夏の香り。

July 18 [Sat], 2009, 23:47


この間ハリポタ6を観に行きました。
今回はどちらかというとラブストーリー全快だったような…
でもそれとは真逆に凄いシリアスな話もあったりと、何だか
かなりのギャップがあって、そこが見所な気がします。

それにしてもみんな大人になったよなーと一人ニヤニヤ。
ハリーが一番身長小さいのがちょっと個人的に気にかかる
のですが、まあそこは置いといて。
エマちゃんが本当に美人過ぎて困ります。いい意味で。
実は賢者の石のときからエマちゃんの大ファンなんです。
あ、知ってた?

ごめん、もっかい言うけど私エマちゃん好きなの(誰

一目見たときから好きでした。付き合ってくださいじゃねぇや、
彼女のどこが魅力的かってそりゃあ顔でしょ(どーん
外国のおにゃのこって見た目の成長が早いので色んな意味で
見所満載ですよね。
今回もエマちゃんがドレスアップするところがあるんですが、
本当に美しいんだわ。これは世の男が黙っていないでしょう。

一部世の女性も黙ってませんが←強調

エマちゃんについてはここらで終わっておこうと思う。
じゃないと私の人格疑われそうで。もう遅い気がするけどね。
ハリポタで一番好きなのは友情・恋模様の他にバトルシーンです。
魔法を使ったバトルってのが惹かれますよね。
特に昨日、前作がテレビで放映されてましたが、あの最後の
戦闘シーンがたまらなく好きです。映画館で鳥肌全快でした。
こうも興奮すると自分でもできるんじゃないかって思っていつも
やってみるんですが、なかなかできません。
友達に相談したら「杖がないとダメなんじゃない?」と言われた
ので杖を探したんですが見つからず……というか、根本的な
ところでダメな予感がしてそのときは諦めました。
でもいつか私にも魔法ができるんじゃないかって未だ信じてます。
一番最初に使う魔法は決まってるんです。私……

空を飛びます。
(それ箒じゃん、という突っ込みは受け付けませんのでご注意)

ハリポタの戦闘は生死が付き纏うのでそれがさらにバトルの緊迫感を
引き出して私たちを魅了するんでしょうね。守護霊出す瞬間も鳥肌!
ちなみに私の守護霊はおじいちゃんです。
エクスペクト・パトローナムって唱えるとおじいちゃんが出てきます。
しゅわああって出てきます。真っ白な霧のような煙に包まれて。
うちのおじいちゃんは超強いですよ。なんたって私のじいちゃんです
からね。持ち技は『たばこの煙』攻撃です。

嗚呼、じいちゃんに会いたい。

次回、劇場版ハリポタは最終回を迎えます。
でも2回に分けて上映するみたいです。
第1部が来年、そして翌年に第2部が上映されるそうです。
どっちも10月だったかなー、それとも11月?忘れました。
とにかく次も確実に劇場に観に行きたいと思います。


では、以下毎土このせつ企画SSとコメへん!



このプール特有のにおいが好きだ。
夏、と聞くとこのにおいが鼻をくすぐって魔法世界とはまた別の、
不思議な世界に私を運ぶのだ。
今、濡れた水着の下で胸が妙に騒ぐのはきっとそのせいだろう。
両膝を抱えてじっと俯いたまま爪先だけを見る。
水滴を辿っていくといつもより真っ白でふやけた赤ん坊みたいな足があった。
先ほど準備体操のつもりでちょっとばかり水とじゃれただけでこれだ。
やはりプールは不思議世界だ。

