帝国ホテルの不思議

May 12 [Thu], 2011, 3:59
村松 友視
日本経済新聞出版社
発売日:2010-11-10

プロフェッショナルの塊ですね。
帝国ホテルという組織は。

帝国ホテル内で働く人々にインタビューしてまとめたルポタージュ。
一生懸命、誇りを持って働く人々の姿に心を動かされました。


ホテルで、それも高級なホテルで一人でいるならば

絶対JAZZを持っていきたい。

2人でいるなら、なおのことJAZZ。

ノラ・ジョーンズもいいけど、

日本の伝統的なホテルだから

日本人の音楽を。

そして、ちょっと、お茶目に行きたいですね。
だって、都会なんだから。
tea for two ft. blanc

Coco d’Or
SONIC GROOVE
発売日:2011-03-09

本当に素敵なJAZZアルバムです。
ボーカリストとしての、島袋寛子さんを本当に尊敬します。


再結成されたSPEEDのリードボーカル島袋寛子。

大ファンです。

スタイリングも、声も音楽も好きなんだけど、
歌に対する真摯な姿勢を尊敬しているんです。

SPEEDの全盛期の時に、とあるドキュメンタリー番組をみたのがきっかけ、でした。

SPEEDのメンバー、みんなを追った番組なんだけど、
そこで、寛子ちゃんはボーカルレッスンに足しげく通って自分の声の幅を広げようと練習している姿がありました。

心底、歌が好きな人なんだなぁと。
当時、私もまだ未熟で、売れて、認められたなら練習とか努力なんて必要ないと思っていたんです。

でも、違うんだ!と当たり前のことに初めて気づきました。そんとき。
次の日、晴れ晴れと学校に行ったような気がします。

寛子ちゃん、めちゃくちゃプロフェッショナルです。
今も、彼女の声はより伸びやかに透明感を放っています。

プロフェッショナルな人の才能ある1枚です。『Coco d'Or 3』は。

大統領の通信簿

May 09 [Mon], 2011, 2:52
コルマック・オブライエン
集英社インターナショナル
発売日:2004-08-26

歴代の大統領(ブッシュ大統領まで)の生い立ちと小話をまとめたもの。

かなり軽いタッチなので、きちんとリサーチや勉強には向かないけれど片手間に読むには十分。
たとえ、大国の大統領でもパーフェクトな人物なんていないんだなぁと、関心しながら読んだ。
むしろ、ちょっとぐらい奇抜でないと大統領なんてなれないのかもしれない。


ピンクの髪の毛で、R&Bを歌っていた頃からP!nkが大好きだった
ロックに転身した後のP!nkは、私のことを歌っているの
と思うような、気持ちのこもった歌を歌う。

年上の人にも、マシンガンのようにお勧めしたいアーティストなのだ。
けっこう、アイドルだと思って敬遠している人が多くて、びっくりする。
こんなかっこいいのに。

大統領のエピソードと、P!nkが皮肉と愛をたっぷりに歌う名曲を。

Dear Mr. president by P!nk

とにかくかっこいい!!!


妹とバスに乗って

May 06 [Fri], 2011, 8:41
レイチェル・サイモン
早川書房
発売日:2003-09-06

読んで良かったと思いました。


映画のような本当の話です。

知的障害を持つ妹ベスと、ひょんなことから一緒にバスに乗り継ぐことになったレイチェル。

その乗り方はベスが生み出した特別な乗り方で、毎日お気に入りの運転手のバスに乗るというものです。
最初は戸惑いながら、レイチェルはそのバス乗りを通してベスの豊かな知恵と発想、バスをめぐる様々な人間模様を垣間見るのです。
やがて、それは、レイチェルの考え方や人生の方向に影響していきます。

読んで良かったです。心からそう思います。

どんな家族でも、家族を時には疎ましく思い、嫌悪する日はあるでしょう。
家族と正面から、向き合うことはたまに赤の他人と関わることより難しいなと感じることがあります。
家族だから不本意に傷つけたことが、私にもあります。
それは、無遠慮なのではなく、甘えだと後から後悔と悔しさに押しつぶされそうになったことがあります。

レイチェルは、ベスのことや自分の家族に対する深い水の底のような悩みを心にぶら下げて、沈んでしまいそうな女性です。強くたくましく、キャリアのある女性だけれども。
本当は、弱く繊細で、人間的な一面もあるんです。
多面的。それは、人間的な美しさのあるということと言い換えられると思います。

家族の一員である人は、レイチェルの悩みにずっしりと共感できます。絶対にそう。
知的障害者が家族の一員であることを不幸に思ったり、ドラマに出てくるような天使のようなピュアな心を持った登場人物を想像すると、そんな期待はあっさりと裏切られ、そう期待したことを恥ずかしく感じるはずです。

ベスは、純粋でまっすぐな心と同時に、わがままで自己中心的な一面も持っているごく普通の女の人です。
そんなベスと向き合う家族も、ベスを精いっぱい愛しながら、足手まといや世話をすることに良い気持ちを感じないこともあります。
読んでいて、普通だなぁと思いました。きっと、私もそう思うだろうなとシンプルにその感情を招き入れることができました。
レイチェルと一緒になって苦しみ、読み終えた時は自分の苦しみに少しだけ向き合えたような気がします。
複雑に絡み合った感情を整理し、相手への思いやりを表現するよう努めること、それも愛することの一編だと感じました。


映画化が待ち遠しい1冊です。

『妹とバスに乗って』は、彼女たちが生きた時代の音楽が、サウンドトラックのように登場します。
80年代〜00年代前半ぐらいまで。
それは、この物語の時代背景をより、細やかに浮かび上がらせることやレイチェルの気持ちをはっきりと表現するのに一役買っています。

とにかく、たくさんのアーティストや楽曲が登場するけれど、
ベスが好きなアーティストは、the osmonds,donny osmonds
Go Away Little Girl by donny osmonds

アルバム『Osmondmania: Osmond Family Greatest Hits 』

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いろんなことを克服し、やっと落ち着いた季節になりました。
今は、すっごく人生が楽しい
家族や友人にとても感謝をして、日々を丁寧に生きたいと思います。
落ち込んだ時、読んでいる小説や本にどんな音楽が流れているか、空想していました
それをメモとしてつづっていきたいと思います。
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