と話している。【出来祥寿】

〔北九州版〕

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080206ddlk40040422000c.html

  • URL:https://yaplog.jp/debu_blog/archive/8
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やせうし
代謝的インプリンティングをねらったメタボ研究
 環境だとか、自給だとか、農地保全だとかの看板を掲げれば、研究の内容もいかにも優れたものに見えてくるというインプリンティング効果をねらった研究。「幼牛に大量の高栄養穀物飼料を与えて代謝を活発にし、栄養吸収能力を高く体質改善すれば、草だけを食べても良質な霜降りになるという」
*高栄養穀物飼料を与えると代謝が活発になる。
*代謝を活発にすると、栄養吸収能力を高く体質改善できる。
*栄養吸収能力を高く体質改善すると、草だけ食べても良質な霜降りになる。
 何とまあ単純な三段論法、メタボな頭脳なのか。
それでは、こんな三段論法はいかが。
*高栄養穀物飼料を与えると胃の発達が悪くなる。
*胃の発達が悪いと草をたくさん食べられなくなる。
*たくさん食べられないと筋肉に脂肪は入らない。
 こんな欺瞞的研究がまかり通る学会、大学、それをもてはやすマスコミ、犠牲になるのは熱心な畜産農家

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