新解釈 って?

September 16 [Mon], 2013, 19:26

ニコ動生の放映を見て、
そろそろ会期も終わり近いし、
そろそろ、と。



いや、制作側の顔がたいていわかるだけに,
いろいろ楽しませていただきました。

いきなり深海調査の歴史、って、
古本の展示から,



って、ガラテアレポート、Neopilina だし、はせがわさん。

淡々と並べられる標本たち、って,
ジオラマなんかより,妙な迫力。
いや、博物館、という感じ。

いろいろ思うところはあります。
長谷川さんと齋藤さんの顔見えすぎ(笑



ガンセキバショウは,まあ,かろうじて。
深海産となると,巻貝、ちびちゃくて地味なので,
まあアイキャッチは必要、と思わなくはない,が、



ミミイカはないだろ、『 深海 』 展で!
もっと、ムチイカとか、オナガイカとか。
手抜きまくり??深海の解釈って??



ウロコフネタマはいい。
こっちよりよっぽど(笑






深海魚展示もなかなかだが,いかんせん個体が小さい!
シギウナギにしたって,ていうか,
モグラアンコウなんて、50cm以上の迫力な標本、
フジイコレクションにあるの,知ってるんですが。。。。
標本ケチらないで。。。常設じゃないんだし。。。。



異様な迫力は扁形動物、って、クラモチさん、すごすぎ!

まあ、なんやかんやいいながら、かなりたのしまさせていただきました。

生態関係の展示はもうひと工夫あってもよかったかなぁ,なんて。



いや、人ごとじゃない、
こっちも,アワビ準備はじめなきゃ。。。。

昼は、深海ランチを(笑

あ、ミュージアムショップ、要注意です



財布のひもに(笑
 

きがちがう とは? -2

September 15 [Sun], 2013, 15:18

春には行き損ねたが,今年も日比谷へ。
って、はや9月半ばなのでそれほど違わないのだが、
Oktober Fes。



なんと、よる10時までやっている、ということなので
仕事帰りに。

7時半くらいに到着するも、
まだまだこの盛り上がり。



いや楽しいです。

ようやくいい陽気?になり始めた宵闇の下、
iPad でこんなのを眺めつつ。



ニコ動生 『 深海 』



フジクラ先生、妙に神妙。。。。
 

海に臨む とは?

September 13 [Fri], 2013, 19:15

このところ、海のフィールド観察ガイド的な本が頻繁に出版されている。
それも、標本ではなく、なまの、あるいは生態写真からなるもの。
先日紹介したお茶の水女子大の臨海のものもそうだが、
やはり毎日、目の前に海があり,生きた生物を常に眺められる
そういった環境にいないとkの手の出版はなかなかきびしい。
えっちらおっちら、臨海に通ってでは、なかなかこうはかない。

これもそんな1冊。
発行者は東大のいわゆる三崎臨海実験所。



第2版、167p. 278spp.掲載。
執筆は海綿の分類学を専門とする伊勢さん。
分類群の解説とか、テキストがしっかりしていて,さすが!
貝類などでも,いわゆる「標本」写真は1種もない,
すべて生体あるいは生態写真。
未同定種も含めて、クリアな画像で図示されている。
うーん、うらやましい!

併せて送っていただいたのが、この2冊。



葉山町芝崎と三崎市小網代荒井浜の観察ガイド。
前者が12年7月刊、40p.
後者が13年3月刊、89p.
いずれも、図鑑、というよりは、磯の生物観察の教科書。
これと、動物ガイドをあわせると、高校あたりの実習ができる,という仕組み。
よく考えている。

地元への貢献、というのは、お茶大でもいっていたこと。
その先駆け,というか、
日本財団の海洋アライアンス、にうまくのった、
タイムリーな出版、さすがです。
幸塚さん、ありがとうございました。

入手を希望する方はこちらから
[ http://www.mmbs.s.u-tokyo.ac.jp/jp/education/pictguide2.html ]
 

リヴァイヴァル って?

September 11 [Wed], 2013, 19:03

書店の平台をふと覗いて,眼が止まった。



なんと、コルチャックである!

