カメラ片手に  秋風吹けば富士がバッチリ

October 31 [Tue], 2017, 8:53
 ▼昨日は北風が吹き、冬のコートを羽織って出かけた方が多かったようです。ジワジワと寒さが増しているのが感じられます。今まで風邪薬を飲んだことのないかみさんでしたが、風邪に懲りたのか寝室は床暖房をつけっぱなしにしています。私は暖房はまだ早いと、毛布にくるまっていますが夜中に何度も目覚めます。睡眠不足で体調を崩してはいけないと思い、足が冷えないように暖房を使うことにしました。思い出せば、ちょっとした油断で体を冷やし、今年の正月は風邪で寝込んでしまいました。寒さには無理は禁物だと身にしみました。

 ▼昨日は北風が吹いたので夕べの富士山は雲もなく、くっきりとシルエットいなって見えました。これから毎日見られればいいのですが、今日は朝から曇っています。











 ▼今朝、日の出前に目覚めたので都心部を撮しました。高層ビルの上に赤いランプがいっぱい並んでいます。




スカイツリー



新宿



六本木 森ビル
角のように飛び出てるのは東京タワー

カメラ片手に  台風22号はどこへやら

October 30 [Mon], 2017, 8:04
 ▼昨夜遅くから台風22号が関東地方に風雨が強まり、雨量が時間当たり50ミリになるという予報でした。今日は月曜日ですから、朝の交通ラッシュに支障が出なければいいなあと心配しましたが、雨が降る気配はゼロ、強風が吹き荒れる気配もゼロ。それどころか月が煌々と夜空に輝いています。深夜には珍しく無数の星まで見えるではありませんか。

 ▼今朝はいたって静か、駅のアナウンスもありません。ダイヤ通り順調に走っています。日替わり定食みたいな台風なんか来なくて良かったと胸をなで下ろしています。そこで、昨夜から今朝のスナップをどうぞ・・・



今夜接近する台風の襲来を心配してるのに
まさか! お月さんが出るとは



月が明るく夜空を照らしています。
本当は無数の星が見えるはずでした。
月が消えた深夜、満天の星が見られました。



今朝、都心部の空



初冠雪の雪が消えていました。
後光が射してるような富士山は珍しい



音もなく横田基地に着陸寸前の米軍機ギャラクシーが
カメラのフアインダーに飛び込んできました。




着陸20秒前
空軍最大の輸送機で戦車や軍用車両も積めます。



 ▼戦争用の飛行機ですから、標的にならないよう、地味な色に塗装されています。民間機のような目立つロゴでは狙われますから禁物です。私は、こういう軍用機が忙しく飛び回る事態(戦争勃発)に決してならないよう、関係国の首脳に願います。平和な世界を壊してほしくありません。戦争できる国にしたがる安倍内閣の憲法改悪には賛成できる訳がありません。国民の七割は九条を変えることに反対しています。安倍首相が「九条はそのままにして、自衛隊を書き加える」と言いますが、それこそ彼が得意とする国民だましの策略です。そんなインチキまでして憲法を変えたがる安倍首相の本心が見え見えです。


船捨て場から出てきたようなオンボロ幽霊船
実は北朝鮮の漁船です(写真は読売新聞から)


北の密漁船再び活発化…能登沖に大型鋼船10隻

今朝の読売新聞より
 石川県・能登半島沖約300キロの海域に広がる好漁場「大和(やまと)堆(たい)」で、今夏の集中取り締まりによって姿を消していた違法操業船の目撃が再び相次いでいる。
 ほとんどが北朝鮮船籍とみられ、これまでより大型の鋼船も増加。海上保安庁などが警戒を強めている。
 日本の排他的経済水域(EEZ)内にある大和堆は、暖流と寒流が交わる豊かな漁場だ。昨年9月頃から、周辺海域で違法操業船が目立ち始め、今年7月には、水産庁の取締船が北朝鮮籍とみられる船から銃を向けられる事件も発生。海上保安庁が7月上旬〜8月下旬、初の集中取り締まりを実施し、警告に従わない船の周囲に放水するなどして、延べ約820隻をEEZ外へ強制退去させていた。
 しかし秋口から、再び侵入が始まった。海保関係者によると、これまでは全長5〜10メートルの古い木造船が大半だったが、9月下旬以降は、全長40メートルほどの鋼船も頻繁に現れ、多い日で10隻以上の鋼船の違法操業が確認されたという。




