思わず氷山空母を連想した、放射能という「火」に「氷」で立ち向かう東京電力

2013年07月14日(日) 11時38分
遮水壁に2つの方法が挙げられていた。

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2013年 4月 26日 20:30 JST 更新
.ゼネコン3社が遮水壁提案=汚染水対策委が初会合 福島第1 .記事 原文(英語)
http://jp.wsj.com/article/JJ10033001280184384561816402638023110740225.html
WSJ.com

 東京電力福島第1原発事故で、増え続ける放射能汚染水への対処方法を検討する政府の汚染水処理対策委員会(委員長・大西有三京都大名誉教授)の初会合が26日開かれ、大成建設などゼネコン3社から地下水流入を減らすため、敷地を囲む地下遮水壁の提案があった。同委員会は5月下旬までに、汚染水増加の最大の要因となっている地下水の流入抑制などの対策方針をまとめる。

 初会合で東電側は、これまでの経緯を説明。大成建設、鹿島、清水建設の3社が遮水壁構築などによる抑制策をそれぞれ示した。

 大成建設は米国の核施設などを参考に、透水性が低く、柔らかいため地震などの際にもひびが入りにくい粘土系材料を使った遮水壁を提案。鹿島はマイナス数十度の冷却液が循環する冷却管を土中に一定間隔で埋め込み、周囲の土を凍らせて凍土による遮水壁を作る工法を提案した。 
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で、当然東京電力は安上がりな方法に逃げた。



たまたま読んでいたんだけど、

どこぞの国は「氷山」で空母を作ろうとしていた。
爆弾で穴が開いても海水をかければ修理可能と考えていた。


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氷山空母
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E5%B1%B1%E7%A9%BA%E6%AF%8D

構想 第二次世界大戦中のイギリスでは、Uボートなどによって通商破壊活動を行い大西洋航路を脅かすナチス・ドイツに対し、輸送支援のための洋上航空基地を必要としていた。

氷山空母はその対策の1つとして構想された。ルイス・マウントバッテンとパイクによってチャーチル首相に提案された計画は全長約600m、全幅100m、排水量200万トンの氷山空母を作ろうとするもので、カナダから切出した28万個の氷塊から作ろうという計画であった。後には強度を増すためにパイクリートという水と木材パルプを混合した材料に変えられた。これは通常の氷より強度や融点が高い性質を持つ。鉄材で骨組みを作り、装甲にも氷を利用。動力を搭載して単独での航行も可能にする構想も練られた。損傷は海水を凍らせて回復させることも考えられた。

パイクリートと言えども時間の経過とともに「溶けてくる」ことは避けられないが、これに対しては内部に冷凍機室を設置して船体全体を冷却する構想であった。外部のナセルに取り付けられた26台の電気モータで操船し、18km/hで航行する。40基の4.5インチ動力対空砲などで武装し、150機の双発爆撃機や戦闘機を搭載する予定であった。その巨体と「損傷しても海水を流しこんで凍らせれば復旧出来る」ことによって、計画では不沈空母となるはずであった。外観の詳細は不明であるが、一般的な船型となる予定であったようである。

この構想はハバクック計画(Project Habbakuk、資料によってはハボクックと表記されることもある)と命名され、イギリス、アメリカ、カナダの三カ国による共同開発が行われることになった。計画名は旧約聖書のハバクク書(Habakku)の一節に因んだといわれている。



小説やゲームなどの創作世界において度々登場する。

『太平洋の嵐』(1987年12月8日発売)

『氷山空母を撃沈せよ!』(1993年、伊吹秀明)

『鋼鉄の咆哮』シリーズ(2000年、コーエー及びマイクロキャビンのゲーム)

『荒鷲の大戦』(2003年?2004年、中里融司)

『女皇の帝国』(2007年-2010年、吉田親司)

『女皇の聖戦』(2011年、吉田親司)

『怪しい伝説』7thシーズン「氷の船」(2009年4月15日放送、ディスカバリーチャンネルのノンフィクションテレビ番組)

『くじびき勇者さま10』(2009年6月1日発売)(ライトノベル、清水文化著)

『宇宙船製造法』藤子・F・不二雄著)

『不沈の艦隊』(2011年、富永浩史)

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その国は、ちゃんと気づいてその計画は中止になった。



一方で、東京電力は放射能という「火」に「氷」で立ち向かおうと、本気で考えています。

止水壁を作れとは、小出先生が原発事故直後から提言していた事です。

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<やっと遮水壁>でも、この遮水壁は小出先生がおっしゃっているのとちょっと違う?
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3020.html
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それを2年以上経過してから、提言されたコンクリート止水壁より安上がりな、記事も一生懸命に地下水と氷を強調しているけど、その「氷」は放射能という「火」と対峙することを考えていない。


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7月4日の夜 福島第一で何かが起こった (とある原発の溶融貫通(メルトスルー)) 
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7208325.html
2013年07月06日08:00 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)


ツイッター上で複数の方が福島第一のライブカメラ映像をアップしています。

oningiri @oningiri

昨夜(7/4)と同じところで同じように光って煙っています。昨夜は21時に暗くなりました。 RT @ishikawakz: 光って煙が…"@GuciYama: ちょまて、ふくいち?! pic.twitter.com/h7wFYcBSbe"
https://twitter.com/GuciYama/status/353110994379239424/photo/1
2013年7月5日 8:51 PM


黒蜜タルト @tart_k

ふくいちさん・・・ RT @yoko_m_poet: 小爆発っぽくなってる(・・;)?"@yoriyori3: だ。。。大丈夫ですか。。(((゜Д゜;))) RT @guciyama: ふくいちさん? pic.twitter.com/4GkGDxSkHf"
https://twitter.com/GuciYama/status/353111389964996609/photo/1
2013年7月5日 8:35 PM


GuciYama @GuciYama

おーい、ふくいち pic.twitter.com/ixe0PA6NJ2
https://twitter.com/GuciYama/status/353111229646123008/photo/1
2013年7月5日 8:20 PM


何れも,小爆発が起こっているように見えますが,例によってマスコミは総スルーしているので,これら以外に全く情報がありません。

更なる情報を待っています。

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原因はこれか

2013年7月4日 0時06分ごろ 2013年7月4日 0時10分 福島県沖 M4.9
http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20130704000620.html

メルトスルーした放射能が地震で揺さぶられ、再臨界が起こっているのでは?


メルトスルーした福島原発からなんで湯気が出るのか、そのメルトスルーした放射能という「火」があって地下水が熱を持っているからですよね。

東京電力の人間は考えないというのがはっきりしました。

氷の止水壁なんて工程表にないものを持ち出してきたけど、結局作業をぐずぐずと長引かせて工程表を先延ばしし、その間に原子力賠償法でガッツリ稼ごうと考えてるんだね。

他の原発の再稼動の為に作業員を引き上げたから、福島原発は作業員不足なんだよね。

だから福島県民に、作業員確保のため帰還しろ帰還しろと号令をかけるんだね。

非常時になると制御することができない原子力科学者の無様さをみていると、口碑伝承など科学ではないと退ける科学それ自身が浅薄 (東北学院大学名誉教授の岩本由輝(よしてる)氏)

2013年07月06日(土) 12時40分
浜通りにおける歴史津波と口碑伝承  ――科学を問い直す
http://fukushima20110311.blog.fc2.com/blog-entry-81.html
福島 フクシマ FUKUSHIMA
2013/05/06(月)

 東日本大震災の被災地・南相馬市で、「貞観・慶長地震と津波 口碑伝承をおろそかにするなかれ」と題する連続講座が行われている。講師は東北学院大学名誉教授の岩本由輝(よしてる)氏。テキストは、近刊の『歴史としての東日本大震災』』(岩本由輝編著 2013年 刀水書房)。会場は南相馬市中央図書館、主催はメディオス・クラブ。
 相馬市在住の岩本氏は、相馬地方に残る口碑伝承を掘り起し、古文書と合わせて検討を加え、869年の貞観津波と1611年の慶長津波の評価を行っている。とくに地震学の世界において、慶長津波の過小評価が行われてきたことを指摘、論争的な展開に紙幅を割いている。


(岩本氏は1937年生まれ。お話は、該博な知識と反骨精神に溢れている)
       
 この連続講座に参加しながら、そこで「おそろかにするなかれ」と言われている口碑伝承の地を訪ねてみた。
 以下では、【T】と【W】において、岩本氏が展開している論争的な問題意識について考察し、【U】では、口碑伝承の現地訪問の報告を行い、【V】で慶長津波の被害規模と範囲を文献などで確認するという形で話を進めてみたい。


 
【T】 慶長津波の過小評価


 岩本氏の論旨は、概ね以下の一節に述べられている。
 「3・11大震災直後、1142年前の貞観津波以来≠ニいうことがいわれ、慶長津波という表現そのものはあったが、日本史年表≠ネどでもあまりとりあげられていなかったことから、ほとんど注目されなかった。しかし、次第に400年前の慶長津波を再考察しようという動きが高まっている」
 「(2012年度版『理科年表』で東日本大震災について)『869年貞観の三陸沖地震と1869年三陸沖地震クラスの津波地震が合わせて再来したとの見方がある』としているが、これまで矮小化されてきた慶長津波に関しては、何の言及もないところをみると、慶長津波は依然として矮小化の呪縛のなかに放置されているようである。 
 私はこれまで『理科年表』などの記事や数字は中立的なものと思っていたが、地震や津波に関する記事を見て、その数字が〈科学的〉に〈正確〉を期すと称しながら、口碑伝承とみなすものを排除して、矮小化の方向に動いていることを、ことに慶長津波や明和八重山津波の記事をみて実感させられた。そのさい、学界の動向が反映しているのであろうが、そこにはある種政治的≠ネものを感じないわけにはいかなかった。少なくとも、地震や津波に関しては、この間、排除されてきた口碑を改めて再評価する必要があると言えよう。口碑伝承をおろそかにするなかれ、と私が強調するのはもっぱらそのゆえである」(『歴史としての東日本大震災』)
 少し解説してみたい。
 
