手作り感 って?-2

May 31 [Fri], 2013, 19:37
 


先日、学会の折に宣伝されていたこれをようやく入手。
カラー図版110ページ、492種。
うち軟体動物は251種掲載。
力作である。

[ http://japan.wetlands.org/%E5%8B%9F%E9%9B%86%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/%E6%9C%80%E6%96%B0%E6%83%85%E5%A0%B1/tabid/1780/articleType/ArticleView/articleId/3310/.aspx ]

出版元は日本国際湿地保全連合、って、日本のあとに国際??

画像はクリアですばらしいのだが、
版形が新書判とちいさく、
生態写真を組み合わせてのレイアウトなので、
版組がなかなかつらそう、もったいない。
おそらくは、レイアウトに使ったと思われる
水色の背景ボックスがちょっとうるさい。
図の説明、ページのインデックスがワープロのフォントそのまま、ってのも
手作り感があるというか。
しかし、同定に関するいっさいの謝辞がないってのは、
この時代、ほんとに??

なんて、瑕疵をつつくのが精一杯くらいに
内容的には面白い。
労作です。
扱っている書店がなかなかなかったのだが、
ようやく amazon にあがってきた。
ぜひ一冊。
 
あ、南西諸島篇も期待していいんですか?
 

はなみどころ とは?

May 30 [Thu], 2013, 19:41
 


ひなまつりも端午の節句もだいぶすぎてしまったが、
というか、本署も出てからだいぶたってしまったが、

しゃばけ、若旦那シリーズである。

今回は、病弱の若旦那、頑張って、
花見に出かける。
それも上野のお山まで。

でもって、大ぎつねの妖の血を引く若旦那のこと、
普段の連中のみならず、あちらこちらから妖が集まり、
花見となる。

花見となれば、酒肴、
眷属の王子稲荷の狐たちが手配して、
卵焼きって、やっぱり名物 「 扇屋 」 の?
でもって、盛り上がると、
利根川の大河童やら、
妖よりあやしげな 「 人間 」 たちも出入りして、ひと騒動。
今回は通しで 『 夢 』 ってのがお題なのだが、
さすが畠中恵、楽しませてくれます。

これも出版されてからほぼ1年。
そろそろ次の巻、と期待あげ。
 

転換期 とは?

May 29 [Wed], 2013, 19:26


今更ながらですが。BHLにあがってきました。



Alder, J. & Hancock, A. 1845. A monograph of the British nudibranchiate Mollusca: with figures of all the species.
[ http://archive.org/details/monographBritis00Alde ]

すでに、AnimalBase なんかにはあがっていたので、(旧記事
ここで取り上げるのもいまさら感があるが。

すでにコネチカット大学からあがっていた part 8 (supplement) をみると、
[ http://archive.org/details/british_nudibranchiate_mollusca_pt8_lond ]
こちらでは、図版が巻末にまとめられている。

これに比べると、pt.1-7 では、



石版刷りの図版は、各種の記載の前に配されており、
なんとも手の込んだ体裁になっている。

19世紀とともにヴィクトリア朝の終焉を迎え
合理的な20世紀の体裁に替えられたものだろうか。
ヴィクトリア朝の終焉、って、
イギリスにおいてはひとつの大転機だったのだろう。
そんなところが読み取れるのも面白い。
 

drawing とは?

May 28 [Tue], 2013, 19:31
 
お気に入りの tumblr に

『 Scientific Illustrations 』
[ http://scientificillustration.tumblr.com/archive ]

というのがあるんだが、
そこをチェックしていて、ふととんだら

Ernst Mayr Library の Flickr にとんだ。
[ http://www.flickr.com/photos/66257786@N03/with/8726526704/ ]

なんと、ここ、
Illustrated books の出版に使われた
original drawing をアーカイヴしており、
それをじゃんじゃかあげている。

いきなり出てきたのは
スッポンの図版、





Jacques Burkhardt Collection (The Ernst Mayr Library)
Born circa 1808, Jacques Burkhardt was Louis Agassiz’s personal and principal artist.
[ http://www.flickr.com/photos/66257786@N03/sets/72157632623470583/with/8747543081/ ]

って、海洋学者ルイ・アガシ (1807-73) の絵描きだった人の原画集らしい。
こういった手稿のアーカイヴ、日本ではまだまだで、
アメリカの国力というか、感じさせられる。
日本でも、科博とかが細々とやっているが、
そうしている間にも散逸が。。。
こういったところに、もう少し国の配慮があっても
いいんではないかと、いろいろ考えさせられる昨今です。
 

手が届く とは?

May 27 [Mon], 2013, 19:58
 
このところ、小ネタは溜め込んでいるのだが
なかなかに記事を書けない。
いや、そんな大仕事な訳ではないのだが、
精神的なゆとりが。

のんびりですが、また更新を。こんなところから。



Antiquariaat Junk からカタログが届いた。
あいかわらず、豪華本。
[ http://www.antiquariaatjunk.com/download/catalogue291.pdf ] on web

Astrolabe だとか、Kiener だとか、



こちらもあいかわらずの豪華なラインナップ。



Lischke なんてのも出ていて、3vols. セットで比較的お手軽な

EURO 5500-

って、やっぱり数年前に拾いだした
150kってのは、超破格だよなぁ。。。。

で、今号の見ものは



Conchological watercolours.
An album of 105 beautifully hand-colouredwatercolour drawings
of shells. English, early 19th century.
Euro 20,000.

