地域限定 って?

December 30 [Thu], 2010, 19:51


『 東京人 』、なかなかいい雑誌である。
趣味が おとな。
創刊に際しては 『 東京都 』 もてこ入れしての、
肝いりの 「 地域限定 」 雑誌。

いやもちろん、全国誌だとは思うのだが、
でもねぇ、この特集。

今号は 『 東の横町 うまい店 』 だそうな。
「 東 」 ってったって、都内の東、それも場末特集、
スカイツリーで最近めっきり賑わっている 「 押上 」、
「 浅草のうら 」なんてのはまあ、よしとしましょう。

「 小岩 」 って? 「 十条 」 って??

そりゃ、齋藤酒場なんてのは
その方面では有名な居酒屋になってはいるわな。
とはいえ、昭和の雰囲気を楽しむのはいいとしても
わざわざ足を運んで食べる、飲むような酒肴は??
電気ブランに泡盛、樽酒に、つまみは名物250円のポテサラ、串カツ。。。
そりゃあたしゃ齋藤酒場のオクラ納豆、晩飯替わりにしちゃいるけど

たしかに、そんな雰囲気が好きな人は
東京近郊からでも足はこぶかもしれんけど
全国誌でって、ねえ、わざわざ西日本から?東北から??
足運ばないって。。。

乗ってる他店も面白そう、っていうか、
雰囲気的にというか、個人的にはもろに、『 ご近所 』 的お店ばかり。
これ買って読んだ人、面白いのかしらん、てね。
うーん、はたして売れてるのか、と、余計な心配。

いや、もちろんいい店だらけだとは思う。
浅草の 『 ぬる燗 』 なんていってみたい店の5指にはいる。
でもなぁ、

いや、ごくごく局所的なガイド、ありがとうござい。
ますます、掘り下げまくる 『 東京人 』 すきです。

今年最後の 荷 は?

December 29 [Wed], 2010, 19:35


仕事納めの日、
今年最後の荷がアメリカの古書店から。
地質関係に強い本屋で、かつ、雑誌のバラも結構抱えていて、
時々お世話になっている。

ってなわけで、買ったのはこれ



イギリスの貝類学雑誌のバックナンバー2巻分。
やっぱり穴埋め作業である。
結構お安くいただいた。

最近古典のモノグラフは IA でだいぶ閲覧できるようになり、
いや、もちろんオリジナルが欲しいのだけれど、
新刊も刊行ラッシュだし、
優先順位がやや落ち気味。

その分せっせといろいろな穴埋めをしたりしているんだけど、
実はこの2巻も、なぜか1号だけ足りない。。。。
だれだ、1号だけ買ったヤツ、つうか、その人も穴埋めしてたりしてね。。。
うーん、この穴埋め、どうしよう。

しかし、今年もなんやかんやよく買った。
レシートの束、怖くて積み上げられないけど、
大物はないながら、結構な量。
もう明らかに収納の限界に達してるのは解るんだが。。。。

懲りずに、おそらく 『 初荷 』 は ベルギーの古い学会誌の束。
どうしよう。。。バカです。

そんな写真集 って?

December 28 [Tue], 2010, 20:45
前々から欲しいほしいと思っていたジャンル、

なかなか思ったようなものがなく、
なかなか見合った値段のものもなく、
探しまわって、

いっさつなら、と、

選んだのが、




図鑑であれば、家の光社のヤツが、と思ったのだが、
いかんせん、お値段が少々張る。
気軽に眺めるなら、ね。ということで。

図鑑ではないので、
プォトジェニックな種は何度も出てくる。
自然の中での構図、ライティングがおもしろくて、
ついつい眺めてしまう。

図鑑ではないので、
解説とかはほとんどなし。
でも、監修に科博の人が入っている。
写真につくコメントも何となくのどか。

いやーなかなかにのどかで楽しい写真集、
とおもって、挟み込みの出版社の案内をみたら、

ありゃりゃ、これ出してるところかぁ、
好みに合うはず、
ってか、いや、楽しそうな本の山、
リトルプレス関連なんてね。
いやいや、だめだめ、と思いつつも、
今度本屋にいったら。。。

穴埋め作業 って?

