すべてのファイルが『イカ』に! って?!

January 27 [Wed], 2010, 11:51
なんだかアヤシイ virus がはやっているらしい。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100107/342939/

この 「タコイカウイルス」(!!)、実行されると
パソコンに保存されているファイルを、
魚介類(タコ、イカ、ウニ、クラゲ、サザエ、アンコウ、ナマコなど)の画像で
上書きするという。。。(爆)

結構凶暴らしい (笑)



いや、わたしじゃありませんって、犯人。

自称海洋国家 とは?

January 26 [Tue], 2010, 23:22


仕事上、というか、
知り合いのカメラマンさんも撮影に参加しているので、
さっそく観に行ってきました。
しかし、やはり仕事がらみもあるが、演出的に純粋に楽しめなかった。
いろんなものが見え隠れする。

フランス流のエスプリの利いた、海洋生態系、生物多様性の保護への
大プロパガンダというか。
ユネスコまでも巻き込んで、大盛り上げ。
Sensus of Marine Life とか WWWF とか、
モナコとか Sloan Foundation とか、
いろいろ見えてしまったり、絡んでしまったり。

映像はとにかくいいです。
ちょっと鯨類に偏りすぎ?とか、
少々見飽きた(我々にとっては)映像過多だったりとかあるけど、
いやー、中村宏治さん、阿部秀樹さんの手になる
ムラサキダコの映像はいいです、身びいきかもしれんけど。



ちなみに、マスコミなどで、日本人で参加したカメラマンは
コブダイを撮影した方のみと報じられているが、
いえいえ、エンドロールをじっくりご覧ください。
上のお二方がしっかり載ってます。

これは学生さんたちがいってきた試写会で配布されたオリジナルのパンフ。

こちらにもしっかりと。
上の阿部さんの写真もこれから借用しました。うつくしい。。。。

ところが後半が、今ひとつ。
まあ、映画のテーマがそれだからしょうがないのだが、
人間の活動、海洋の利用全否定、というと言い過ぎかもしれないが
水産に携わる人間からすると、
肉食人種が、見下し目線で何語ってるの、的な。
もちろん、いいたいことはわかるが
なんというか、フランス的な映画。
BBC 製作の 『Deep Blue』 と大きく違うところ。
何しろ英国は北海の漁業を抱えている。
まあ、受け手側のものさしにもよるのかもしれないが。

フランス様、かつての海洋国の威信はわかるんですが、
その見下し目線、
アジアでは相当嫌われてますよ、きっと。

それと、もったいないことに、詰め込みすぎというか、
映像が細切れすぎ。
もっと落ち着いて長いカットで見たい。
編集も、なんだかなぁ。
演出に引きずられすぎだね。
最後のパリ自然史博の絵はよかったなぁ。

古書の値段 って?

January 26 [Tue], 2010, 0:21
 

いつもの格安書店をチェックしてたら、こんな本が出ていた。
荒俣宏先生一押しのウミウシ図鑑。
ナポリ海洋研究所の生物相シリーズの一冊。
近年の出版物であるにもかかわらず、
ヨーロッパの博物図鑑らしく、水彩画である。
その透明感のある画が、黒バックに浮きあがって、なんとも、
という荒俣先生評である。
ついつい、欲しくて買ってしまった。
あまり縁のない地中海のそれもウミウシの図鑑を、
それも、なんと同じ本2冊目を。。。。

おバカである。
それはわかっている。
でも、だって、安かったんだもの。。。

かつて買ったその図鑑は、函付き、ダストカバー付きで
たしか2万円ほど。

届いた本は、函も、カバーもなく、
例によって図書館の除籍本。
蔵書票には
ボストン近くの Dartmouth College に 
Sanborn さんからの寄付で購入した本とある。



図書館の本としては、状態の良い、きれいなものである。
なにせ、貸出記録が、まっしろ。



購入したはいいが、だれにもかわいがられずに
除籍されちゃったのね、悲しいかな。

おかげで、きれいな姿で僕のところにお嫁入り。
ありがたいことである。

それも、破格の 1,861円って!?
確かに印があったり、ブックプレートが貼られてはいるが。。。。

うーん、古書の値段って。。。

滓 とは?