梅雨も明け、いよいよ夏本番といったところだろうか。
大きな天窓から降り注ぐ太陽の光がゆらゆらと水面を照らしていた。
まるで白い砂浜でも浮かんでいるような、そんな光の道。
爪先だけを入れようとして、しかしふわり、光が途切れた。
見やると真っ白な足が隣でバシャバシャと小さく水をかいていた。
片方の膝だけを抱え込み、その目は揺れる水面に向けられていた。
お嬢様?と話しかけたが彼女はうんともすんとも言わなかった。
私の隣は本当は早乙女さんなのだけれど、今はお嬢様だ。
というのも先生に名簿順で横一列に並ぶようにと言われたからだ。
しかし皆だいたい友達同士で固まって座っていた。
だから私たちも自然とこうして肩を並べている。
特に騒いだりもしないので先生も何も言わなかった。

ピーッ。
また笛の音が鳴った。
しばらくして見かねた私はお嬢様の肩を叩いた。
するとお嬢様はようやくゆっくりと顔を上げ、視線を私に移してくれた。

「緊張してますか」
「……ん、ちょっと」

とてもちょっとには見えない。
緋色の瞳が目の前の水面と同じように揺らいでいるのは気のせい
だろうか。大丈夫ですよ、と気休め程度の言葉しか掛けられない
自分がもどかしかった。

元々お嬢様はあまり運動が得意ではない。
他教科の成績は抜群なのだが体育ばかりはどうにもならないようであった。
この学園は夏休み前には必ず水泳の試験がある。
ただ泳ぐならまだしも25メートルを泳ぐとなると少々骨が折れる。
私のように日頃から鍛錬を行っていないお嬢様なら尚更だ。
だからと水泳の特訓をしてみたものの、なかなか息が続かない。
思ったようにいかず、結局一度も25メートル泳ぎ切らずに当日を迎えた
のだった。

――わあ。
屋内プールのせいか、その感嘆の声がやけに響いた。
アキラさんだ。
まるで人魚のように一瞬のうちに25メートルを泳ぎ切った。
お嬢様がため息にも似たような声でつぶやいた。

「ええなあ……ウチもあんな風に泳げたらええんやけど」
「アキラさんは水泳部ですからね。仕方がないですよ」

お嬢様は「そやね」と肩を竦めた。
何とかしなければ、私はそんなお嬢様を見て思った。
試験に落ちることが目に見えるようでこちらの気持ちが焦る。
ギュッと拳を握る。

「お嬢様」
「ん?」
「終わったら、ご褒美がありますから」
「ご褒美?」
「はい。だから、一緒に頑張りましょう」

しばらくし、お嬢様が目をぱちくりさせながら「ほんま?」と控えめに
訊いてきた。いつものオレンジがかった頬が垣間見え、私はもちろん
と強く頷いた。嬉しいのだろうか。子どもの頃に見たけとがある、
隠しきれない表情がそこにはあって私はほっと一息ついた。
それからお嬢様は目の前を泳ぐ彼女を見つめた。
明日菜さんだ。
明日菜さんも私たちの練習に付き合ってくれた。
今、きっとお嬢様は明日菜さんに言われたこと、私と練習してきたこと、
全てを思い返している。
こちらに目をやったお嬢様は何かを決意したかのように言った。

「ウチ、やってみる」

やれることは全てやった。
あとはその成果を発揮するだけ。
腹を括った、といえばいいのだろうか。
私は久しぶりに闘志をむき出しにしたお嬢様を見た。



日差しが暑い。
私たちは鞄を片手に雲を見上げた。
お嬢様の髪はまだ乾ききっておらず、濃い夕陽が全反射して眩しい。
まるで朝陽を浴びてキラキラと流れる川のようだった。
なあに?とお嬢様が振り返り私は慌てて視線を反らした。
何でもありませんと首を振るとお嬢様の笑い声が静かに私の耳に届いた。
俯いた先にあった学校指定のショルダーバッグ。
お嬢様とお揃いのクマのキーホルダーがリズムカルに鳴っている。
中には濡れた水泳キャップや水着、それからバスタオルと……
まだ終わって一時間も経っていないのに、何だか全てが懐かしかった。