◇慶長津波とは

 慶長津波とは、1611年(慶長16年陰暦10月28日)、三陸沖を震源とした地震によって発生した津波。
 その範囲は、北海道南西部から東日本太平洋沿岸の広範囲に及ぶ。その被害の規模は、1971年度版『理科年表』によれば、「伊達領内で死1783人。南部、津軽で人馬死3000余。三陸地方で家屋流出多く、溺死者1000をこえた。岩沼付近でも家屋皆流出。北海道でも溺死者多かった」
 東日本大震災の400年前、それと同規模かそれ以上の津波が来襲していたのである。

◇理科年表と学界の変化

 ところで、『理科年表』とは、国立天文台(1988年までは東京大学東京天文台)が編纂する自然科学に関するデータ集。1925年から続けられており、編纂者からも分かるようにオフィシャルなもの。
 その1971年度版では、慶長津波に関する記述は上の通りだったのだが、それが1989年度版を境に変化する。複数の説があるものはより小さい方を採用し、科学的に立証できるものに絞って記述。そうすることで、慶長津波の範囲を東日本太平洋沿岸から三陸の枠内に押し込めるという矮小化が行われていると岩本氏は指摘する。そして、『理科年表』の変化と軌を一にして、地震学の学界全体が見解を変化させていった。
 他方、郷土史の分野では、口碑伝承を丹念に掘り起こすことによって、仙台平野における慶長津波の調査・研究が行われていた。そして、慶長津波の再来に警鐘を鳴らし、仙台市と宮城県に対して津波対策の提言が行われていた。(飯沼勇義 1995年 『仙台平野の歴史津波』)
 しかし、地震学者や行政当局はこの警鐘と提言を取り合わなかった。それどころか、学者は、それまで自身も採用してきた古文書や口碑伝承に対して、「疑わしい」「創作だ」と攻撃し、ネガティブ・キャンペーンを展開した。(渡邊偉夫 1999年「三陸沿岸に来襲した貞観津波と慶長津波に関する疑問の資料」『津波工学研究報告』、2002年「ビスカイノが見た慶長三陸津波」『月刊海洋』)
 このような経緯があったわけだが、結局、2011年3月、慶長津波からちょうど400年目に、同規模の地震と津波が東日本太平洋沿岸を襲い、大きな被害をもたらした。歴史津波と口碑伝承に関する研究と警告の妥当性が、痛ましい形で実証されてしまった。
 こうしてみると、東京電力や原子力工学研究者が、地震や津波の「想定」を過小に見積もり、危険を指摘する研究者を排除してムラを形成してきたことは周知のことだが、地震・津波の研究者たちもまた同じ轍を辿っていたということになる。

◇学者の責任

 このような経緯にたいして、岩本氏は、以下のように指弾する。
 「3・11大地震における津波は、津波は三陸リアス式海岸という常識をこえ、宮城県南部から福島県浜通り地方に襲いかかった事実を前に、慶長津波の矮小化にのみ、その精力を費やしたかにみえる渡辺〔上述の渡邊偉夫〕やその言説に迎合した地震津波学者の責任は大きい」(『歴史としての東日本大震災』)
 なお、東日本大震災によって大きな被害がもたらされ、慶長津波に関する自説の破綻が突きつけられるに至っても、2011年10月の中央防災会議では、データ不足を理由に、今後の被害想定の対象から慶長津波を除外している。

  

【U】 口碑伝承を訪ねて


 さて、それでは、岩本氏が調査した慶長津波に関する口碑伝承の地を訪ねてみたい。
 相馬市柚木(ゆぬき)、相馬市黒木の諏訪神社、新地町福田の地蔵森神社、宮城県岩沼市の千貫(せんがん)神社の4カ所。


相馬市柚木 「てんとう念仏」「急ぎ坂」


 まず、相馬市柚木蓬田(よもぎた)。ここは、海岸から約4キロ前後。沿岸の平野部から丘陵の間に入ったところ。上の写真のように谷合に水田が広がり、少し高いところに民家が数軒並ぶ。標高は5メートル強。



 ここに、「てんとう念仏」と通称で呼ばれている場所がある。
 水田から民家の脇を通って、丘に登っていく。その道が上の写真。
 <津波が来たときにこの山に登り、念仏に唱えて津波が収まるように祈った>ということから、この地が「てんとう念仏」と言われるようになったという。

 もうひとつは、すぐ近くにある「急ぎ坂」と呼ばれる坂。
 <大きな津波が来て急いで駆け足で坂道を登った>ということからこう呼ばれるという。
  相馬地方は、1611年の慶長津波以降、大きな津波は来ていない。だから、現存する住民は東日本大震災以前に津波は経験していないが、400年前の記憶を口碑として今も語り継いでいる。



 今回の東日本大震災の際、津波は用水路を逆流して、ちょうど上の写真の辺りまで浸水し、10日以上の引かなかったという。〔冒頭の浸水概況図を参照〕 


相馬市黒木 諏訪神社 
 
 今回の津波で大きな被害の出た松川浦から相馬市の市街地を経てさらに内陸に入る。
 地形は平坦だが、少し小高くなったところに神社がある。相馬市黒木にある諏訪神社。海岸から約6キロ。標高は約33メートル。


 ここには、次のような言い伝えがある。
 <昔、大津波があったとき、このイチョウのてっぺんさ、舟をつないだんだと> (岩本氏が幼少の頃、祖父の義妹から聞いた話)
 また、次のような郷土史研究もある。
 <大昔大津浪があつた時、その(境内の杉の大木)いただきに舟をつないだ> (相馬女子高校〔現・相馬東高校〕郷土研究クラブ編集 『相馬伝説集』 『歴史としての東日本大震災』より)



 イチョウは現存しているが〔写真上〕、杉の大木の方は、東日本大震災で社殿に倒れ掛かったため、やむなく伐採され、今は碑だけが残っている〔写真下、碑の付近から社殿を望む〕。いずれも、樹齢500年と推定されている。また、この神社の鎮座は1535年という。
 このような年代からして、ここで語り継がれている津波とは、869年の貞観津波ではなく、1611年の慶長津波ということになる。
 海岸からの距離もさることながら、標高33メートルの地点で、400年前ならまだ今ほどの大木ではないにせよ、木の上に舟をつなぐとなると、どれほどの大津波だったのかということになる。


新地町福田 地蔵森神社


 宮城県丸森町と福島県との境に、標高348メートルの地蔵森山がある。新地町福田地区の集落を通って山間に入り、福田峠で車を降りて急な山道を15分ぐらい歩いた。上の写真は山の中腹から眼下に見えた阿武隈川。
 山頂に着くと小屋があった〔下の写真〕。福島県新地町福田にある地蔵森神社。
 福田の集落は海岸から約3キロ、地蔵森山の山頂は海岸から約6キロ。


 小屋は粗末だが、中は手入れがされている。神社というのに地蔵が祀られていた〔下の写真〕。


 ここに「御舟地蔵」という津波にまつわる話が残っている。
 <福田の地蔵森山の上に、御舟地蔵または船越地蔵と呼ばれる石の地蔵さまがある。
 この地蔵さまは、東へ4キロも離れた山ろくの舟輪沢というところに鎮座していたが、むかしこの地方が大津波に襲われたとき、舟に乗ってこの山頂に遷座したという。土地の人は、これを奇瑞(きずい)としておまつりしているが、ことに漁師の人たちにあつく信仰されている>(『新地町史 民俗編』)
 舟輪沢は、海岸から西へ4キロ。なお地蔵森から舟輪沢が<東へ4キロ>とあるが恐らく間違いで約2キロ。舟輪沢の標高はわからないが、1キロほど海岸寄りの福田小学校で標高は約22メートル。
 これは、文字通り標高348メートルまで津波が到達したと解するか、あるいは、舟輪沢まで浸水しために地蔵を抱えて山頂まで駆け上がったということなのか。それを判断する材料はないが、後者だとしても、相当の大規模な津波だ。



 『新地町史』には次のような話が続けて紹介されている。
 <明地に近いところに小鯨というところがある。これは大津波のとき鯨が寄ったところだという。
 また新地駅の北の作田に八千(はっせん)山という小高い山がある。やはり大津波のときこの山に登って八千人(多勢の意)の人が命を助かったと伝えている。
 この山の上には山神さまがまつってあるが、常磐線開通のとき山を二つに掘りきったので、山自体は原形をとどめていない>(『新地町史 民俗編』) 
 なお小鯨は、福田小学校から北西に7〜8百メートルの地点。少なくとも舟輪沢まで浸水したとすれば、小鯨まで鯨が流されてきても不思議ではない。
 上の写真は福田小学校の前から海岸方向を見たもの。新地町も東日本大震災の津波で大きな被害を受けており、海岸部では建物がなくなっており、海がすぐそこに見えていた。〔冒頭の浸水概況図を参照〕