January 25 [Mon], 2010, 12:45


ついつい、タイトルに惹かれて。

じつは開高健をまともに読むのは初めてである。
高校生くらいのときに、『フィッシュ・オン』 とか 『オーパ』 なんて
紀行文は読んでいたんだが
小説というものを読んでなかった。

醒めた文体である。熱を感じさせない、とはいえ、冷たい訳でもなく、
淡々とした文。
ただdescriptive な訳ではなく、感情に揺らぎが少ない、というか。

ベトナムを舞台とした最初の3編がいい。

開高健を享楽主義者 epicurian と評する人がいる。
たしかに、ふんだんに鏤められたワインやアルコール、アヘンなどに関する蘊蓄は
そんな印象を与えるかもしれない。
この時代('70頭)に DRC だの La Tache だのを知る人間が
日本にどれだけいたか。
しかし、それは、多分、開高健流のちょっとした小道具だったのでは
という印象を受ける。

舞台は戦争終結間近のベトナム。
その、頽廃感と、
あの、それを吸ってしまったものには離れられない
熱帯の熟れて饐えかけたマンゴのような
熱帯の空気を表現するために、

イギリス、中国、ロシア、アメリカのあいだでゆれ続けた
動乱の最後をあらわすために、

ヨーロッパの酒と、中国のアヘンが必要であったんだと思う。

逆に言えば、舞台は、一度も占領されたことのなかった隣国タイではあり得ないのだろう。

表題作はなかなか難しい。
どのぶっ壊れた酒で、
底に沈んだたっぷりの滓で、
何を表現したかったのか。

まだ、ちょっと引きずっている。

モグラたたき とは?

January 13 [Wed], 2010, 17:51


このところ、ヨーロッパの怪しい雑誌をいろいろ買いあさっている。
怪しいといっても、別に非合法な訳ではない。
著者たちはかなり怪しいが。。。。

とにかく、今、作業中の図鑑の改訂に関わる記事が、新しい号がでるたんびに
なんかしら掲載されている。



これなんか、オランダの雑誌、
それも ISBN はついているものの、表紙以外はカラープリンタ出力
みたいな雑誌に、日本に分布する種の新種記載が掲載されるのである。
それも、なんだか、「沖ノ鳥島」産だったりして。。。
なんでヨーロッパ人が。



これなんか、今どき、フィリピン産の10数新種である。
勘弁してほしい。
新しい号がでるたびにこちらはフォローせざるを得ず、
日々戦々恐々である。
まさに「モグラたたき」
こんなの全部 subscribe してたら、いくら金があっても。。。

とかいいながら、ストレス発散におかいもの。



よりによって、ベルギーの雑誌、バックナンバーセットである。
すみません、ベルギーは海なし国家でした。。。。
ほとんどが「でんでんむし」。
とほほ。

地球の裏側まで って?

January 13 [Wed], 2010, 12:08
あぁ、また散財を。

ブラジルはRio Grande 大学、Rios 先生の、総決算図鑑。
この人の図鑑は前にもここで書いたが、
とにかく、およそ700ページ、無板類から頭足類まで1776種をリストした
著者畢竟の大図鑑。

実は、昨年、スペインであった学会で、
この図鑑の頭足類の部分がポスター発表されていたんだが、
「ありゃりゃぁ。。。」というのが結構あった記憶が。
チェックするのが怖い。

それと、写真が小さく、かつ旧図鑑からの使い回しも含め
画質が悪い。。。。。涙
頭足類なんて、とても同定の実用に耐えられない。。。
まあ、図鑑というより、diagnosis つきのチェックリスト
という感じか。。。

というより、
地球の裏側の図鑑、
それも2冊目。。。
買ったはいいが、今後何度開くことがあるのか。。。
例によって、おバカである。

abbreviate とは?

January 06 [Wed], 2010, 19:42
いつものオランダの古書店からこんな文献を買った。
中国アモイの海産貝類相に関する研究。


中国、東南アジアのの文献は見かけたらなるべく買うようにしている。
なにせ、国内ではアクセスが悪い。
新種の原記載はないものの、図版もあり、
なにせ、英語。

で、問題はこれ。


掲載誌のタイトルなんだが、
『M.B.A.C.』ってなに?!
順当に考えると
Marine Biological Association of China ??
検索しても出てこない。
他論文で引用されているのを見ても、略号のままだったりして。

かつて投稿論文に、フランスの文献で、こういった怪しげな略号をそのまま書いたら
レフェリーから、何とか調べろと、厳しい御指導を受けたことがある。
この論文を引用して投稿論文を書くこともあるまいが、
うーん、bibliophilia としては
気になる。
データベースの入力も落ち着かない。。。
うーん。

post script:
関係ないが、先ほど読んでた本で、
自然史系の歴史的にも重要な学術雑誌
「Annals and Magazine of Natural History」 (現 J. Nastural History)
の邦訳タイトルがのっていた。
『博物学報および雑誌』だって。。。
なんだかなぁ。。。。。。

地方の出版物 って?