December 27 [Mon], 2010, 19:50
先日、イタリアの本屋のメーリングリストで、
こんなのが出てたので、ついつい。



石版刷りのプレート、ばら、

じつはこの本、何年も前にオランダの古本屋から、破格で買っている。
破格には破格なりの理由があり、

Deshayes, G.P. (1839) Traite elementaire de Conchyliologie, avec l'Application de cette Science a la Geognosie. Crpcjard et Cie, Libraires, Paris, vii+128p., Pls. 1-26, 30-40, 46-47, 50, 53, 55-58, 60-61 in 61pls.

ぼくの蔵書DBではこうなっている。
このブツ、図版が揃いではない。歯抜けである。

ちょうど、頼み損ねていた別刷りなどもあり、
えい、この際、と。

1プレート EUR10 というのは、なかなか微妙な値段設定。
でも、こんな穴埋め、できるときにしておかないと。
次はないよね、きっと。

区分け とは?

December 26 [Sun], 2010, 15:38
こんな本を買った。



Order Iniomi (Myctophiformes): Neoscopelidae and Myctophidae and Atlantic Mesopelagic Zoogeography
by Robert H. Gibbs
Hardcover - July 2010

ハダカイワシ。魚の本です。
なぜにって、
『 Atlantic Mesopelagic Zoogeography 』
ってあたりが大事。仕事的に。

じつはこの本、学位論文を書いたときに、すでに読んでいる、
というか、もっている。

で、『 July 2010 』 出版なんで、
おお、近年の知見を加えた改訂増補??と。

外洋域中深層の生物地理は僕のお仕事、
いや、おさえなければ、
と、届いた本を開けてみると、
扉に、

『 New Haven, 1977 』

の文字。えっ、1977って?
どこをみても、amazon などにある 2010 なんて文字は
ちぃーっともみあたらない??
内容も、ちぃーっともかわっていないような??

うーむ、やられた。。。
どうやら、重版されたものだったよう、でもなぁ〜。
そこらへん、ちゃんと明示してほしいよぉ、amazon さん。
まあ、もっていたのは xerox コピーだったので、
とりあえず実物入手でよしとしますが、
新しい情報を期待していただけに

落胆が。


ついでに買ったこれも、
なんとなく論文集的で、
実物の確認できないもどかしさ、

かっくり、な年末の一日でした。
とほほ。。。




変態 って?

December 25 [Sat], 2010, 19:54
たまにはこんなのも。

IA にあがっていた。

Sepp, J. (1848-55)
Surinaamsche vlinders : naar het leven geteekend = Papillons de Surinam dessinés d'après nature.



Smithsonian の貴重書コレクション Cullman Library から。

いやぁ、かっこいい扉である!

スリナムといえば、しばしばアラマタ先生の著書でも取り上げられる稀覯書、



Merian, M. S., (1719).
Dissertatio de generatione et metamorphosibus insectorum Surinamensium.
Amstelaedami: J. Oosterwyk, 1719. 1 v. f° [ スリナム産昆虫の変態 ]
[ http://www.ndl.go.jp/exhibit/50/html/catalog/c100.html ]

が有名だが、
こいつには 2007年の Christies's のオークションで
£66,000 の落札価格がつている。
これもアラマタ蔵書は今や、ムサ美に収蔵されたのだろうか。

Sepp はそれに遅れること 130年、
Merian のスタイルを踏襲して
1プレートに幼虫から成虫、食草までを配した美しい図版になっている。



いやあ、仕事とは関係ないとはいえ、
欲しい!とおもわせる、うっとり の一冊である。

本書が含まれる Smithsonian の Cullman Library は
1万冊を越える自然史関係の貴重書コレクションで
スミソニアン図書館の中核をなすコレクション。
http://www.sil.si.edu/libraries/cullman/collections.cfm

HPからその一端を伺うことができるが、いや、すごい!
http://www.sil.si.edu/libraries/cullman/digital.cfm
こういうものに関しては、日本はまだまだ、
というか、機会を失したなぁと、もう今からではねぇ。。。

ところで、IA の viewer がかわった?



