ひだまりぽたり。

September 17 [Sat], 2011, 23:18
GTO最新刊買いました。
やっぱ一教師として憧れるよなー鬼塚には。
彼は目指すべき目指すべき教師というよりも人の姿です。
もともと型にはまった教師にはなりたくないんでね。

あ、

ふとけいおん!!4話「修学旅行!」を観まして。
また改めて発見がありました。
それはりっちゃんのヘアゴムです。
お風呂入った直後と寝る直前でヘアゴムが違うんです。
思わず「あ、違う!」なんて叫んじゃって私恥ずかしい子。

さらに今更な話なんですが、自主見のあとの夕食にて
りっちゃんほっぺにご飯粒つけとったの初めて確認。
あいやーなんてめんけーんだべーと津軽弁丸出しでほれぼれ。
もちろんそれを取ってあげるのは澪ちゅわんです当然よ。

あとさわちゃんに感情移入することが増えました。
一応同じ職種でしかも子どもからあだ名を付けられている点で
共感することが多いと改めて分かった。

でもさわちゃんはいいよなぁ、さわちゃんで。
私なんてGT○とか○○ティーチャーとかですよ。
なんでそんなグローバルになっちゃったかなぁ…謎だ。
ま、それはどうでもいいや。

とにかく修学旅行とか行事は大変大変。
楽しいって思うのは子どもだけなんだなと最近思い知ってます。
先生達はスケジュール通りに、安全に物事を運ぶために
一心不乱に動き回ります。たかが遠足でも疲れるのに宿泊と
なればもうね……ヘドロになるよ。
若手の私でさえそうですから、ベテラン先生達はもうね……

でも子どもたち見てると楽しいよなぁ。
走る非常識ですから、やらかすことが信じられないんですよ。
ほんとすげーパワーもってますよ奴ら。ほんと面白い。
一番教え甲斐があるのが子ども、これ絶対!


以下、毎土!このせつ企画SSとコメへんです!
若干ネタバレが含まれておりますのでご注意ください。



月詠戦で負傷した傷痕は思った以上だった。毎戦傷は負っているがこのように重いものは久し振りだった。平静を装いながら必死に全身に“気”を送り込む。そうしなければすぐにでも意識を失っているであろう傷だと、彼女に打ち勝ったときから分かっていた。



ひだまりぽたり



――全てが終わった。本当はまだ終わってはいないのだが、魔法世界崩壊の危機はなんとか脱した。
とにかく疲れていた。喜びに酔いつぶれ、しかし体は悲鳴を上げていた。それを察してくれたのか、各方面のマスコミが駆け付ける前にと私達は予め手配されていた別荘に案内され、しばらくはそこで休ませてもらうこととなった。


「一刻も早く休みたいでしょうけど、最初にみんなにやってもらいたいことがあるの。こちらで医療班を待機させてあるからまずは各自必ず彼らの診断を受けること。そこで必要ならば直ちに治療を受けて、あとは各々の部屋で十分に疲れを癒してね。食事だけど食べたいときに食堂に来て好きなだけ食べてもいいわよ」
「もも、もしかしてバイキングですか」
「ええ。かなり豪勢なね。なんたってあなた達はもはや魔法世界の英雄ですから」

どっと歓声が湧いた。皆どこにそんな余力があるんだか。そしてドネットさんの話で全員が同時に気付いたようだった。全身ボロボロだった。特に誰がと言うこともなく、全員が全員、本当に酷い有り様だった。思わずお嬢様と笑い合う。おそろいやね、と微笑むお嬢様に私は何故か嬉しくてたまらなかった。

皆が移動する直前、お嬢様は自ら医療班の力になりたいと志願い出た。しかし体力や気力など総合的に考えて「気持ちだけもらっておくわ」とドネットさんに丁重に断られた。彼女が断らなくても私が待ったをかけていた。私のように戦闘経験のないお嬢様があの過酷な状況に長期間いたのだ。心身の疲労は私以上だろう。だから、お嬢様には一刻も早く休んでほしかった。