 ▼安倍首相は今回の大義不明の衆院解散と総選挙を「国難突破」のためだと自分勝手な理屈で国民を欺きましたが、小選挙区では25%の得票率で驚くなかれ75%の議席を得ました。どう考えても民主主義国の選挙とは言えません。75%の投票がゼロ扱いになるのですから、こんなあくどい制度は廃止すべきでしょう。そして議員数に応じて政党助成金(国民が納める税金)を出すのですから、これこそが「ぼったくり議会」じゃないですか。民意が正しく反映される議会なら多数決で決まったことには従う義務があります。しかし、民主主義の根幹が間違っていますから腐った根っこばかりが蔓延してしまいます。こんな国が「美しい国」と言えるでしょうか。

 「国難」が迫っていると、国民に危機感をあおり立てるのはヒトラーの得意とするやり方です。選挙が終わったら、再開国会は正味三日間だけで閉じ、来年まで国会はお休みするというのですから、国民は馬鹿にされています。そういう政党を選ぶ国民も国民です。そういう人たちがどんな国づくりをするのか、これからが恐ろしくなります。国難なんかどこかへ吹き飛んでしまい、トランプ歓迎のお祭りムードをマスコミで吹き込み、北に対する圧力と軍事同盟を確認することになるでしょう。そして憲法改悪のスケジュールもこっそりと・・・

カメラ片手に  昭和記念公園 ハイブリッドダリア

October 29 [Sun], 2017, 15:31
 ▼新しく開発されたハイブリッド車の売れ行きが好調になるという矢先に大手国産自動車メーカーの老舗が出荷する全車検査で無資格者に検査をやらせていたことが分かり、国内出荷を取りやめ、正規の検査をし直すN社が公表されました。そしたら、S社も同じインチキをやっていたことが報じられました。

 何も知らない消費者は安全基準に適合しているとばかり信じて新車を購入しています。私はN社の新車を3台、M社を1台、D社を1台乗り継いでいましたが、M社の車は購入後2回もリコールされた欠陥車でした。直せばいいってもんではありません。人命を軽視されていたのですから、無性に腹立たしく、こんな会社を選んだ自分が情けなくなりました。日本人のまじめさが誇りでしたが、そんなものをかなぐり捨て、売り上げさえ伸ばせばいいという法を無視した経営陣の態度に怒りを覚えます。もう車には乗りませんが、欧州車に魅力を感じています。デザインと性能に伝統が生かされています。しかし、ドイツのF社の車にも公表燃費で不正があったことが分かり、がっかりさせられました。経営者の質が問われます。不正は経営の根幹に及びます。


 ▼ハイブリッドは車だけかと思っていましたら花にもあることを先週教えられました。「ハイブリッドダリア」という花がありました。案内板を読んで知ったのですが、色と種類が豊富な園芸用ダリアと皇帝ダリアを配合して出来た品種です。先週はちょうど満開で、花の密を求めて蜂がいっぱい来ていました。




























丈が10mに成長するのにビックリ
そして「亜低木」だとは、もっとビックリ


カメラ片手に  自衛隊ヘリ訓練の騒音

October 28 [Sat], 2017, 8:03
 ▼珍しく秋晴れでしたので、運動と撮影を兼ねて昭和記念公園へ出かけました。歩き通しで1万歩以上が目標です。コスモス畑は盛りを終えていますので、黄木の撮影に切り替えました。公園のいちばん名物は秋の銀杏並木と真っ赤な紅葉ですので、一年の締めくくりに相応しい錦秋を楽しめます。まだ少し早いのですが、黄色や赤に色づき始めていました。

 ▼自然の変化を感じながら園内は歩いていると気持ちが安らいできます。しかし・・・・唯一、心をかき乱すものがあります。とてつもなく絶え間ない大騒音です。公園に隣接する自衛隊基地、警視庁、消防庁などのヘリポートからヘリの轟音が公園に飛び込んできます。飛行訓練なのでしょう。10分以上も続くホバーリングの音がいちばんうるさくて心安まるどころではありません。都会のオアシスと言える国営公園がこのさまですから、日本人の美的感性が疑われてしまいます。これがいつまで続くのか、初めて来た人は騒音のひどさに驚いて空を見上げています。園内のどこにいても、このバタバタ音が耳に飛び込んできますから、苦々しい思いにさせられています。多くの外国人も公園を訪れていますが、騒音が強烈な印象となっているとしたら残念なことです。やたらうるさい騒音と公園が隣り合わせになっても平気の神経はとても正常とは言えません。言い換えれば日本は戦争と平和が雑居している国だということです。静かな安らぎを与える公園だとは思えないのです。基地と隣り合わせに公園がある国は他にあるでしょうか。

