一覧 って?

September 30 [Thu], 2010, 20:34


最近出版された 『 Compendium of Bivalves 』 (二枚貝類総覧)は
全世界の海産二枚貝類 3300種を図示するという大著。
著者の推定する全世界の海産二枚貝類の種数はおよそ 8000種。
半数近くをこの図鑑で図示したことになる。

であると同時に

"A status ofn bivalvia after 250 yearsof Research"

と表紙にあるように、901ページのうちの3分の1近く、
300ページ以上を、みっちりとしたテキストにあてて、
総説と、分類学的なレビューを行っている。
単に 「 図鑑 」 ということではなく、
近年において、非常に重要な文献となりそう。

著者は、海のない スイス の研究者というのも皮肉。

これは凄そう、と、本の到着前に思っていたら、
たまたま検索した海産生物のデータベース



『 WoRMS 』 ( World Register of Marine Species )
で、



うっひゃ〜、というくらい、すでにリストされていた。
8月に出版されたばっかりなのに、この手早さ。
本屋が売り込んだのか、にしてははやすぎ??
著者が情報流してたのか。
まあ、そこは digital 情報のいいところ、
インデックスあたりから、さっくり変換/入力さたのか。
でもね、出たばかりで、まだほとんど未評価。

さて、日本のヤツらもいろいろ学名いじられたりするので
じっくり読み込まないとね。

中深層性 って?

September 29 [Wed], 2010, 21:56
貝類の切手を狙って集めるひとというのが、
時々いらっしゃる。
貝の収集と並行してなのか、
切手の中で specific になのか。

そんな成果の著作なんかもあったりして。

で、個人的にはあまりそんな趣味は
現時点ではないつもり、だったのだが。。。

ふと、検索をしていて、ひっかけちまった。
よりにもよって、

『 コウモリダコ 』Vampyroteuthis infernalis の切手である!



いえいえ、日本でも、かつてヤリイカの切手やホタルイカの切手が出たこともある。
沿岸性のイカタコの切手も、世界的に見るとそこそこあるよう。
それは食用種であったり、天然記念物だったり、historical design だったり。

しかし、何を好き好んで、こんな水深500m以深にしかでてこない
中深層性種をデザインに選んだのか。。。

それも、なぜに Congo なのか。。。。。。。

いや、どうやら、世界初のコウモリダコの水中映像が
National Geographic によって撮影されたのが
Congo 沖?
それを記念して??
うーん、謎だ。

さらには、Congo には、こんな切手もある。



『 ホウセキヒカリイカ 』Lycoteuthis diadema
って、ちゃんと切手にも書いてある。
こいつも外洋域中深層性。
眼の下、胴体の下側にある丸は発光器。あやしいイカです。
食用にする訳でもなく、漁業がある訳でもなく。
映像の話なんてきいてないし。。。なぜに????

うーん、ほしい! (それかよ)

Congo、おそるべし!謎の国である。

TRUST とは?

September 28 [Tue], 2010, 20:53


先日はヨーロッパ圏の Academic repository の検索エンジンを紹介したが、
今回のはアメリカの digital library の横断検索エンジンである。
とある古い雑誌を探していてぶつかった。



ミシガン大学がキーとなって、
現時点で29のライブラリを横断検索できる。
大学を中心に、public library なんかも入っているよう。
試しに検索すると、

fullview, subject= "mollusks" で 229 title がヒット、





Samarang 号の航海報告(動物学篇)なんてのも収録されていて、
画質は良くないが色付きも見ることができる。
(Google books とかぶってる??)
ただ、ページ単位の pdf DL はメニューで見られるのだが、
全文 DL の仕方が解らない。要チェックである。

trust されているライブラリを見ると、
やはり Google book などと被る部分も多々ありそうではあるが、
補完のできそうな部分もある。
「 おさえ 」 としてチェックを。

Hathi Trust Digital Library
[ http://catalog.hathitrust.org/ ]

Currently Digitized
6,739,783 total volumes
3,880,404 book titles
157,844 serial titles
2,358,924,050 pages
251 terabytes
80 miles
5,476 tons
1,388,302 volumes (~21% of total)
in the public domain

ストレスフル とは?