January 02 [Sat], 2010, 23:42
かつて神保町に
地方・小出版流通センターが経営する「書肆アクセス」という
地方の小出版社が出版した本を専門に扱う
とても面白い本屋があった。

生物系でも、たまにのぞきに行くと結構面白い本が並んでいて
ここでかつて

『群馬県陸産および淡水産貝類目録』  高橋  茂 1984
『徳島県陸産ならびに淡水産貝類誌』  阿部 近一 1981
『感潮河川の貝類』 新川 英明 1980
『瀬戸内海の貝類』 稲葉 明彦 1982

なんて本を入手した。
そんな書店もいつの間にか閉店していって
この手の本の入手もインターネット頼りにシフトしてきたわけだが。

ネット書店の検索機能はさすがに便利なんだが、
いかんせん、実物を手に取ってみることができない。
何よりも、ふらっと立ち寄って、棚を無作為に眺める楽しみがない。

そんななか、さすがです JUNKUDO !
先日も「魚部」の干潟本でも書いたが、
ふと棚を眺めていたらこんな本が並んでいた。


干潟の生物図鑑。図鑑好きとしては外せないアイテム、
貝類もアサリ、ハマグリをはじめ、結構掲載されている。
出版元はやはり地元木更津の「うらべ書房」。
HPがあって、みると、大和美術印刷出版事業部となっている。
『地域に根ざした「価値ある一冊」のお手伝いをさせて戴きたい』
とあるように上総の郷土史、自然に関する出版物を多く出版しているいよう。
で出版年はとみると、『昭和59年』 !?
絶版書籍も普通に書棚に並ぶ JUNKUDO.
この本も amazon では絶版扱い。
うーん、ますます恐るべし JUNKUDO である。

post script:
「散歩の達人」最新号『大特集 本屋さんが面白い!』を読んでいたら
「アクセス」の元店長とい人が登場していて、
現在はならびの東京堂書店で、同様な書籍の扱いをしているらしい。
神保町にもしばらく足を向けていないが、行ってみなければ。

ひとり酒 とは?

January 01 [Fri], 2010, 12:12
新年の1冊目。
やっぱりここはおめでたく、こんなところから。


我らが太田先生の新作である。
紀行文というか、飲み歩き文。

今回は、カラー写真満載。
しかし、相変わらずの名文。
というか、どこに旅しても、地元の飲み屋に入るがごとく、
「すっ」とその店に、席に、入り込んでしまう。
そのかっこよさ。
お店の紹介だけじゃなく、街をふらり、としている感じがまたいい。
千鳥足ではなく、ぶらぶらりと。
こんなひとり飲み歩きのできる親父になりたいものである。

そえられた写真もいい。
いかにもという感じで、店を映し出している。
おいしそうなこと、たのしそうなこと。

今回は西日本編、
というか、出版社が「京阪神エルマガジン社」?
ということは、関西版のみ?
雑誌『西の旅』での連載をまとめたものとのこと。
うーん、太田先生、こまめにやるなぁ。

迎春 とは?

January 01 [Fri], 2010, 11:45

あけましておめでとうございます。

何とか新しい年を迎えられました。
昨年秋はプライベートでいろいろあり、
めでたく新年が迎えられるか、なんて感じもありましたが
なんとか。

早めの春を、ということで、
今年の賀状は雪を乗せた「まんさく」の花にしてみました。
手抜きで。
まんさくとか、ロウバイのはなとか、
この時期に咲く黄色というか、金色の花が好きです。
雪の中で輝く、透明な花びらがなんとも、
まだはやい、春、という感じで。

今年も歳またぎは、何とか CL で。
Glenfiddich official 旧瓶
Balvinie official 25yr
とか。
2杯目にいただいたアヤシイきんぴかの stone jag、
なかみは何だったんだろう??
一切表記なしのツルツルの jag。
新年らしいチョイスということで。
記憶にあるフレーバーではあったんだけど。

しかし、CL のあのメンバーの空気感というか、安らぎ感?
モルトを楽しむ、それも気楽に気軽に、肩ひじ張らず
という感じは、ほんとにいいです。
これも、中村さんの人柄がなせる業。
ほんと、ありがとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。
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