 さらに、立川市に住む私の家は自衛隊の訓練コースの真下になっています。そのやかましさに腹立たしくなります。米軍立川基地が日本に返還された時、地元立川市民はやっと静かで平和な街になれると喜びました。しかし、市の承諾もなしに勝手に移転してきたのが憲法違反の自衛隊でした。まるで夜討ちのこそ泥みたいなやり方です。基地の街、立川が、またもや戦争と関わるようになってしまいました。なんで訓練基地が都会のど真ん中にあるのか、まったく理解に苦しみます。東京を囲むように、こういう自衛隊基地がずらりとあるのが奇異に思えてなりません。





















昭和記念公園のシンボル
平和の鳩を飛ばす大噴水



悲惨な戦争の昭和時代を繰り返さないよう、
平和な国を願って作られたのが昭和記念公園
ではないかと私なりに思っています。








カメラ片手に  秋色づいた昭和記念公園

October 27 [Fri], 2017, 8:26
 ▼昨日は富士山の五合目から頂上まで白く雪化粧したので、テレビや新聞で話題になりました。今日はぼんやり見えましたが、気温が上がるにつれて姿を隠してしまいました。これから空気が乾燥し、気温が下がると、冬の期間中毎日見られます。


昨日の朝日新聞夕刊(電子版)から



私の書斎から見た富士山(300mm望遠)



日没の時



シルエット





 ▼昨日は願ってもない晴天に恵まれたので、コスモスの花の見納めをしようと思い立ち、昭和記念公園に出かけました。「コスモスまつり」は明後日の29日まで開かれているので大丈夫だろうと思っていましたが、三つある大きなコスモス畑はシーズンを終えて、刈り取り中でした。西の黄色と白のコスモス畑だけが残されていましたが、寂しい印象を受けました。コスモスの花を撮しに来たと思われるカメラマンは、一目見るなり一枚も撮らずに帰りました。私も一枚だけを記念に撮して、黄色くなり始めた銀杏に切り替えることにしました。







見上げると鈴なりのギンナンです。



足下には地面一杯にギンナンが落ちていました。



銀杏並木の黄色いトンネルはもうすぐ



 ▼昨日の園内スナップから


遠足のこどもたち
滑り台を上から見ると、ちょっと怖いようです。



少し緊張してるのか、心臓がドキドキ







 来週の金曜日から立川市内にある国立音大の「芸術祭」が三日間開かれます。秋の薫り高い様々なジャンルの音楽がたくさん楽しめます。私は毎年思いっきり音楽を楽しんでいます。すべてが無料ですから、家族連れがたくさん訪れています。三日間の演奏スケジュールはネットに出ていますので検索してください。今年は従来と少し変化してるのも見られます。なお、テーマの 「a piacere」とは音楽用語で「自由に」という意味だとか、いかにも音大生らしい自由な雰囲気が感じられます。自由のない学校教育なんか、やる気が萎縮するばかりです。


カメラ片手に  富士山が大変身

October 26 [Thu], 2017, 8:19
 ▼秋が深まるにつれてテレビを消して早寝するようになりました。あたたかいベッドに入ると、すぐに睡魔が襲ってきます。私には魔物ではなくMr.Sandmanで、毎晩のようにいろんな夢の世界へ連れて行ってくれます。たまにドキッとされられる夢であったりします。早寝をするせいか、薄暗いうちから目覚めたり・・・そんな時はネットで電子版の新聞を読んだり、メールチェックしたりしていると外が明るくなっています。

 ▼今朝、窓の外を見てびっくりさせられました。富士山が真っ白く大変身していました。薄暗いので目をこらして確かめました。昨夜のうちに雪が積もったのでしょう。いつもなら、山頂部から次第に下方へ、だんだん白くなっていくのですが、いっぺんでこうなるのは滅多にありません。たぶん、今朝のテレビで白く冬化粧した富士山が話題になることでしょう。



