内包する って?

December 30 [Wed], 2009, 0:26


このひとって、なにもの?
女性のマンガ家とのことだが、
すくなくとも、かなりの読書家、というか、bibliophilia!
すきです。

「金魚屋」にしても、「うごかし屋」にしても、
これは、本ふぇちマンガです。
なかみというより、「本」という形態に対する偏愛を感じる。
装丁であったり、「書誌」であったり。

で、「鞄」である。
ハートウォーミングなストーリー、
なんて書かれているが、うそうそ。
本に対する「偏執」がストーリーである。
この世のありとあらゆる書籍が所蔵される、鞄の中の、図書館。
『ネクロノミコン』だって所蔵されている。
書籍の迷宮。
『薔薇の名前』なんて世界が起想される。
うーん、bibliophilia のエデンである。
ああ、迷宮でさまよってみたい。

ヨーロッパの歴史ある図書館が火災にあうストーリー。
火災を防ぐのではなく、
消失の憂き目にあった本を、改修、復元して、所蔵してしまう、って辺り、
bibliophilia 全開である。

『ミステリーズ!』に連載されている、ってあたり、
東京創元社、やるなぁ。

just 3 years ago って?

December 28 [Mon], 2009, 11:28

きのうはすんごい久しぶりに映画へ。
この年末はあんまり話題作がない。
「アバター」はなんだか CG が行き過ぎている気がして
ちょっと敬遠。
で、こんな映画を。

マヤ文明の予言にあたって、
ちょうど3年後の年末に、人類が滅亡するという
パニックムービー。
なつかしいですね、惑星直列ネタ。
太陽のフレアが巨大化して、ニュートリノがなんチャラして
地球が内側から崩壊。。。。

とりあえず CG はよくできている。
ダイナミズムが感じられるし、設定もなかなか。
しかし、いやー、ハリウッドらしい、クリスマス/ファミリームービー。
主人公たち、運がよすぎ。
人間関係の設定も、あまりにファミリー向けっていうか、
薄っぺらいよね。。
主人公の息子の名前が NOA ってのも、なんだかなぁ。。。
あ、ねたばれ?

文才 って?

December 24 [Thu], 2009, 23:20

2 をすっ飛ばして 3 を読んでしまった。
きんじょのB○○k ○ff で買っているせいなんだが。

中谷美紀、よいです。
3冊目にして、大分こなれてきて、
引いた視線が、なかなかにシャープで
十分に楽しめます。
文章には、当然、ライターのリライトが入っているかとは思うのだが、
それにしても、彼女の価値観がきっと反映されているはず。
それがなかなかいい。
ヒマラヤの山々を起想させる描写というか、
思いがなかなかいい。
2もよまなきゃね。

トリック とは?

December 21 [Mon], 2009, 9:15

病院の待ち時間つぶしに近所の本屋で買って読んだ。

うーん、推理小説?本格ではないよね。
ていうか、理系人間的には、
トリックというか、テクニック??
あまりにばればれで。。。。

ドラマの福山君はけっこうよかったけど、
うーん、ミステリとしては、???

対策 って?

December 20 [Sun], 2009, 23:06

またもや 『魚部』 の著作である。
すごい。

北九州エリアの干潟の生物図鑑である、が、
なぜか甲殻類と魚類図鑑で、
貝類は、わずかにセンベイアワモチ1種が掲載されているのみ。
うーん、のせちゃうと、
コレクターが群れをなして、採集に突撃、
→ 個体群絶滅?
を怖れての処置だろうか。
確かに、カニコレクター、ハゼコレクターが
絶滅採りをすることはないだろうが。

でもなぁ、産地を出さないで結構だから、
ぜひとも、貝類図鑑を、次回は。

しかし、こんな本も棚に並んでいる JUNKUDO って
これもすごい。

前衛的 って?

December 19 [Sat], 2009, 18:15


おととい・昨日と、忙しいとぬかしつつ、年末恒例のイベントへ。
いずれも20時スタートの大人なステージ。

中島さんは昨年の再演。
初演も観たんだが、うーん、、、、
客に何を期待しているんだか。
「山椒大夫」が下敷きらしいが、
その予備知識を客に求めるのか?
ほんとに知ってみれば理解できるのか??
うーーーーん。。。
確かにしかけはすごい。
すてーじ、滝になるし...
でも、そうゆうことではなく、客が何を求めているのか?
少々走りすぎていて、観客の気持ちと乖離があるのでは...
少なくとも、自分と中島さんは「とおかった」なあ。。。

一転、吉田さんのステージはすばらしい。
小さい箱で(多分200弱くらい?)、とても濃密な時間。
オリジナル「dawn」でスタート、
ソウルフルなオリジナルとクリスマスソングを交えて
河合さんのハモンドオルガンが広がる広がる、
締めは「Liberty」(!!!!!)と「樅の木」。
客とステージが一体というか、混交したすてきな夜でした。
しかしこのステージ、年齢層が高いこと。
明らかに20代はほんの数人、ほとんどが40overという感じ。
まあ、若い子にどっとうけても、チケット入手が厄介になるだけなんだから
これでいいんだけど、
でも、一度ぐらいは吉田さんのすごい「声」を生で聞いてほしいなぁ、
というか,聞かせたいなぁ、というのはよけいなおせわ?

