【奄美大島】加計呂麻島 Part 2 ビーチと戦争遺跡とマモルくん(瀬戸内町)

2018年07月31日(火) 18時00分
【奄美大島まとめ】


加計呂麻島 Part 2



レンタカーを借りて広い加計呂麻島をドライブ!派手な見所は少ないのですが、素朴で穏やかな雰囲気こそが最大の魅力の島です。まさかのマモルくんもいます。

前回:
【奄美大島】加計呂麻島 Part 1 島へのアクセスと移動手段(瀬戸内町)


2018/5/18(金)

さて、ここからはレンタカーで加計呂麻島をドライブします!
広い加計呂麻島にはいくつもの小さな集落があるのですが、どれも名前の漢字並びが何だか独特で非常に読みづらいです。




■実久



簡単な字面ですが、意外と読みにくい東部の集落。
「じっく」でも「さねひさ」でもなく「実久(さねく)」と読みます。

加計呂麻島東部の一番はじっこにあり、瀬相(せそう)港から車で約40分、生間(いけんま)港からだと約70分と離れています。

ここには実久ブルーと称される青がとても美しい実久ビーチが。

軽くシュノーケルで泳いだり、誰もいないビーチでちょっとだけお昼寝しました。

ちなみに、ここのシャワーはとってもきれいです!




■呑之浦



最東の実久へ行ったあとは、瀬相港と生間港のほぼ真ん中にあるエリア、呑之浦まで戻ってきました。
読み方は「のみのうら」

加計呂麻島には戦争遺跡が多数残されています。その多くは個人で行くことができない場所にあるため、ガイドが必要です。

しかし、いくつかは個人でも見学することができるところもあります。そのうちの1つが呑之浦にある震洋隊基地跡


そこには、横たわる震洋が。

震洋というのは、自動車のエンジンと炸薬を積んだ特攻艇。

周辺には、震洋特攻隊隊長として加計呂麻島に赴任していた島尾敏雄の文学碑も。


本当は島の最西、戦争遺跡の残る安脚場戦跡公園に行きたかったのですが、崖崩れで道が通行止めとなっておりアクセスできませんでした。
あまみFMを聴いていると、各地の通行止め情報が定期的に流れます。台風の通り道である奄美大島は常にどこかは通行止め。例え天気に恵まれていても、思い通りに進めないのが奄美です。


あ!オオトラツグミ!

奄美大島固有のレア鳥!かと思ったのですが、その後の聞き込みによるとイソヒヨドリのメスの可能性が高いみたい。
昨日はイソヒヨドリのオスをレア鳥「ルリカケス」と勘違いしてしまいましたが、今日はメスにやられました。





■伊子茂




読み方は「いこも」です。

広々とした伊子茂小中学校。海辺にある学校って凄く魅力的。子供の遊びも、都会とは全然違うものになるのでしょうね。




学校の向かいには水色の謎の人物が。


真っ白な顔、そして無表情・・・宮古島の各所に立つ「宮古島まもるくん」にそっくり。

こちらの方の名は伊子茂マモル君
海辺に立つ彼は、今日も明日も伊子茂の人々を見守っています。


あれ、股関に・・・


これ、カマキリの卵では?

まさかの卵をもったマモルくん。
時期が来たら、カマキリを出産してしまうのでしょうか。





■諸鈍



さて、そろそろレンタカー返却&船の時間
と思いきや、車の時計が30分も進んでいました!!

ということで、30分ほど時間ができたので生間港近くの諸鈍を探索。
読み方は「諸鈍(しょどん)」。全然地名っぽくない字面です。

ここには85本にもおよぶデイゴ並木があります。
デイゴの赤い花が満開となるのは5月末。まだちょっとだけ早かった

時間の許す限り、集落をお散歩。










奄美大島への帰りも行きと同じく海上タクシー。



古仁屋港に戻ってきました。


お腹が空いたので、港近くの神鷹というお店で海鮮丼食べました。


ついでにアオサの天ぷらも。


次に瀬戸内町に来たときは、加計呂麻島のさらに先にある請島や与路島にも行ってみたいな。

3日目はこれでおしまい。明日は念願の金作原原生林へ!アクセス難易度が高いと言われているスポット。うまく行けるのでしょうか。


次回:
【奄美大島】巨大シダ植物茂る太古の森『金作原原生林』を目指して(名瀬)


【奄美大島】加計呂麻島 Part 1 島へのアクセスと移動手段(瀬戸内町)

2018年07月30日(月) 18時00分
【奄美大島まとめ】


加計呂麻島 Part 1



奄美大島から行く離島・加計呂麻島はゆっくりとした時間が流れるのんびりとした島です。島内は広く移動手段必須&港が2つあるので以外と計画が大事かもしれません。

前回:
【奄美大島】雨でも大丈夫!島の総合ミュージアム『奄美パーク』(笠利)


2018/5/18(金)

奄美大島3日目。
今日は奄美大島から行くことができる離島、加計呂麻(かけろま)島へ行きます!

加計呂麻島は、奄美大島南部の瀬戸内町に属しており、古仁屋港から船で約15分と気軽に行くことができる離島。
ただし、なかなか広く起伏が多い島。加えてお店などもほとんど無いため、ある程度下調べしてから行く方が満喫できる島です。



■古仁屋港へ向かいながら事前計画



加計呂麻島へ向かうには奄美大島南部の港、古仁屋(こにや)港から船に乗ります。
奄美大島中心部の名瀬からだと車で約60分。奄美大島は広い島です。

古仁屋への道は片側一車線がほとんど。
思い通りに進めないこともしばしばなので、時間には余裕が大切です。




加計呂麻島側の港は瀬相(せそう)港と生間(いけんま)港の2箇所あるので注意が必要。

フェリーかけろまの時刻表を見ると、
瀬相行きが7:00/10:20/14:00/17:30、生間行き8:10/11:40/16:00。

本数の多い瀬相行きにしよう!



■加計呂麻島での移動手段



加計呂麻島は広く起伏が多い島です。
徒歩や自転車では限界があり、バスは観光には不向きとのことです。
電動自転車もちょっと走る程度なら良いが、島内各所をまわるにはかなり厳しいとのことです。
自然とレンタルバイクかレンタカーの2択になりました。

せっかく島に行くならレンタルバイクで走りたい!
加計呂麻島にレンタルバイクはほぼ無いので、奄美大島の古仁屋でレンタルバイクを借りてフェリーに積んで行くのがポピュラーのよう。

10:20のフェリーかけろまに積んで行く作戦にしよう。レンタルバイクの料金は1,500円程度、フェリーの料金は往復540円。

古仁屋港近くのレンタルショップ、田原モーターズへ。


ここで、スタッフさんから衝撃の事実が・・・!