宮城県岩沼市 千貫神社

 宮城県岩沼市まで足を延ばした。
 

 東北本線や国道4号線のすぐそばにある千貫神社。
 ここは、海岸から7キロ、千貫山の標高は186メートル。 徳川家康の動静を側近が記録した「駿府記」(『史籍雑簒』二)の中に、伊達政宗から家康にもたらされた以下のような報告が記載されている。
 <所領内の海辺の人や建物が(去る10月28日に)大波がやって来てことごとく流失し、溺死者5千人ほど出た。・・・政宗のために肴を採りに来た侍2人が、漁師に命じて沖に出ようとしたが、漁師たちは潮の様子がおかしいと拒んだ。侍の内の1人は漁師の話を聞き入れたが、もう1人は強引に舟を出させた。舟が沖に出たとき、海面が天に向かって盛り上がり、山のような大波がやってきた。舟は沈まなかったが、波が収まってから気づくと、漁師たちが住んでいる里に近い山の松の木の傍らにいた。これがいわゆる千貫松である。その松の木に舟を繋いだ。その後、山を下り、里に行ってみると、家は1軒も残らず流されていた。陸に残った侍も漁師も流されて死んでいた>(『歴史としての東日本大震災』より 岩本口語訳を要約)
 これも想像を絶する規模の津波になるが、次にように考えると十分にリアリティが出てくる。
 千貫松とは、1本の松ではなく、麓から山上に連なる松林。そして、麓にある鳥居付近の標高は5メートルで、阿武隈川がすぐ近くを流れている。しかも、かつては阿武隈川が分岐し、この辺りを囲むように流れていたという。とすれば、津波が千貫山麓まで押し寄せることは十分ありうる。
 東日本大震災においても、名取市から岩沼市にわる仙台空港が大きな被害を受け、沿岸部で津波による犠牲が多数出ているが、慶長津波はその規模をはるかに上回ることになる。


【W】 科学を問い直す

 以上のように、口碑伝承を掘り起こす作業を辿ってみると、岩本氏が批判する通り、『理科年表』に象徴される公式見解の不可解さがよくわる。
 そうすると、改めて、どうして、慶長津波を過小評価する必要があったのかという疑問が避けられない。
 この点について検討したい。


新産業都市と開発計画


 『歴史としての東日本大震災』の共著者である佐々木秀之氏(東北学院大東北産業経済研究所特別研究員)が次のような事実を提起している。
 「東日本大震災の後、仙台平野の津波研究は、仙台港の建設計画に関連して疎外される場面があったことが指摘されている」(『歴史としての東日本大震災』)
 1964年、仙台港は、新産業都市建設促進法の指定都市となり、電機、石油、鉄鋼、ウラン濃縮、発電などの重厚長大型の工場が次々に進出。高度成長期に即した開発が続けられた。
 「そうしたことから、仙台一帯が地震津波の危険地域であるといった研究は、関係者にとって、受け入れられないものとなっていたのである。つまり、そうした研究結果が公表されると、企業誘致や開発計画に支障が出るであろうことや地価の下落を招いてしまうことを恐れたのである。実際、仙台平野における地震津波の危険性が高いことを指摘した津波工学の研究者に対して、脅迫めいた電話がかけられたこともあったそうである」(『歴史としての東日本大震災』)
 【T】の引用で岩本氏が「(慶長津波の過小評価に)ある種政治的≠ネものを感じないわけにはいかなかった」と述べているが、これがその根拠のひとつだろう。


原発立地との関連も


 岩本氏は、『歴史としての東日本大震災』の中で、福島第一原発の立地決定後に日本原子力産業会議が行った調査報告(1970年8月)の以下の一節を引いている。
 「福島県周辺においては、強震以上の地震は約150年に1度、烈震以上のものは約400年に1度位の割合でしか起こらず、福島県周辺は地震活動性の低い地域であると言える。従って福島県周辺で過去に震害を受けた経験も少なく、とりわけ当敷地付近においては特に顕著な被害を受けたという記録は見当たらない」(『原子力発電所と地域社会 地域調査専門委員会報告書(各論)』 )
 ここに「400年に1度」という文言を見つけてまず驚く。1611年の慶長地震・津波からちょうど400年目の2011年に、奇しくも東日本大震災・大津波が起こっている。  
しかし、ここでいう「約400年に1度」とは、400年に一回は起こるという警鐘の意味ではなく、全く無視できる程度という意味で使われているのだった。
 しかも、「当敷地付近においては特に顕著な被害を受けたという記録は見当たらない」とも述べている。が、上でも見たように、双葉町細谷の伝承は敷地内そのもの、大熊町の伝承も当該地域。いずれの伝承も、当該地域で編纂された「郷土誌」などで確認できるものであり、現在は、図書館で手にできる『町史』に掲載されている。
 つまり、ここでもまた、双葉・大熊に原発を立地するという結論があって、そこに向かって都合のよくデータを取捨している姿を見ることができる。


シミュレーションという擬製

 「シミュレーションなどというと有難そうに聞こえるが、しょせんは人間が作ったマニュアル(雛形・手引き)にしたがって地震や津波が動くと思っている錯覚に過ぎない」(『歴史としての東日本大震災』)
 岩本氏の批判は、地震学者たちが「科学的」としている方法にまで及んでいる。
 地震学では、地震という極めて複雑な挙動に対して、物理学に基づいて近似的なモデルを設定し、そのモデルに依拠してシミュレーション(模擬)を行い、それに基づいて一定の予測や分析を試みている。
 一見科学的な手法のようだが、よく見ると、モデルを確立することが目的となり、事実やデータはモデルのための手段になっている。だから、確立されたモデルにとって説明のつかない事実やデータは排除してしまう。それが口碑伝承の類なら、科学の名において簡単に切り捨てられる。そして、モデル自体が、政治的経済的な要請によって斟酌されているというのが上で見た学界の実情だ。
 ところが、私たちは、科学的と称せられるものの水準がこんな程度のものであっても、逆に「科学的でない」と切り返されると弱い。岩本氏も「科学的でないといわれることは近代人にとって致命的である。私なども、浅薄でも科学主義の方が、重厚に見えるものでもオカルト主義よりはましであると思っているところがある」(『歴史としての東日本大震災』)と自戒している。そして、そういう近代人のあり方が、貴重な口碑伝承を風化させる方向に作用してきた。
 「しかし、科学的と称していた地震学や津波学のていたらく、あるいは原発を始動させることはできても、非常時になると制御することができない原子力科学者の有様ではない、無様さをみていると、口碑伝承など科学ではないと退ける科学それ自身が浅薄なオカルト主義に堕しているとみなさざるをえない」(『歴史としての東日本大震災』)と岩本氏は手厳しく喝破している。

未来への教訓

 慶長の大津波の伝承、そして、それを恣意的に過小評価してきた「科学」についてみてきた。ここから、何を教訓として得るべきだろう。
 次の大災害を生きぬくために、先人の残した口碑伝承に真摯に耳を傾け、対策を講じるべきこと。東日本大震災を体験したわれわれが、現代の口碑伝承を残していくということ。
 そしていまひとつは、地震、津波、原発事故、被ばく、避難という現実の中にある真実を、偽りの「科学」の節穴からではなく、民衆自身の体験や実感からつかみ直すということではないだろうか。

電力会社としては原子力発電所が動こうと動くまいと何でもいい、とにかく造ってしまえば金儲けができる!/ラジオフォーラム「小出裕章ジャーナル」文字起こし

2013年07月04日(木) 20時35分
電力会社としては原子力発電所が動こうと動くまいと何でもいい、とにかく造ってしまえば金儲けができる!/ラジオフォーラム「小出裕章ジャーナル」文字起こし
http://hiroakikoide.wordpress.com/2013/04/06/radioforum-2013apr6/#more-5842
2013年4月6日 土曜日 の 22:00  小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ


▼音声


2013年4月6日に放送された「ラジオフォーラム第13回」番組での「小出裕章ジャーナル」の内容を文字起こし致しました。

【主なお話】
「原発の基礎知識編と:そもそも原子力発電とはどういうものなのか、なぜ危険なのか。」

【パーソナリティー】
湯浅誠(社会活動家)

【電話出演】
小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)

▼ラジオフォーラム
http://www.rafjp.org

▼文字起こしは以下。

◆湯浅
この番組には、全国から、原発についてのさまざまな質問が寄せられています。
え〜、中には、もっと原発の基本から学びたいというリスナーの声も多くあります。
そこで今日は、そもそも原子力発電とはどういうものなのか、なぜ原子力発電が危険なのか、改めて考えてみたいと思います。
今日も、小出さんと電話がつながっています。
小出さん、よろしくお願いします〜。

◆小出
はい、よろしくお願いします。

◆湯浅
まず、あの原子力発電所と火力発電所の違い、ま、どちらも代表的な発電所と言われますが、そもそもこの二つの違いというのはどういうことなのか、教えていただきますか。