「じゃあお嬢様、また後ほど部屋で…いッ!?」

一瞬にして視界が揺らぐような猛烈な痛みに耐えられず、思わず悲鳴を上げるとお嬢様の呆れ果てた溜め息が聞こえた。

「んもう、こんだけ怪我してウチが気付かんとでも思ったん」
「い、いやでも、それほど大きな怪我では」
「それ以上嘘ついたらおしおきやえ」
「ゴメンナサイ」
「分かればええねん。ほな行こか」

どこへ? 私の疑問を無視し、お嬢様は怪我をしていない方の腕をとってさっさと歩き始めた。

広い廊下だった。偶然すれ違ったこの屋敷の人に何やら質問をするお嬢様。診察に向かわなければならないのでは? お嬢様に言ってもせっちゃんはこっちでええの! と私の腕を離そうとしない。
案内された部屋には誰もいなかった。どうやら私達二人にあてがわれた部屋だったらしい。清潔感溢れる洋風な造りになっていた。ベッドに敷かれた真っ白なシーツに今すぐ眠りたいという欲求がじわじわと私を追い詰める。

「ほなせっちゃん、その服脱ごか」
「はい。………って、へ?」

その言葉で一気に現実に引き戻される。

「せやから、脱いでって。早よして、時間ないんやから」
「えと…その、いい、今ですか」
「今に決まっとるやん。もう我慢できひんよウチ」
「ちょ、ちょっと待ってください。さすがの私でもいきなりはその……せめて心の準備をさせてくださればどうにかこうにかついていけるかと…」
「治療なんていっつもしとるのに今更心の準備も何もあらへんやろ」
「え、治療?」
「何やと思たん」
「いえ、その…あは、あはははは」

もはや笑うしかなかった。
そうやって笑っているうちに「ばんざーい」とお嬢様。へ、と呆けていたせたあか無意識に万歳をしてしまうとひょいっとあっという間に上着を脱がされた。ギャーッと大きな悲鳴を上げたにもかかわらず、聞こえなかったとでも言う風にお嬢様はどんどん私の身に纏っているものをひっぺはがしていった。


「うう……心許ないです」

結局下着一枚となってしまった。そんな私をふむふむと感慨深そうに見つめるお嬢様。は、恥ずかしい。腕で胸を隠しお嬢様の視線と顔の火照りにひたすら耐える。

「なに恥ずかしがっとるよ。いっつも見とるやんか」
「それはお嬢様も一緒に……、だからで…だ、だいたいこんなことしてる場合じゃないじゃないですか! 私のことはいいですから、早く診察を受け、て……」

あれ?
今度はお嬢様の顔が真っ赤になっていた。ついでにほっぺがぷっくり膨らんでいて、まるで怒っているような。よく見ると眉間にしわを寄せて唇も徐々に尖ってきた。まるで、じゃなかった。お嬢様は本当に怒っているのだ。

「すすす、すみませんお嬢様! お嬢様の治療が嫌とかそういう意味ではなくてですね、ただただお嬢様のお体が心配で――」
「ウチかて心配やったから」
「え」
「せやかてウチ…ウチ、せっちゃんのパートナーやもん。パートナーの怪我はパートナーが治すのが当然やろ。それにな、ドネットさんが手配してくれた言うてもウチ、知らん人にせっちゃんの怪我治してほしない」
「お嬢、様……」
「ごめん。ワガママ言うて」

くるっと振り向いたとき、お嬢様の真っ赤に染まった耳が垣間見えた。ふふっと笑ってしまう。なんだ、そういうことだったのか。お嬢様の本心に笑みと共に安堵の息を吐く。

「お嬢様、治療お願いします」
「え」
「私も、その…パートナーに治してもらいたいですから」
「せっちゃん!!」
「痛いッ」
「あ、すまんすまん」

ぎゅうっとされて全身に鋭い痛みが走る。いつもだったら嬉しいのに。
私はお嬢様に促されベッドに腰掛けた。「ちょっと我慢してな」と耳元で言われたら何も考えずにコクコク頷く他ないだろう。そのせいで私はすぐさま後悔することとなる。