フェリーかけろまは現在ドックに入っているとのこと。
代わりの船が来ているのですが、本数は普段より少なくなっています。
もしバイクを積むなら次は13:00の船、帰りは18:00と固定されてしまう。ちょっと考え直そう。




■出発は「せとうち海の駅」



古仁屋港にあるターミナルせとうち海の駅へ。

加計呂麻島へ向かうには、ここが出発地点。売店やレストラン、観光案内所が入ってます。

目の前には横たわる大きなマグロが!!


そして足湯・・・に見せかけてこれは魚たちのプール。

ヤガラやブダイ、クマノミといったトロピカルな魚たちが泳いでいます。

とりあえず観光案内所へ。
レンタルバイク作戦が崩壊したので、案内所のお姉さんと作戦会議。

加計呂麻島にはレンタカー屋さんが瀬相に「加計呂麻レンタカー」1件、生間に「イキンマレンタカー」、「カケロマンサービス」の2件あります。
まずは電話してみて、予約が取れた方の港へ行く船に乗るのが良いと。

3社全て電話してみたところ唯一カケロマンサービスだけがレンタル可能でした。先に電話して本当に良かった!

奄美大島で滞在中借りているレンタカーをフェリーに載せようかと思ったのですが、料金が往復で5,950円。島でのレンタルは3,000円前後なので新しく借りた方が安上がり。そして、レンタルバイク同様に今はフェリーの本数が少なく利用しにくいのです。

島に渡っている間レンタカー借りているのは勿体ないとも思いますが、いちいち返してまた借りる手間と、名瀬から古仁屋港までの移動の不便さを差し引いたら別に損した気がしません。





■海上タクシーの存在



レンタカーがおさえられたので、加計呂麻島の生間港行きの船を調べます。

今までフェリーかけろまの時刻表しか見てなかったのですが、それとは別に海上タクシーがけっこう頻繁に出ているのです。

タクシーとつきますが、基本は定期便で時刻表に合わせて運行しています。

先ほどのフェリーかけろまは瀬相行き・生間行き合わせて1日7便ですが、海上タクシーは18便!
(2つを合わせて考えれば、なんと1日25便です!
加計呂麻島って思った以上に行きやすい島なのですね。)

気になる料金ですが、フェリーより10円安い350円。所要時間も5分短い15分と、お金・時間どちらも海上タクシーの方が優れているのです。

万が一最終便に乗り遅れて貸切りチャーターしても料金は3,000円。終電逃したときのタクシー代みたいですね。


■やっとのことで加計呂麻島へ



海上タクシーは数人の乗客を乗せて古仁屋港を出港しました。

海風をもろに受けながら進む海上タクシーは爽快!


加計呂麻島の生間港に着きました。
レンタカー屋さん、カケロマンサービスへ。港から歩いてすぐのところにあります。

料金はシンプル。4時間2,000円、6時間2,300円、10時間2,500円。


さあ、加計呂麻島ドライブに出発!!




■スリ浜で遅い朝ごはん




生間港近くにあるビーチスリ浜。ここで朝ごはんにします。





絵になる桟橋。
買ってきたポーク玉子おにぎりが朝ごはん。




周辺マップがあったのですが、そこに書かれているのはビーチと桟橋のみ・・・・



つづく

次回:
【奄美大島】加計呂麻島 Part 2 ビーチと戦争遺跡とマモルくん(瀬戸内町)


【奄美大島】雨でも大丈夫!島の総合ミュージアム『奄美パーク』(笠利)

2018年07月29日(日) 18時00分
【奄美大島まとめ】


奄美パーク



奄美大島の自然や歴史をわかりやすく見せてくれるミュージアムや美術館、展望タワーが集まった観光スポット。ちょっと時間に追われてしまったので駆け足でいきます。

【開園時間】
9:00〜18:00
※7,8月は9:00〜19:00
【休園日】
第1,3水曜日
【料金】
奄美の郷:310円
田中一村記念美術館:520円

前回:
【奄美大島】圧巻のパフォーマンスと豊富なグッズ展開『原ハブ屋』(笠利町)



2018/5/17(木)

奄美大島2日目、最後のスポットは奄美パーク
私の目的は奄美の郷という島のミュージアム。閉館時間が迫っているので、ちょっと駆け足気味です。


与論島や徳之島といった奄美群島の情報が集まる総合展示ホールまでは無料。その先の有料エリアは310円です。




■奄美大島ミュージアム「奄美の郷」




入館すると広がる海の世界。

「アイノコ」と呼ばれる木の舟が横たわっています。

手を叩くと登場する海の生き物たち。現代技術を駆使した展示はとても馴染みやすいです。


生い茂るガジュマル。薄暗い中、今にもケンムンが出てきそうな雰囲気。

奄美大島にはケンムンと呼ばれる妖怪が暮らしています。
相撲が好き・頭に皿があるといったカッパのような特徴と、ガジュマルの木に棲みイタズラ好きといったキジムナのような特徴を併せ持っているらしい。


さきほどのあやまる岬ではイソヒヨドリと間違えましたが、こちらがルリカケス。

鹿児島県の県鳥で、国の天然記念物な鳥
他の鳥の声まねをするという、何ともユニークな鳥です。奄美大島に来たからには一回くらいは野生のルリカケスに出逢いたいな。

もはやミュージアムといえば恒例のシアタールーム。もちろん奄美大島の自然をフルに体感できます。





■奄美大島の文化



奄美の郷には、再現された奄美の伝統集落があります。


ここからは実際の展示に習ってクイズ形式でいきます。

Q1、沖縄や奄美地方では、壁に『石敢當(せっかんとう、いしがんとう)』と刻まれていることがあります。これは一体何でしょうか。






正解は『魔除け』。
街中を駆け回るマジムンという魔物がいるのですが、この魔物、直進しかできません。
そのためT字路ではぶつかってしまい、その家に入ってきてしまうのです。
マジムンから家を守るため、T字路にはこの石敢當を配置する風習が生まれたそう。
ちなみにマジムン、石敢當に当たると砕け散ってしまうそう。





Q2、壁に立て掛けられた棒。これは一体何でしょうか?







正解は『用心棒』!!

外敵から身を守るための防御アイテムです。
こちらもマジムン対策か!と思いきや、外敵というのはハブのこと。
石垣に数メートル毎に置かれて、ハブがでたらこれを使って退治するそう。

(ちなみに奄美大島ではハブをマジムンと呼ぶこともあるそう。そうなるとマジムン対策といっても間違いではないかも。)






Q3、奄美大島を襲った食料不足。そのとき島の人々を救った食べ物は?

