オフィスコトーネセレクションとは?

August 14 [Tue], 2018, 20:12
コットーネの新しいシリーズで本公演で選ぶ戯曲、作品とはちょっと違う実験的な作品のセレクトです。 

今回セレクトしたこの2作品について  
「US/THEM わたしたちと彼ら」

2004年9月1日にベスラン第一学校で起きた占拠事件をモチーフにした作品。2004年9月1日から3日にかけてロシアの北オセチア共和国ベスラン市のベスラン第一学校でチェチェン共和国独立派を中心とする多国籍の武装集団による占拠事件。7歳から18歳の少年少女とその保護者1181人が人質となり、3日間の膠着状態ののち、9月3日に犯人グループと治安部隊との間で突然銃撃戦になり、386人以上が死亡、負傷者700人以上という大惨事となった。

この事件を題材にした作品です。

この作品の面白いところは、その場にいた二人の子供たちの視点で描かれているところです。
実際の光景は画像で見てもかなり壮絶なものであったと想像できますが、子供はそこで起きてること、体験していることをまるで人ごとのようにとらえて語っていくのです。

そして作品を見て考えてもらいたい。
大人の私たちが自分たちや他者に対して抱いている先入観や偏見をぶち壊し、ネットやテレビの報道が果たして真実なのかを改めて考える機会を与えてくれること。

この作品タイトルでもある「US/THEM わたしと彼ら」は
身内と他者を区別するまたは同じであるという意味。



 もうひとつの作品 「踊るよ鳥ト少し短く」は2011年にアゴラ劇場で上演した戯曲のショートバージョン。  
なぜ、これをセレクトしたかというと、今の日本で起こりうるテロとはどういうことかと考えたとき、この戯曲をノゾエさんから推薦して頂きました。

ひょんなことから地上2メートル50センチほどの所にある扇風機に、髪の毛を絡みとられ身動きのとれなくなった女性と、ひょんなことから偶然通りがかった男性とが織りなす、滑稽かつ不気味に展開する物語です。2012年に「○○トアル風景」で岸田國士戯曲賞を受賞したノゾエ征爾さんの本戯曲は、人間のデリケートな内面をシュールな笑いと絶妙なリアルさを交えて描く秀作です。

この2作品に共通するところは 「極限状態」
 


休憩をはさまず2本上演します。
順番はまだ決まっていません。
どちらを先に上演するか・・・お楽しみに!
http://www5d.biglobe.ne.jp/~cottone/



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