September 27 [Mon], 2010, 19:33


週末に、珍しく 渋谷 なんぞにいって、映画を見てきた。
なぜ苦手な渋谷かというと、この映画、都内では 「 単館上映 」 なんである。

先日、王様のブランチ を見ていたら、紹介されていて、
なにせ、デ・ニーロのコメディである訳で、こいつは見なきゃ、
と思っていたら、
ブルース・ウィルスまで出演ているにもかかわらず、
なんと、単館上映!!である。

デ・ニーロのコメディ、といえば、アメリカで見た
「 Meet the Parents 」。
男子がくぐる関門のひとつ、
「 彼女の両親に会う 」 というのを題材としたスラプスティック。
その彼女の父親役で、苦虫をかみつぶしたような顔の怪演を見て以来、
大のファンである。

そのデ・ニーロ、本作ではハリウッドの "敏腕" プロデューサー役。
わかれた "2人" の妻と子供たちの世話に飛び歩き
芸術家肌の映画監督をなだめすかせ、
シビアなスポンサーと調整し、
別れた妻とつきあってる監督にいらだち、
ストレスフルな日々。
終いには、スポンサーに、
「 あのひげを剃らさせなければ、この映画は即刻撮影中止! 」 といわれて、
ブルース・ウィルス演じる、
なぜか演技のためにと思い込んでひげをのばしちゃたハリウッドスター
『 ブルース・ウィルス 』 (笑)を必死に説得し、、、、

という、スラプスティックなんだか、
どちらかというと、なんだか中年の悲哀を描いた
シニカルな映画。
腹を抱えて、というのではなかったが、
なんだか切なく笑える、秋の映画です。

調理済み って?

September 26 [Sun], 2010, 18:58
教授が、「 "面白い" 小説を見つけたけど、みる? 」 と。

タイトルは、いかにも。

『 kraken 』

名のとおった、海の怪物っていうか、
頭足類?

で、この表紙。



をいをい、いくらなんでも、「 ゆでダコ 」 はないだろう
以前書いた、ドイツのダイオウイカねたの SF は、
それでも水中写真を使っていた。さすがにダイオウイカ全面は無理にしろ。
ネタばれだし。

しかし、いくらなんでも、タコの、それも調理済み写真とは。

上のカバーは Google でチェックしたところ、UK 版らしい。
ちなみに USA 版はこれ。



こちらはうまい、そんな雰囲気がでている。
にくらべると、UK 版は。。。。
欧米間の頭足類、ダイオウイカへの関心の高さの差、
というか、単に 手抜き ???

まてないので って?

September 24 [Fri], 2010, 18:47


相変わらずの、怪しいフィリピン雑誌の最新号がでた、
と、メルマガで告知があった。

この雑誌、なんせそうとうなマニア系雑誌なので、定期刊行してくれない。
いつでるか解らない、
でも、フィリピンという場所柄、無視できない記事が満載!
という厄介なヤツ。

いや、ドイツの本屋に、でたらすぐ、版元から送られるように
ちゃんと subscribe したら?といわれているんだが、
つい面倒でほっておいている、ので、
いきなりメルマガで関係グループの新種記載がのってるよ、
などといわれると

大慌て である。

本来、フィリピンの出版元に頼むところだが、
いや、気になって気になって、
そこはやはり近場の 「 鳥羽水 」 へ。
すでに入荷済み、割とリーズナブルな値付けだったし、
何より在庫ありなので、頼めば翌日には届く、この距離感に
やっぱりお金を払っちゃう訳で、

で、ついつい、ついでに標本なんかもチェックして、、、
頼んじゃったりして。
散財です。

でも頼んだ翌日ブツは到着。
高い分は、まあ、時間を買ってるということで、
って、ちゃんと予約購読しようよ、そろそろ。

3D って?

September 23 [Thu], 2010, 13:34


3連休の終わりに映画を見てきた。
やっぱり気になってたこれ、かつ初3D。
怪しいメガネを自分のメガネに重ねがけしてみたそれは、
確かに文字とかは浮き上がって見えるのだが、
なんだか、画面の上に
もう一枚透明なシートを乗せてその上に書いたよう。
実際の、オブジェクトとなると、なんだかまだまだだなぁ、
という感想。

ストーリーはシンプル、というか、あまり大きな盛り上がりもなく
カタルシスも得られない、
なんとなく、尻切れとんぼで、次へ続く的なエンディング。
クリエーチュアもどっかからの引き写し的な部分を感じて
1作目、2作目の頃の迫力に欠けるかなぁ。。。
ウーム、という感じ。

冒頭の、渋谷駅前交差点に雨に濡れてたたずむ
中島美嘉ってのは、なかなかなビジュアルでしたが。
そう、駅張りのポスター見たときは、全然誰だか解らんかったけど
なかなかです。

おとなの って?

