怪談?

July 30 [Mon], 2018, 19:09

朝の5時には家を出ている筆者である。
もはやセミがジンジン鳴いて日差しも日中と変わらないくらいなので,時計を見なければ早朝という感じはしない。

高校生の頃,深夜放送に夢中になっていたらいつの間にか朝だったということがあるが,何気なしに窓からまだ暗い外を見ていたら,ゆっくりゆっくりと一枚ずつベールをはがすように景色が薄く形をあらわして来た。
山の向こうでキジがひと鳴きしたのに呼応するように,ヒグラシが物悲しくカナカナといいはじめた。
夜と朝の間とはこういうことなのかと納得したとたん,睡魔が襲ってきてそのまま昼まで寝るというヒジョーにムダなことをしたのである。

田舎の朝,暗いうちから草刈りに精を出すヒトが多い。
涼しいうちにやってしまいたいのと,夜露に濡れた草は刈りやすいと聞いたことがある。
「やっと〇〇のところの草刈りが終わった。3日かかったけど,刈り終わる頃には3日前に刈ったところがもう伸びてきてるからイヤになってしまう。」
母がこぼしている。
「あと少しで終わる時にね,山へ上っていく△□さんが見えたのよ。」
「『今日も暑くなりますね』と声をかけたら,本当にねえと笑っていたよ。」
「あれっ?母ちゃん・・・」
「ああ,そうだよねえ・・・・」
△□さんは亡くなっていて新盆だったという話し。

内科受診・・・

July 29 [Sun], 2018, 11:49

月イチの内科受診である。
筆者も一人前の大人なので,高血圧と中性脂肪である。
台風が心配なので,少し早めに行って医院の前で待ってようと思って着いたら8時45分。
9時受付開始なので,ジーサンバーサンがドアの前で待ってるかと思ったら,もはやフツーに受付・診療がはじまっていた。
「用意ができたら開けましょう」のノリである。
こういうのは筆者は大好きである。

血圧を測ってもらって診察。
ここは昔からある地元の医院,今の院長は,オトーサンが引退したので,どっかの大学病院を辞めて後を継ぎましたという状況。
50代と思われるのだが,近所のヒトや古い看護師が「若先生」と呼んでいる。
「筆者さん,どうですか?」
「はあ,さっき血圧測ってもらったんですが,カイシャで測るよりかなり低いです。」
「カイシャでは,どうしても緊張状態になりますからね。」
「そうなんですよ。いつ肩をトントンされるかビクビクしてます。」
「いっそたたかれてしまえば金輪際緊張しなくなって良いじゃないですか。」

診察が終わって「筆者さん,お小水をお願いします」と言われた。
おおお,いけない。
2回に1回は血液検査と小水検査やるんだった。
筆者ときたら何しろ近いものだから,病院のような待ち時間がある時は事前に何度も行って絞り出すのが習慣になっている。
コップももらったものの,どうやっても規定量に達せず個室で「どうしよう」と途方に暮れるのであった・・・orz

泣き言・・・

July 27 [Fri], 2018, 18:39

筆者はひとり親方なので,とある部署のシマに身を寄せているワケだが,そこのカカリチョーが目下問題案件が集中してヘロヘロ状態である。
加えて数人いる部下はすべて年上という厳しい状況で,他人事ながら気の毒になってくる。

「〇△の件,折衝をお願いします」
取引先との交渉案件が重なっているのか,比較的簡単なのを部下にやってもらおうとしている。
「カカリチョーが手掛けてきたのだから,あと少しやったら済むじゃないですか?」
横で大変な様子を見ているのだが,冷たいリアクションである。
「もういっぱいいっぱいなんですよ。お願いしますよ。」
「じゃあ,××の件を確認してくださいよ。その先からやってあげますから」
手間のかかるところを省いてくれれば残りはやってもいいと言っているようである。
それができないから頼んでいるのに・・・

年上だろうが年下だろうが,部下に泣き言いってもダメである。
絶対に同情なんかされない。
「知らねえよ」と思われるのがオチである。
筆者もしんどい時に似たようなことをやって,以来すっかりなめられたことがある。
仲良くとか甘ったるいことを考えず,組織の上下関係で薄情に徹するのが一番であろう。

わが身の仕事もかなり溜まって来た状況ではあるが,目の前で繰り広げらるやりとりをポーカーフェースで知らん顔しながらも,耳はダンボで神経を集中しているもんだから,全く仕事がはかどらないのである・・・・orz

よそもの・・・

July 25 [Wed], 2018, 18:33

筆者は広島県のとあるドイナカ村字山奥の出身であるが,両親がこの地に居をかまえたのは先の大戦終戦の時である。
呉から疎開したのである。
終戦なのだから疎開することもなかろうにと思うのだが,「進駐軍の毛唐に何されるかわからない」というデマを真に受けたらしい。
以来ずっと亡くなるまでドイナカ村字山奥で暮らした。