◆小出
はい、どちらも電気を起こすという機械ですけれども、もともと200年程前に、ジェームス・ワットたちが、蒸気機関というものを発明しました。
え〜、それまでは例えば農業をやるためには家畜を使っていたし、一部の贅沢をしたい人たちは奴隷を使っていたわけですけれども、蒸気機関というものが発明されてからは、水を沸騰させて蒸気を作ることができるなら、その蒸気の力で機械が動くと、そうなれば家畜も要らないし、奴隷も要らないという、そういう時代になったのです。
発電ということも、所謂蒸気機関でして、吹き出してくる蒸気でタービンという羽根車を回して発電するという、まあ、言ってみれば200年も前からできているたいへん古めかしい装置、なのです。
で〜、火力発電所のほうは、石炭、石油、天然ガスというようないわゆる化石燃料を燃料に使いますし、原子力発電所の場合にはウランというものを使う、というのが違いです。

◆湯浅
どちらも蒸気でタービンを回して発電するというところは一緒だけど、何を燃やして蒸気を作るかというところが化石燃料とウラン、その違いだということですね。

◆小出
そうです。

◆湯浅
で、だとするとまぁ同じ蒸気でタービンを回すなら、なぜ原子力発電所だけは、都会には決して造ることができない、そういうものなんでしょうか。

◆小出
はい、それは燃料が違う、つまり原子力発電の場合にはウランというものを燃料にしていることに由来しています。
え〜、ウランは元々放射性物質で危険なものですけれども、そのウランを核分裂という現象を起こさせてエネルギーを取り出そうとするのですが、一度核分裂という現象を起こさせてしまいますと、放射能の強さが1億倍にも増加するというような現象でして。

◆湯浅
1億倍ですか。

◆小出
一億倍です。
所謂核分裂生成物という放射性物質が大量にできてしまう、だから原子力発電所だけは決して都会には造れない、ということになりました。
え〜、おまけに原子力発電所、先ほども聞いていただいたように、蒸気機関の一種なのですが、たいへん効率の悪い蒸気機関でして、発電させたエネルギーのうち、たった3分の1しか電気にならない、残りの3分の2はどこかに捨てなければ動くことができないというそういう馬鹿げた装置なのです。
で〜、捨てる場所が必要ですので、なかなか都会にはできないということにもなりました。

◆湯浅
なるほど〜。
その作られた電気のエネルギーのうちの、え〜、3分の1しか使えないと、3分の2は捨てなきゃいけないと。

◆小出
そうです。

◆湯浅
どこに捨てているんですか。

◆小出
え〜、まぁ基本的には日本の場合には海に捨てています。
で、捨てるといっても、どうやってじゃぁ捨てるのかということになりますけれども、え〜、海水を発電所の敷地の中に引き込みまして、その海水に熱を捨てる、つまり、海水を温める、そしてまた海に戻していくということで、使えない、本当に無駄になってしまうエネルギーを捨てているのです。

◆湯浅
原子力発電は、作り出しているエネルギーの3分の2を海を温めるために使っているということですね。

◆小出
え〜、そうです。
え〜、はい、あの私に原子力というものがどういうものかということを教えてくれた人、私がまぁ数少ない先生と呼ぶ人の中に、かつて東大の原子核研究所というところで働いていらっしゃった水戸巌さんという方がいらっしゃるのですが、その水戸さんがあるときに私に「皆さんが原子力発電所と呼んでいるものをそういう呼び方で呼ぶのは間違えている」と言いました。
どうやって呼べばいいのかなと私がふっと思ったら、彼が「あれは海温め装置と呼びなさい」と私に教えてくれました。

◆湯浅
確かにそうですよね、3分の2を海を温めるのに使ってだったら、いわば使われてる電気のメインの使いかたは海を温めることで。

◆小出
そうです。

◆湯浅
言ってみれば、家庭とか工場に電気を送っているのは、いわばサブの役割だっていうことですね。

◆小出
そうです。
はい、あの〜、そのことを私は水戸さんから教えてもらって、あぁものごとというのはちゃんとやっぱり見なきゃいけないのだなあということを学びました。

◆湯浅
ん〜、なるほど〜。
で、現在日本には54機の原子力発電所があるわけですけれども、どうして電力会社はほかの選択肢もあるにも関わらずですね、ここまでその原発を進めてきたんですかね。

◆小出
え、まぁたくさんの理由がありますけれども、まず電力会社というのは会社ですから、金儲けをするということが基本的な目的です。
で、皆さん、例えば何かものを買うときには、あっちこっちの商店に行ってみたりしながら、自分の気に入ったもの、そして少しでもまあ安いものを選ぶと思うのですが、電気の場合には選べないのです、消費者の側から。
え〜、所謂地域独占という形になっていまして、電力会社からしか買うことができない。
では、そのときの電気代というのはどうやって決めるかというと、電気事業法という法律で決められているのです。
え〜、その電気事業法で、所謂会社ですから必要経費はあるだろう、そしてそのほかに会社だから儲けも取るのが当然だと。
じゃ、その儲けっていったいどうやって決めるかということなのですが、普通の企業であれば自分の努力で儲けを、電気の場合には法律でその儲けのしかたが書いてあるのですね。
え〜、それ私たち総括原価方式と呼んでいますけれども。

◆湯浅
総括原価方式、この間何度も話題になっていますね。

◆小出
はい、電力会社の持っている資産の何%分を毎年儲けていいという、そういうような決めかたなのです。
え〜、そうすると電力会社としては、資産を持てば持つだけ儲けが増えるという、法律が保証してくれるという仕組みなんですね。
え〜、原子力発電所というのは1基作ると4千億円、5千億円という巨大な資産になるわけで、作ってしまえばもう自動的に金儲けができるというシステムが法律的にできてしまっていた。
ですから電力会社としては原子力発電所が動こうと動くまいと何でもいい、とにかく造ってしまえば金儲けができるというそういうことになってしまいました。

◆湯浅
ん〜、あの〜先日〜、経産省の委員会でしたっけねぇ、あの7年後の発送電分離、まあ、自分で電力会社を選べるようにという風にまあこの間の9つの電力会社の地域独占体制を変えていくんだと、いう風にまあ答申を出したかと思うんですが、小出さんはそれによって今おっしゃられたような課題はいくらかでも変わるとお考えですか。

◆小出
え〜、送電と配電ですか。
分離をするということができれば、原子力は絶対に潰れます。
ただ、電気というのは人々が生きるためにかなり重要なインフラですので、え〜、本当にどうすることが人々の幸せにつながるかということは十分に議論すべきことだと思います。
ただ、いずれにしても現在のように原子力発電を造ればひたすら電力会社が儲かってしまうというようなことはやはり止めなければいけないと思います。

◆湯浅
はい、ありがとうございました。

◆小出
ありがとうございました。



地元との信頼「完全に破壊」=東電の柏崎再稼働申請で?新潟知事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130702-00000129-jij-pol
時事通信?7月2日(火)18時5分配信 

新潟県の泉田裕彦知事は2日、東京電力の柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の再稼働申請方針について「地元との信頼関係を完全に破壊する行為だ」と述べた。


新潟知事は「かなり個性的な発言」…規制委員長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130703-00001056-yom-sci
読売新聞?7月3日(水)21時23分配信 

原子力規制委員会の田中俊一委員長は3日の定例記者会見で、東京電力の柏崎刈羽原発が立地する新潟県の泉田裕彦知事について、「他の自治体の首長が納得しているなか、かなり個性的な発言をしている」と述べた。 知事が規制委がまとめた原子力災害対策指針を批判していることを受けたもの。 
泉田知事は、規制委が原発事故の独自の検証を終えていない段階で指針を作成したことや、避難途中に安定ヨウ素剤を服用できる方策が指針に盛り込まれていない点などを批判。田中委員長が泉田知事の面会要求に応じていないことについても「現場の意見を聞かないで判断できるのか」と不満を述べていた。東電が2日に柏崎刈羽原発の早期再稼働の意向を表明したばかりだが、泉田知事は反発している。

東電が出してきたトリチウム安全プロパガンダを検証

2013年07月02日(火) 20時35分
東電が出してきたトリチウム安全プロパガンダを検証
http://einstein2011.blog.fc2.com/blog-entry-749.html
nuclear allergy 〜福島の悲劇を二度と繰り返さないために〜
2013-03-03

東京電力が突然トリチウムの安全性をWebサイトで訴え始めました。

福島第一原子力発電所でのトリチウムについて
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130228_08-j.pdf

内容は言うまでもなく、いつもの安全プロパガンダ。
東電はALPSを使い、溜まり続けている汚染水を海に流したいのだ。

大まかに書かれている内容を抜粋すると。

@ 宇宙や、海や、大気、水にも含まれている
A 微量なβ線なので外部被曝のような影響はない
B 水なので、体内に留まらず排出される
C 1Bq飲み込んだ場合、カリウム40との係数比較が0.003
D 保安規定に示された放出基準値(事故前)22兆Bq/年
E レントゲンやその他との比較

これらの嘘に私達はどれだけ騙されてきたか。
懲りない人達だと、本当に呆れかえる。

@とAは、科学的にも証明されている事だし、まぁさほど重要ではないが、天然にもごくわずかに存在するトリチウムを、まるで膨大な量存在しているように感じさせるイラストに先ずは失笑。

■天然のトリチウムは宇宙線と大気との反応により生成されるが、その量はわずかであり、それよりも多量のトリチウムが1950年代の核実験や原子炉及び核燃料再処理により発生し環境中に存在している(フォールアウトトリチウム)。言い換えると、自然界におけるトリチウムレベルは極めて低いものの、原子炉関連施設内では外界に比べると高いレベルのトリチウムが存在し、炉の運転・整備、核燃料再処理時に発生したものが大気圏や海洋へ計画放出されている(施設起源トリチウム)。

