1型糖尿病妊婦へのビタミン補給、妊娠高血圧腎症リスクを低下せず

June 30 [Wed], 2010, 12:30
1型糖尿病妊婦へのビタミン補給、妊娠高血圧腎症リスクを低下せず
2010年06月30日 ソース:Lancet(論文一覧) カテゴリ: 内分泌・代謝疾患(関連論文) ・産婦人科疾患(関連論文) ・投薬に関わる問題(関連論文)

文献:McCance DR et al. Vitamins C and E for prevention of pre-eclampsia in women with type 1 diabetes (DAPIT): a randomised placebo-controlled trial. Lancet. Early Online Publication, 26 June 2010

1型糖尿病妊婦762名を対象に、妊娠高血圧腎症に対するビタミンC+E補給の有効性をプラセボ対照試験で検討。妊娠高血圧腎症の発症率はビタミンC+E群15%、プラセボ群19%と差がなかった。著者らは妊娠高血圧腎症のリスクは低下させないが、抗酸化状態不良の妊婦では有用な可能性があると指摘している。

妊娠中の高周波電磁波、幼児期発症の癌と関連見られず

June 25 [Fri], 2010, 12:30
妊娠中の高周波電磁波、幼児期発症の癌と関連見られず
2010年06月25日 ソース:BMJ(論文一覧) カテゴリ: 小児科疾患(関連論文) ・産婦人科疾患(関連論文) ・癌(関連論文)

文献:Elliott P et al. Mobile phone base stations and early childhood cancers: case-control study. BMJ. 2010;340:c3077

0-4歳の小児癌患者1397名と対照5588名を対象に、妊娠中の高周波電磁波への曝露と幼児期発症小児癌の関連を症例対照研究で検討。出生時の居住地と携帯電話基地局の距離・電磁波の出力・出力密度モデルに群間差はなく、出力密度と脳および中枢神経系の癌・白血病・非ホジキンリンパ腫・全癌との関連も見られなかった。

妊娠第1三半期のバルプロ酸、先天奇形リスク上昇と関連

June 14 [Mon], 2010, 0:30
妊娠第1三半期のバルプロ酸、先天奇形リスク上昇と関連
2010年06月14日 ソース:NEJM(論文一覧) カテゴリ: 神経内科疾患(関連論文) ・産婦人科疾患(関連論文) ・投薬に関わる問題(関連論文)

文献:Jentink J et al. Valproic Acid Monotherapy in Pregnancy and Major Congenital Malformations. NEJM. 2010;362:2185-2193

欧州の抗てんかん薬研究のデータベースを用いて、妊娠第1三半期のバルプロ酸使用とコホート研究8件から特定した14の先天奇形との関連を症例対照研究で検討。14中6の先天奇形(二分脊椎・心房中隔欠損症・口蓋裂・尿道下裂・多指症・頭蓋骨癒合症)について、バルプロ酸単剤療法とリスク上昇に有意な関連が見られた。

母親の死亡で小児の生存率低下、父親は影響なし、バングラデシュ調査

June 08 [Tue], 2010, 12:30
母親の死亡で小児の生存率低下、父親は影響なし、バングラデシュ調査
2010年06月08日 ソース:Lancet(論文一覧) カテゴリ: 小児科疾患(関連論文) ・産婦人科疾患(関連論文)

文献:Ronsmans C et al. Effect of parent's death on child survival in rural Bangladesh: a cohort study. Lancet. 2010;375(9730):2024-2031

親の死が小児(10歳以下)の生存に与える影響を、コホート研究で調査。母親が死亡した小児の累積生存率は24%であり、2-5カ月の乳児への影響が最大であった(率比25.05)が、父親の死亡は影響を与えなかった。母乳の突然の停止と母親の不在が子どもに深刻な影響を与えることが示唆された。