漠然とし過ぎているのでヒント。南国らしい植物です。







正解は『ソテツの実』!
食用のイメージの全くないソテツ。毒があるため、そのまま食べることはできませんが、加工すれば食べることができるそう。

実を割って中身を取り出し、水で洗って毒素を出します。天日で干したあとは、臼でついて粉にして食べるそう。手間はかかりますが、ソテツも貴重な食料だったのです。

大正から昭和にかけて奄美や沖縄の南西諸島を襲った飢饉を「ソテツ地獄」と呼ぶこともあるそう。
ソテツしか食べる物がないこと、そしてきちんと毒抜きせずにソテツを食べることで起こった中毒の凄惨さを表してそう呼ぶらしいです。




奄美の郷には、他にも体感型の展示や遊べる仕掛けが盛りだくさん!時間に余裕を持って訪れるのをおすすめします。




■展望台へ



クイズばかりが続いたので、ここでなぞなぞです。

片足は階段、もう片足はエレベーター。これなーんだ?





正解は、、


奄美パークの展望台!!!


本当にごめんなさい・・・。
奄美パーク内には階段とエレベーターの2本足が生えた、変わったデザインの展望台があるのです。



展望室には虚無な表情をした顔ハメが二人。


ガラス窓の外には広がる奄美大島の海。白いドームは先ほどまでいた奄美の郷です。


こういった展望タワーが離島にあることって非常に珍しいです。ちょっと振り替えってみたのですが、江ノ島のシーキャンドル、古宇利島のオーシャンタワーくらいしか思い付きません。どちらも陸路がある島ですね。

あとは波照間島の星空観測タワーと竹富島のなごみの塔・・・ちょっと違いますね。


園内にある田中一村美術館も気になったのですが、時間切れ。
奄美パークは、私のように駆け足で見るのは勿体ないスポットです。時間に余裕をもって行くのがおすすめ!








今日はこれでおしまい!
夕御飯は、名瀬への帰り道にある奄美リゾートばしゃ山村に併設のレストランAMAネシアに寄りました。

まさにシーサイドカフェといったおしゃれなレストラン。


とろっとろの角煮丼(1,500円)

他にも、ヤギのスープカレーや鶏飯などの島らしいメニューがたくさんありました。



そして大きなディスカウントストア、『ビッグU』に寄り道。

おみやげから日用品、レジャーアイテムまで何でもそろう総合スーパー。夜20:00まで営業しているのも便利です。

ちなみに、島ラジオのあまみエフエムを聞いていると、朝10:00ちょうどに「10時です。ビッグU 開店です」といった時報兼オープン情報が流れます!

さらにこの後大浜海浜公園で星座を見に行きました。

輝く金星を目印に、双子座や獅子座、おおぐま座&こぐま座など多くの星座を見ることができました。

今日も早く寝よう。


次回:
【奄美大島】加計呂麻島 Part 1 島へのアクセスと移動手段(瀬戸内町)


【奄美大島】圧巻のパフォーマンスと豊富なグッズ展開『原ハブ屋』(笠利町)

2018年07月28日(土) 18時00分
【奄美大島まとめ】


原ハブ屋



センス抜群なハブグッズを豊富に扱うハブ専門店。ただのショップではなく、生態展示や生きたハブを使った愉快なショーなど見応え抜群なスポットです。

【営業時間】
9:30〜19:00
【料金】
無料
※ショーは800円

前回:
【奄美大島】島の北部をドライブ! あやまる岬〜民俗資料館〜大笠利教会〜土盛海岸(笠利町)


2018/5/17(木)

本州とは違う変わった生き物が多く生息している沖縄や奄美大島。中でも、最も有名なのが毒蛇『ハブ』ではないでしょうか。

奄美大島北部の笠利町にある原ハブ屋は、そんなハブグッズを豊富に扱っているハブ専門店です。

外観は飾りっ気がなくてとてもシンプル。でも、内部はとびっきりワンダーです。





■センス抜群なハブグッズ




ショップにはハブの皮を使ったおしゃれアイテムがたくさん。扱っている商品はもとより、展示もおしゃれ。



こちらはステッカーコーナー。

スポンジハブ、HABU SHIKI、ハブッ娘・・・パロディが効いてて遊び心満点です。


オリジナルカードゲームもありました!

ハブからの攻撃をただひたすらかわすゲーム『ハブ拳』や、誰よりも先に毒蛇の絵柄を揃えるゲーム『ドクナラベ』など、とても面白そうなラインナップ。
もし友達との旅行だったら、買って帰って夜のホテルで楽しみたい逸品です。




■必見!『ハブと愛まショー』



ここに来た一番の目的はこちらのハブと愛まショー
もう名前を聞いただけでも楽しそうです!!

お店の奥にある部屋で繰り広げられるショーは、11:00/14:00/16:00の1日3公演。料金は800円です。

おじさんが登場!!

こちらのハブショーはマングースは使わないハブだけのショー。軽快なマシンガントークでハブの生態や人との関わりを解説してくれるのですが、もういちいち面白い!

ハブが現れた!!

途中、何度か驚かされるのでご注意ください。


最後は真夜中のハブ捕り。

実際にハブを捕獲する様子を再現してくれます。





■豊富な生体展示



ショップの一角には水槽が並んでおり、そこにはハブをはじめとした様々な生き物たちが飼育されています。


ハブをじっくり観察できます。三角の頭や鋭い目付きはいかにも毒ヘビといった雰囲気。


アップで迫ってくるのはキノボリトカゲ。ヘビだけではありませんでした。



水槽に並んで置かれた謎のパネル。

こちらは記念撮影用のアイテム!遠近法を上手く利用して撮影すると、ハブ捕り写真ができます!


ちなみに、原ハブ屋は名瀬店にもオープンしたそう。こちらはショップ専門の店舗ですが、商店街にあるため、気軽にハブグッズを買うことができますね。



次回:
【奄美大島】雨でも大丈夫!島の総合ミュージアム『奄美パーク』(笠利)


【奄美大島】島の北部をドライブ! あやまる岬〜民俗資料館〜大笠利教会〜土盛海岸(笠利町)

2018年07月27日(金) 18時00分
【奄美大島まとめ】


笠利町ドライブ



奄美大島の北部にある笠利町はドライブに最適なエリア。天気の良い日のドライブは最高に気持ちよいです。土盛海岸ではちょっとだけシュノーケルもしました!

前回:
【奄美大島】コスパ最強の民宿『ティダの宿 福』と奄美名物『鶏飯』(名瀬)



2018/5/17(木)

奄美大島2日目!今日も天気が良いです!