生前,「ウチはよそものだから」と言うのをよく聞いた。
もちろん村人たちはごくフツーに接してくれるのだが,彼らが筆者家とどこかで一線を引いているのは,コドモの筆者でも何となく感じていた。
だから,田舎に移って暮らすのは大変なことなのだと長く思っていた。

母の葬儀の時,地元のヒトに会葬お礼の一席を設けた。
その中に移住して来て2年目というヒトがいた。
ああ,よりによってドイナカ村字山奥なんかに住んで,いつまでも「よそもの」なんだけどなあとお酌しながら思った。
なのだが,古い地元のヒトと実に仲良く打ち解けているのである。
これは・・・

最近になってふとしたことでピンときたのだが・・・

地元のヒトが「よそもの」と言って排他的な感情を持っているのではなくて,こっちが入っていかずに一線を引いていたのではないか。
そう考えると,両親の言動やふるまいに「ここは呉の都会ではない」と見下したようなところが節々にうかがえたのである。
(今と違って70年前は,呉は押しも押されぬ大都会だったであろう)
相手が心開いていてくれても,こちらが踏み込んでいかなくてはうまくいかないであろう。

とわかったように分析する筆者であるが,しょせんは両親のコドモである(おそらく)。
人付き合いが悪く踏み込んでいかないところがある。(除オネーサン)

真夏の昼の夢・・・

July 24 [Tue], 2018, 18:11

テレビが「命に係わる暑さ」とか言っていたが,本当に今まで経験したことの無い暑さである。
夜,暑くて寝られたもんじゃないからエアコンかけて「おお,極楽極楽」と気持ち良く寝入ったら,今度は肌寒くて目が覚めて,あわててエアコンを止めて窓を開けて床についたら,次第に蒸し暑くなって悶々としながら朝を迎えるパターンである。

朝,身支度を整えて駅まで徒歩7分。
急ぐ用事なんて無いのだが,速足で歩くものだから汗が出てくる。
で,乗り込んだ電車の冷房が気持ち良いこと,良いこと。
もはや東神奈川でなんか乗り換えずに,このまま大宮まで行って戻って来るのも悪くないかと真剣に考えるのである。
(実際,真夏と真冬は大船・大宮を何往復もなさっている放浪の方を見かける)

こんだけ暑いとクールビズとか言ってノーネクタイ程度でお茶を濁していてはどうにもならない。

夏場はサマータイムで7時始業(筆者なんか遠路はるばるだが楽勝)。
制服は浴衣か甚兵衛。
もちろん事務所は畳敷きである。
昼ゴハンを食べた後は小一時間昼寝。
寝つきの悪いヒトは,オネーサンの膝枕またはお背中トントン。
(あっ,オネーサンがいないヘイシャ・・・orz)
目が覚めたら工場前の緑地にゴムプールを広げて水浴びである。

これをやると頭が冴えてすばらしいアイデアが次から次へと生まれて,業績がグングン伸びる・・・・といいなあ。

パスワード・・・

July 23 [Mon], 2018, 18:30
クルマの中に置いていたノートパソコンが盗まれたとか,個人情報がごってり入ったUSBメモリを無くしたとか巷で良く聞かれる。
ヘイシャの場合もノートパソコンを持ち出す場合はイロイロ「きまり」があるのだが,そのひとつに「BIOSパスワード」というのがある。
フツーにWindowsのログインパスワードだけでも他人は簡単に開けないワケだが,ログインできなくてもいいからハードディスクの中にあるデータを抜こうとすると,わかっているヒトならば造作もないことになる。

「筆者さん,この間買ったタブレットなんですが,BIOSパスワードが設定できません」
兼務部下が困り果てて言う。
もう何年も新しいパソコンなんて買ったことが無いから,すっかり世間の流れに疎くなったようである。
BIOSパスワードが設定できないパソコンなんてのは,問答無用で持ち出し禁止である。
だが,これを買い求めたのは始終外に出るヒトの求めによるものである。

さあ困った。
どうする・・・

「ハードディスクを暗号化してはどうでしょう?」
おお,さすがである。
「よし,それでお茶を濁しておけ。」
どーせ考えても何も名案が浮かぶワケないので即決である。

「そー言えば,この機体って顔認証が使えるはずです」
「おし,それもだ!」
さっそくユーザをパソコンの前に呼んで設定作業に入ったようである。

だが・・・
パソコン使うたんびに「にらめっこ」しなくてはならないのは,ハタから見ると面白そうである。
今日は顔色が悪いから認証しないとか・・・・

暑い夏・・・

July 22 [Sun], 2018, 5:48

暑い夏である。
気温が毎日36〜38度とか,これはもはや「暑い」というより,「熱い」と書く方が妥当ではないかと思えてくるのである。

こんなに夏が暑くなったのは最近のことだが,40年前に上京した時も,ドイナカ村と都会との暑さの「質」が大きく違うのに驚いた。
緑が少なくアスファルトで覆われた地面の上に多くの人が暮らす空間は,熱がこもっていつまでもまとわりつくような感覚である。
ただ,幸いなことにあてがわれた借家は,日当たりが悪く昼間でも灯りをつけないと真っ暗。
おかげで夏場が意外に涼しくて助かった。

