X-MEN:ファースト・ジェネレーション

June 12 [Sun], 2011, 11:12
DEPOTのおすすめ度:★★★★★

公開日:2011年6月11日
配給:20世紀フォックス
監督:マシュー・ヴォーン
出演:ジェームズ・マカヴォイ,マイケル・ファスベンダー,ケヴィン・ベーコン

鑑賞日:2011年6月10日(先行上映)
MOVIX三郷 シアター5(座席数133)

【ストーリー】
国際情勢が緊迫する1960年代、強力なテレパシー能力を持つ青年チャールズが、金属を自在に操れるエリックとめぐり合う。ミュータントとして人類と闘うべきか共存すべきか、異なる信念を抱きながらも友情を深めたふたりは、世界各地のミュータントを仲間に迎え入れていく。しかし戦時中にエリックの母親を殺した元ナチスの科学者ショウが、ミュータント集団“ヘルファイヤークラブ”を結成。やがてショウが悪魔のごとき計画を実行に移したとき、チャールズとエリックはその野望の阻止に挑むが、過酷な運命は彼らの絆を引き裂き、人類との“共存”か“支配”か、という正反対の道へと導いていくのだった……。

【レビュー】
本日の鑑賞は、デポの大好きなアメコミ作品「X-MEN」シリーズの最新作、若き日のプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアとエリック・レーンシャー、後のマグニートーを描いた「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」です。旧三部作では、若きミュータントたちをそれぞれの信念と理想によって導いたふたりですが、若き日の彼らはどんな人物だったのか?デポも以前からそんな疑問を持っていました(原作読めよ!とかツッコまないでね)。今回、彼らの過去が描かれることによって多くの謎が解き明かされ、「X-MEN」の世界観が更に広がることは間違いないでしょう。勿論、「X-MEN」シリーズ三部作をもう一度観たくなることもね。今回は先行上映ということなのでなるべくネタバレはしないように心掛けますが勢い余って…なんて時はご勘弁下さい。

結論から先に言うと、これは本当に面白い。あくまでデポの個人的な感想ですが、先週鑑賞した「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の10倍ぐらいは面白かったんじゃないでしょうかね。あっ、いやっ、「パイレーツ」ファンの皆様、これはあくまでデポ個人の主観なので怒らないで下さいね。では、何がそんなに面白かったのか?それはズバリ、結果への過程が明らかになったことです。この作品は「X-MEN」シリーズ三部作の前日談的内容なのですが、それは若き日のチャールズとエリックが何故別々の道を歩むようになり、戦うことになったのかを解き明かす鍵となる重要なエピソードなのです。つまり、「スターウォーズ」で言うところの、“何故アナキンがダース・ベイダーになったのか?”がエピソードI〜IIIで描かれたのと同じことなんです。これは、三部作を観てふたりの関係が気になっていたデポにとって、待ちに待った物語だったんです。

「X-MEN」シリーズ三部作では、お互いにX-MENとブラザーフッドを率いて人類との“共存”か“支配”かを巡って敵対していたイメージが強いプロフェッサーXとマグニートーですが、「X-MEN」では囚われの身となったエリックの元へチャールズが赴きチェスを行っていたり、「X-MEN 2」ではミュータントの撲滅を目指すストライカーを倒すために両者が協力していたり、「X-MEN:ファイナル ディシジョン」では、フェニックスとなったジーンによって消滅させられたチャールズを「チャンスをくれれば、俺が殺していたのに」的な発言をしたパイロに対し、エリックは怒りの表情で「チャールズのミュータントへの貢献は計り知れん。共に見た夢のために彼が死んだことが唯一の悔いだ」と敬意を払っています。敵対関係でありながらも、お互いを理解し、認め合っている奇妙なふたり。そんな、ふたりには一体どんな過去があったのか?その疑問に対する答えのすべてがこの作品には詰まっているんです。ふたりの運命的な出会い、生まれ育った境遇の違いによって考え方は異なるが、共通の敵と戦うために行動を共にし、能力を開発する中で育まれる友情、そして訪れる、別れ。デポのようなファンにとってはもうこれだけで十分、お腹一杯です。