『 Universal Conchologist 』 の Martyn の
工房の弟子の手によると思われる、とのこと。
いや、学術的には意味がないが、
書誌学的には気になるところ、何せ肉筆手稿本だし。
もちろん、手なんてでないけど。

もうひとつ興味深いのは
Awa no kuni Bunko 阿波国文庫のラベルのある
鷹狩りに関する和本のリスト。



阿波国文庫については
阿波国文庫の総冊数は、約5万冊あるいは約6万冊であったと言われ、
うち、30,905冊が、徳島県師範学校付属図書館を経て
大正7年3月に、徳島県立光慶図書館に移管されたが、
" 戦災等 " により消失 とある。
[ http://www.library.tokushima-ec.ed.jp/libawakoku.php ]
消失、って。。。

こういうのは、回収したいところだけど、
一冊20万前後で31冊、
どうです、徳島県さん、
道路工事一件減らせば、楽々手が届きそうですが。
 

詰める って?

May 24 [Fri], 2013, 19:04

昨日、CLで、いただいたグラッサ、



ふーちゃんに、ちょっとたかめですけど、と。

Glenglassaugh official 1975 39yr 46.3%
Cask No.874
って、この年数だと自然に落ちた度数?
て、グラッサ、official bottle って。。。
あったっけ、そんなもの。。。

Exclusively selected and bottled for
Campbelltoun Loch and Sinanoya, Bottle No. 26/42

ありゃ、キャンベルと信濃屋さんむけのボトリング。

このところ、結構こういった、プライベートボトリングを
目にするようになっては来たが、
ノブさん曰く、
全然サンプルなんてなくって。。。
て、selected はどなたが??

とはいえ、このグラッサ、
アマレットっぽい涼しげなファースト、
ドライフルーツのほど良い酸味と
切れの良いすっきりした上がり。
うまいです、さすが。
グラッサ、好物だし。

あ、一緒に映り込んでいるBBR の Clynerish 1972、
エロウマです、これも。
 

またがない って?

May 20 [Mon], 2013, 19:43


たまに、飲む前に腹に入れに行くエキナカ、
なんてことない 『 築地魚河岸日本一 』 なんだが、
侮れないというか、面白い。

何がって、連子鯛みたいな以西ものとか、
長崎あたりに揚がる魚がおすすめで出てくる。

この日も、
コショウ鯛とか、エビス鯛とか、
うーん、数がまとまりそうにも、到底なさそうなものが。
チェーン店としてどういう流通を握っているのか。。。

でもって、今日のおすすめ、
メジナと三の次って。。。。

メジナは関東では雑魚であるが、



によると、五島あたりのメジナはうまいという。
まあ、メジナは房総あたりでも、夏場良く食べていたので、
それほどていこきうがない、が、
三の次(ニザダイ)である。。。。
もう、これは完全にねこまたぎ、と思っていたのだが、
これが、案外しっかりした白身でうまい。
そういえば、西潟さんも書いていたような。
意外な発見である。
って、それ並べてるエキナカの寿司屋って。。。

おもしろすぎます。
 

詰め込む とは?

May 19 [Sun], 2013, 19:57
 


うちの地元の街の本屋は結構頑張っていて、
ちょっと面白い本をまとめたコーナーを作っていて、
ついついチェックを入れてしまう。
でもって、ついついうかうか、こんな本を。

うんちく漫画なんだそうな。

蘊蓄漫画というと、最近そこここで、
うっとおしいとまでいわれる某ワイン漫画とか。
まあ、ラズ先生くらいのたわいのないかつ深いのが好みですが。

でもって、本書、わずか一篇7ページの漫画に
10から29もの酒に関する 「 うんちく 」 がぎゅうぎゅううううっと
詰め込まれている。
いや、どういう企画なんだこれ!
巻末の参考資料を見ると、
あまたのウェブサイトはともかく、
『 おせん 』 とかって、引用というより、もう 「 パクリ 」??
そういえば、主人公の雲竹雄三、
このトレンチコート姿って、どっかで見たことがあるような。。。。
 

季節感 とは?

May 18 [Sat], 2013, 19:25

ついうかうかこんな本を注文して。



遠藤貝類博物館の貝の絵はがきを束ねたもの、
を期待したのだが、
前の館長が年賀状用に描いた絵の画集。。。
うーん。

でもって、ついでというと大変失礼なんだが
ようやく、本書も。



これ、ネットで見た妖しい表紙と違う、
歳時記向きではなく、ナマコ好き?用バージョン?
そんな、二通りのダストカバーつくるなんて、と奥付を見ると、
出版社の社長はご主人。。。
出版社名を立ち上げてはいるが、
地方小出版のさかんな沖縄らしく、まあ、自費出版、な訳で。

でもって、内容を見ると、
図鑑、というには学名はない。
記載もある訳ではなく、
生態写真と、そのナマコを季語に読まれた句が。
って、種ごとのと 『 句 』、ってすごすぎない?!
掲載種?は60種。あやしい 『 仮名 』 がふられてたりして、
でもって、クロナマコを季語に6人が6首、って。。。。
いや、これって、季語????
面白すぎです。
でもって、
『 海鼠歳時記1 』 ですよ、『 1 』!!!

続巻を首を長くしておまちしております。
 

初心者 とは?

May 17 [Fri], 2013, 19:23



秦建日子の新作文庫書き下ろし、
なんと新シリーズと。

主役は害虫駆除会社でダニ退治の薬品の開発をしていて
クビを切られたOL、
一転して、民間の 『 科学捜査研究所 』 に入所するのだが、

いや、このキャラ設定が良い。
クビと同時に結婚式直前に彼氏に振られるのだが、
そのおあいてが、昆虫の研究者で、
「私と昆虫とどっちが大事?」
ととわれて、やっぱりと、アマゾンに昆虫の研究にいってしまう、という。。。

いや、登場人物も個性的というか、
クセありすぎ、な設定でして。
シリーズ第1作、てことは、今後も、
かつ、文庫書き下ろしで楽しめる?!

たのしみです、はい。
 
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