ダ・ヴィンチ・コード

May 22 [Mon], 2006, 21:25
DEPOTのおすすめ度:★★★☆☆

公開日:2006年5月20日
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス,オドレイ・トトゥ,イアン・マッケラン

鑑賞日:2006年5月20日
MOVIX三郷 シアター1(座席数255)

【ストーリー】
講演会のためパリを訪れていたハーヴァード大学教授のラングドン。突然、深夜にフランス司法警察のファーシュ警部に呼ばれ、ルーブル美術館に連れ出される。美術館長のソニエールが殺され、彼に捜査に協力して欲しいとの要請を受けるが、実は、ラングドンも容疑者にされていたのだった。そこにソニエールの孫娘で、暗号解読者のソフィーが現れる。ソフィーは、現場の写真を見て、祖父が自分だけに分かる暗号を残したことに気付く。

【レビュー】
公開前から凄い話題になっているこの「ダ・ヴィンチ・コード」。活字を見ると眠くなるデポは当然のことながら原作など読んでもいませんし、キリスト教やレオナルド・ダ・ヴィンチに関する予備知識もほとんどありません。こんな状態で作品を理解できるのかなぁという不安を抱きつつも流行り物に弱いデポは公開初日に鑑賞です。超大作だけあって「LIMIT OF LOVE 海猿」の時も込んでいましたが、この「ダ・ヴィンチ・コード」も負けず劣らず込み合ってましたよ。

ルーブル美術館の館長が殺害された事件を皮切りにして、キリストにまつわるこれまでの常識さえも覆してしまう(らしい)ストーリーが展開されていくんですが、やはりデポのようにキリスト教の基礎知識が乏しかったり、レオナルド・ダ・ヴィンチについてあまり知らない人が理解するには難しい内容ですね。映画そのものの結末に関して言えば、“彼女”が登場し“P.S.”の由来を語った段階でピンと来てしまう人も多いんじゃないかと思うんですが、この結末へと導く推理を進めていく中で登場する“テンプル騎士団”や“シオン修道会”といった背景を知らなければ自らで推理を進めていくのも困難ですし、個々の登場人物の位置付けや役割も判らず、本当の意味でのこの「ダ・ヴィンチ・コード」を楽しめないんじゃないでしょうかね。

と、まぁデポにとってはかなり敷居の高い作品だったんですが、映画としてつまらなかったのかというとそうでもないんですよね。まず、何と言ってもポール・ベタニー演じるシラスの強烈なキャラクターがいいんです。導師と名乗る人物の指示により、ソニエールを殺したのがこの人物なんですが、自らの太腿にシリスとかいう棘付きのベルトを巻いていたり、身を清めるとかいって背中を鞭打ちしたりする狂信性がポール・ベタニーのイメージにぴったりでおいし過ぎます。また、謎解きの度に登場する絵画や小道具、そして、壮大なスケールの“再現フィルム”もこの映画の魅力です。謎解き自体はフィボナッチ数列とかアナグラムとか良く判らない言葉が登場するので“私は誰?ここはどこ?”的な状態に陥ってしまうデポなんですが、そこに登場する歴史的名画「モナ・リザ」や「最後の晩餐」、誰もが一度ぐらいは目にしたことがあるんではないかという人体図などはデポでも理解出来ますし、ダ・ヴィンチが考案したとされる鏡文字やクリプテックスはう〜んと思わず唸ってしまいます。“再現フィルム”と表現した歴史的部分の描写も実に凝っていて映像が重なっていくシーンなどは前に座っていたカップルも“凄いねぇ〜”と感心していました。

このように魅力的なキャラクターや映像美、高度な謎解きなど宗教的要素を抜きにしても楽しめる「ダ・ヴィンチ・コード」なんですが、やっぱりこの映画の本質はレオナルド・ダ・ヴィンチが名画に隠したとされるキリストにまつわる謎であり、この部分を充分に楽しむためにはキリスト教やレオナルド・ダ・ヴィンチ、ヨーロッパの歴史などをある程度知識として理解しておく必要があります。そして、この辺がデポが映画としては楽しめても本当の意味でこの映画を楽しめなかったと思える部分なんですね。そもそも、欧米人のように宗教というものが日常的ではないデポをはじめとする日本人にとっては、何故この「ダ・ヴィンチ・コード」がこれほどまでにセンセーショナルに取り沙汰されるのか自体理解し難いものですし、抗議デモや不買運動まで起こってしまうことに驚きを感じると思います。ですから、本当の意味で日本人がこの「ダ・ヴィンチ・コード」を理解することは不可能なのかもしれませんね。

そうそう、デポがちょっと疑問に思ったのは、ラスト付近でトム・ハンクス演じるラングドンが髭剃りをしている際にけがをしてシンクに落ちた血が“剣”のような形になるシーン。このことで彼は最後の謎解きを行うのですが、なんで血が剣の形になったんですかね?これはひょっとしてラングドン自身にも血脈の秘密があるということなんでしょうかね……。

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July 05 [Fri], 2013, 1:41
今日はたぶん某テレビ番組で当選した 『ダ・ヴィンチ・コード』の試写会に一足お先に行ってきた! 《私の
しましまシネマライフ!  October 09 [Mon], 2006, 23:45
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