うら って?

2011年05月31日(火) 19時47分



このところ、昭和通りの向こう側、歌舞伎座うら、というか、
銀座1〜3丁目、通称
『 裏銀座 』
で飲むことが多い。

この界隈、かつては 『 銀座の奥座敷 』 などと呼ばれ、
隠れ家的で、敷居のむちゃくちゃ高い店が多かったんだが、
バブルがはじけて以降、
マガジンハウスがあったり、「 ships 」 がプロモートしてたりで、
ちょっとおしゃれで、かつ、コスパのむちゃくちゃいい
『 コバコ 』 なお店が狭い範囲に集まっている。

ちょいとご紹介。つかってみてください、おすすめです。
あ、基本、一人飲み用ではないかも(汗)

『 Balcos 』 ( bistro ) [ 2丁目 ]
カウンター10席、テーブル4卓のコバコながら、コスパ最高!なお気に入り。いつも混んでいて、たまに入れないことがあるのが唯一難点(笑)。新鮮なこだわり野菜を使った料理が売り。カウンターの保冷ケースに並ぶタパスはいつもどれもおいしそう。かつ、ガッツリ肉グリルもしっかりある。量は控えめ(少ない訳ではない)なので、いろいろ頼んで楽しめる。その価格設定もいい。ハウスワインの 「 Tamaya 」 (Chile) ほか by the glass もしっかり注いでくれ、いつも飲み過ぎる。看板料理レシピが 『 飲める皿 』 (柴田書店)に掲載されちゃったりしている。

『 Termini 』 ( bistro ) [ 3丁目 ]
Ponc du Gard の4号店。狭いスペースにテーブル4卓とカウンター。客がひしめくように、ワインを飲んでいて、いい感じ。グラスワインは700-800くらい。フードはやや高め?と思ったが、しっかりしていてボリュ−ムたっぷり、パスタは sサイズもあり、いろいろ食べようと思ったら、sで十分。大人数で、わいわいいろいろ味わいたいところだが、箱が許さない、というジレンマを感じる店。入り口に 「 ワインしかありません! 」 的なことが書かれていて、ちょっと、敷居を感じるが、ソフトドリンクはないが、グラスビールはある。先日、BRUTUS にもでてましたね。

『 パリのワイン食堂 』 ( bistro ) [ 3丁目 ]
オザミ系列。なので、なかなかコスパもいい。広いとおりに面していて入りやすいせいか、そこそこの席数であるにもかかわらず、女性客でいつも満席。メニューにはコースもあるが、これを頼むと失敗。量ありすぎ!飲んべえにはアラカルトでいろいろ頼むのが正解みたい。メインも、十分二人でシェアできるボリューム、飲んべえには、ですが。まあ、ここは、お食事メインな感じかな。

『 elbe 』 ( youshoku ) [ 3丁目 ]
ほんとに街の洋食屋、地元密着という感じ。テーブル4卓にカウンター。僕がいったときは、地元のお父さんたちが「チューハイ」飲みながら、宴会してた。とはいえ、料理はうまく、じゅうじゅうな石鍋のシチューが名物で、しっかりした味わいでうまかった。どちら化というと、僕はこっちなんだが、アテになる前菜もいろいろ。しっかり食べ、飲める。岡持での出前なんてこともしてて、銀座のお店や歌舞伎座あたりから注文が入るらしい。なんだか、家飲みみたいにくつろげちゃう良いお店です。

『 il bianco 』 ( pizzeria ) [ 2丁目 ]
街のピザ屋さん、な感じ。ここの凄いところは、ハウスワインをはじめ数種の飲み物が、『 1000円で! 』 飲み放題にできるところ。コスパ良すぎ!外観から思ってたより奥が寛く、席数もかなりある。ピザ食べながら、わいわいじゃばじゃば飲む、大人数の宴会なんかにもってこい。また。席数もあるので、およそが満員でもサッと入れるので、便利です。

『 barsowhat 』 ( bar ) [ 1丁目 ]
ここはなんなんでしょう。ビルの谷間の路地裏にある路面店。扉もガラスが大きくとってあり、店内も明るく、外からも容易に店内の様子が、うかがえる、でもむちゃくちゃ『路地裏』。その上、看板も出ていない。表に丸いランプがひとつだけ。店内はカウンターにストゥールがわずかに4席。立ち飲みのカウンターが一本。モルトは、と訊ねると、島ものが4つくらいしか、って。。。でもなんだか居心地がいい。まったり、地元民が、こっそり飲んでる感じ。酒というより、時間と場所を売ってるバー、という感じ。いや、酒もいいものあります。厳選されて。