「ッ――」
「ひどいんは頭と太もも、それに肩も。手の甲もやね。せやけど一番はお腹の傷や」
「う…ぐ……」

光(魔力)を纏ったお嬢様の手が傷口を探るようにして触れる。その度に走る痛みにぎゅっと目を瞑り、ぐぐぐっと歯を食い縛る。でもその手の温もりの方が大きかった。だから耐えられたに違いない。

「ごめんなせっちゃん。ウチがもっと強かったら一瞬で治せたのに。今のウチはちょっとずつしか治せへん」
「だい、じょうぶ、です。これしきのこと…全然、大したこと…ありま、せん……」
「ごめん。ごめんな」
「う、アアアッ――」

軽い傷から大きな傷にお嬢様がそうっと触れていく。その度に痛みと焼けるような熱さに襲われ、それは徐々に激しさを増していった。腹の傷は前から後ろへ、脇腹と言ってもいいかもしれない。貫通は間逃れたが深かった。これにはさすがに魔力が足りなかったらしい。特製軟膏を塗ってもらった。とりあえずはほっと一息。
最後に肩の治療が終わるとお嬢様は徐に反対側の肩に触れた。そしてすうっと撫で始めた。なんだろう、肩で息をしながらお嬢様を見上げる。汗が額から鼻の横にこぼれた。

「修学旅行のときはこっちやったね、ウチを庇って怪我したん。ほんで、これがきっかけでウチは魔法を」
「すみません」
「何で謝るん。ウチは嬉しいんよ。それがなかったらウチはこうやって人の怪我を治したりできひんかった。それに、せっちゃんとパートナーになれへんかった」
「……私も、同じです」
「え」
「月詠に勝てたのはお嬢様がいたからです。お嬢様のことを思ったら剣の形が変わって、そのおかげで勝てたんです。それにお嬢様の力を借りて応急措置もできました。以前、エヴァンジェリンさんに修業を重ねなければ“魔力”と“気”は相反だけと教えてもらったのですが、お嬢様の魔力は相反するどころか私の“気”にぴったり寄り添ってきたと言ったらいいのでしょうか……とにかくすごく、温かかったんです」

言い終えて急に恥ずかしさが込み上げてきた。うわああ、どうしよう。額にさらに汗が滲むのを感じて嫌になる。

「せっちゃんのくせに、」
「へ」
「あほ。せやけど、ありがと」
「お嬢様?」

再び耳元でする声は先ほどとは違って鼻声だった。

「生ぎでで、よがっだ……ふえぇ」
「はい」

肩にこぼれたそれも、お嬢様の光と同じようにあたたかかった。




おわり


今週のお題は『毎、風、前』でした。
来週のお題は『大、麦、栞』です!

続いて10月のお題です!

10月1日…『百、派、茶』
10月8日…『茶、銀、果』
10月15日…『寒、化、絵』
10月22日…『歴、送、感』
10月29日…『鍵、鳥、音』




毎日、たくさんの拍手コメントいただいております。
本当にありがとうございます!


以下、コメへん!

moonwolfさま>
このせつはどうも!
ラストにこのせつもってきてよかったwww
更新すれば絶対訪問しますのでー^^
では、コメントあじゅじゅしたぁ(v´∀`)

若様>
このせつはどうも!
良い先生でもないというか先生と呼べるかも危ういくらい未熟ですw
もっともっと面白くなりたいと日々祈ってますwww
けいおん、ハヤテ、ゼルダ、ポケモン、色んなジャンルの話が
できて子どもにいつも驚かれます^^;
お、若様さんも律澪ハマりましたか!!ナイスですwww
では、コメントあじゅじゅしたぁ(*´v`*)
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まる
このせつはどうも!




35巻には刹那と月詠戦があまりなかったのでかなり残念だったんですが、次の36巻には二人の対決がぜひ見たいです♪



さっちゃん様はイラストなどは描かれているのですか?^^



では失礼いたしました!
September 18 [Sun], 2011, 22:14
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