水産 って?

June 27 [Thu], 2013, 19:26
 


Conradi Gesneri medici Tigurini Historiae animalium liber IV : qui est De piscium & aquatilium animantium natura : cum iconibus singulorum ad viuum expressis ferè omnibus DCCXII (1604)

Author: Gessner, Conrad, 1516-1565; Rondelet, Guillaume, 1507-1566; Belon, Pierre, 1517?-1564; Cambier, Andreas, publisher
Subject: Pre-Linnean works; Early works to 1800; Zoology; Fishes; Mollusks
Publisher: Francofurti : In Bibliopolio Andreae Cambieri
Year: anno MDCIIII [1604]
Language: Latin
[ http://archive.org/details/ConradiGesnerimIVGess ]

いわゆる、ゲスナーの 『 動物誌 』 全5巻のうちの 水産篇 が
Smithsonian からあがってきた。
近代動物学の嚆矢とされる、4,500ページにわたる博物誌、
サイの図でも有名な本書、
" Pre-Linnean works " なので、
分類学的にはあまり意味がないといえばそうだが,
やはり 『 名著 』、見ていて楽しい。



貝類や魚類ももちろん楽しいんだが、
ゲスナーというと,やっぱり。



こちらの、怪物の博物誌、
いや、実在すると信じられていた訳で,
思いっきりキメラな動物やら



いいですね,鯨,がこんな。
いや,もちろんまともなイルカなんかも載ってます。はい。
ノンビリながめるだけで,楽しめます。

ちなみに同時に

Martini Lister ... Historiæ animalium Angliæ, tres tractatus. Unus de araneis. Alter de cochleis tum terrestribus, tum fluviatilibus. Tertius de cochleis marinis. Quibus adjectus est quartus de lapidibus ejusdem insulæ ad cochlearum quandam imaginem figuratis (1678)
[ http://archive.org/details/CUbiodiversity1219376 ]

も Mann Library, Cornell University Library からあがってきている。

いよいよ残すは,本当の古典、という感じ?
 

フロップ・ポーカー とは?

June 25 [Tue], 2013, 19:15



ようやく。

『 螺旋迷宮 』 の続編、というか、
『 ケルベロスの肖像 』 とのカードの表裏。
桜宮シリーズが収束する、完結編。

中央にさらされた手札はハートのAとスペードのJ、スペードのQ?
数多ある絵札の中から何を引いて手を作るか。
ベットは?

すでにケルベロスでストーリーはさらされていることもあり、
どこでスペードのA?ハートのQを引き当てるか、ってあたりが、
面白みというか、さすが海堂尊、といったところ。

しかし、これ、前提、
ケルベロス読了後、だよなあ、やっぱり。
 
スペードのA、田口センセ、印象薄。。。
 

ぽつぽつと って? -2

June 24 [Mon], 2013, 12:09

すみません、follow up です。

近代デジタルライブラリ、
飲み仲間の NDL にお務めの方に確認したら,
プリントのところから,
10p づつではあるが、pdf で DL 可能とのこと。

マメに落として、ソフトでつなぐ、って手はありか。

しかし、まさか、知り合いが 近デジ 担当者だったとは。。。

少し話を聞いたが,
やはり国内は著作権許諾の問題とか,
なかなかハードルが多くて大変らしい。

貴重書、和書は?
ときいたら、
それはそれでいろいろあるらしい。

近デジ運営サーバーが関西ってのも初耳。

いろいろ根掘り葉掘り聞くと面白そう。
 

べつだて とは?

June 23 [Sun], 2013, 19:57
 
これも不在中に届いていた,
二枚貝のモノグラフが2冊、
と、いずれも雑誌を丸まる1冊の体裁。



ハボウキガイ科の世界的なレヴィジョン。
ヨーロッパ人らしく、type もおさえつつ,
いいカラー画像で標本が図示されていて
見ていて楽しい。
著者は Compendium 書いた人。
西アフリカと熱帯太平洋から新種をそれぞれ1種づつ。
日本の種はタイラギとリシケを別種として扱っているのだが、
うーん、ちょっとこれだけで識別するのは。。。



