Please touch me.

November 17 [Sat], 2012, 23:17
最近、国語の授業で飛びだすカード作りをやってまして。
説明文読んで実際作ってみよう的な。
で、それぞれ自由に作っていいよってことでやらせてて。
そしたら先生にあげるって子が何人かいまして。
嬉しい、ありがとう!後で読むわ!ってな感じで放課後。
うきうきしながらカードを開いたわけです。
そしたらハートと虹が飛び出してきて、わあ…なんて素敵な
カードなんでしょうと眺めていたらなんと大きな字で

「ぼきんおねがいします」

って書かれてあってド肝抜かれた。
同僚たちに見せたら大爆笑の嵐。
てっきり「先生だいすき」とか書かれてあると思ったのに。
募金ってどうよ募金て。
この職ついて3年だけど、毎月子どもに驚かされてるます。



話変わって灰羽連盟観終わりました。
で、初めて観た当時は確か泣かなかったのよね。
あーハッピーエンドだーほのぼのしてたーとかそんな感想
しか抱かなかったんですが。

くそ泣いた。
もうね、おいおい泣いてしまった。
何これこんなに泣けたっけ!?と涙と鼻水たらしまくり。
れぎぃい…うお、おおお、おおおおおおおおんんんん!!!
みたいな感じでくそ気持ち悪く泣いた。

あと確か当時はビジュアル的にラッカ好きだったんですが。
今回観たらなんとレキ大好きになってた。
なんつーか、レキの人間味溢れる物語ハンパねえわ。

ちゅーこって今サントラ聴いてます。
おれがまた涙腺くすぐる神曲ばかりで困っております。


あー…また見返そ。


以下、毎土!このせつ企画SSとコメへん!



Please touch me



突然吹いた木枯らし。おもむろにもふもふとマフラーに顔を埋める。手をすり合わせるも暖かくなるのは手のひらだけでそれも一瞬のこと。手袋はこんな日に限って持ってこなかった。せっかくお揃いで買ったのに。
コートのポケットから携帯を取り出す。もちろん着信はなかった。冷たいのは風ばかりでなく携帯もらしい。白いため息を吐く。それに――彼女も冷たい。

「わっ」

道場から出てきて早々驚きの声を上げる彼女にへへ、ビックリした? なんておどけて笑う。「はい」彼女がふっと微笑みながら言った。

「まさかいるとは思ってなくて。ずっと待っていらしたのですか」
「ううん、今来たとこ」
「嘘ですね。ほら、ほっぺたこんなにも赤くして」

彼女の両手に包まれる。あったかい。このまま目を閉じて全てを委ねたい衝動に駆られる。しかしそれも夢に終わる。
「あっ」まるで何か大切なものを傷付けてしまったかのような、そんな表情(顔)をしていた。傷付くのは本来ならばウチの方なのに。そんな顔されたら、離れた温もりを諦めざるを得なかった。

「ほな、行こか」

謝られる前に先を歩く。彼女もウチの後をとぼとぼとついてくる気配がして安堵し、でも一歩一歩進むたびにちくりちくりと胸が痛んだ。


せっちゃんがどうしてそうなってしまったのか、未だ分からない。ただ、原因はあのコトだと薄々感じ始めている。あれはその場の流れでそうなった。意味なんてそれほど深くなくて、でも薄っぺらい意味でもなくて。心の奥底で望んでいたことだった。せっちゃんも同じことを望んでいたのだと、あの時間は彼女から滴る汗を頬に感じながらただただ幸せを感じていた。
それが間違いだったなんて。翌日からせっちゃんの態度は妙によそよそしくなった。特に、触れあうときそれは顕著だった。さっきみたいに、いつもみたいに触れて、はっとして止める。なんなんよ、内心ぶつくさとぶうたれてもあんな今にも泣きそうな顔をさるたらいくらウチでも何もできやしない。

体ばかりが大人になって、心は未だに子ども。なんて、なんて、残酷だろう。

「せっちゃん」

部屋の中。二人で選んだ家具や小物が見ている中心で振り向いたせっちゃんの手を掴む。お願いやから離さないで。その願いは脆くも崩れ去った。思った通り、さっと振り払われた。虚空をゆっくりと堕ちていくようだった。ひくり、喉が震えて。あとは濁流のように流れ出た。

「なんで。ウチ、なんやせっちゃんに嫌われるようなことした」
「いえ。そのようなことは絶対にありません」
「ほななんで…何で前みたく手つないでくれへんの」
「私が、全て悪いのです。私の薄汚い感情でお嬢様を傷付けてしまった。今でも夢に見るんです。お嬢様が泣いていて、私はそれを冷酷に見下ろしているだけ。助けようともしないで……どうして私はお嬢様にあのようなことを」
「せっちゃんの言っとるお嬢様って誰…?」
「え」
「ウチは望んでせっちゃんと一緒になった。ウチの気持ちを勝手に変えないで」
「お嬢様」
「ウチはここや。ここにおる。せっちゃんの隣に、ずっと…ずっとおったやん! 夢ん中にはおらんよ。そんなんウチやない。ここに、ウチはおったよ。ずっと、ずうっと…ここに」

固くなった腕にしがみつくようにして額をくっつける。でも、声を震わせるウチを、せっちゃんは今度は見放さなかった。

「怖かったんです。今以上の幸せを求めるのが。望んでしまうと罰が当たるんじゃないかって。これ以上お嬢様を求めると、いずれお嬢様を傷付けてしまうんじゃないかって、この手で」
「求めて」
「え」
「もっと、ウチのこと求めて」

震えた両手をこの手で包み込み、それからせっちゃんを抱き寄せた。強く、優しく。

「求めて、いいのですか」
「うん。せやないともう一緒に寝ない」
「それは困りますね」
「せやから――」

その先は、薄紅色の唇にそっと吸い込まれていった。




FIN



今週のお題は『楽器、私、ここ』でした。
来週のお題は『ワン、動、靴』です!

続いて12月のお題です!

12月1日…『羽、光、高
12月8日…『祖、木、咲
12月15日…『色、戦、意志
12月22日…『赤、蝋燭、食
12月29日…『年、空、明




毎日、たくさんの拍手コメントいただいております。
本当にありがとうございます!

以下、コメへん!

壱音さま>
このせつぶりです!!
私も久々のネギまニュースに胸が大きくなりました←
結局なんだかんだ言って購入しそうな可能性大ですw
新パケならほんと嬉しいですね!
特典はまた店ごとに違いそうw
では、コメントあじゅじゅしたぁ!!
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