実はトカラ列島あたりで発症した謎の体調不良が長引いているので、午前中に島の病院へ行って薬をもらって来ました。風邪っぽいのですが、いつもとちょっと違うので『島風邪(しまかぜ)』と呼ぶことにしました。

さて、薬も飲んで落ち着いたので、午後からは島の北部笠利町へドライブに出発です!
カーラジオは77.7MHzの「シマッチュのシマッチュによるシマッチュのための島ラジオ」ことあまみFMディ!ウェーヴ。ローカルな魅力満載の島のラジオです。




■あやまる岬



まずは島の北部にあるスポット、太平洋に突き出したあやまる岬へ。

「あやまる」って不思議な響き。「謝る」にも見えるし、なんだか"ゆるキャラ"の名前にも見えてきました。

入り口でお出迎えしてくれるのは、あやまるかえる

『人は誰でもあやまちをおかします。かえる様を通して自然にかえりましょう』と書かれております。

「あやまる」はやっぱり「謝る」なのですねー。

ちなみに『あやまり方』は手で触れて頭を下げるそう。それってお猿さんの"反省のポーズ"では・・・!


こちらがあやまる岬。



周辺はあやまる岬観光公園となっており、パターゴルフ場や海水プールなどの遊べる施設がそろっています。

ここにはあやまる岬の名前の由来が書かれています。
こんもり丸い形が、奄美の正月の遊び「綾織の毬(まり)」に似ているのが名前の由来とのこと。さっきのあやまるカエルは、なぜ謝っていたのでしょうか。

周辺にはトイレ(手前)、そしてカフェ(奥の建物)があります。ひと休みしていきます!


油ソーメン(400円)をテイクアウトしてお外の席で食べよう。



青い鳥が飛んできた!

瑠璃色に輝く羽毛は、もしかして奄美固有のレア鳥、ルリカケスでは・・・!?
こんなすぐに出会えてラッキー!!


と思ったのですが、調べてみるとどうやらイソヒヨドリという種類のようです。これ、絶対間違えます。
私以外にも、イソヒヨドリ見て「ルリカケス発見!」って思っている人たくさんいるのでは。






■奄美市歴史民俗資料館



あやまる岬から少し車で移動すると、民俗資料館があります。

【開館時間】
9:00〜17:00
【休館日】
月曜
【料金】
200円

島内に数多く存在する遺跡からの出土品や、大島紬を織るのに使う地機(じばた)などの民具、そして巨大なアラの魚拓などが多く並べられています。

そんな中に混ざっているのは海から見つかったゼロ戦のプロペラなどの戦争遺物。大戦の跡も見ることができる場所でした。

ただ、とっつきやすい説明などは少ないので、ある程度知識がないとわかりにくいかもしれません。



■大笠利教会




あやまる岬から少しだけ北へ進むと目に入るのが大笠利教会

赤色とクリーム色が青空に映えます。
大きく描かれているΑ・P・Ω
こちらは「アルファ・ロウ・オメガ」というらしい。アルファは「最初」、ロウは「から」、オメガは「最後」、つまり最初から最後を意味しております。

これをどう捉えるかはいくつかパターンがあり、「最初から最後まで神は見てくださる」とか「神は永遠の存在」など諸説あるそう。


奄美大島は人口に対するカトリック信者の割合が非常に高く、北部を中心に教会が多く存在しております。

外壁には年表が貼られていました。

1915年に完成したこちらの大笠利教会ですが、1936年と1949年に2度も放火により全焼しています。島内で起こっていたカトリックに対する迫害の歴史を物語っています。





■土盛海岸でシュノーケル



奄美大島で最も美しいとも言われる土盛海岸へやってきました。

駐車場からすぐに海岸へ!

干潮に近い時間だったのですが、そこそこの深さはあるので普通に泳げます。


今年初海!!!
去年の9月終わりに行った沖縄離島以来の海!!!



モンガラカワハギなどお馴染みのラインナップがそろう奄美大島の海。海の中もとってもキレイです。


干潟では、漁をしている人の姿が。



"子抱き岩"と呼ばれる変わった形の岩もあります。

5月なので水はまだ少しだけ冷たいですが、日中は全然泳げます。

駐車場には簡易シャワー&トイレあり。

ちなみにシャワーは温水じゃないので、夏以外はちょっと寒いかも。


次回:
【奄【奄美大島】圧巻のパフォーマンスと豊富なグッズ展開『原ハブ屋』(笠利町)



【奄美大島】コスパ最強の民宿『ティダの宿 福』と奄美名物『鶏飯』(名瀬)

2018年07月26日(木) 18時00分
【奄美大島まとめ】


ティダの宿 福



リーズナブルでほっとする民宿。市街地からも近く、また島内の各観光スポットへもアクセスしやすい好立地なお宿です。

【料金】
1名1,800円、2名1,500円

前回:
【奄美大島】辺境の水族館『奄美海洋展示館』と大浜海岸のサンセット(名瀬)


2018/5/16(水)

今回奄美大島に4泊することにしたのですが、4泊分空いている宿がなかなか見つかりません。

そんな中みつけた、とにかくリーズナブルな宿がこちらのティダの宿 福。なんと、個室2名利用で1人1泊1,500円!4泊しても6,000円!これはありがたい数字です。

普通の一軒家の1階3部屋をつかった民宿で、おじぃとおばぁが出迎えてくれるアットホームな雰囲気のお宿です。







■お部屋



お部屋は、2段ベッドのある個室タイプ。



独特のセンスで装飾されておりますが、不思議と落ち着きます。部屋にはテレビもあります。

エアコンは120分200円のコイン式。

さらに扇風機&物干しも。

エアコンつけるかと思いきや5月はまだ扇風機でなんとかなりました。
物干しがちょうど扇風機の風を受けてくれる位置にあるので、部屋干しでもすぐ乾きます。

これで1泊1,500円は異様なほど安いです!!!

ちなみに部屋のカギは南京錠です。





■その他の設備




お風呂はこちら。特に時間制限などはなさそうなので、好きなときに入れます。


ボテーイ

やばい、こういうの大好き!!!