『 a.c.e. 』 ( bar ) [ 3丁目 ]
Termini のとなり、トイレが共通だったりする。もとスナックだったところを居抜きで使っているため、赤くぬられた窓のない一枚扉は、むちゃくちゃ入りにくい!中には4人がけボックス席2とカウンターと、ここもむちゃくちゃコバコ。barsowhat とは対象的?いや、コンセプトは同じか。なかはスナックの雰囲気が残り、めちゃ『場末』っぽい。でも、ワイン、モルトをはじめ、いいラインナップが揃っている(なにせ CL のノブさんの紹介!)。その上、オーナーの谷井さんは保志さんのところ出身。なので、カクテルはお手の物。野菜を使った斬新なカクテル(ゴボウ、トウモロコシなんて)や、液体窒素を使ったフローズンカクテル、なんての間である。エンターテイメントな、かつ、地元っぽいいいお店。ちなみに店名は、 amusement cocktail entertainer の頭文字をとったものだとか。なるほど。

『 秩父錦 』 ( izakaya ) [ 2丁目 ]
Balcos のむかい。ここだけちょいと毛色が違う。ビルのあいだにそびえる、存在感たっぷりの日本家屋。どこぞの旧家を移築したものだとか。店内は天井が高く、広々としていて気持ちがいい。この字のカウンター、テーブル2卓、小上がりに座卓が2卓。寛さの割に席数が少なく、贅沢な感じ。ここは上の店と違い、サラリーマンの憩いの場所。お酒はビール、焼酎(芋/麦)と店名の日本酒「秩父錦」。食べ物のメニューは壁にずらり貼られた短冊と、黒板に書かれた今日のおすすめ(生ものが多い)。ビールをやりつつ、「泥鰌の唐揚げ」、「紙かつ」、焼酎に変えて、名物まんまる「さつまあげ」。どれもしみじみおいしい。おばちゃんの素っ気無さがちょっとおっかないけど、馴れてくると、その距離感がまた心地いい。ワインに疲れたとき、グダッとのんびり飲みたいときに、ぜひどうぞ。

このエリア、まだまだ覗いてない店、いきたい店がたくさんある。またおいおいに。
 


 

あやまり と あやまち って?

2011年05月29日(日) 19時14分

インドの書店から
無事、本が届いた。



バングラの貝類図鑑。
残念ながら、掲載種数は少ない。
コマーシャルに関わりそうなものは拾われているが、
小型種はほとんどない。
標本の質も悪い。
テキストが多い分、そういった情報、
たとえば、local name なんてのは有益なんだが、
とにかく。。。

誤同定、多すぎ!!!!!!!!

カヤノミカニモリ?がエゾバイ科に
カネツケボラがアッキガイ科に、
なんて、あげつらうだけで、もうクラクラしそう。。。

てことは、さらに問題は、
生態情報などのテキストは、
『 学名の貝 』に関すること? 『 図示した貝 』に関するもの??

うーん、こまった。これでは、使えません、この文献。。。
誤同定の過ち、影響大。。。。

うかうか、この本を、安いから、と、
買ったのが過ち???
 

デザインの謎 って?-2

2011年05月28日(土) 19時59分

以前にこのブログで、
青いタコのワイン Pulpo Azul を紹介したことがあった。
じつは、あれは別の検索をしていて、たまたまひっかけたもの。

そのターゲットだったのがこれ。


Octopus syrah
Holus-Bolus Syrah, Santa Ynez Valley, California, US

セントラルコーストはサンタバーバラ郡のワイン。
以前、「ワイナート」の記事で見て、
なじみのセントラルコーストで「タコ」のエチケット、
それも、かなりクラシカルな博物画風、
ってんで、気になってだいぶ探したんだが、
その当時は日本未入荷っぽかった。
たまたま、ふと再検索したら、ありゃりゃ、ありましたよ、
でもちょっとお高め。
さてどうしよう。。。

で、検索結果をつらつらとみていくと。。。



なんとほかにも、タコの意匠が。
カリフォルニア、それもなぜか、どれも syrah。

これ、なんで?
タコ料理は、シラーにあうとか??
それとも、重い、しっかりしたシラーへの、何らかの隠喩??

謎だ。。。

関連記事
青いタコ とは? 』 (2009/4/20)

ミステリの物語性 とは?

