うつ病最新治療・経頭蓋磁気刺激(TMS)・脳深部刺激(DBS)・認知行動療法 NHKスペシャル

February 12 [Sun], 2012, 22:59
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いまや国民病といわれているうつ病。患者は100万人を超えているという。
そんなうつ病に新たな治療が登場しているという。
NHKスペシャルでは、うつ病の最新治療について取り上げられました。

うつ病は、こころの病気ではなく。れっきとした脳の病気だという。
最新の脳科学によってうつ病のメカニズムが分かりはじめ、
アメリカでは、画期的な治療が行なわれはじめているという。

経頭蓋磁気刺激(TMS)は、強力な磁気を発生させる機器で頭にあて脳を直接刺激
させるというもの。全米の400ヶ所の医療機関で導入されているという。
刺激するのは頭の前の部分、最も効果がある部分に約40分磁気刺激を与えるというもの。
症状がおさまるまで毎日続けてゆくという治療。
うつ病患者は、前頭葉の血流量が少ないという。
磁気刺激で前頭葉を活性化させるというもの。
研究の結果、前頭葉の左側のDLPFC(背外側前頭前野)が活性化すればするほど
うつ病の症状が改善することがわかってきたという。
うつ病のカギを握っているのが扁桃体。
扁桃体は、不安・恐怖・悲しみなどの感情が生まれる場所。
うつ病は、扁桃体が暴走して不安・恐怖・悲しみなどが止まらない状態だと考えられる。
DLPFCの機能
・判断や意欲をつかさどる
・扁桃体の暴走を抑える役割
磁気刺激でDLPFCが活性することで本来の機能を取り戻すことができるという。

日本ではまだ、安全性・有効性を確認し、承諾されなくては治療に使えないので
残念ながら数年かかるという。
ただ日本でも少しづつはじまっているという
神奈川県立精神医療センター芹香病院では、薬で1年以上改善しないという患者の中から
さらに条件を絞って磁気刺激を行なっているという。

アメリカではさらに驚きの治療が始まっているという。
それが脳深部刺激(DBS)
患者の頭に電極を埋め込み脳の働きを改善する治療。
先端に電極がついた細い電線を脳から胸にかけて埋め込むというもの。
電気の刺激で不安や悲しみの感情を抑えこむというもの。
場所は扁桃体の近くにある25野というところ。
ここに電気刺激を与えると、DLPFCと扁桃体の両方の活動を調整することができるという。

日本でもうつ病の医療が変わりはじめているという。
それが診断。光トポグラフィー検査というもの。
脳の血液量の変化から調べる装置。
うつ病患者の場合は、言葉を考えるテストを行なっても血液量は増えないという。
変化のパターンでうつ病と似た症状の他の病気(統合失調症、双極性障害)も区別できるという。
現在全国13か所で実施されているという。
この検査でこれまでうつ病と診断されていた人が双極性障害(そううつ病)だったと
ケースがあるという。
最新の研究ではうつ病と診断された患者の中に双極性障害が4割以上も
含まれていることが明らかになったという。
双極性障害の方が抗うつ薬を飲むと気分の波が押し上げられ極端なそう状態になり危険な
衝動にかられるケースがあるという。

比較的症状が軽いときの治療法としてことばの力で治す方法が注目されているという。
それが認知行動療法。
カウンセラーが積極的に働きかける治療法。
うつ病の人は、扁桃体が暴走し、不安や悲しみの感情が沸き上がってくるという。
認知行動療法によりDLPFCが活性化し扁桃体にブレーキをかけうつ病の症状を
抑えこむという。認知行動療法によりDLPFCを鍛えれば抑えることができるという。

今や脳科学の進歩でうつ病の正体に迫りつつあるという。
将来うつ病を克服できる日も近いかもしれないという。

うつ病というと漠然とした心の病と思いがちですが、数値でわかり、治療・予防も
できる時代が脳科学の進歩でそう遠くない将来に来るのかもしれませんね。


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