トイレもウォシュレット付きできれい。


洗濯機は1回200円。

他には、冷蔵庫、レンジ、オーブンなど一通りそろっています。

駐車場は1日300円。
無料じゃないのは気になりますが、もともとの宿泊料金が安いのでぜんぜん気になりません。

ちなみに共有スペースは無いため、旅人同士の交流は生まれにくいです。マイペースに旅したい人向けかも。




■快適な立地



名瀬の市街地へも歩いて10分ほどでアクセスできます。夕飯やちょっとした買い物がしやすくて何かと便利。

また、島んちゅマートというローカル感たっぷりのコンビニがすぐ近くにあります。

豚味噌やポークのおにぎり、そして奄美のご当地ドリンクミキも買えます。

このミキ、大好きなのです!
あまーいお米のどろっとしたドリンク。言い換えるならば、ライススムージーでしょうか。



■夕御飯は「鶏飯」



さて、夕御飯はティダの宿から歩いて10分ほどのところにある鳥しんにしました。

お通しはゴーヤ味噌ともずく酢。

初めて食べるゴーヤ味噌は味噌ピーナッツの味。


ここの名物は鶏飯
「とりめし」ではなく「けいはん」と読むこちらの料理は奄美大島の名物。

まずは、トッピングが到着です。

鶏肉、玉子、海苔、ネギ、しいたけ、パパイヤ漬物、レモンの皮

そしてお櫃に入ったご飯とスープが到着。



ご飯をお椀の半分くらいによそったら、トッピングを乗せてスープをかければ完成!

シイタケの甘さ、パパイヤの食感が絶妙です。

ご飯の量が多いかな?と思ったのですか、お茶漬け感覚でさらっと食べれます。さっぱりしているので飲んだあとの〆にも抜群だと思います。

他にも黒豚パパイヤ丼や油ソーメンなど、ご当地感あふれるメニューがたくさん。また行きたいです。




奄美大島1日目はこれにて終了です。
トカラ列島の疲れも残っているので、今日はゆっくり寝ます。

次回:
【奄美大島】島の北部をドライブ! あやまる岬〜民俗資料館〜大笠利教会〜土盛海岸(笠利町)


【奄美大島】辺境の水族館『奄美海洋展示館』と大浜海岸のサンセット(名瀬)

2018年07月25日(水) 18時00分
【奄美大島まとめ】


奄美海洋展示館



南の島の小さな水族館。展示数はそこまで多くありませんが、他ではあまり見かけない不思議な生き物がたくさん。奄美大島ならではのレア生物もいます!

【開館時間】
9:00〜18:00
【料金】
500円

前回:
レントゲン便に乗ってみた感想 これから乗船する方へ


2018/5/16(水)

トカラ列島の島々をまわり終え、奄美大島についたのは15:00。これから4泊お世話になるティダの宿にとりあえずチェックイン。

夕飯にはまだ早いから、どこか行こうかな。

そうだ、名瀬市にある水族館・奄美海洋展示館は18:00までだ!今行けばゆっくり見れそうです。

日本各地にある水族館。その数は100を越えるといわれています。中でも、小笠原父島、佐渡島、久米島、黒島など離島にある水族館はアクセス難易度高めで辺境水族館とも呼べそう。

今回訪れる奄美海洋展示館もそんなアクセス難易度高めの水族館の1つ。
気がつけば全国水族館めぐりをしているので、奄美大島に来たからにはここには寄らないと!

名瀬の港から5kmほどにある、大浜海浜公園の中にあります。




■小さな島の水族館



コンパクトな館内ですが、大水槽あります!

熱帯魚やウミガメたちが悠々と泳いでいます。



入館時にもらえる「給餌体験カード」をスタッフさんに渡すと、ウミガメの餌(レタス)がもらえます。



レタスを投げるとアオウミガメが集まってきた!

ちなみにアカウミガメは肉食らしく、レタスは食べないそう。ウミガメに混ざって真っ赤な歯を持つアカモンガラも食べに来ました。





■レアな生き物たち



展示数は少ないですが、本土の水族館に比べてあまり見かけない生き物が多いです。

ユウレイイカの標本

まるでスルメイカのように干からびたイカ。こちら、なんと触れます。


コモンヤドカリ

大きい!コモンとつくのに、ラスボス感あります。



ホラガイ

耳に当てて海の音を聞こう!



クジラの骨

奄美に漂着したマッコウクジラの骨です。




シラヒゲウニ

トゲで水槽に貼り付いてる?そして石がくっついてる。不思議なウニです。ちなみに、沖縄や奄美で食べるウニといえばコレが主流らしいです。



これはもしかしてカイロウドウケツ?

何も案内板はないけど、この形はそうに違いない!


と思ったのですが、正解は『エンマノホネガイの卵』。カプセル状の卵が網目のように並んでいます。

エンマノホネガイは、国内では奄美大島でしか発見されていない稀少種。もちろん展示している水族館も日本ではここだけです。


産卵過程の写真も展示してあります。

一匹が卵を産みはじめて、もう一匹が近づいてきて触手を動かして卵のうを大きくしていくそう。なんだか編み物みたいです。






■アマミホシゾラフグ



アマミホシゾラフグをご存知でしょうか。

2012年に発見されたばかりの奄美の名を冠したこのフグ、他に例の無い変わった習性を持っています。

それは、海底に不思議な模様を作るのです。

直径2mという大きさの円形の模様、本種が発見される前は、誰が何のために作ったかわからずミステリーサークルと呼ばれていたそう。

このサークルは、メスのためにオスがつくる産卵床。ヒレや全身を使って上手に作り上げていくのです。

こちらは1/2の模型。



つくってみようコーナーも!

3〜7月頃には、ダイビングで実物を見ることもできます。ただし、ホシゾラサークルがあるのは水深10m前後。体験ダイビングでは潜れない深さなのでライセンスが必要ですね・・・。あきらめます。





■海洋ミュージアム



水族館だけでなく、海洋博物館でもある奄美海洋展示館。漁の仕方など、奄美大島の海洋文化に関する展示もあります。

こちらはサンゴがつくった天然の漁場といわれる「マイクロアトール」。
頂上部分は干潮時に干上がって死んでしまい、ドーナツ型の小さな環礁ができあがります。


シアタールームでは、奄美の自然や漁についての映像が流れます。

パンイチで潜る素潜り漁や、定置網をつかった待ち網漁など様々な漁の光景を見ることができます。映像で見るととてもわかりやすい。
セリフは無いのですが、家族のストーリーが見えてなんだか心温まる映像でした。






海洋展示館の目の前は大浜海岸。


海がきれいーーー!!!
泳ぎたいけど、今日はもう日没なのでがまんします。

代わりにサンセットまでねばりました。







さて、宿に戻ったら夕御飯さがしに出発です!



次回:
【奄美大島】コスパ最強の民宿『ティダの宿 福』と奄美名物『鶏飯』(名瀬)


◆トカラ列島まとめ◆

2018年07月25日(水) 0時00分

吐か喇(トカラ)列島


難しい漢字と独特の響きで不思議な魅力を放つトカラ列島は、7つの有人島からなる小さな島々。鹿児島県南部、屋久島と奄美大島の間に位置します。

アクセスするためのフェリーは通常週2便しかないため、すべての島に上陸するには2週間近くかかってしまいます。行くことが難しい、そんな辺境とも呼べる島々は離島好きの間では憧れの場所です。

そんな難易度高めの島々ですが、年に一度の住民健診便、通称『レントゲン便』に乗ることができたなら、たった2日間で全ての島を回ることができるのです!

