泣いて負けを認むる獣の條理を諷刺せよ

October 22 [Fri], 2010, 4:29


年に何度かやってくる林檎ちゃん周期
現在真っ只中なんですが。
最近のヘビロテは「加爾基 精液 栗ノ花(カルキ ザーメン クリノハナ)」。

多分初めて聞いたのは中学生の時だったからぶっちゃけ、意味わかんね、だったわけです。
すごいタイトルだなーくらいにしか思ってないし、前二作みたいなロックを求めていたからいまいちピンとも来てなくて。
今でも別に活動マメにチェックしてるわけでもないし、新譜が出たら買うくらいのもんだから
曲のバックボーンだとか、解釈だとかはあまり気にして聞いてなかったんだけど
このアルバム、ちゃんと聞けば聞くほどすげーアルバムだなって、バカみたいな表現だけど、すげーなって思った。

勝訴ストリップ、無罪モラトリアムまでの彼女は「女」だったんだよね。
それがこのアルバムで「母」になってる。
母って「性」ないしは「生」のシンボルであると思うし、生という万物であるとも思う。
「大事な命一つ、一つだけ、どうか持つて往かれませぬ様に」
どうしようもなく強くなるし、どうしようもなく愚直にもなる。
母であるということ=万物であるということ。
「泣いて負けを認むる獣」=この世に生を受けた人間と解釈するなら、まー見事にこのアルバムは人間の性(せい・さが)を表現した一枚なんじゃないかと、今更ながら本当、感嘆。

ちなみにカルキ以前の、「女」であった昔の林檎ちゃんは「ちっぽけで汚らしい動物 雌」なんて言いながらも「既にもう女として生まれた才能は発揮している」っていうその矛盾…矛盾と言うより諦観かな。その諦観が好きだった。
「だって仕方ないんだもん、認めてよ許してよ助けてよ」っていう。そんな弱い人が、強くなったんだなあって、思ったのがこのアルバムでしたって話。
うーん思い付くままに書いてるからまとめ方がわからない。
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