まだ太陽が照っていないので灰色の富士山です。




日の出を迎えました。
画面右端に白い富士山  もう真冬なんですね



9時の富士山





 ▼今日は快晴、洗濯日和です。なのに、明日からまたお天気が崩れてしまい土日は傘マークが続きます。昭和記念公園のコスモス祭りが終りになるというのに、花たちがかわいそうです。先週の撮りだめ写真から、今年のコスモスとはお別れです。今度は「黄葉と紅葉まつり」が始まります。名物の銀杏並木と木々の紅葉が最後の大変身をします。





後方が立川市街
















 ▼追記
 今朝の東京新聞に森友学園へ破格値で国有地が売却された件が適正であったかどうかを調べていた会計検査院の調査についてが出ていました。9億5千万円の国有地を8億円値引きして1億3千万円にまで下げて売却した根拠が認められないという内容です。

 この件では国会で『何の問題もなく適正であった』と答えた麻生財務相、キツネ顔で平然と『記憶にない、記録がない』などとシラを通した佐川近畿財務局長(なぜか?後に国税庁長官に昇格)の責任が再開国会で追及されることになります。ますます加計学園問題の疑惑が深まる中で、安倍首相と昭恵夫人がどのような関わりがあったのか、国民に丁寧な説明が求められます。国民の財産を私的な関係の知人に超破格値で売り払うのは国家公務員(総理大臣や議員も含めて)として違反する行為です。安倍首相の進退に大きな影響が出ることが考えられます。

国交省積算ごみ撤去費 森友値引き6億円過大 検査院が疑義

2017年10月26日 朝刊
 

 学校法人「森友学園」に大阪府豊中市の国有地が、ごみの撤去費分として約八億円値引きされて売却された問題で、売却額の妥当性を調べていた会計検査院が撤去費は二億〜四億円程度で済み、値引き額は最大約六億円過大だったと試算していることが二十五日、関係者への取材で分かった。
 官僚の「忖度(そんたく)」が取り沙汰された問題は、税金の無駄遣いをチェックする機関からもごみ撤去費の積算に疑義が突き付けられる見通しとなった。検査院は関連文書の管理にも問題があったとみており、売却に関わった財務省と国土交通省の責任が改めて問われるとともに、政府に説明を求める声が強まるのは必至だ。
 検査院は詰めの調査を進め、両省への指摘内容を年内にも公表する見通し。
 森友学園は二〇一五年五月、財務省近畿財務局と国有地の定期借地契約を締結。その後、国有地の購入を申し出たことから、財務局は地中に埋まっていたごみの撤去費の見積もりを、以前に現場周辺の地下の埋設物を調査していた国交省大阪航空局に依頼した。
 学園は「地下九・九メートルまでごみがある」と申告。航空局は詳細に調べ直さないまま、以前の調査を基に、土壌全体の47%にごみが混入しているとみなし、撤去費を約八億二千万円と算出。財務局は一六年六月、この額を評価額の約九億五千万円から値引きし、約一億三千万円で売却した。
 検査院が残された資料を検証したところ、47%というデータは、航空局が以前に現場の敷地を掘削した数十ポイントのうち、ごみが出てきた六〜七割のポイントの土壌に限っての混入率だった。残る三割以上では、ごみが見つかっていないのに混入率に反映させていなかったという。検査院が計算し直したところ、混入率は30%程度で撤去費は約二億円にとどまった。別の計算方法を用いても四億円余りだったという。
 ただ、撤去費単価に関する文書や、国と学園とのやりとりの記録は破棄されており、正確な見積もりはできなかった。検査院は文書管理の改善も求めるとみられる。
<森友学園問題> 学校法人「森友学園」が、大阪府豊中市の国有地を約8億円値引きされた価格で取得していたことが今年2月に発覚。この土地で建設を計画していた小学校の名誉校長には安倍晋三首相の妻昭恵氏が一時就任し、国会で追及された。大阪地検特捜部は国や大阪府、市の補助金を詐取したなどとして、詐欺罪などで籠池泰典前理事長と妻を起訴。近畿財務局長らの背任容疑などについても刑事告発を受け捜査している。