海水のトリチウム濃度は、通常は数Bq/Lより少ない。日本国内で測定された最高値は、1991年2月9日に美浜原発の放射能漏れ事故の際に、福井県美浜沖の海水で1991年2月18日に測定された490Bq/Lである。また、東海再処理施設の排水の影響により、茨城県東海沖で1990年1月1日に190Bq/Lのトリチウムが海水から検出されている。
<ウィキペディア「三重水素」より>


E「レントゲンやその他との比較」は、あまりにも馬鹿らしいので論外とし、コメントも差し控える。



B「水なので、体内に留まらず排出される」

これは全く根拠のないデタラメだ。
トリチウム有機物に化合するとDNAの一部になり、胎児へも移行するという研究論文がある。

京都大学名誉教授 斎藤眞弘 「トリチウム、水、そして環境」より抜粋

http://homepage3.nifty.com/anshin-kagaku/sub040208saitou.2.htm

■胎児期に母体を介して取り込んだトリチウムは4週間後(ヒトで言えば多分15歳くらい)には90%以上が体外に排出されてしまう。一方、体内に残留するトリチウムを、自由水、たんぱく質、脂質、DNAなどの成分ごとに計ってみたところ、たんぱく質やDNAなど有機成分に含まれるトリチウムの割合が、時問とともに増えることがわかった。

■生物学的に長く生体内に残るトリチウムによる被ばく線量は、短い期間で体外に排出される自由水型トリチウムによる被ばく線量に較べて無視できなくなる。

■DNAに結合したトリチウムは、細胞核の外に存在するトリチウムに較べてより多くの傷害をDNAに与えることになる。

これはマウスによる実験なので生命維持年数が数十倍の人間に、更にどのような影響があるかは判っていないが、以前NHKがうっかり放送しシニア原子力関係者からバッシングを受けた「追跡!真相ファイル」(12月28日放映)では、「アメリカでは原発から流れ出た微量の放射性トリチウムが地下水を汚染し、周辺地域で小児ガンが急増した」という報道があった。

更にこんなレポート。

トリチウムの摂取による被曝線量は2倍になる
トリチウムはこれまで考えられていたよりも2倍危険。英国健康保護局の電離放射線諮問グループが報告書を公表。

http://www.jca.apc.org/mihama/reprocess/rokkasho_series6.pdf

■六ヶ所村再処理工場の海洋放出がもたらす被曝線量は約3マイクロシーベルトから約4.5マイクロシーベルトになるだろう。

■膨大なトリチウムが出ていた英国のセラフィールド再処理工場周辺で多発している小児白血病。


「エコノミスト」誌にイアン・フェアリー氏が「トリチウム―見過ごされた原子力災害」より
■カナダ/ピッカリング重水原子炉周辺ではトリチウムを年間2,500兆bq(ベクレル)放出していますが、周辺の都市では80%増ものダウン症候群の赤ん坊の出産がはやっています。また中枢神経系統に異状のある赤ん坊の出産も明らかにされています。(カナダ原子力委員会報告)



C「1Bq飲み込んだ場合、カリウム40との係数比較が0.003」

またこの話、バナナやナッツを食べるとカリウム40を摂取し被曝しているという話か。
原子力推進派はいつも自然も人工も放射線は同じだと言う馬鹿げた話をする。
放射性カリウム40は確かに存在するが、人間は進化の過程でカリウムを排出し常に循環させている。自然のカリウムに極僅か含まれる放射性カリウム40を取り込み濃縮させない為である。
多数の原子力関係者が、この放射性カリウム40を比較として論ずるのは「皆さん、これまでも食べてますよ」という安全論を展開しやすいからであるが、こと生態濃縮に関しては一切説明されていないのが常である。



D「保安規定に示された放出基準値(事故前)22兆Bq/年」

確かに原発からの放出基準は22兆Bq/年。
2006年〜2008年の3年間で六ヶ所村再処理工場からは0.22京の廃液が出ていると推定されている。
しかし。

大量トリチウムの取り扱いに関わる研究成果(1)
−トリチウムの閉じ込め,安全取り扱い実績の積み重ね−
富山大学水素同位体科学研究センター、日本原子力研究開発機構トリチウム工学研究グループ

http://www.jspf.or.jp/Journal/PDF_JSPF/jspf2010_03/jspf2010_03-173.pdf#search='%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0+%E5%86%85%E9%83%A8%E8%A2%AB%E6%9B%9D'

このレポートを見ても判るが、これまで放射性トリチウムをどれだけ厳重に管理してきた事か。

以下、一部抜粋

液体廃棄物は,トリチウム濃度に応じて高濃度,中濃度,低濃度,極低濃度に分別排水し,各々の廃液貯槽にて一次保管する.高濃度および中濃度廃液は,主にトリチウム除去設備のモレキュラーシーブ乾燥塔からの回収水であり保管管理している.低濃度廃液は,実験器具類の洗浄水,管理区域内で発生する冷水ドレン水,空調ドレン水等である.極低濃度廃液は,手洗水,管理区域内で発生する床ドレン水等である.低濃度および極低濃度廃液は,トリチウム濃度を測定し,放射線障害防止法に定められている排水中トリチウム濃度限度60 Bq/cc 以下であることを確認し,排水口へ排水している.

「放射線障害防止法に定められている排水中トリチウム濃度限度60Bq/cc」

これに対して福島第一の汚染水は2千〜3千Bq/cc。
福島第一の汚染水海洋流出が法律違反なのは誰の目で見ても明かだ。

50倍に薄めて放出するのだろうか?
北九州の瓦礫焼却もそうだが「薄めれば良い」という事であれば、放射線障害防止法なんて、あってないようなモノだろう。


核融合研も「ITERトリチウム水処理システム」の開発動向で、こう言っています。

http://www.jspf.or.jp/Journal/PDF_JSPF/jspf2007_06/jspf2007_06-545.pdf#search='%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0+%E5%88%86%E9%9B%A2+%E6%B0%B4'

■水の形のトリチウムは,水素の形と比較すれば,漏洩しづらい性質を持つ。ところが,困った性質も合わせ持っている。水の形のトリチウムは,水素の形のトリチウムと比較して,生物学的危険性が10000倍以上大きく,法令による取り扱い制限も当然厳しい。

200万〜300万Bq/リットルのトリチウム汚染水を、東電は規制委員への報告で「きれいな水」と言っていた。


これだけの事故を起こし、誰も責任をとらず、嘘をついて汚染水を撒き散らす。
相変わらず、この会社の体質は何も変わっていない。
そもそも営利企業に廃炉を任せるなんて事自体が間違っている。

政府(自民党)も同様だが、このような体質に私は腹が立つのだ。



海から6メートル、高濃度放射性物質 福島第1、新たな観測井戸地下水、法定濃度の8倍のトリチウム
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130630-00000087-san-soci
産経新聞 6月30日(日)7時55分


福島第1原発の海側に新たに掘った井戸から高い濃度の放射性物質
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20130629-00000940-fnn-soci
フジテレビ系(FNN) 6月29日(土)19時14分


福島原発の地下水でトリチウム除去を可能にしたら、日本全国の原発に導入しなければならなくなる。
http://briliantblue.seesaa.net/article/360964823.html

年間1ミリシーベルト以上の地域の健康検査と尿検査、血液検査に対する日本政府の血も涙もない非常な反論

2013年06月30日(日) 22時15分
アナンド・グローバー報告に対する日本政府の血も涙もない非常な反論ー年間1ミリシーベルト以上の地域の健康検査と尿検査、血液検査についての日本政府の回答ー
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3060.html
みんな楽しくHappy がいい♪
2013-06-18


http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3054.html
井戸川前双葉町長:
いま谷岡先生が環境省の云々を言いましたけれど、
「血液検査はちゃんとやっている」って日本政府はジュネーブの国連人権理事会の席上
私の目の前で、全世界に向かって報告してるんですよ。やって無かったんですか?それは。

谷岡議員:いや、子どもの血液検査はやっていません。私たちはずっと要望し続けてきました。

井戸川前双葉町長:
じゃぁなんですか、国連人権理事会の、あれだけの大きい会場で私のいる前で
日本政府はアナンドグローバーさんの報告に対して反論してましたよ。
「間違っている、訂正していただきたい。日本政府はしっかりとやっている」と言っていましたよ。
やってなかったんですか!?なんですか?あれは。

谷岡議員:
私たちは子どもたちの血液検査、尿検査をずーっと要求しております。
テレビの予算委員会でもやっておりますが、

井戸川前双葉町長:いや、やってるって報告してるんですよ。

谷岡議員:それはやってないです。やってないです。

井戸川前双葉町長:原文を見て下さい。日本政府の原文を見て下さい。

谷岡議員:やってないです。ウソです。

井戸川前双葉町長:これは困ったことですね。





その原文の和約が公開されました。




井戸川前町長が訴えてらした部分の和約を抜き出します。


アナンド・グローバー報告に対する日本政府の反論
(ヒューマンライツ・ナウの仮訳)



(b) 健康管理調査は、年間被ばく線量 1mSv 以上の
  全ての地域に居住する人々に対し実施されるべきである。

既に対応済みである。
「追加被ばく線量が、年間 1mSv の地域に暮らす住民に健康管理が必要である」
との主張に対する科学的根拠が不十分である。
そのため、国連特別報告者の勧告は、科学的根拠がないものであり、
勧告内容の変更なしには受け入れることができない。

