1000gの愛。

January 31 [Sat], 2015, 0:00
いざ、大宮へ参る。
実は初ラブライブライブなのです。

ところで、今ってとっても便利ですね。
グッズが通販で事前に買えるのですから。
けいおんのときなんか朝の4時から並んだよね。
したら、徹夜組と一緒に拡声器で警告される始末に。
いい迷惑でしたが、とりあえずグッズ全部買えたからいいとして。
またけいおんライブやんないかなー。
あのときの興奮以上の興奮にまだ出会っていないのです。

そして超まほら祭も・・・


以下、毎土!このせつ企画SSです!




「お嬢様!また私の下着を勝手にっ」
「ええやん別に、パンツくらいちょっと借りたって。ちゃんと返すしー」
「しかしですね・・・こないだもそう言って結局お嬢様のものになってしまわれたではないですかっ」
「せやから代わりにあげたやんか、ピンクのしましまパンツ。せっちゃん気に入って今も穿いとるやろ」
「んなっ、何故それを!?」
「せっちゃん」
「へ」
「ウチこれからシャワー浴びるんやけど」

下着を追いかけて脱衣所まで来たところでお嬢様は上着を脱ぎながら振り向いた。不可抗力で見えてしまった滑らかな素肌に当然、目が釘付けになる。キュッと引き締まったウェスト。その真ん中にちょこんとついた愛らしい臍。そのさらに上に目線を滑らせると・・・

「せっちゃんのえっち」
「す、すすすすみません!!!」
「一緒に入る?」
「狭いですし・・・って、いや!そのっ――けけ、結構です!失礼いたします!」

勢いよく扉を閉めると中からくすくすと高い笑い声がした。立ち尽くした私の耳に心地よいシャワー音が鳴り響く。高級感漂うステンドグラス戸に浮かび上がるシルエットに踵を返し、私はひっそりとため息を吐いた。


気付けば高等部2年の冬だった。一緒の寮部屋になってから2年が経とうとしている。主従関係、と言えばお嬢様に怒られるから・・・仮契約を結んでからと言うもの、私たちの関係はますます近付くばかりだった。それはそれは嬉しい。嬉しいのだが、素直に喜んでいいものかどうか未だに悩むところではある。距離が縮むにつれ、私のお嬢様に対する敬意というものが薄れていくようで怖いのだ。お嬢様は「それでええ」と言ってくれるのだが、幼い頃から抱いていた頑なな気持ちはちょっとやそっとじゃ無くならないものだ。
その悩みもあの変わらない、無垢な笑みを見れば忘れてしまう。その他にも、毎日のように作ってくれるご飯、お弁当、最初のうちは胸がいっぱいで食べられなくなることもしばしば。任務で失敗して人知れず落ち込んだとき、理由を聞かずにそっと手をとってくれるのもいつもお嬢様だった。時たま過剰なスキンシップもあり爆発しそうになるが、いざそれがないと何だかもの淋しく感じるのが今日この頃のことで。アスナさんに話すと「愛妻家ねえ」なんてからかわれるのも、真夜中の奇襲――突然私の布団の中に入ってきて私を抱き枕とする――にももうすっかり慣れてしまった。最近はパ・・下着やら服やらの共有化も進んでしまっているが、ふと考えるのだ。これが――




家族




18時46分発の電車に駆け込み乗車をした生徒は私たちの他にも数人いた。なんとか間に合ったとお嬢様とハイタッチを交わしながら空いた席に座る。車内には部活帰りの生徒たちがほとんどだろう。しかし今日は少ない方だ。
「中等部テストやって」私の疑問を読み取ったお嬢様がマフラーを緩めながらそう教えてくれた。
お嬢様の鼻が少し赤い。今日は暖かいと聞いていたのだが、夕方になるとやはり冷え込む。冷たい風に向かって走ったからだろう。

「ん?ウチの顔になんかついとる?」
「あ、いや、何も・・」

内緒、なんて。

「あはは、せっちゃん鼻真っ赤や!あん、部屋やったら写メるんに」
「・・・・・」
「あ、せや。せっちゃん、帰りにコンビニ寄っていかへん。おなかすいたー」
「いいですけど。お嬢様、昨日『明日こそはダイエットするんや』って意気込んでませんでしたか」
「ダイエットは明日から、が合言葉や。ま、ダイエットとは無縁のせっちゃんには分からへんと思うけど。てゆーか、それウチの真似?ウチそんな子どもっぽくないやろ」
「いやいや、お嬢様は昔から食い意地だけはお強くて、特に生八橋やみたらし団子が出ると長や私の分までこっそり盗み食いしようとしてたではありませんか」
「むう・・・それはもう時効やろ。今はちゃんと我慢できとるやん」
「でも、じーっと見てますよね。もの欲しそうに」
「う・・・」
「ほら、もう着きますよ」

15分ほどで最寄り駅に着く。ぶすっとしたふくれっ面のお嬢様の手を引き電車を降りる。こんな風に彼女が機嫌を損なったとき「何か奢りますから」と言うのが常套句の一つになっている。「何でもしますから」は最終手段だ。だから奢るだけで上機嫌になってくれるとありがたい。果たして今回はどうか――
振り返ると今度は眉根をぎゅっと寄せたお嬢様がいた。駄目だったか・・・

「うーん、肉まんにしようかカレーまんにしようか。いや、やっぱりおしるこにしようか。なあ、せっちゃん、どれが一番カロリー低いと思う?」
「・・・・・」
「なんやのその顔」
「いえ、やっぱり、お嬢様は昔からお嬢様だな、と」
「どういうことやねんっ」
「そういうことやねん」
「・・・ぷっ、くく――」

つないだ手はいつの間にか右側へ。明るい笑い声はすぐそばで。





おわり







今回のお題は『愛妻家、霜焼け、ステンドグラス』でした。
次回のお題は『手荒れ、雪、鍋』です!
ちなみに2/14は『ふんどし、石、温泉』です。

バレンタインデーだけど、ふんどしはいいのだろうかw


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