カメラ片手に  昭和記念公園スナップ

October 25 [Wed], 2017, 8:52
 ▼台風が去った翌日は見事な秋晴れでしたが、その後はまた曇りや雨模様の日に逆戻り、山の姿が見られません。外出にはカメラを持参していますが、一枚も撮さないで帰る日が続いています。こういう時は、撮りだめファイルから選ぶことにしています。昭和記念公園に出かけると、お天気次第で500〜800枚くらい撮していますので、撮しっぱなしの写真がたくさんたまってしまいます。公園の雰囲気を感じ取っていただければうれしく思います。


花の丘一面にコスモスが咲いています。



面白い枝ぶりの楡の木



西立川口の野鳥の池
いつも鯉の大群が口を開けて寄って来ます。





日本庭園の竹林













 ▼意外な展開を見せた総選挙でしたが、自民党にとって両手を挙げて喜べる勝利とは言えません。当選議員数では大勝利でしょうが、それは小選挙区制という、民意を反映していない不公平な選挙制度でのことで、大多数の民意は他党を支持していることが得票数を見ても明らかです。これからの国会運営がどうなるのか注目していかないと、やりたい放題の自分勝手政権が何をやるのか、危なっかしくてなりません。森友、加計学園の追求を恐れてか、国会は1月までお休みするという情報もあります。仕事らしいこともしないで議員手当だけをまずは頂こうって魂胆でしょうか。昨日、ネットに今回の選挙についてこういう一文が出ていました。筆者は筆坂秀世氏です。

自民党大勝の最大の功労者は小池百合子と前原誠司
筆坂 秀世  c Japan Business Press Co., Ltd. 提供

 解散・総選挙は、結局、自民党の大勝に終わった。立憲民主党が結党時の3倍以上に議席を伸ばしたが、野党勢力は自民党に対して何の痛打も浴びせることはできなかった。

 安倍晋三内閣は、支持率よりも不支持率が高い内閣である。その安倍首相が解散に打って出て、この大勝ぶりというのは、稀有なことであろう。

自民党敗北の可能性もあった

 では、自民党が敗北、もしくは大幅に議席を減らす可能性はまったくなかったのだろうか。そんなことはない。野党が大躍進する可能性は十二分にあった。

 その1つの方法が、維新の会を除く野党の共闘である。昨年の参院選では、この共闘が功を奏した。今回も実現していたなら、おそらく数十議席は自民党の議席を減らすことが可能であっただろう。

 だが、民進党内で共産党との共闘に反対する前原誠司氏が代表に就任し、共闘否定派が五月雨式に民進党を離党していったため、参院選のように4野党の共闘という構図が成立しなかった。

 野党が躍進するためのもう1つの方法は、希望の党の小池百合子代表が「寛容な保守」を言葉だけではなく実際に貫くことであった。保守というのは、本来、寛容さ、鷹揚さを持ち味にしているものだ。保守には、マルクス主義、共産主義のような絶対的な価値観はない。だからこそ幅広さがあるのだ。共産党との共闘を否定し、踏み絵を踏ませるようなことをする必要はなかった。

「阿吽の呼吸」という言葉がある。何もガチガチの共闘ではなく、緩やかな共闘も可能であった。共産党をも大きく包むぐらいの度量がなければ、巨大自民党を倒すことなどできない。しかも、安保法制支持、憲法改正支持、消費税増税凍結という「政策協定書」なるものに署名をさせるという踏み絵まで踏ませてしまった。小池氏の師匠とも言うべき細川護熙元首相が「小賢しい。どこが『寛容な保守』だ」と批判したのも当然のことである。


ひとり相撲でコケてしまった小池氏

 小池百合子氏は、ことごとく自分で勝ちの芽を摘んでしまった。9月25日、小池氏は安倍晋三首相の解散表明の日にぶつけるように希望の党を立ち上げた。このとき、国民の間で大きな期待が広がった。自民党の小泉進次郎氏は、「最初はビビった」と言う。二階俊博幹事長は、「今から解散を止められないか」とこぼしたと言う。それぐらい自民党に衝撃を与えたのだ。