日本における年間の自然放射線量は、2.1 mSv であると推定された。
原発事故に伴い、更に年間 1mSv を追加すると、年間の放射線量は 3.1 mSv となる。
この数値は、アメリカ (3.1 mSv/y)、及びヨーロッパの多くの国々(2 ? 7 mSv/y) の自然放射線量と、
ほぼ同等である。

実効線量を用いると、原発事故による追加線量の影響は、自然放射線量のそれと等しくなる。
年間 3mSv までの放射線に晒される住民を、健康管理調査の対象に含めなければならないとすると、
年間 3mSv までの放射線を被ばくする住民が暮らす多くの国々で、
放射線のための健康管理調査を実施すべきであるということになる。
追加積算線量が、年間 1mSv の地域に暮らす住民が、健康管理調査の対象に含まれるべきであるという議論は、
医学的、科学的な根拠が必要である。

原発事故の有無にかかわらず、日本国民の健康管理体制は整っている(例:学校で年 1 回実施)。
更に、何らかの症状のある者は、制限なく医療機関で医者の診断を受けることができる。
原発事故に関わる住民の健康モニタリングの内容は、科学的根拠と、推定被ばく量に基いて決定される。
放射線量がやや高い地域、もしくは長期にわたる避難が予定される地域では、個人の被ばく量が推定され、
血液検査が実施される。
被ばく量が比較的低い地域で、放射線被ばくの健康への影響以外に、健康状態の調査が必要な場合、
住民の追加被ばく線量が 1 mSv であるか否かの如何に関わらず、
住民の健康状況は既存の健康診断や、医療機関のデータにより監視することが可能である。

WHO は、福島原発事故による健康リスクの評価を行い、
原発事故による追加被ばくが要因である疾病発症の増加は、検出可能レベルを下回るであろうと示唆した。
UNSCEAR も現在、原発事故が住民の健康に与える影響の評価を行っている。
日本政府は、適切な支援が本当に必要な人々に提供されるよう、引き続き対策を講じていく。




(e) 子どもの健康管理調査は、甲状腺検査に限定せず、
  血液・尿検査を含む、全ての健康影響に関する調査に拡大すること。

この意見にはいくつかの事実誤認が含まれるものの、勧告は既に実施済みである。
尿、血液検査には科学的根拠が乏しく、この勧告を受け入れることはできない。
子どもの健康調査は、甲状腺の超音波検査に限定されていない。
77 (b)で述べた通り、尿検査と心電図検査が、既存の健康診断で実施されており、
血液検査は放射線量が比較的高い地域で実施されている。
このような検査は、検査が科学的に要求されるか、その必要性が指摘されるかにより選択される。
国連特別報告者が推奨する検査の必要性は、科学的根拠を伴わないものである。
健常者への健康調査実施は稀であり、そのため多くの研究者は、研究を行うことに関心を持っている。
しかし、日本政府は不必要な検査を強制することには同意できない。



ーーー


学校の尿検査で放射性物質調べてる?
「勧告はすでに実施済み」と言いながら「この勧告は受け入れられない」と矛盾する。
この部分だけを読んでみても日本政府はとても恐ろしいと思えるのですが、
全文を読むともっともっと日本政府が恐ろしくなります。

井戸川前町長は「血液検査を日本政府が『やっている』と言った」とおっしゃっていますが、
和約が公開されたたのはつい最近のようです。
血液検査に関する項目の対する日本政府の回答も
「勧告は既に実施済みである」という言葉から始まっているので、
そのように理解すると思います。
でも日本政府は年間1ミリシーベルト以上の地域の健康検査も、血液検査も、尿検査も
すべて、
「既に対応済みである」
「勧告は既に実施済みである」と言いながら、結論としては、
「この勧告を受け入れることができない」としています。

最初の答から受ける印象と結論が真逆になっている、
いつもながらの意味のわかりにくい言い訳満載の回答のようです。
このような思考の日本政府に、
年間1ミリシーベルト以上の福島以外に住む子どもの健康検査をさせることは、
かなり難しいと感じました。
日本政府の非情さがよくあらわれている回答だと思います。


1万6千人推定被ばく量に誤り?0.1?0.4ミリシーベルト上昇
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130626-00000007-maiall-soci
<福島県民健康管理調査>1万6118人分計算ミス 原発事故から4カ月間の推定被ばくの線量で?  福島第1原発事故に伴い全福島県民を対象に県が実施している「県民健康管理調査」について、県は25日、事故から4カ月間の推定被ばく線量の算出結果1万6118人分に誤りがあったと発表した。計算を担当する放射線医学総合研究所(放医研、千葉市)の計算ソフトに一部誤った空間放射線量が入力されていたことが原因で、修正幅は最大で0.4ミリシーベルト。県は7月中にも該当者に算出し直した結果を、謝罪文とともに送付する。

・?県民健康管理調査「基本調査」における外部被ばく線量推計値の一部誤算出について(PDFファイル)?-?福島県
・?1万6000人、数値に誤り 0.1?0.4ミリシーベルト上昇?-?福島民友新聞(6月26日)

世界は安全保障問題として日本の原発の耐震基準の見直しを求め出しております。

2013年06月30日(日) 22時10分
村田光平先生からの緊急連絡 - (町田市の放射線量を測定等する有志の会)
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/283.html
投稿者 天下万民 日時 2013 年 6 月 24 日 23:00:53: icvBmcVGYoU6M


http://sokutei-machida.jimdo.com/ (町田市の放射線量を測定等する有志の会)

平成25年6月19日に原子力規制委員会は、新規制基準を決定し、20日に大飯評価会議で大飯原発に対して稼働継続の合格内定通知を出しました。


ちなみに、この新規制基準は、福島第1原発の事故を受けて、全面的に作成され直されているはずであるものなのに、内容を総括する限り、従来のものに比べて曖昧となっている部分すらあるものであり、原子力規制委員会が作成に関して社会的責任を果たしたとは到底言えないものになっていると当会としては、評価せざるを得ないものです。


当会はかねてより、この新規制基準に関しては、すべての原子力発電所に対して、最低限、欧州では、過去15年以上前から、欧州内のすべての原子力発電所に設置が義務付けられていると言って良いシビア・アクシデント用のフィルター施設の設置の義務付こそが再稼働のための安全対策のマスト・ハブであるということを昨年初期の段階から、強く主張してきたわけでありますが(平成24年5月23日付本トピックス欄掲載記事http://sokutei-machida.jimdo.com/ニュース/スウェーデンから学ぶこと/及び平成25年1月15日付本トピックス欄掲載記事http://sokutei-machida.jimdo.com/ニュース/フィルタの義務付け/をご参照ください)、結局この問題に対しても、格納容器が大きいという点で、爆発の危険が相対的に低いので加圧水型(PWR)のものについては、フィルターの設置に5年間の猶予を持たせる(沸騰水型(BWR)については、猶予期間を置かない)という内容となっており、加圧水型(PWR)の原子炉の多い西日本の原子力発電所を早期に再稼働しやすくしたとする予定調和的な結論という見解をも持たざるを得ない新規制基準と言えます(ちなみに今回稼働の継続を内定した大飯原子力発電所はPWRです)。


こういった状況に関して、当会とは、本年3月に開催した当会主催の講演会のメインスピーカーをつとめていただいた関係にもある元駐スイス大使の村田光平先生より、下記のような書簡が当会事務局宛送付されてまいりましたので、その内容の社会的重要性に鑑み、村田光平先生の了解の下、当該書簡の内容を公表させていただきます。


村田光平先生は、今回の福島第1原発事故においては、いち早く4号機の使用済み燃料貯蔵プールの崩壊の危険性を指摘し、それを世界に発信したことにより、東京電力側もこれを放置出来なくなり、その対応に優先的に取り組まざるを得なくなったという実績をお持ちな方であるだけではなく、著作物においては、10年以上前より現在の福島の悲惨な状況を予想し、このまま日本で原子力発電所の稼働を継続した場合、起こり得るリスクを指摘し、的確に的中をさせておられる方です。


当会としても、そのような先見の明のある方の文章の中に今回の新規制基準と大飯原発の稼働の継続の内定につき、「破局の接近を感じざるを得ません」とまで書かれていることに関しては、極めて重大な社会へのメッセ―ジであると捉えましたので、是非皆様にお読みいただき、この危機感の共有化を図っていただくとともに、このメッセージを受けて一人でも多くの国民が、出来得る限りの行動を破局を避けるために起こす必要があるのではないかという提起を行いたく思う次第です。


なお、村田光平先生からは、下記の書簡の他に別添として、池田原子力規制庁長官宛メッセージ及び村田光平先生が2004年に起草された「日本の命運を左右する電力会社」の書簡も届けられておりますので、これらも、本トピックス中別添として掲載させていただきました。


また、池田原子力規制庁長官宛メッセージ中にある小沢一郎氏・小出裕章氏会談に関する要旨も村田光平先生からは提供を受けましたが、本内容の重大性に関しては、村田光平先生からも、日本国民が真実を知るためにも積極的にその要旨の公開、開示をお願いしたいとのさらなる要請を受けておりますので、あわせて別添として、本トピックス欄に掲載させていただく次第であります。

(平成25年6月23日 事務局記)