2018年の5月に上手く乗船することができたので、そのときのレポートをまとめました。

事前計画についてはコチラ↓
【トカラ列島】トカラ列島事前計画 年に1度のレントゲン便とは・・・?(十島村)

【トカラ列島】超絶濃厚な2日間のはじまり!『フェリーとしま2 レントゲン便』に乗船(十島村)
トカラ列島の有人島7つをめぐるフェリー。年に1度のレントゲン便は各島へ約1〜2時間ほど停泊する特別便。限られた時間ですが、7島を2日間で制覇することができるのです。
【トカラ列島】@タモトユリが咲く早朝の『口之島』 (十島村)
トカラ列島の旅のはじまりは早朝の口之島。集落&観光スポットへ向かうには、上り坂で一山越えなくてはいけません。最初っから容赦ないです。
【トカラ列島】A果てしない上り坂の『中之島』 トカラ馬牧場と民俗資料館を目指せ!(十島村)
2つ目にして恐ろしい上り坂で来島者を出迎える、トカラ列島最大の島。トカラ馬や民俗資料館などの見所も多く、体力・時間配分を試される島です。
【トカラ列島】B空港と活火山の『諏訪之瀬島』(十島村)
中之島に続いて2番目に大きい諏訪之瀬島は、噴煙が上がるアクティブな活火山の島。見所は少ない島ですが、2018年現在、とても衝撃的な光景を見ることができます。
【トカラ列島】C全然平らじゃない!!!『平島』(十島村)
名前とは裏腹、やっぱり起伏が激しい島。あいかわらず険しい道のりですが、4島目ともなると旅人同士のコミュニケーションも増えてきました。
【トカラ列島】Dその背中には悪一文字『悪石島』(十島村)
なんといってもインパクト抜群な名前の島は、さらにインパクト抜群な仮面の神様、そして、同じくインパクト抜群のユニフォームに身をつつんだ人々がいます。
【トカラ列島】Eここは楽園!?癒しの小島『小宝島』(十島村)
7島の中で最小、そして唯一登り坂がありません!それだけでもう充分な癒しですが、加えてあざやかな蝶々や海辺の温泉などの楽園要素がつまった素敵な島です。
【トカラ列島】F海賊の財宝伝説が残る『宝島』(十島村)
最後の島は宝島。海水浴場に温泉に鍾乳洞など、最後に相応しく様々な魅力がつまった南国の離島です。ラストスパート、気合いで乗り切ります!
【トカラ列島】レントゲン便に乗ってみた感想 これから乗船する方へ
フェリーとしまはゴールとなる奄美大島へ向けて出発しました。せっかくなので、ちょっとした後記やおすすめの持ち物なんかをまとめてみました。


レントゲン船は、最後に奄美大島
◆奄美大島まとめ◆

【トカラ列島】レントゲン便に乗ってみた感想 これから乗船する方へ

2018年07月24日(火) 18時00分
【トカラ列島まとめ】


レントゲン便後記



フェリーとしまはゴールとなる奄美大島へ向けて出発しました。せっかくなので、ちょっとした後記やおすすめの持ち物なんかをまとめてみました。

前回:
【トカラ列島】F海賊の財宝伝説が残る『宝島』(十島村)


2018/5/16(水)

最後の宝島を出港したフェリーとしま。

途中、イルカの群れが!!

船の間近、というか、船の真下から飛び出してくるイルカ。どう見ても遊んでいるのですが、危なくないのかな。

そしてカツオドリ!


船のゴールである奄美大島までは、およそ3時間40分の航海となります。眠って過ごすのも勿体ない気がしたので、海を眺めたり、仲良くなった乗船客の方々ずっと話したりしていました。

レントゲン便に関する記事もこれで最後なので、ちょっとまとめてみました!!
(レントゲン便に興味のある方は、事前計画と合わせてどうぞ。)



■取りづらかった予約



予約は電話のみ。出発日の1ヶ月前の8:30から予約開始です。
私は8:30ちょうどにかけたのですが、繋がるまで20分くらいかかりました。(詳しくはコチラにて)

フェリー乗客と話していると、「予約どうやってとった?」みたいな話題もあちこちで出てきます。

だいたいみなさん30分くらいかけたとのこと。
中には、予約取れなかったけど、当日受付に来たら枠があって乗れた!なんてラッキーな人が何人かいました。
他の人の話だと、何年も挑戦してやっと取れたなんて人もいるらしい。


ちなみに7島巡りツアーというのもあります!

もちろん同じ船を利用なのですが、各島では小型のバスによる観光、そしてうれしい食事付き。

これは非常に便利だと思いました!
ツアーなんて・・・と思っている私にも、悠々とバスで巡る快適さは何度も憧れました。
バスでは好きなところへ行けない、と思いがちですが、そもそも島の滞在時間が2時間程度と決まっているので明らかに徒歩より効率は良いです。むしろフリーよりもずっと色々なところへ行けたのではないでしょうか。

気になるお値段は、鹿児島港発ー奄美大島名瀬港着で39,800円。航空券抜きでこのお値段はなかなか。

私のようにフリープランだった場合は、フェリー代11,980円+食費2,000円くらい。25,000円の差はでかい。




■各島上陸について



乗船する前は、各島での一時下船って気軽にできるのか不安でした。実際のところまったく問題ありません。
むしろ特定の島に目的がある釣り人や、体力が尽きた人以外はみんな当然のように下船します。

一時下船の手続きも、受付で名前を書き、帰船時にチェックを入れるという簡単仕様。

ただし、とにかく歩きます。とにかく登り坂。
特に1日目の5島はもれなく激坂というハードモード。

下船して約2時間歩く→船で1時間移動→次の島でまた2時間歩く、の繰り返しです。

2時間弱では短くて全然まわれないと思っていたのですが、意外といけます。そもそも徒歩でいける見所はそんなに多くないのです。

油断した小宝島以外は、どの島でも20〜30分前くらいに港へ戻ってきてました。





■持っていった方が良いもの




【食べ物、飲み物】
こちらはそんなに用意しなくても大丈夫。船内のレストランや自販機で何とかなります。フリーのサーバーも、常に冷水が飲めてとても便利。

【着替え】
灼熱の島登りですぐ汗だくになりますが、船内にランドリーはなし。着替えは多めに持って行った方が良いです。悪石島にてコインランドリーみつけましたが、そこまで行くのも一苦労。