ぼくらの世代、
アメリカから次々とはいるようになってきたTVドラマ、
それも、10時過ぎという「大人枠」で放映される
刑事物とか探偵もの。
かつ、アメリカらしくひょうきんだったり。

「ダンディ2 華麗な冒険」(ロジャー・ムーアとトニー・カーティス共演)
「ロックフォードの事件メモ」(ジェームズ・ガーナーと名古屋章のマッチングが最高)
「チャーリーズエンジェル」(いうまでもなく)
なんてのが最高に面白かった。
いや、シリアス一直線の「刑事コジャック」なんてのももちろん好きだが。

そんな中にあって,
主役ダーレン・マクギャヴィンのなんというか、「ゆるさ」と、
大塚周夫さん(やっぱり五右衛門といえば!)の渋い語りが
ミステリアスなストーリーを相まって
独特な雰囲気のドラマだった。
いまになって、youtubeなんかでチラ見すると,
なんというか、すごい特撮だったりするんだが、
怪しいインディオの悪霊とか,結構怖かった。

この本は、本編のパイロット版、90分枠のテレビ映画
『魔界記者コルチャック/ラス・ベガスの吸血鬼』(The Night Stalker)
とその続編
『魔界記者コルチャック/脳髄液を盗む男』(The Night Strangler)
の脚本をノベライズしたものだとか。

テレビよりもさらにゆるく大人なコルチャックがいい。
消息不明なコルチャックから手渡された「公表できない」事件を
ジェフ・ライスという作家が小説化したもの、という設定。
さすがにパイロット版のナガシャク用の脚本だけあって
よくできている。

なんと、この Night Stalker、
ジョニー・デップが映画化するらしい。
たのしみ、というか、
ジョニー?
どちらかというと,10kg減量したトミー・リー・ジョーンズなんだが、
オリジナルは。
さてさて。



p.s.
あとがき読んで知りました。
この世界観が 『 X-ファイル 』 に引き継がれていたんだ。
となると、見たい。。。
 

拾い物 って?  和貝書解題-2

September 06 [Fri], 2013, 19:37

引っ越しも一段落して,
ふと息抜きに検索をかけてみると、

ありゃ、ヒット!



採集手引原色海の貝類
瀧庸著
三省堂, 1937.5
81p, 9×15cm
袖珍本ってヤツですね。

青い表紙にエンボスしたイラストと金押しのタイトル。
中のレイアウトは、山川図鑑よりはだいぶモダン、
なんとなく平瀬図鑑を継承している感じ。

掲載種は,採集手引、というだけあって、
潮間帯周辺の普通種がメイン。
本州中部あたりの設定か,極端な北方系、南方系種はほとんど乗っていない。
ユキノカサもないくらい、なぜかエゾフネが。
深場のものも少なく、これは時代だろうが、
リュウグウボタルがキラリと光っている。

各種の記載は意外にボリュームがあり、
産卵期などの生態や生息環境などにも言及している。
字数を詰め込むためか,ページによって,行間が変わるってのはなかなか。

とにかく,ポケット図鑑、なだけに
うーん、国会図書館に所蔵なし。
いや、最近もうあまり驚かないけど。
検索して引っ掛かる所蔵先は、

お茶の水女子大学 附属図書館生物
九州大学 附属図書館理
国立科学博物館書庫
三重大学 附属図書館
京都府立図書館

くらいか。
小さくて,保存しにくく,壊れやすいペーパーバック。
とりあえず、電子化お願いします今のうちに、
近デジで、 ndlさま。
 

最古の とは? 和貝書解題-1

September 05 [Thu], 2013, 19:13

いえ、和装本とかの古い本の話ではありません。
近年の本について、ちょっと。

というのも、当方の図書館が、大幅の改修を行なうことになり、
旧蔵書の書庫をしばらく閉じるので、
その蔵書については、長期貸し出しします,という
なんともありがたいご連絡をいただき、
それではといそいそと借り出して,ちょっとお披露目、てな程度。

ここらであげる昭和初期のこれら書誌は、
時代的な背景も含め、
酸性紙問題や,戦後の混乱による紛失などのために
今後の保存が危ぶまれ,
また、地方のものは国会図書館などにも所蔵がなく、
アクセスの悪い文献となっている。

過大な期待をお持ちにならないよう。

まずはこんなところから。



当方でも未整理資料、
NDLにもWebCatにも所蔵先ヒットなし。
Google でムリムリ検索すると、
和歌山県立図書館がかろうじて引っ掛かる。

さすがは Field Museum の DB
Malacological Journals and Newsletters
[ http://fieldmuseum.org/explore/our-collections/malacological-journals-and-newsletters ]
にはヒットしてくる,って,どこが所蔵してるの?