 だが、小池氏のたった一言で流れは大きく変化してしまった。小池氏は昂然と胸を張って、「民進党議員を全員受け入れるつもりはさらさらない」「排除します」と発言した。この発言をテレビで聞いたとき、「何様だ」と瞬時に感じた。多くの国民が同様に感じたはずである。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という諺があるが、傲慢さは日本人が一番嫌うものだ。ましてや踏み絵などというのは、キリスト教の弾圧を想起させるだけだ。自民党のある幹部は、「安倍さんが一番嫌われていたのに、小池さんが一番嫌われるようになって、安倍さんは二番になった」とほくそ笑んだという。

 なぜこんな失敗をしてしまったのか。その原点は、地域政党「都民ファーストの会」の立ち上げにあったと思う。都知事選挙で大勝利をおさめ、その勢いに乗って都議会でも公明党と組んで多数派を作り上げた。小池氏は常々「新党など3日もあればできる」と豪語していたそうだ。都議会ではそれをやってのけたわけである。

 だが私は、この時から余計なことをしているなと思って見ていた。知事選挙で大勝利を収めたのは、小池氏の魅力に負うところも多いが、それ以上にそれまでの3人の知事(石原慎太郎、猪瀬直樹、舛添要一)への批判が充満していたからである。その批判は、これらの知事を支え、与党してあぐらをかいていた都議会自民党にも向けられていた。なかでも小池知事との握手での記念写真を拒否した都議会議長の対応に、都民は呆れ、怒っていた。

 しかし、本来は、推進する都政の中身で都議会各党を味方につけていく努力をするべきなのだ。“議会乗っ取り”とも言うべきやり方は、多くの怨みを残すだけである。この“成功体験”が新党作りを甘く見てしまったのであろう。3日で作ったような政党が長続きするわけがないのだ。小池氏が渡り歩いてきた新党を見ればそれがよく分る。日本新党、新進党、自由党、保守党、自民党のうち、一度も解党することなく残っているのは自民党だけである。

 都民ファーストの会は、所属議員に箝口令を敷かなければならないような素人集団である。早くも2人が脱会している。次の選挙では死屍累々になるだろう。ブームというのは、一時的なものだからブームなのである。ここまで地に落ちてしまった小池氏が、もう一度ブームを作り出すことは至難の業だ。それどころか代表しか決まっておらず、そもそも政党の体をなしていない希望の党が雲散霧消するのも時間の問題だろう。

「柳の下の泥鰌(どじょう)」という故事がある。「一度上手くいったからといって、いつも上手くいくものではない」ということの例えだ。二匹目の泥鰌はいなかったのである。


有権者を舐めていた希望の党


 希望の党の候補者には、有権者を舐めているとしか思えない候補者が数多くいた。例えば、神奈川県で比例で自民党から当選しながら、選挙が不利と考えて希望の党に走り、何の馴染みもない東京の選挙区から立候補した輩がいた。結果は、見事に落選である。

 熊本の元県会議員や大阪の“美人過ぎる”元市会議員(私にはそうとは思えないのだが)なども、東京の小選挙区から落下傘で立候補させた。“美人過ぎる”元市議は、地元の有権者から、「あなたこの街の何が分っているの」と詰め寄られ、答えることができずに逃げ出していた。希望の党には、こんな候補者が山ほどいる。有権者を侮っているとしか思えない。

 希望の党は、こんな候補者を多く含む235人を立候補させた。「政権選択選挙」と呼ぶためには、過半数以上立てる必要があったからだ。これでは政権選択選挙などになるわけもなかった。

 政党の立ち上げ方といい、候補者の選定といい、国民を舐めきっていることが、今回の選挙で図らずも露わになってしまったということだ。

立憲民主党と共産党の明暗

 小池氏になびく輩が多い中で、これに抵抗したのが枝野幸男氏だった。立憲民主党を立ち上げことが「筋を通した」という評価を受け、「判官贔屓」も手伝って大躍進を遂げることになった。枝野氏は、みずからを「リベラルでも、保守でもない」と言い、元民進党の同僚議員が立候補する選挙区には、たとえ希望の党の候補者でも対立候補を立てなかった。まことに賢明な判断だったと思う。

 最近、ネット上などでは過激な言葉が常態化し、そうした言論が目立つ。だが多くの国民はそんな過激さを求めてはいない。包容力や優しさこそ求めているのだ。この空気に立憲民主党は適合したのだと思う。(以下略)