村田光平先生からのご連絡 と別添資料




町田市の放射線量を測定等する有志の会 事務局殿


発信を続けております。

一つの大きな山場が来たような感じがします。


現状では破局の接近を感じざるを得ません。


あらゆる立場の相違を乗り越えてその到来を未然に防ぐことが求められております。

全方位に発信を続ける所以です。


大島原子力規制委員宛メッセージ及び池田原子力規制庁長官(前警視総監)宛メッセージ をお届けいたします。

別添の9年前の私の警鐘「日本の命運を左右する電力会社」を是非ご一読願います。

福島第一第1号機に関する地震事故原因説の取り扱いに同委員会の信頼がかかっております。


世界は安全保障問題として日本の原発の耐震基準の見直しを求め出しております。

事故処理国策化の第一歩となり得ます。


大飯原発再稼働は日本の恥です。

15日報じられた現地調査担当の原子力規制委員による「決定的欠陥はない」との発言が嘆かれます。 田中俊一委員長の「灰色は黒とみなす」との初志は今いずこの感があります 。

内外でもはや疑われていない第1号機に関する地震事故原因説の取り扱いに同委員会の信頼がかかっております。

世界は安全保障問題として日本の原発の耐震基準の見直しを求め出しております。


ご参考になればと存じます。


村田光平





大島原子力規制委員殿


池田原子力規制庁長官(前警視総監)宛メッセージをお届けいたします。

大飯原発の現地調査で担当規制委員が[決定的問題はない」趣旨の発言

が昨15日報じられましたが、「疑わしきは罰する」とは程遠い姿勢です。

嘆かれます。添付の9年前の警鐘をご一読願います。


1号機の事故地震説については国会事故調の元委員すら疑いはないとしており、

耐震基準の改定をこれ以上引き延ばすことは安全保障問題そのものとして

世界は許さないと思われます。


田中俊一委員長によろしくお伝え願います。


村田光平


別添資料
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20130613_池田長官宛メッセージ.pdf
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20040909_日本の命運を左右する電力会社.pdf
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20130530_小沢氏小出氏会談要旨.pdf
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高市早苗(たかいちさなえ)氏は福島県民の前で「原発事故で亡くなった人はいない」と言えるのか。

2013年06月30日(日) 21時55分
 高市氏は同日、国会内で菅義偉官房長官と会い、自らの発言について釈明した。 

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謝る方向すらわからない政治家、高市早苗氏。福島県民は眼中にないらしい。

高市早苗氏の考えも、東電と同じ「死人に口無し」。

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野党、高市氏の辞任要求=自民からも批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130618-00000097-jij-pol
時事通信 6月18日(火)15時17分配信

 自民党の高市早苗政調会長が原発再稼働をめぐり「原発事故で死亡者が出ている状況ではない」などと発言した問題は18日、与野党に波紋を広げた。野党各党は高市氏の辞任要求を含め激しく反発。与党内からも東京都議選や参院選への影響を懸念し、批判の声が上がった。
 民主党の細野豪志幹事長は衆院議員会館で記者団に対し、政府が認定した福島県内の「震災関連死」が1400人近くに上ると指摘した上で、「この数字を踏まえることができない人は政権を担う資格がない。与党の政調会長失格だ」と述べ、辞任を促した。海江田万里代表も党の会合で「自民党幹部の発言には、命を軽んじる発言が多く見られる」と批判した。
 日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は市役所での会見で、「死亡者が出ていなくても、精神的被害など計り知れない被害がある。今の日本では原発推進は目指すべき道ではない」と指摘した。みんなの党の江田憲司幹事長は国会内での会見で「高市氏は即刻、政調会長、政治家を辞めるべきだ」と強調した。
 共産党の市田忠義書記局長は東京都内の街頭演説で「高市氏は福島県民の前で(同じことを)言えるのか。こんな人物に政党幹部を務める資格はない」と切り捨てた。
 一方、自民党の小泉進次郎青年局長は国会内で記者団に、「被災者の立場、苦しい環境に思いをはせ、国の責任を踏まえた上で発言しなければならない」と苦言を呈し、同党の溝手顕正参院幹事長も会見で、「人が死ぬとか死なないということと(再稼働問題を)一緒にすることはない」と述べた。公明党幹部も「被災者の実態が分かっていない」と批判した。
 高市氏は同日、国会内で菅義偉官房長官と会い、自らの発言について釈明した。 



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原発事故で亡くなった人はいないという政治家
http://ameblo.jp/masaya1015/entry-11555215264.html
疲労困憊したおじさんのブログ
2013-06-18

死亡者がでている状況ではないと政治家が軽はずみにこのようなことを公の場で発言して良いものなのだろうか。あとから言葉が足りなかったではすまされる問題ではない。



「原発事故で死者なし」と言った高市自民党政調会長へ 福島・須賀川の自殺男性家族が「謝罪しない東電」を糾弾した模様(げんぱつはいりません)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=32249
Finance GreenWatch
6月 18th

俺はね、かあちゃんと二人でロープにぶらさがっているおやじをおろしたんだよ、二人で。



東京電力の狙いは、日本人家族の自殺を表沙汰にしたくないと訴えない心理に便乗して、賠償金を減らそうとしています。
http://briliantblue.seesaa.net/article/365042344.html
2013年06月03日



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「原発事故、死者いない」 自民・高市氏、再稼働方針を強調
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130617-00000028-asahi-pol
朝日新聞デジタル 6月17日(月)18時2分配信

 自民党の高市早苗政調会長は17日、神戸市の党兵庫県連の会合で、「事故を起こした東京電力福島第一原発を含めて、事故によって死亡者が出ている状況ではない。安全性を最大限確保しながら活用するしかない」と原発再稼働を目指す考えを強調した。

 原発事故により多くの避難者が出ている現状で「死亡者が出ていない」との理由を挙げて、再稼働方針を強調する姿勢には、批判が出る可能性もある。

 自民党は参院選公約の最終案で、再稼働について「地元自治体の理解を得られるよう最大限の努力をする」と推進する考えを盛り込んでいる。高市氏は産業競争力の維持には電力の安定供給が不可欠としたうえで、「原発は廃炉まで考えると莫大(ばくだい)なお金がかかるが、稼働している間のコストは比較的安い」と語った。

南海トラフの巨大地震30年以内に起こる確率は60〜70%、でも電力会社は余震範囲すら想像できず福井・愛媛・鹿児島・静岡で再稼動申請

2013年06月30日(日) 21時20分
<南海トラフ>30年以内に起こる確率は60〜70%
毎日新聞 5月24日(金)21時35分配信

新たな南海トラフ地震評価対象領域
 政府の地震調査委員会(委員長・本蔵義守(ほんくら・よしもり)東工大名誉教授)は24日、南海トラフを震源とする巨大地震の長期評価を見直し、新たに発生確率を公表した。これまでは「東海」「東南海」「南海」の各領域に分けて発表していたが、駿河湾から九州・日向灘までの全域で統一した確率を計算。マグニチュード(M)8〜9クラスの地震が今後30年以内に起こる確率を60〜70%とした。


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「東海」「東南海」「南海」と3つの震源域があると思っていましたが、最近はそれを一体化して南海トラフと呼んでいます。

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南海トラフの巨大地震モデル検討会(第二次報告)(平成24年8月29日発表)
http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/nankaitrough_info.html

強震断層モデル編 −強震断層モデルと震度分布について−
http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/taisaku/pdf/20120829_2nd_report05.pdf


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本震の震度予想では、浜岡原発の震度7はもとより、伊方原発付近でも震度6は予想されます。

それでも電力会社は再稼動を申請します。


本震の一発だけで終わらず、巨大地震には余震がつきものです。


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東日本大震災の余震

2011年03月12日03時59分 長野県北部 北緯36度59分6秒 東経138度35分48秒? 08km M6.7 震度6強 内陸
2011年03月12日04時47分 秋田県沖 北緯40度24分0秒  東経139度6分秒? 10km M:6.4 震度4
2011年03月15日22時31分 静岡県東部 北緯35度18分30秒 東経138度42分48秒? 14km M6.4 震度6強 内陸
2011年04月01日19時49分 秋田県内陸北部 北緯40度15分24秒 東経140度21分48秒? 12km M5.0 震度5強 内陸
2011年04月12日07時26分 長野県北部 北緯36度49分6秒 東経138度36分18秒? 00/ごく浅い M5.6 震度5弱 内陸
2011年04月17日00時56分 新潟県中越地方 北緯37度1分18秒 東経138度41分18秒? 08km M4.9 震度5弱 内陸
2011年04月19日04時14分 秋田県内陸南部 北緯39度36分6秒 東経140度23分12秒? 06km M4.9 震度5弱 内陸
2011年06月02日11時33分 新潟県中越地方 北緯37度1分0秒 東経138度42分18秒? 06km M4.7 震度5強 内陸
2011年06月30日08時16分 長野県中部 北緯36度11分18秒 東経137度57分12秒? 04km M5.4 震度5強 内陸
2012年07月10日12時48分 長野県北部 北緯36度49分48秒 東経138度23分18秒? 9km M5.2 震度5弱 内陸


http://maps.google.co.jp/maps/ms?showlabs=1&ie=UTF8&oe=UTF8&msa=0&msid=207435651833542088991.00049e9beb4bea5495b98

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東日本大震災では、日本海や富士山の麓で余震が発生している例があります。

南海トラフの巨大地震の余震で日本海側が揺れない、東シナ海側が揺れないという保障は無いのに、高浜原発・川内原発の再稼動を申請します。


対岸の火事のつもりです。


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原発事故ハザードマップを知らしめてはいけない!
http://briliantblue.seesaa.net/article/364232540.html

ERI版SPEEDIによる原発事故時の影響範囲推定
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col999.htm

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福島原発の事故のことは忘れたことにして、ハザードマップすら電力会社ではつくりません。


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原発新規制基準の「5年猶予」と大飯原発特別扱いの撤回を求める緊急署名
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/4106-4499.html
「避難の権利」ブログ
2013年4月 8日

 原子力規制委員会は、シビアアクシデント(重大事故)対策を盛り込んだ新規制基準について、第二制御室などの特定安全施設や恒設のポンプ、PWR型原子炉のフィルタ付ベントなど、設置に時間がかかる設備については5年の「猶予期間」を設け、こうした設備がなくても再稼働を認めようとしています。地震も津波も5年間待ってくれるとでもいうのでしょうか?