ところが、この作品はそれだけに留まらず、ミスティークやビーストといった「X-MEN」シリーズにも繋がるミュータントたちの過去をも描いています。幼少の頃より変身能力を持ち、そのことによって苦しんでいたミスティークと最初に出会ったミュータントがチャールズであり、彼女がチャールズに恋心を抱いていたことや足が手と同じように機能し、驚異的な身体能力と天才的頭脳を持つハンク・マッコイことビーストが、自らが開発したミュータント治療薬“キュア”(「X-MEN:ファイナル ディシジョン」に登場する薬とは別物で、特殊能力は残したまま外見が普通になる薬です)の副作用によって青い毛むくじゃらの姿となってしまったことなど、そうだったのかとニヤニヤしてしまうことが目白押しです。

勿論、今回初登場となるミュータントも数多くいるのですが、特に注目していただきたいのはアザゼル、バンシー、ハボックの3人です。アザゼルは赤い身体と尻尾を持ち、その能力は次元を超えるテレポート。バンシーは喉から強力な超音波を発生させることで物質を破壊したり、空を飛ぶことが出来ます。そして、ハボックことアレックス・“サマーズ”は全身から赤いプラズマ状の破壊光線を放出するのです。これらの能力を見てピン!と来た人も多いかと思いますが、実は彼らは旧三部作に登場するナイトクロウラー、サイリーン、サイクロップスと関わりのある人物なのです。歴史の繋がりを感じながら彼らの能力を見れば、楽しさも2倍です。また、忘れちゃいけないのが、幼いエリックを悲劇へと導き、その能力を覚醒させた張本人でもあり、チャールズとエリックが共闘するきっかけとなったミュータント、ケヴィン・ベーコン演じる“セバスチャン・ショウ”。自らに向けられたエネルギーをすべて吸収し、体内で変換させた後、様々な形で放出するというミュータント能力は、これまで登場した多くのキャラクターの中でも最強ランクの能力じゃないでしょうかね。他にも様々な能力を持ったミュータントたちが多数登場するので、それを観るだけでも楽しくなります。でも、ファンにとって一番なのは「おととい来やがれ!」とあの“ツメ”の人がカメオ出演していることかなぁ…。

先行上映ということで、ストーリー的なことよりも注目すべき点を中心に書いてみた今回のレビューですが、最後はやっぱり次回作、そう、続編の話で締め括りたいと思います。日本での公開を前にして、既に続編が企画されているという「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」。噂では、次回作には若き日のサイクロップスやジーンが登場するとか、しないとか。もし、サイクロップスが出るならば、今回活躍したハボックとの兄弟揃い踏みでの破壊光線が観られるかも…(原作ではサイクロップス=スコットの方が兄らしいのですが)。また、“恵まれし子どもたちの学園”が開校となり、肩書きだけでなく本当に教授となったチャールズが「頭がハゲるかも」と言っていたのも気になりますねぇ〜。次回作ではハゲちゃってるんでしょうか。本編だけでなく、スピンオフでもまだまだ続編が続きそうな「X=MEN」、これからも当分は目が離せません。
  • URL:https://yaplog.jp/cinemadepot/archive/980
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ミュータントであることは誇り公式サイト http://movies2.foxjapan.com/xmen-fg製作: ブライアン・シンガー監督: マシュー・ヴォーン  「キック・アス」裕福な家庭に育ち
風に吹かれて  July 12 [Tue], 2011, 14:04
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション 」★★★★
ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、
ケヴィン・ベーコン、ジェニファー・ローレンス、
ジャニュアリー・ジョーンズ、ニコラス・ホルト、
ジェイソン・フレミング出演

マシュー・ヴォーン 監督、
131分 、2010年12月18日,
2010,アメリカ、イギリス,カルチュア・パブリッシャーズ
(原作:原題:X-MEN:First Class )






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「このシリーズは全部劇場で見てる、
せっかくの巨大予算のパニック映画だから
やはり大画面で見なくては、
今回もその醍醐味を味わえた喜び、
そして今回は感情にも訴える
意欲作に出来あがっていた、素晴らしい」


もし特殊能力があったら・・・
空を飛べたり、壁をスィって抜けたり
瞬間移動もいいな
でもそんなことが出来る人が
近くに居たら自分達はどう感じるだろうか、
やはりお得意の「異質なもの」を
排除しようとやっきになるのかも。
「普通」じゃないからと。


個性は素晴らしいと言いつつも
どこかで飛び抜...
soramove  June 30 [Thu], 2011, 7:32
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