ところでドイナカ村とて夏は暑くなる。
30度超えもザラである。
だが,夜はぐっと気温が下がり夜露がびっしりおりて,雨上がりのような状態で朝を迎えるから,さほどでも無い。
山の木々に囲まれた我が家,暑い日は縁側で寝転がって風にあたっていれば十分であった。
コドモの頃,本を読んでいると「都会の学校は夏に林間学校や臨海学校の催しがある」と書いてあった。
ドイナカ村の学校はそんなシャレたものなど無い。
「母ちゃん,林間学校とかあるといいなあ」
「バカじゃないのオマエ,毎日林間学校やってるようなものじゃない?」

横浜線のクモ・・・

July 19 [Thu], 2018, 18:16

ちんたら横浜線,つり革につかまって席が空くのを待ちながらぼうっとしていたら,何やら視界の隅がチラチラする。
これは飛蚊症かとがっくりしながら目をこらして見たら・・・

クモである。
クモが一生懸命わが身から糸を吐きながら「仕掛け」を構築なさっているのである。

昔の電車のように窓を開けて走っているならまだしも,エアコン完備のE233系である。
こんなところにクモの巣を張ったとて,エサとなる虫はほとんど飛んで来ないだろう。
本人(本クモ)はちっとも気がついていないものだから,完成するまで黙々と頑張るのだろう。

ハタから見れば「全く意味をなさない」のに,本人は時間と手間を費やして・・・ってのは日常のカイシャでもアルアルであろう。

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電車の横っ腹に「クハ」とか「モハ」とか「サハ」などと書いてある。
何がどういう意味かというのは,近くのテツに聞いてほしいが,「クモハ」と書かれた車両が世の中には存在する。
「クモハ」の車両に住み着くクモなんて,とても素晴らしいオヤジネタなのだが,あいにく横浜線には存在しない。
ヒジョーに残念である。

ラジオ体操・・・

July 18 [Wed], 2018, 18:46

筆者のマンション子ども会の夏休みラジオ体操の案内である。
下の方に「大人の方もぜひ・・・」と書いてあるが,築40年もはや高齢化の進んだ当マンションはコドモが少なくて,この企画の存続が危うい状況らしい。

というか,それもそうなんだろうが,コドモが寄り付かなくなっているのではなかろうか。
年寄りと違って,コドモなんて放っておけばいつまでも寝ているのである。
無理やりたたき起こして,強制力をもって参加させないとムリであろう。

筆者がコドモの頃,同じように夏休みのラジオ体操があったが,自治会の催し物というより,ほぼ学校の夏休みの宿題に近い状況であった。
毎朝,眠い目をこすりながら会場まで行くワケだが,近所なんていいながら山道を1キロ近く歩かにゃならんし,草ぼうぼうの道を行くと夜露で足元がべちゃべちゃになって気分が悪いことこの上無い。
(という話しを毎年書いているような気がする)

マンションのラジオ体操。
あいにく期間中はカイシャなので参加できない。
その代わりカイシャで始業前にきっちりラジオ体操をやっている。
工場なので,ほぼ強制なんだが,コドモ会みたいにカード作って毎日スタンプ押してもらったらどうだろうか。
スタンプが全部埋まるとご褒美が出るとか・・・

ユリ・・・

July 17 [Tue], 2018, 18:08

うだるような中,川沿いの遊歩道に出たら何やら良い匂い。
いくら筆者が鈍感で鼻がバカ(頭もバカ)といってもユリの匂いはすぐわかる。
誰かがそっと植えたらしい。
ここの遊歩道は,他にも季節折々の花のタネをまいて小さい花壇を作っているヒトもいて,なかなか楽しい。

筆者の生まれたドイナカ村字山奥には,ヤマユリが咲いていた。
葉が生い茂る薄暗い木立の中を歩いていると,何か気配を感じて目をやると白い妖艶な花がこっちを向いているのである。
甘い香りとともに。

筆者が幼い頃,母に連れられて山を歩いた。
(と書くとオシャレな散歩みたいだが,薪を取りにいくとかそんなところである)
「ほら,ユリが咲いてるよ」
母はそう言って花を摘むと花びらをそっと開いた。
「蜜が甘いよ」
花びらの付け根に蜜があって,とても甘いのである。
田舎の森の中のささやかな楽しみである。

都会のジャングルにも時々花が咲いていて,うっかり気をとられることがある。
だが,甘いだけでは済まないので注意が必要である。
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などと呑気なことを書いているが,西日本の山々そこいら中で大変なことになっているので,気が気ではない。
プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:桔梗-kikyo
  • アイコン画像 性別:男性
  • アイコン画像 誕生日:1958年12月24日
  • アイコン画像 血液型:B型
  • アイコン画像 現住所:神奈川県
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