Kishu Kairui
Journal Type Journal
Publication City Japan
Notes Comments: 2 volumes (4 numbers) only.

実物からの書誌は
『紀州貝類』
紀州貝類研究会、和歌山
1(1)〜2(2) [1938(S12)-1940(S15)], A5版
  1(1) 38p. (1938)
  1(2) 41p. (1938)
  2(1) 39p. (1939)
  2(2) 41p. (1040)
[(1巻1-2号は合本]

『 介類雑誌 』 を別とすれば、
おそらく、日本の同好会誌としては最古の物ではないだろうか。
『 ゆめ蛤 』 でさえ、1946 (S21) 刊行開始である。

山本虎夫の 『 和歌山県貝類研究史 』 (1981) によると、
『伊藤恒堂 (1905~1961)
串本町出身,本名,前登喜夫は昭和13年紀州貝類同好会を創立し“紀州貝類"発刊したが昭和15
年第2巻第2号で廃刊となった. 』
とある。
[ http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/176469/1/fic007_001.pdf ]

戦争に突入する厳しい時代に、ほんの僅かに開いた徒花のような機関誌。
1巻1号の会員名簿には
稲葉亨、金丸但馬、河本卓介、吉良哲明、森島千景、山路勇、山本虎夫
といった名前が並ぶ。

あれ、山路勇って、 「 海洋プランクトン図鑑 」 の山路先生??

研究者というよりはやはり同好の士の介という感じか。
記事も堅苦しい物はなく、採集会の報告、貝類相のリスト、やら、
波部先生がぽつりと 「 和歌山県産キセルガイ科 」 なんて学術的記事を書いていたりする程度、
各号の巻頭には 「 紀州産珍貝紹介 」 があり、
1巻1号は 『 ハリナガリンボウ 』、って、学会を意識して?
 

特化 とは?

September 04 [Wed], 2013, 20:04

Archimer



Ifremer が運営する open access のアーカイヴ、レポジトリ。
[ http://archimer.ifremer.fr/default.jsp?la=en ]

トップページに

Find thousands of documents in all ocean and sea-related fields (aquaculture, fisheries, geosciences, ecology...).

This project is in line with the international development of Open Access, which aims at providing free access to scientific literature to the widest audience via the Internet

とある。
運営母体が Ifremer (Institut français de recherche pour l'exploitation de la mer 国立海洋開発研究所) だけに、
海洋学に特化したアーカイヴになっているよう。
現時点で2万点を超える文書がアーカイヴされている。

シンプルに "mollusques" で検索をかけると
2371件!がヒット。
さて、我々向きなのが,どれだけあるのか。
ちょっと探りを入れてみるのも楽しみ。
 

絞殺 って?

September 03 [Tue], 2013, 19:14

こんな本が届いた。



なんと、



このこの中国語翻訳版!
臺灣の書店が翻訳して出版したいという話を聞いて,
承諾書にサインをしたのはいつだったか,
ようやくの出版である。

臺灣の香港の書店に流れるようで、いったいどれくらい売れるんだろう??
いや,もう、印税式じゃないから関係ないんだが。

でもって,内容。

まず版型がポケットサイズから,倍のサイズに拡大。
なもんで,、画像もでかくて,ちょっと
グロい!

ホタルイカなんて、外套長10cm以上である。
そんなのが、ページいっぱいにのたくってるのって。

中国名も面白い。
内容はさっぱりわからないんだが、
例えば、日本のマイカ (スルメイカ) の中国名は 『 日本魷(イカ) 』
中国のマイカ (真烏賊) はコウイカのこと、って、
いかにも,東シナ海、な中国らしい。
沿岸性のものは 『 烏賊 』、外洋性の物は 『 魷 』 をあてるとか、
なかなか新知識が得られて面白い。
タコにも 『 蛸 』 と 『 章魚 』 があるのだが、
これの使い分けは,さっぱりわからない。

翻訳本なのでしょうがないといえばそうなのだが,
巻末についている、「 イカタコの調理法 」、
すべて日本、和食風の調理法なんだが,さて、お役に立つのか。

でもって、その 「 烏賊、章魚調理方式 」、
まずは、釣ってからなので、しめ方から始まるのだが,

『 絞殺方法 』

て。。。。

確かに 「 しめる 」 を直訳すると。。。なんだが、
ページごとにおどる 『 絞殺 』 の文字、

えっと、ミステリ?、この本??