2011年05月27日(金) 19時35分



えっと、ミタライさんシリーズの新作です。
1974。
京大を修了して(なんと、京大出身だったとは!)
世界を放浪後、日本に帰国したあたりの頃、
知り合いになった受験生と、
進々堂(京大北側にある有名な喫茶店、カレーが名物)で
茶飲み話、放浪中の出来事をお伽ばなしする、という、

いえ、これ、ミステリではありません。
人は殺されず、ものは盗まれず、密室もなく、

島田荘司、やっちゃいました。
純然たる、ある意味、『純文学』、なのかも。

でも、ミステリ。
史実を絡めつつ、

本編3編のうち『戻り橋と悲願花』がいい。
太平洋戦争に振りまわされた韓国人の、
その悲哀と回帰を、ミステリの要素を交えて、
花に託して。
よいです。

とはいえ、やっぱりそろそろ
本格推理のミタライさんが読みたいところ。
次作はぜひ。
 

便利さの代償 とは?

2011年05月26日(木) 19時36分

ひさびさに OpenLibrary をチェック。
OpenLibrary のいいところは、かなり worldwide に
既刊書が包括的に検索できるところ。
で、ひっかけてしまった。。。


Compendium of the economically important seashells in Panay, Philippines
Liberato V. Laureta.
2008, University of the Philippines Press in Diliman, Quezon City.
[ http://openlibrary.org/works/OL13729470W/Compendium_of_the_economically_important_seashells_in_Panay_Philippines ]

やばい、知らなかった!!
Panay といえば、かつて、さんざマングローブの泥の上を這いずり回って
貝をとりまくったところ。
即、買わねば!
と、サイドメニューにある



ウェブ書店へのリンクをポチッ、

あるある、アメリカの書店がヒットし、送料込みで7Kくらい。
少々高いが、えいっと place order、して、気がついた。
まてよ、と。

140ページ、ソフトカバー、大学の出版物、というか、
フィリピンの本が、そんなに高い訳がない。

つうか、フィリピンの本を、それも、現行書を
なんで、アメリカから買ってんだ、俺??

いや、大学の出版物なんだから、
University of the Philippines Press
に、直接オーダーできるはず。
その方が、到着も早いし、絶対安いはず。。。。

いえ、怖くて検索してません。

貧乏人は、
便利さになれて、チェックをおろそかにしてはならない、と、
深く反省、ため息をつきつつ。

 

alien とは?

2011年05月25日(水) 19時48分
 


空を飛ぶのはタコだけではなかった――16日に打ち上げられた米スペースシャトル・エンデバーに赤ちゃんイカ3匹が搭乗している。イカの体内にすむ細菌の活動が無重力で変化したかを調べ、将来の宇宙開発にイカす実験に参加した。

-- 中略 --

 イカは、細菌のおかげで敵の目をくらませる発光ができ、細菌はイカから栄養や「家」の提供を受けている。同様の関係は人間と多くの細菌の間にもある。イカと細菌の共生関係の変化を調べることで、宇宙滞在による人間と細菌の共生関係への影響を調べるという。

[ http://www.asahi.com/science/update/0521/TKY201105210519.html ]

うーん、イカが宇宙にいっちゃいましたか。
送られたのは、この稚イカみたい。
ネットで流れてる画像は、固定標本みたい。かわいくない。

このイカ、Eupryma scolops というハワイのミミイカ。
外套腔内の発光器に Biblio、
じゃなくって Vibrio という発光バクテリアを共生させており、
発光することができる。でもね、

「 敵の目をくらませる発光 」

じゃ、ないとおもうなぁ。
もし、E. scolops Heteroteuthis みたいに 「 発光する墨 」 を吐くとしたら、
うーん、いろいろ、考えさせてもらわなければ。。。

ところで、現在、とある番組の監修を仰せつかっている。
それによると、イカタコは

『 9つの脳をもつ海底のエイリアン 』

なのだそうな。
宇宙に進出してしまったイカ君、
もしかしたら、人類よりも先に、うまく、
『 異星人 』 と first contact してしまったりして。。。

買ったからには って?

2011年05月20日(金) 17時15分
 
5日間ほど出張で留守にしていた。
その隙に IA に
Bosc の
『 貝類の自然史 Histoire naturelle des Coquilles 』
が、アップされてきた。

え、なにをいまさら、
そんなものはとうに上がっているのに
それもわざわざ、解像度の悪い


microfilm をスキャンしてまで。。。

そういえば、自分自身、かつて
どうしても見たいクラシックを、むりむりがんばって、
microfiche で購入して、
その解像度の悪い図版に、なみだ、した記憶が。
そうおもって、ストックをチェックしてみたら、
そのほとんどが、すでに IA にアップされ、
解像度のいい、色付きの画像が
だれでも「 ただ 」で DL できるようになっている!