カメラ片手に ドラマチックな自然美

October 24 [Tue], 2017, 8:18
 ▼気象庁の発表では巨大台風と呼ばれていたので、もし日本列島を縦断したら大変な被害を受けるのではと心配していましたが、一部地域の土砂崩れや河川氾濫を除いて、なんとか太平洋に去ってくれたので胸をなで下ろしています。海水温度の上昇が台風発生の原因だそうですが、米国でもハリケーンが猛威を振るっていました。それなのに、トランプ大統領は地球温暖化を防ぐパリ協定に調印もせず、地球温暖化の原因とは関係ないと非科学的な発言をしていました。自国第一主義者ですから、自国の産業が衰退するような政策はいっさい受け付けない態度です。環境破壊が進めば、アメリカにも影響が必ず出るに決まっています。特に、農産物は深刻です。

 ▼日本政府は戦後一貫してアメリカのご機嫌伺いばかりしていて、言うべきことも言えないのですから、とても独立国とは言えないていたらくぶりです。安倍首相はトランプが来日したらプロゴルファーと三人でゴルフをすると喜んでいますが、トランプさんに何を言い、何を約束するのか、とても気がかりです。日本を含めた太平洋地域の安全保障が最大の話題でしょう。戦争突入を想定した場合の対策まで話し合うでしょう。緊急非常事態と判断して首相の最高権限が発揮されることまで考えている可能性があります。そうなると、国民の権利が制限され、地方自治体も国の命令に従うよう義務づけられます。おそらく防衛省では戦争勃発時を想定した行動規範(軍事的行動と市民対策)が作られているはずです。安倍首相が強引に成立させた「集団的自衛権容認と日米同盟」が現実に実行される場面が起こるかもしれません。『日本を、守る。』と選挙で印象づけていたのは、じわじわと現実味を帯びてきました。

 ▼選挙が終わったら、安倍首相は早急に憲法「改正」に取り組むと宣言しました。なぜ、急ぐのでしょうか?米国から急かされているのです。米国兵といっしょに日本「国軍」も戦場で戦い、血を流せと前々から圧力をかけています。
それが安倍首相の『長年の悲願』とされている憲法「九条改正」になっています。安倍首相は、『米国に押しつけられたみっともない憲法』だと自国の憲法を貶していますが、とんでもないデマです。現憲法は日本人の手によって作られたもので、戦争放棄を定めた九条は米国の押しつけではありません。その憲法を変えろと押しつけられているのが安倍首相ではないですか。『みっともない』のはいったいどこの国の首相でしょうか。日本は真の独立国になっていません。日本政府は常にアメリカの顔色をうかがいながら言われるがまま従っています。そういう事で選挙後の最大課題は景気回復どころか憲法「九条改正」が緊急課題になっています。最終的に判断するのは国民投票ですが、戦争の悲劇を体験していない年代がほとんどで、特に若い年代の方々が自民党を支持しているそうですから、鳥肌が立つ恐怖を感じています。戦争のむごさとは、武器を持たない一般市民が逃げ惑い無残に殺されるのです。それでも「国を、守る。」という政府の命令に従う気持ちがおありでしょうか。戦争をさせない、しないために全力を尽くすのが政治家のつとめです。「国民を、守る。」政治であるべきです。国民を守る最大の武器は「憲法九条」です。



 ▼昨日と夕焼け今朝の日の出は自然美のドラマでした。太陽の光が神々しく地上を照らしています。しばし、その見事な美しさに見とれてしまいます。豊かな安らぎときょう一日の平和を祈りながら、シャッターを押していました。



昨夕の富士山
昨日、初冠雪があったそうです。














今朝、東京の日の出








 ▼先週、昭和記念公園で遠足のこども達がフワフワドームで遊んでいるところをスナップしました。遊んでいる子、喜びいっぱいの子を見ていると、ついひきこまれてしまいます。
