例によって、フィリピン、Panglao シリーズの
イタヤガイ上科篇、Dijkstra ですね。
この海域にして、60種を記録しておきながら,
新種は僅かに1種、ってのが、すごい。
いや、なにがって、この海域におけるPectinoidea、
もうそこまでわかってるんだ!って。

あいかわらずいいカラー図版満載、
Poppe 図鑑が、二枚貝弱いので,
我々インド西太平洋に住むものにとっては
おさえておきたいモノグラフ。

いずれも100ページを越える大著だが、
前者は Monographien、
後者は Supplemet to Basteria
と、通常の巻号外の出版物。
学会も体力あるなぁ。。。
とよくみると、いずれも Distributor は ConckBooks。。。。
まあ、牛耳られています,
学会も,読者,bibliiophilia も。。。。
 

ハンディ って?

June 22 [Sat], 2013, 19:46

出版社からのカタログ?献本?
と思って封を切ると、



あれれ、以前献本いただいたヤツ、より??

このブログにもすでにあげた本書、と比べてみると



微妙に違う、うえに、
版型が B5 から 4-6判 に 縮んでる!

オリジナルの出版からはや3年、
学名等の見直しをするとともに、
学名索引を追加、
さらにフィールドに持っていきやすいように小型化!
が本書である。
お値段もぐっと手軽になって

\2000+tax (!!!)

いや、これいいです、
来年から実習の学生に持たせます!
予習してこい!と。

今原さん、ありがとうございます。
いやー、有意義に使わさせていただきますです、はい。
 

ぽつぽつと って?

June 21 [Fri], 2013, 19:38



NDL キンダイデジタルライブラリに
黒田先生の
『 奄美大島産貝類目録 』(1928)
が全文掲載された。
[ http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1186488 ]

多くの熱帯系浅海貝類について
和名新称が提唱された重要文献であるとともに、
図を伴わないため多くの混乱を生み出した文献でもある。

ありがたいことであるとはいえ、
例によって、 pdf 一括 DL はできない。
うーん。

いろいろ引っ掛かるところのあるこの手の目録類、
入手困難なものも多く、といって、無視できないものであり、
簡便に、一括PDF化、
フリーDLにしていただけないものだろうか?>学会様

NDLでは著作権切れをまたなければ無理、
かつ、スタンスとして一括も無理。

この手のにはさすがに IA, BHL もなかなか手が回らない。

というか、BHL Japan って、立ち上がらないのか?
 
という期待あげ。
 
ちなみに、現在、近代デジタルライブラリで公開されている貝書は以下のとおり

奄美大島産貝類目録  鹿児島県教育調査会 編 (鹿児島県教育調査会, 1928)
海産貝類標本目録. 第1-2編  岩川友太郎 編 (東京帝室博物館, 1905)
介類叢話 : 趣味研究  矢倉和三郎 著 (舞子介類館, 1922)
貝類手引草 平瀬与一郎 著 (平瀬介館, 1909)
日本貝類写真帖  矢倉和三郎 著 (舞子介類館, 1913)
日本千貝目録  平瀬与一郎 著 (平瀬介館, 1910)
兵庫県産貝類目録  兵庫県 編 (舞子介類館, 1916)
平瀬貝類博物館案内  加藤延年 編 (平瀬介館, 1914)
普通貝類の栞  平瀬与一郎 編 (平瀬介館, 1914)
 
[ http://kindai.ndl.go.jp/search/searchResult?categoryTypeNo=1&categoryGroupCode=K&categoryCode=4&filters=3%3A4%2F48|3%3A4%2F48%2F484 ]

チェックリスト とは? -follow up

June 21 [Fri], 2013, 18:13

以前のリストで青字(電子化されていない)だったこれ、

Cotton, B.C.
1945 A catalogue of the cone shells (Conidae) in the South Australian Museum. Rec. South Aust. Mus., vol.8, no.2.