試験の結果は見事合格だった。
お嬢様は何とか最後まで泳ぎきることができた。
後半はこちらの方が息苦しさを感じるような泳ぎをしていたが、それでも
お嬢様は泳ぐことをやめなかった。
お嬢様がゴールした瞬間、私は立ち上がり大声で「やった!」と叫んで
しまった。でもそれは私一人ではなかった。
隣で明日菜さんも同じように立ち尽くしていた。
それから顔を見合わせた私たちはお嬢様の元へと駆け寄り、それから
大きくハイタッチを交わした。

横を歩くお嬢様の足取りは軽やかだった。
夏用の薄く短い制服のスカートがひらひらと揺れる。
そこから伸びた健康的なふくらはぎがやはり橙色に染まって、綺麗だった。
急にお嬢様が立ち止まった。

「忘れとった。なあせっちゃん、ご褒美は?」
「あ」
「あ、って……まさか今更なしとか言わへんよなあ」
「えっと、その」

ご褒美、と確かに言った。
だがその中身を全く考えていなかった。
「せっちゃん…?」ぐいと迫ってくる顔から逃れることなど私にはできなかった。
ふわり。不意にあの香りがした。とくん、と高鳴る胸。
もうええわ、と呆れたように再び前を向いて歩き出したお嬢様の肩を掴んで
私は呼んだ。

「お嬢様」

こういうのを不意打ちというのだろう。
顔を引き離すとお嬢様は呆然とその場に立ち尽くし、やがて人差し指を
唇に当てた。
その頬は夕陽よりも赤かった。
視線を足下に落としたお嬢様に私はやっと自分が何をしたのか悟った。
悟った瞬間、私はその場から今度こそ逃げようとした。
とても耐えられる空間ではなかったから。
そしてお嬢様に合わせる顔もなかった。
しかし逃げるのを阻んだのはその彼女のうっすら焼けた手だった。

「せっちゃん。そーゆうんをやり逃げ言うんえ」
「やりっ?」
「ふふ、ご褒美確かに受け取ったえ。おおきにな、せっちゃん」
「い、え……」

くしゅっとはにかんだ笑顔に私は鼻の横をかいた。
たまにはこういうのも悪くないな。
そう思ったのはお嬢様にはもちろん内緒である。



おわり。

私もプールのにおいが好きです。


今回のお題は『試験、人魚、気』
来週のお題は『嘘泣き、ロケット、糸』です!



以下、コメへん!

マッチさま>
いやいや、最初からアレでしたよ?←
自重します。色々本当にありがとうございます。
私の心の支えですw
では、コメントあじゅじゅしたぁ(○´∀`○)
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ピク
お久しぶりです〜
ハリーポッター見に行ったんですか!
私もエマちゃん好きですよ(●´∀`●) かわいいですよねっ
1作目を見た時、ハーマイオニー役にしてはかわいすぎやしないかと思いましたもん。
私も魔法が使えたら空が飛びたいです!!
風を切って飛んだら気持ちがいいんでしょうね〜

プール...
昔は好きでした。25メートルも泳げました。
しかし、10年近くプールに行ってなかったら、完全におぼれました(涙)
よく体は覚えてるって言うけど、あれはウソですね!期限があります!
全く覚えてなかったですもん。
なんか悲しい(ノД<。) そのうち自転車も乗れなくなったりして...

ではではっ
July 19 [Sun], 2009, 16:12
春雪
このせつはどうも!

春雪です。

毎土。

木乃香は運動が苦手、ということで水泳は辛いものですよね。
水泳は私も不得意なので、その気持ち分かります。

刹那は日に日に木乃香の扱いが上手になっているような気がします。
ご褒美…と聞けば大半の人はやる気が上がりますからね。

その子供っぽい性格の木乃香が可愛くて大好きです。

さて、問題のご褒美ですが…



やりましたね?



期待はしていました。
ですが、その反面でさっちゃんさまなので自重されるかな…と思っていました。

やはりパクティオー効果でしょうかw
ある意味解禁(笑)

ご馳走様でした!!

失礼しました。
July 19 [Sun], 2009, 12:19
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