【日除けアイテム】
帽子は必須だと思います。持っていなかった私は、常に頭にタオルをかぶってました。

【虫除け】
トカラ列島の蚊はでかくて強力です。

【タオル】
日除け、汗ふき、そして各島で沸く温泉・・・多目にあった方が良いです。

【歩きやすい靴】
しつこいですが、とにかく歩きます。
高確率で靴擦れやマメができるので絆創膏などの対策を。

【小銭】
シャワーはコイン式なので、100円玉は多目に!
そして、もしかしたら自販機が釣り銭切れになるかもしれません。


【ドライヤー】
無いので気になる方は。私は普段は無いとダメですが、島旅モードになってしまったので船のデッキで自然乾燥してました。


ちなみに携帯電話ですが、docomoは問題なく使えました。ソフトバンクは一部のみ、そしてauはまだ繋がらないとのウワサです。※未確認




■コミュニケーション




これは人それぞれの旅スタイルがあるかと思いますが、乗船してる人には挨拶くらい交わしておくと、何かと良い気がします。

なんせ40時間もともに過ごす仲間です。必然的に村ができあがります。
終盤になるとほとんどの人はしゃべったことある顔見知りとなっていました。

さすがにトカラ列島ともなると島旅に慣れた人ばかり。クセのある方ばかりで、話し出すと止まらないです。

なので、最後に船を降りた跡はちょっとだけ寂しくも思いました。

【Special thanks】
大阪のおっちゃん
ほろ酔いおじさまコンビ
ロードバイクのカップル
桑名の釣り人
富士宮のヒッチハイクヒューマノイド
鹿児島テレビのみなさま
滑川の親子
広島のチャリダー
NHKの方
奄美のおっちゃんズ
村役場のみなさま
各島の方々


■レントゲン便の感想



とにかく濃厚な2日間のスケジュール。
普段なかなか行けない島を一気にまわれるので、何だかすごい体験をしたような気持ちになります。

でも、全ての島をまわり終えて真っ先に思うのが、『疲れた』。とにかくウワサ以上にハード。
奄美大島についたらゆっくり過ごそうと思っていたので、早くクリアして奄美に行きたい!と何度も思いました。

もちろん、無理に全ての島で島内散策をしなければいけないというわけではないので、「この島では下船せずに船で休もう」などの調整は可能です。

でも、やっぱりせっかく来たからには歩きたくなってしまいます。
(島旅が好きな人はきっと、島を目の前にして船内待機なんでできないと思います。歩きまくるつもりで行った方が良いです!)


【どの島が一番良かったか?】
そう聞かれるととても難しい。
何故なら、訪れた時間帯が違いすぎるのです。
一番初めに寄った口之島は早朝でまだ人が動いていない薄暗い中での散策だったし、諏訪瀬島はひたすら直射日光の暑かった記憶が強いです。
また、限られた停泊時間の中、徒歩でめぐったのでごく一部しかまわりきれていない島もあります。宝島は鍾乳洞を選んだので他のスポットは見ることができませんでした。

それを踏まえて一番良かったのは・・・小宝島かな。私は小さい島が好きなのかもしれません。


ちなみに11月にはトカラマラソンが開催されます。こちらに参加しても、全ての島を一度にまわることができます。しかし、あくまで目的はマラソン。停泊時間はレントゲン便より短いです。しかもなかなかのお値段。
観光目的で全島制覇したい方はやっぱりレントゲン便がおすすめです。





■奄美大島に到着



フェリーとしまは無事に奄美大島にたどりつきました。到着時間は15:05。なんと50分も早まりました。

さらに到着した港は、新港ではなく、市街地から遠い左大熊(さだいくま)岸壁
徒歩でまわっていた私たちの口から出た言葉は・・・

『また歩くのか・・・笑』


といっても、これまで過酷な登り坂を越えてきて強くなってます。平坦な道なんて余裕です。

(実は奄美にいる相棒がレンタカーで迎えにきてくれたのですいーっと移動したのでした)

奄美大島に一泊して翌日の飛行機で帰る人、その日の夜に出る喜界島行きの船に乗る人、レントゲン便の折り返しに乗って局めぐりする人など皆さんばらばらのスケジュール。

私ははじめての奄美大島なのでゆったりと過ごすことにします!次回からは奄美大島編はじめます。

次回:
【奄美大島】辺境の水族館『奄美海洋展示館』と大浜海岸のサンセット(名瀬)



【トカラ列島まとめ】
事前計画 年に1度のレントゲン便とは・・・?
超絶濃厚な2日間のはじまり!『フェリーとしまレントゲン便』
@タモトユリが咲く早朝の『口之島』
A果てしない上り坂の『中之島』 トカラ馬牧場と民俗資料館を目指せ!
B空港と活火山の『諏訪之瀬島』
C全然平らじゃない!!!『平島』
Dその背中には悪一文字『悪石島』
Eここは楽園!?癒しの小島『小宝島』
F海賊の財宝伝説が残る『宝島』
レントゲン便に乗ってみた感想 これから乗船する方へ

【トカラ列島】F海賊の財宝伝説が残る『宝島』(十島村)

2018年07月23日(月) 18時00分
【トカラ列島まとめ】


宝島(たからじま)



最後の島は宝島。海水浴場に温泉に鍾乳洞など、最後に相応しく様々な魅力がつまった南国の離島です。ラストスパート、気合いで乗り切ります!

【入港〜出港】
10:15〜12:15
【滞在時間】
2時間

前回:
Eここは楽園!?癒しの小島『小宝島』(十島村)


2018/5/16(水)

年に1度、たった2日でトカラ列島7つの島をめぐる『フェリーとしまレントゲン便』。ついに最後の島宝島へと向かいます。
フィクションの世界や焼肉屋さんでおなじみの「宝島」ですが、日本には本当にその名を冠した島があるのです。
その名に相応しく、海賊キャプテンキッドが財宝を隠したという伝説もあったりします。



■南の楽園



宝島はサンゴ礁に囲まれている島。海が本当にきれいです。



これまで各島々の港にウェルカムアートがありましたが、宝島のそれは一番大きく手が込んでいます。




手が生えた怪しい笑顔のサカナ


なぜかタンクを背負ったサカナ


そして人面魚。



描かれている内容はファンタジックな世界です。


宝島ももちろん起伏の多い島ですが、集落は比較的港に近い位置にあります。良かったー!

そう思ったのですが、地図を見ていると、鍾乳洞が目に入ります。
宝島は海賊の財宝が隠されているという伝説残る島。そんな島にある洞窟なんて、魅力的すぎます。

ただし、港からはかなり距離がありそうです。レントゲン便のスケジュールでは厳しいかも。

たまたま以前宝島に来たことある人が船に乗っていたので聞いてみたところ、『全然行けると思うよ〜』との答えが!これが最後の島です。気合い入れて鍾乳洞目指そう!