いつのまにやら掲載誌
Records of the South Australian Museum
がBHLで公開されている。
[ http://www.biodiversitylibrary.org/bibliography/61893#/summary ]

なわけで、これも無事クリア。
[ http://ia700505.us.archive.org/35/items/RecordsSouthAus8Sout/RecordsSouthAus8Sout.pdf ]

まあ、文字だけの Catalogue なんだが、そこここに Cotton の Remarks がついており、
イモガイを扱う人間には重要なのかも。
volume まるまるの PDF なので、少々重いですが,
興味がおありならどうぞ。

Bishop Museum はなかなか Bulletin を公開してくれない。
Dall, W.H., Burch, P. & Rehder, H.A., 1938
あたりは、はやく on-line になってくれると、便利なんだが。
 

認識 と 確認 とは?

June 20 [Thu], 2013, 19:41
 
『 かまれると死ぬ恐れ 猛毒ダコ、関東で相次ぎ見つかる 』

[ http://digital.asahi.com/articles/TKY201306190076.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201306190076 ]

えっとですね、注意喚起は結構です。
海への関心の高まりから、接する機会が増えているとも思います。

でもね、しつこいようだけど、30年前から房総半島に普通にいたって。
毎年コンスタントに、館山の実習でも採集されてるって。

何でもかんでも、温暖化に結びつけないでほしい。
っていうか、いい加減、正しい分布域の認識、して下さい。

先日出版された



これでも、分布域、 ふつうに 『 房総半島以南 』 って。
もう。
 

貝食 って?

June 19 [Wed], 2013, 16:33
 
今回の旅行中に入手したご本。
ナントの書店にて。
後半のパリでは体調不良もあり、あまり書店巡りができなかったので、
こんなところ。

1冊目は、外国ではあまり見かけない、
地元向けハンドブックというか、ポケット図鑑。
ピニールカバーがされて、こりゃもう、
潮干狩り携帯用。



80p., 二枚貝25種、巻貝22種掲載。
食用種が主体、という選定基準がいい。
食用種にはナイフとフォークマークがついている(笑)。
ありゃ?Crepidula にも食用マークが。。。
Gibbula とかの方が美味しそうなのに、こちらはノーマーク。
ってのも面白い。

もう1冊は、こちら、
貝類限定料理本!



Amandes de mer, Glycymeris glycymeris
Berniques, Patella vulgata
Bigomeaux, Littorina littorea
Coques, Cerstoderma edule
Huitres, Ostrea spp.
Moules, Mytilus edulis
Noix de Saint-Jaques, Pecten maximus
Ormeaux, Haliotis tuberculatus
Palourdes, Tapes decussatus or philippinarum
Petoncles, Pecten opercularis
Pieds-de-couteau, Solen marginatus
Praires, Venus casina
Tellines, Donax trunculus
Vernis, Callista chione

って、種ごとに調理法が、
って、日本人以上に貝好き??
面白いです。

日がな海に出て潮干狩り、
夜は、それをアテにワイン狩り、
って、フランス人、享楽的。
な、潮干狩りセットの2冊でした。並べて売ってる訳だ。
 

境界 とは?

June 18 [Tue], 2013, 19:03

不在中に届いていた本を一冊。



Catalogue of the living Bivalvia of the continental coast of the Sea of Japan (East Sea).
Dalnauka, Valdivostok, 2012, 245p. incl. 67pls.

韓国からロシア極東、日本海大陸沿岸の二枚貝の目録、
と言いながら、219種が67図版を使ってカラーで図示されている。
リストされているのが367種なので、6割がた図示されていることになる。
加えてモノクロのスケッチが50図。
基本的に英文で、ロシアの文献も英訳されたタイトルでリストされている。

この図鑑の意図するところはなんだろう。
著者の一人 Lutaenko はロシア人。
もう一人のR.G. Noseworthy という人が良くわからない。
カナダ人らしいのだが、Jeju National University所属って、
ポジションがさっぱりわからない。

気になるところは 『 竹島 』 の扱い。

どうもこの本にはロシアと韓国の政治的な意図のにおいが。

" continental coast " というところで竹島は外されているが、
なんとなく、やってるぞやってるぞ!という圧力を
アピールされている気がする、かなり。

対馬は South Korea というくくりに完全に引っ掛けられているし。。。

最近、魚釣島周辺での中国の学術調査もガンガンすすめられていて、
そちらもアピールされまくり。

うーん、さて、日本はどうするの??
 

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