September 22 [Wed], 2010, 23:36
渋い居酒屋につれていってもらった。
場所は銀座2丁目、うら銀座というか、
昭和通りを越えて歌舞伎座裏



「 秩父錦 」
お店の名前はもちろん聞き及んでいた。 

コの字というか、Hの字のカウンターに10席ほど、
小ぶりなテーブルが3席、小上がりにテーブルが二つ、
という、こじんまりなお店にも関わらず、
開放感がある。
天井が高い。



メニューは梁の下に貼り並べられた手書きの短冊。
決して多くないそれは、シンプルで、それでいて粋な肴が並んでいる。
ここには 「 ホッケの開き 」 とか 「 鳥の唐揚げ 」 なんてのは
当然、のっていない。
その日のお造りが小振りなホワイトボードに。
夏らしく 「 アオリイカ刺 」 なんてのがのている。
今日は 「 ウドの酢みそ 」「 アジのたたき 」
そして、ぷっくりまるまる揚がった、揚げたての 「 さつま揚げ 」 で一献。
お客の年齢層も高めで、なんとも落ち着いた雰囲気。
この立地、なかなか足を運びにくかったが、
いやいや、「 おとなの居酒屋 」、よいです。

でかすぎ って?

September 21 [Tue], 2010, 18:33
ついうかうか、Smithsonian ばっかりチェックして、
Harvard Ernst Myer Library のチェックを怠っていたら、
BHL に、いつの間にやらこんなものがあがっていた。





A.A. Goluld、
U.S. Exploring Expedition の mollusca のパート、
その Atlas。

これ、Smithsonian の HP に、
単票で、スキャンされたものがあがっていて、
かつ、その精度が良くないのは知っていた。

しめしめ、そいじゃ DL と思いきや、
これができない?!
かつ、やっぱりスキャンの精度よくない。。。
IA の方にはないかと思ってチェックをかけると、こっちには未収録?!



プルダウンメニューから DL をえらんでも、うまくいかない。
アップ元の Philadelphia にメールせよと。
どうやら、ファイルサイズが大きすぎる関係で DL ファイルにできないよう。
とほほである。。。

で、さらには気になるところ、
メニューの Botanicus って、なになに???
名称からは、植物系の何かのサイト?
あるいは、それにあわせた 短縮名称なんだろうかと??

まあ、メニューから選択して、とりあえずいってみると、

Atlas のプレートが閲覧できる!
それもかなりの拡大率で。
これ、DL はできないものの、拡大縮小はかなり自由度がある。
画像もいい。



Botanicus、やはり植物学系の digital library のよう。
"a freely accessible portal to historic botanical literature from the Missouri Botanical Garden Library"
とある。
なぜに植物関連のデジタルライブラリに軟体の文献が入っているのかは不明だが
おそらくは、閲覧ユーザーインターフェースを便宜的に利用したものだろうか。
もちろんトップページの tag cloud に mollusks なんてキーワードは
まったく載っていない。
Missouri Botanical Garden は BHL の contributor member ではあるのだが、
独自の別システム、ビュアーも運用しているのか、
BHL なかなか複雑なよう。先日の European BHL とか、いろいろ気になるところ。

ゼミ って?

September 19 [Sun], 2010, 18:02


太田先生の新刊。
「 居酒屋ゼミナール 」 って?とおもってページをめくっていると、
確かに、居酒屋の入門書である。
居酒屋5か条にはじまり、
若い子たちをおとなの居酒屋に誘おう、
そのための礼儀を知ってもらおうという姿勢は
太田教授らしく、なかなかに楽しめるのだが、
何となく上滑りしてないか?

とおもったら、本書、「 太田和彦 監修 」 である。
そうか、構成/文章はライターさんな訳ね。
お店の選択も、ある意味、まあ、いい意味オーソドックスで、
ちょっとそういう意味では、われわれには面白みがない。

とおもって、さらにいろいろ見ていると、
なんと、本書の出版元は、あの 『 ぴあ 』 ではないですか!
なるほどね、書籍の体裁をまとっているが、
若者向けの MOOK本なわけです。
そう思うと、いろいろうなずける。

まあ、画像もいいし、ラインナップも楽しい。
が、おとなの居酒屋....
まあ、なかなか難しいです、選択。
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