カメラ片手に 昭和記念公園 スナップ集

October 23 [Mon], 2017, 8:50
 ▼人騒がせの台風が東京をかすめるように通過しました。超大型台風ですので通勤時間帯に大混乱が起こるかもしれないと心配していましたが、雨も風もなく、穏やかな朝を迎えました。気抜けしたような感じです。今朝の新聞も自民党大勝の文字が一面にデカデカと出ています。「国難突破解散」、「国を、守る。」選挙だと言う言葉が大笑いしてるような、腑抜けしたような気分で、テレビのニュースを見る気にもなりません。選挙が終わった途端、憲法「改正」に取りかかると安倍首相は笑みを浮かべて宣言しています。自民党に投票した国民がいちばん願っていたことが憲法「改正」だったのでしょうか。いちばん大きな願いは「景気の回復による所得増」、「社会福祉の充実」、「安定した暮らし」に尽きるはずです。国民から「憲法改正」の声はごく一部からしか出ていません。安倍首相は取り組むべき政策の重要性を間違えては困ります。今までの自分勝手でやり放題の独裁政治には国民の厳しい目が許しません。

 ▼一方、希望の党は民進党の議員と資金を抱き込んではみたものの、党の方針に従うという誓約書を書かせたり、方針に合わない人をふるいにかけ排除するという内部分裂や政党らしからぬ醜態を示し、希望の名に恥じる結果となりました。出だしから思想信条を束縛するような政党では国民の信を得られるはずがありません。このことが自民党を大勝させた原因になっています。苦労なしで、相手のミスで勝たせてもらったタナボタ選挙でした。唯一野党で健闘できたのは「立憲民主党」でした。自民党の一党独裁を糾す野党第一党になったことは高く評価できます。
憲法九条「改正」について、国会できちんとした論議がなされるよう、自公政権が数の力で押し切るような暴挙だけは断じてさせないよう、堂々とした議論をするよう期待しています。国会とはそういう場であるはずです。民主的な手続きと議決をしないで何でもありの政治をして来た安倍政権には警戒心ばかりが募ります。



今朝10時の富士山




神奈川県、丹沢の山並み  右に富士山




 ▼先週の水曜日、たった一日だけの晴れでしたが、昭和記念公園を1万歩歩いて来ました。カメラをフルオートの広角にして目を惹いたものなら何でもスナップです。後でトリミングすればいいだけです。


ハイ、チーズ





真夏の陽気でしたが翌日は気温10度の冬日でした。





幸せの記念日



これは四分咲き 今週末が満開の見頃です。











舌を出してペコチャンみたい







咲き終わったコスモス畑が全部刈られてしまいました。








カメラ片手に 昭和記念公園 日本庭園スナップ

October 22 [Sun], 2017, 12:33
 ▼先週の晴れはたったの一日だけでした。雨続きでしたので、この日を逃せないと決め、公園へ出かけました。箱根駅伝予選会の14日(土)も生憎の雨でしたので、傘をさしての写真撮影は無理だと思い、テレビで観戦しました。ハーフマラソンの20km走の合計タイム(10人分)で順位を決めますが、一人でも遅れが出ると順位が下がってしまいます。チーム全員が自己ベストを下回らないように全力を尽くします。49校の参加中、10位以内に入らないと本大会に出場できません。私は、毎年出かけて応援していますが、若者達の額の汗がダイヤのように思えます。

 ▼久しぶりに日本庭園へ寄ってみました。池にかかってる木の橋が古くなったので新しく架け替えてから初めてです。


珍しく青空が見えました。



庭園の回遊路に咲いていたホトトギス





鳥のホトトギスの胸の斑点のように
見えるので、ホトトギスと名付けられました。
写真はネットからお借りしました。



園内の小さな滝









新しい橋の上で記念写真



カメラマンや着付けなど4名のお付きの撮影でした。



 ▼昨夕の朝日新聞に出ていた記事です。今日の総選挙の結果次第で憲法九条が変えられてしまうかもしれません。「国を、守る。」ために変える必要があると言いたいのでしょうが、安易に変えるべきではありません。その前にやるべきことがいくらでもあります。なぜ、北の国へ行って話し合いをしないのでしょうか。戦争になれば、双方の国で多くの人が犠牲になり、国が破壊されます。国を守るために憲法を変えて軍備増強しても、ますます危険が高まります。
日本は戦後70年間、憲法九条で平和が守られています。軍事力では平和は維持できません。歴史が物語っています。



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花や風景の美しさ、人の暮らしなどを撮りだめした写真アルバムから気の向くままに紹介します。立川から見える朝夕の富士山もお楽しみください。上の写真は立川から見た冬の日没時のダイヤモンド富士です。 http://twitpic.com/photos/blueskytokyo blueskytokyo twitpic (検索) お問い合わせは  ugn69345@nifty.com
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