 時間がかかる対策について猶予を与えるというのは、安全よりも、電力会社の都合を優先させたものにすぎません。規制当局が率先して原発再稼働に便宜を図るなど、あってはならないことです。

--後略--

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再稼動を目論む電力会社を見ていると、蝋の翼をつけたイカロスを思い出します。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A4%A5%AB%A5%ED%A5%B9

汚染水を管理する東京電力に賠償金を持たせるのは、「泥棒に追銭」

2013年06月30日(日) 21時14分
−>汚染水を漏らせば漏らすほど、賠償金が釣り上がる。

−>賠償金の原資は賠償法で国民負担。

−>その賠償金の支払いは、東京電力を通りピンハネし放題。


東電の実施した汚染水を食い止める対策とは何だったのか?


・貯水槽は地面に穴を掘って防水シート!!

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放射性ストロンチウムを含む高濃度汚染水が地下水に流出
http://blogos.com/article/59716/
BLOGOS 中島聡

福島第一原発で、放射性ストロンチウムなどを含む高濃度汚染水をためた地下の貯水槽から汚染水が漏れていたことが分かりました。

東京電力は、これまで汚染水を貯水タンクに貯めてきましたが、置き場所不足とコストの関係で、今年1月からは、地面を掘り下げた中に3重の防水シートを敷き詰めた構造の仮設の貯水槽を使って来ました。
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・汚染水水路にビニールホース!!


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汚染水漏れ、原因は雑草…ホースを貫通
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120210-OYT1T00565.htm
2012年2月10日

 福島第一原子力発電所から出る高濃度汚染水の処理に使うポリ塩化ビニール製のホースから水漏れが22件見つかっている問題で、東京電力は9日、ホース周辺にはえたイネ科の雑草のチガヤが原因と断定した。

 ホースからは枯れたチガヤが見つかっている。東電は、ホースに欠陥がある可能性もあるとみて、ねじり、ひっぱりなどの実験を行ったが、破損は生じなかった。一方で、先端のとがったチガヤと同じ硬さの針を刺すと貫通。チガヤが原因と結論づけた。ホースは、汚染水を処理して冷却に再利用する「循環注水冷却システム」に使われ、全長4キロ・メートル。東電は再発防止のため、チガヤが貫通しないシートを地面に敷くなどの対策をとりたいとしている。

(2012年2月10日14時04分 読売新聞)



ずさん管理で汚染水漏れ 作業員が踏み、ホース破損
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/condition/list/CK2012102002000156.html
2012年10月20日

 今週(十三〜十九日)の福島第一原発では、高濃度汚染水を移送するホースから水漏れがあった。作業員に踏まれてホースが破損したことが原因とされている。

 水漏れは十五日、3号機タービン建屋付近で見つかった。東京電力によると、塩化ビニール製ホースから一リットルあたり二八〇〇万ベクレルの放射性物質を含む汚染水約九十リットルが漏れた。

 同じホースの別の箇所では、八月にも同様の水漏れがあった。ホースが乱雑に設置されていたため、作業員が移動の際に踏んでしまっていたことが原因とされた。今回のケースも、現場のホースは乱雑に置かれていた。
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最小限の汚染水対策(コスト)で、最大のカネ(国際賠償)。


これって原発作りと同じ構図。原発作ってベント無し、防潮堤なし。


まてよ、日本政府は2012年12月に野田首相が収束宣言を出していたので、それ以降の汚染水漏失の責任は「原子力損害の賠償に関する法律」の範囲外で、東京電力の負担と言えていたのか。

それじゃカネが出ないので都合の悪い人がいる訳だ。

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安倍首相、原発事故収束宣言を撤回
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130313/plc13031322240017-n1.htm
2013.3.13 22:20 [安倍首相]

衆院予算委員会で質問に答える安倍晋三首相=13日、国会・衆院第1委員室(酒巻俊介撮影)
 衆院予算委員会は13日、東日本大震災からの復興に関する集中審議を行った。安倍晋三首相は、野田佳彦前政権が平成23年12月に表明した原発事故の「収束宣言」に関し「地域の話を聞けば政府として収束といえる状況にない。安倍政権として収束という言葉を使わない」と述べ、事実上撤回する考えを示した。茂木敏充経済産業相も「福島第1原発は冷温停止の状態にあるが、廃炉も含めたすべての課題が解決したようにとられかねない」とし、首相と歩調を合わせた。
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安倍首相はこれから起こる汚染水漏失・海洋投棄にまで「原子力損害の賠償に関する法律」で国民のカネで賠償させましょうと言っているのか。


国際賠償額を膨らませたい東京電力・日本政府
http://yaplog.jp/birds-eye/archive/10077


まさに、東京電力は福島原発の汚染水を漏らし放題。

福島原発事故の消滅時効に関するコメント

2013年06月05日(水) 21時15分
消滅時効に関するコメント
http://genpatubengodan.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-b95d.html
原発弁護団新潟のブログ


消滅時効に関するコメント消滅時効に関する法案に関して、報道では、「時効撤廃特例法案」などと言われています。
しかし、その内容は

@「原子力損害賠償紛争解決センターに申立てをして東電との交渉が不調に終わった」

場合に

A「交渉打ち切り通知を受け取ってから1カ月以内に裁判所に賠償請求訴訟を起こせる」

というものに過ぎません。ですので、「時効撤廃」といえる内容では到底ありません。


そもそも、現時点で正確に「損害」が把握できる状況にはありません。

また、ADRへの申立てを行っている方は避難者全体からすればごく少数です。

この法律では、同センターに申し立てた範囲でしか救済を受けることができず、

被災者の救済の視点からは十分なものとは到底言えません。




消滅時効に関するニュース(報道紹介)賠償時効の特例可決 付帯決議で抜本解決要求
http://genpatubengodan.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-8f5b.html

 参院文教科学委員会は28日、東京電力福島第1原発事故の損害賠償について国の原子力損害賠償紛争解決センターに和解の仲介を申し立てている場合に限り、賠償請求権の3年の時効が過ぎても東電に賠償を求めることができるようにする特例法案を可決した。法案の枠組みでは全ての被害者の救済が不可能なことを踏まえ、時効について本年度中に新たな立法を含む対応を政府に求める付帯決議を可決。法案は29日の参院本会議で成立する見通しだが、国会が時効問題の抜本解決を政府に迫る構図になった。

 委員会の質疑では、チェルノブイリ原発事故で確認された、事故から長期間たった後に発生する健康被害(晩発性障害)について、賠償請求権をどう解釈するか議論となり、下村博文文部科学相は、長期間を経過して発生する可能性の健康被害について、賠償時効の適用にならないとの見解を示した。下村文科相は答弁で「事故に起因する晩発性障害が生じた場合、(時効などの)起算点は障害が発生した時と考えられる。障害が出た時点で事故から3年、20年が経過しても直ちに損害賠償請求ができなくなることではない」と述べた。
(2013年5月29日 福島民友ニュース)



東電賠償 1万人超未請求 来秋以降、時効の恐れ
河北新報 6月7日(金)6時10分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130607-00000003-khks-l07

 福島第1原発事故で、福島県の13市町村の住民1万1214人が東京電力に損害賠償請求していないことが分かった。来年9月にも請求の時効が成立し、請求権を失う可能性がある。
 東電が福島県出身で新党改革の荒井広幸参院議員(比例)に示した資料で明らかになった。
 賠償請求は東電から1世帯100万円の仮払いを受けた後、あらためて「本賠償」を求める手順。請求状況は表の通りで、仮払いを受けた13市町村の16万5824人のうち、本賠償を請求した人は5月末現在、15万4610人で、残りの6.8%に当たる人が請求していない。
 東電は2011年9月に本賠償の請求受け付けを始めた。時効は3年で早い人で来年9月に期限を迎える。東電は「請求してもらえるよう県民に呼び掛けたい」と話している。




被害者情報、開示指導へ 国、賠償請求時効に備え
福島民友新聞 5月31日(金)11時38分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130531-00010006-minyu-l07

 東京電力福島第1原発事故に伴う民法上の賠償請求権の時効が最短で来年3月にも迫っている問題をめぐり、茂木敏充経産相は30日の参院経済産業委員会で、東電に対し、把握している賠償未請求の被害者情報を市町村に開示するよう指導する考えを示した。荒井広幸参院議員(新党改革、比例)への答弁。
 加害者である東電だけではなく、住民に身近な存在である市町村が未請求の住民へ周知することで、確実な賠償につなげるのが狙い。
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