Open Library との連携がよくなったのと、
page slider がついた。これが、軽い!
これはかなり便利。いままでの scroll 型は、動きが悪く、
なんとも不快だった。
これで、かなり厚いモノグラフでもスムーズに閲覧できる。
地道な技術革新ありがとう。

クリスマス商戦たけなわ って?

December 24 [Fri], 2010, 20:32


オランダの古書店からカタログが送られてきた、
pdf ファイルとはいえ、軟体動物関連のみで48ページのボリューム。

クリスマスギフトを当て込んでの商戦??
って、古本もらって喜ぶ bibliophilia はそんなにいない、
というか、bibliophilia は自分にブレゼントだわな。

ボーナス商戦、ってヨーロッパには期末手当ないし、

やっぱり古書店からの bibliophilia へのクリスマスプレゼント?

さてさて、こちとらボーナスも無事に出たことだし、
さーて、どうしよう、
と、カタログを読み込む。

Conchologia Iconica のバラのいいところがでている。
Buccinum とか Ricinula とか。。。
なやむ。なやむ。なやむ。
基本、すでに IA で電子化されて公開されて、
仕事的には何らこまらないんだな、これが。
でもやっぱり、じつぶつがぁ、うじうじと、bibliophilia です。
いや安くはない買い物なので、うじうじ。

カタログが届いてはや10日あまり、
どんだけはけちゃっただろう、
世の中不景気だから、まだ残っているはず、
さて。

などと、この師走のさなかにノーテンキな話で失礼。

Merry Christmas !!!

B.D.D. とは?

December 24 [Fri], 2010, 13:42


IA に Smithsonian から BDD の1巻の test と2巻の atlas があがってきた。
って、この半端さは、
先に Harvard からあげられて半端のままになっていた
1巻の atlas と2巻の text を補完したもの、なんだろうなぁ。

まあ、こういった協調はどんどん押し進めていただきたい、
というのがいっぱいあるんだなぁ、まだ。

BDD は業界的にはよく知られた?略号。この著者3人の名前の頭文字をとったもの。
Bucquoy, E., Dautzenberg, Ph., & Dollfus, G.F. (1882-92)
Les mollusques marins du Roussillon.

フランス、ルーション周辺の貝類図鑑にして、
写真が使われた最も初期の図鑑。

その希少性、歴史的なことから、いまだに骨董的高値がつけられ、
かつ、多くの新種、新タクサが提唱されていることからも
分類学的にも重要な文献。

いやーようやく揃ってみれて、たすかります、IAさま。
でも、やっぱ、実物手に撮りたいよなぁ。。。

BUCQUOY, E., DAUTZENBERG, PH. & DOLLFUS, G.
Les Mollusques Marins du Roussillon.
Paris, J.B. Baillière & Fils, et chez les auteurs, 1882-1892. 2 volumes. Royal-8vo. With 165 plates. Contemporary green half morocco, gilt lettered...
EUR 2,100.00

。。。はぁ、

装甲なし って?

December 23 [Thu], 2010, 18:55


インド洋の熱水域 『 かいれい 』 サイトで
鉄をつけていないウロコフネアマガイがみつかったとか。

http://www.asahi.com/science/update/1213/TKY201012130392.html

生っ白くって何となく不気味。
あ、軟体部赤いんだ。ヘモグロビンだったり??

鱗をもつっていう形態は 貝殻亜門 Conchifera としては
非常に特殊だと思う。

ただ、鉄に関していえば、還元環境に生息する貝類では
強弱はあるとはいえ、
殻表に磁鉄鉱をつけるというのはさほど珍しくない現象。
「 どちらが本当の 」 的な表現が記事にはみられるが、
ただ単に、生息環境の微妙な差異の結果だろう。

ちなみにこの貝、世間ではまことしやかに

Crysomallon squamiferum

なんて学名が流布しているが、
いまだに正式な記載はされておらず、
この種名は無効名。

なんてのを調べつつ、ついこんな本を注文。



全体の半分くらいが軟体関係なもので。
腹足類については著者からリプリント、というか pdf はもらっているんだが、
やっぱりハードコピーがねぇ。



あんぐり って?

December 22 [Wed], 2010, 20:17
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