■鍾乳洞への道のり



下船した人々のほとんどが集落目指すなか、私は一人で山道へ向かいます。

アップダウンはありますが、これまでの島に比べたらこれくらい楽勝です。
幸い生い茂る木々が日陰を作ってくれています。


何故か脳内では「おばけなてないさ、おばけなんて嘘さ」がエンドレスリピートしてます。


・・・いったい何分くらいでつくのだろうか?

帰りのことを考えると、そろそろ折り返した方が良いかも。でも、ここまで来たからにはあとちょっと、あとちょっとと進みます。

海が見えてきた!!!!



すると、すぐに鍾乳洞の入り口が・・・!!

港からここまで30分弱かかりました。



■鍾乳洞内部へ



薄暗い道を抜けると洞窟入り口が見えてきます。



宝島に6つある鍾乳洞のうち、最も大きいのがこちらの観音堂

少しだけ鍾乳洞の内部に入ることができます。
こんなときのために軍手とヘッドライトを持ってきているのです!!


ただよう秘境感。どこかの島にあった人の骨が散らばった洞窟を思い出します。


今日もあっつい日ですが、中はひんやりと涼しい。




■小説「宝島」のモデル!?



この宝島、イギリスの作家スティーブンソンによる小説「宝島」のモデルになったという話も耳にしました。

確かに名前は一緒ですが、日本人にとってもそんなに知名度の高くない島。遠くイギリスまでその存在が伝わっていることにちょっと違和感があります。

せっかくなので調べてみたのですが、具体的な裏付けが見つかりませんでした。
他にもモデルといわれている島は複数あり、ケイマン諸島のケイマンブラック島、ロス諸島のルーム島、クック諸島のスワロー島など。トカラ列島よりは信憑性が高い気がします。

せめてスティーブンソンに何か日本との関係があれば・・・そう思い調べていると、なんと「吉田松陰」の伝記を執筆していたらしい!

彼の父と祖父は灯台技師。お雇い外国人を探していた明治政府とも関わりがあったのです。
その繋がりでスティーブンソンは吉田松陰という人物の存在を知り、彼の伝記を書くに至ったといいます。

その調査の課程でトカラ列島が出てきたなら可能性があるかもしれないのですが、吉田松陰とトカラ列島も直接は繋がらなそう。

前述のキャプテンキッドが財宝を隠したという話で宝島がスティーブンソンの耳に入るくらい世界的に有名になったのかもしれない!とも思ったのですが、これは実は昭和になってから出てきたお話。スティーブンソンが宝島を書くよりもずっと後の時代です。

もしかしたら、もっと明確な裏付けがあるかもしれませんが、この辺にしておきます。


さて、帰り道。
また30分歩くのか・・・でも、これで最後!がんばろう!!!


・・・



女神(おじさん)あらわる!!!
※私は青ヶ島以来、車に乗せてくれる人を老若男女問わず「女神」と呼びます。

一気に集落まで乗せてもらいました。



■集落さんぽ



女神(おじさん)のお陰で時間と体力に余裕ができたので集落を散歩。

こちらはイギリス坂。宝島事件が起こった場所です。

1824年、宝島にあらわれたイギリス船。
イギリス船員は島民に牛を求めたが断られたため、その結果強奪したといわれています。それに対し役人らが応戦し、イギリス人が一人射殺されました。
このことがきっかけで日本は鎖国体制を強め、異国船打払令が出されたといわれています。
もしかしてこの話がスティーブンソンの耳に入っていたら、モデルにした可能性もあり得そう。


恒例の郵便局発見。

「局めぐり」の方々の姿は見えません。もう目的達成されたのかもしれません。



宝島にも温泉があります!!!
港から近い集落にあるため、他の島に比べても、アクセスしやすいです。

私は暑かったのでスルーしてしまいました。


しかし!
これまで坂道があったら諦めて船に戻っていた大阪のおっちゃんがついについに温泉に入ることができたのです!!!
やっと楽しめる島に出会えてほくほくしてました!良かったです!




宝島には美しい海水浴場もあります!!

集落から少し離れているので、時間の都合でカットしてしまいました。

しかし!
どの島でも港のまわりを少し散歩しては船に戻ってお酒を飲んでいたへべれけおじさんコンビは海水浴をしたとのこと!!!!
こちらの二人も最後の最後で南の島を満喫できたみたいで良かった!
(ただし、海水浴場は重油にまみれており、足の裏がベトベトになってしまったとのことでした・・・)




■南国感を増す生き物



飛び回る蝶々、がさがさと動きまわる大きなトカゲ、そして飛び交うバッタ。宝島の生き物はにぎやかです。


そしてオカヤドカリ!!もう気持ちは沖縄の離島です。


突如ヘビもあらわれました。

ハブではなそうです。そういえば、トカラ列島では小宝島と宝島にはハブがいますが、他の島には出ないらしい。

後で知ったのですが、悪石島と小宝島の間には渡瀬線(わたせせん)と呼ばれる生物境界線があるらしく、その線を境に本州や九州の生物層と奄美沖縄の南国っぽい生物層に分かれるらしい。

北から並べてみるとこんな感じの位置です。

口之島
中之島
諏訪之瀬島
平島
悪石島
ー渡瀬線ー
小宝島
宝島

この境界線は正確ではないとの説もあるみたいですが、体感としては沖縄っぽくなってきたなーって感じがしました。



はっ!!

生き物に気をとられると危険でした!!
※詳しくはE小宝島にて

港へ戻ります!

そろそろトカラ列島ともお別れの時間。フェリーとしまへ帰ります。






これにてトカラ列島レントゲン便は全て終了。天候にもめぐまれ、無事全ての島をめぐることができました。フェリーとしまは終着地である奄美大島向けて出港です!


次回:
レントゲン便に乗ってみた感想 これから乗船する方へ



【トカラ列島まとめ】
事前計画 年に1度のレントゲン便とは・・・?
超絶濃厚な2日間のはじまり!『フェリーとしまレントゲン便』
@タモトユリが咲く早朝の『口之島』
A果てしない上り坂の『中之島』 トカラ馬牧場と民俗資料館を目指せ!
B空港と活火山の『諏訪之瀬島』
C全然平らじゃない!!!『平島』
Dその背中には悪一文字『悪石島』
Eここは楽園!?癒しの小島『小宝島』
F海賊の財宝伝説が残る『宝島』
レントゲン便に乗ってみた感想 これから乗船する方へ
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