いや、翻訳の精度、一体。。。
 

煽らない って?

September 02 [Mon], 2013, 19:13

アオイガイ、謎の大量漂着 北部九州の海岸、原因は…?

 【野上隆生】 らせん状の白く美しい殻をもつアオイガイが、4月から5月にかけて、北部九州に大量漂着していた。福岡市では40日で1500個も拾った人がいる。地球温暖化の一端なのか、今夏の猛暑の前兆だったのか。南の海の生物の大量漂着は、どんな海の異変を知らせているのか。 [ asahi.com ]
[ http://www.asahi.com/tech_science/update/0902/SEB201309010072.html ]

なんでも温暖化に結びつけようという最近の傾向に
『 苛ついている 』 のは僕だけではないかと思う。

アオイガイの大量票着はままある現象で、
恐らくは黒潮、対馬暖流の流路の変動と
アオイガイ自体の資源量の変動に関連する現象だと思われる。
漂着には風波の影響も大きい。
温暖化の影響がないかといわれると、
ちょっと即答はできない部分も。

いや、これより、こっちの方が気になる。

[ http://www.city.ishikari.hokkaido.jp/museum/pdf/ilm-bulletin01-3.pdf ]
[ http://riishiri.sakura.ne.jp/Sites/RS/archive/322013/3213.pdf ]

まあ、石狩はともかく,
日高を越えているという噂も。。。

新聞の取材に応じたのは東海大名誉教授の久保田先生、
さすがうまくかわしてらっしゃる。

世の中煽られすぎで、いったいどうなっちゃうのか?
ここでいきなり 『 氷河期 』、『 小氷期 』 な可能性も
考えられるんだけどなぁ。。。。
地史的には。
 

市況調査 って? -2

September 01 [Sun], 2013, 19:59
 
パリ旅行の最終日、
連れにお願いして,時間のないところ,
昔いった覚えのある市場へ。
地下鉄で行く物の,駅からも思いのほか遠く,
タクシーをつかまえて。

いや、昔いったときは時間もあったのか,
体力もあったのか,
なんだか歩き回っていった記憶があったんだが。。。。

モンパルナス近くの Mufftard (ムフタール)市場。
町中の,ほんとにこじんまりした市場。



青果を売る広場側から緩やかな坂を上る。





普通に並ぶ,街のお店屋さん。






どこも美味しそう。



つれはアイスクリームスタンドでアイスを買い,
ぶらぶらとのんびり散歩。



街角にオルゴール弾きのオジサンがいたりして。
なんともおもしろい。

でもって、ここに来たかったのは,
いい魚屋さんがあったから。

 たこ
 いか
 あさり


イチョウガニもでかい!



他ではあまり見なかった殻付きの Pecten やら Cardium なんて。



つれには、最終日の時間のない中で
僕の趣味につき合わせてしまって申し訳なかったが,
ちょっとの感傷にひたれて、個人的にはいい旅行の締めくくりだった。

市場を抜け、坂を上りきると綺麗な町並みに



青いそらが。
 
2013年09月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
最新コメント
アイコン画像みなせあやこ猫と保護子猫たち
» 銀座の?猫 って? (2015年03月10日)
アイコン画像猫好きキャット
» 銀座の?猫 って? (2015年02月11日)
アイコン画像いそちん
» 迎春 (2015年01月02日)
アイコン画像みなせあやこ猫〔みゅん〕と保護子猫たち
» 銀座の?猫 って? (2014年01月12日)
アイコン画像untikusai
» 115 って? (2012年04月25日)
アイコン画像untikusai
» 熟成感 って? (2012年04月02日)
アイコン画像untikusai
» explore, expand, eplode とは? (2012年03月13日)
アイコン画像untikusai
» レトロ って? (2012年03月09日)
アイコン画像untikusai
» 探検 と 冒険 って? (2012年03月07日)
アイコン画像いそちん
» 記憶が、って? (2012年02月12日)