まさに『隔世の感』である。
唯一、アップされていなかったのがこれ。



Middendorf くらいか。
いや、これが IA にアップされるのも、それほど先の話ではないだろう。

それでは、用済みになった microfiche は?

いや、捨てるなんてあるはずはなく、
なにせ、こちとら、『 断捨離 』 なんて、まったく縁のない、
bibliophilia、書痴ですから。

そんなことを考えてると、解らなくもない。
microfilm をせっせとスキャン
ひとたび買ったものですから。
劣化し朽ちるそのまえに、って。
 

交錯する とは?

2011年05月13日(金) 19時10分



新シリーズ?とおもいきや、
相変わらずの?桜宮シリーズ??

舞台は架空の 『 浪速府 』。
そこで、『 イノセントゲリラ 』 と 『 アリアドネ 』 が交錯するのだが、

著者にいいたいことがいろいろあるのはよくわかる。
ただ、妙に饒舌すぎ。
そのせいで、物語のダイナミズムが損なわれているというか、
いまひとつ物足りない。
うーん。

次作に期待です。
 

1貫 とは?

2011年05月12日(木) 19時08分
 
せんじつ、有楽町、某CLで飲み仲間(軍団員と称されている)と

『 寿司の1貫は1個か?2個か? 』

という話になった。
そういえば、そんな本買ったなと、本棚をかき混ぜ
引っ張りだしたのが、こいつ。



以前、飲み代稼ぎの原稿書きで、
『 イカの数え方 』 を確認するために買った本。

『 ものの名称から数え方がわかる画期的な辞典。 』
だそうな。

箪笥(たんす)→1棹(ひとさお)、鱈子(たらこ)→1腹(ひとはら)、蚊帳(かや)→1張り(ひとはり)、蔵→1戸前(いっとまえ)、日本語の“数え方文化”は奥深い。ちまたで話題の「ものの数え方」をまとめた、かつてない本格派の辞典。 「箸」は2本で「1膳」と数えますが、同じ箸でも「菜箸」「火箸」は「1膳」とは数えません。・・・第1章で「ものの数え方」と「数え方のポイント」を解説。  「度」と「回」の違い。「度」の前に「第」「全」「計」を置くことができません。 ○「全10回ドラマ」×「全10度ドラマ」 ○「往復計50回」×「往復計50度」・・・第2章で助数詞を、国語辞典にはない視点から詳しく解説。 「商品の見栄えをよくする数え方って?」などコラムも充実。 美しいイラストも必見!

いや、煽りだけではなく、なかなかの内容、
というか、

。。。
アイスキャンデー
アイスクリーム
アイスピック
アイスペール
アイスボックス
アイスリンク。。。

なんて見出し、一体誰が必要なの???
いや、もう、見出し選定者、おもしろすぎです。

ちなみに寿司は現代では2個で1貫とのこと。
江戸の頃、「一貫銭」(小銭を紐を通して括ったやつ)の大きさだったものを
大きすぎるので、食べやすく2つに切ったのが由来らしい。

『 じゃあ、イカはなぜ 「 1パイ 」 ? 』

『 食材として数える場合、イカは 「 1本 」 とかぞえる 』 だそうな。。。

特裝版 とは?

2011年05月10日(火) 19時38分

週末にコリドー街のスペイン・バルで飲んだくれていて
面白いものを見かけた。



なんともユニークなデザインだが、
『 タコのガリシア風 』 の缶詰の上蓋である。

メーカーの CUCA は
前に、スペインみやげの缶詰の記事を
このブログにアップしたときに画像をいろいろ載せたが、
ガリシア地方のシーフード缶詰を製造販売する
あちらでは有名メーカー。
平装版は



こんな具合で、わりとそっけない。
上のタコは贈答用の 『 箱入り特裝版 』 ということらしい。
(なので、ネットで見ると、缶詰のくせに 2K ちかくする)
箱のデザインもしゃれてて、
同じ特裝版には ムール貝のオイル漬け もあり、
こいつらはネットで買えそう、なのだが。。。

バルで見たのは、この上を行く、
同じデザインの、「 盛りつけ用の小皿 」 とセットになったバージョン!!!!
こいつが欲しい!
ネットをだいぶ探ったのだが、hit なし。

どなたか情報を、ぜひ!
 

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