よい晩でした。

四半世紀 って?

December 19 [Sat], 2009, 1:41


たまってた分を放出。

ひさしぶりの「ススキノ探偵」シリーズ。
このところ重めの「畝原」シリーズとかが続いていた東直己だったので、
ちょっと一息。

しかし、「俺」も、いまや「52(!!)」ですか。
確か読みはじめた頃の設定は20代終わりくらいだった記憶が。
そんな長い付き合いになっているんだろうか。

今回のお話はスケールのでかい、4億円にからむトラブル。
いやー、なかなかトリッキーなどんでん返しが用意されているんだが、
相変わらずのレギュラーメンバーが登板していて
安心して読める、ライトと言っては失礼だが、ミステリー。
いや、このライトさが東直己の売りだと個人的には信じている。
20年という歳月のギャップが物悲しい、
秋冬のミステリー。

今月のダビンチを読んでいたら、
2月に「畝原」シリーズの新作が出ると予告が載っていた。
これもたのしみ。ちょっと怖いけど。

ついでにダビンチ恒例の「隠し玉はこれだ!」
海堂尊が2本、大沢在昌「新宿鮫」の新作がエントリー。
まだまだ先だけど楽しみ。

レトリック って?

December 17 [Thu], 2009, 1:35

ネタバレしないようにっと。

今年の『このミス』3位である。

なんだかひさしぶりなのもあるが、
アヤツジユキトを読んでいる気がしない。
出だしはそれはもう「恩田陸」である。
600p超の大作だが、一気に読めてしまう。

学校の怪談というか、「伝説」をモチーフにしたホラー。
「クラス」にかかった呪いの話。

何せ、設定が中学校なものなので、スプラッター描写は大人しめ、
お色気ゼロ(これはもともとないか)。
この地方都市の学校いう設定と、
珍しく、「開かれた空間」としての町の描写が、
何となく恩田陸っぽい。
アヤツジさんにも少年ものがないわけではないんだが、
そちらはやっぱりもっとスプラッタだし、もっと密室。
なんとなく、「殺人鬼」なんていうのを読みつけている人間にとっては
ちょっと物足りないというか。

「さげ」も、トリックというか、レトリックの説明が、丁寧というか、うるさい。
このネタは、ホラーとしてはちょっと反則かなぁ。

酔っ払い方 って?

December 16 [Wed], 2009, 13:29

うーん、太田和彦的ガイドを予想していたら、やられた?大間違い。
とってもドメスティック。

いや〜、この本に代金払うかと聞かれると、ちょっと悩むかも。
かなり、「ぐにゃっ」とした本。

著者は名前は知っていたが読んだことはなかった人。
かなりごっつい名前で、男?女?とか思ってた。
で、内容はというと、、、、
もう、酔っぱらいのたわ言全開。
店の紹介なんていう意図はまるでなし??
楽しく飲んだくれている。

しかしこの著者の飲んだくれぶりは楽しい。
普段は「朝からも」と coming out している。
このレベルを読むのは中島らも以来か?
このゆるーい感じが耐えられるなら読みとおせる。
ぼくは OK だったけどね。

さてガイドとしては。
店名はかろうじて出てくるも所在は不明。
まあ、いずれも有名店であるので今更ながらか。
店の空気感はというと、こりゃ、明らかに著者の趣味です。
客観評価は不可能。
でもって、
漁師料理のお店に行っての感想。
「今夜きっと魚にうなされる。」
「しばらく魚は見たくない」などと。
「私たち、猫みたいな口のにおいだと思いますよ」
のあとに「新鮮な夜の空気」がごちそう(!)と。
これは『酒場案内』なのか?
うーん、「酔っ払い方」案内だね。

原作 って?

December 15 [Tue], 2009, 1:23


乗船中に片づけた本を二冊。
いずれも、女性の刑事もの、テレビドラマ・映画の原作につながるもの。
相違点はなにか?
その姿勢?

ひとつはプロフェッショナルなアマチュア、
ひとつはアマチュアのプロ、
『アンフェア』は幾分かテレビで見たが、残念ながら『ケイゾク』は見ていない。

篠原涼子と中谷美紀。
プロとして割り切れない刑事魂と
妄想で膨らんだ「あこがれ」の刑事魂
ゴールデンタイムのハード路線と深夜枠のまったり3路線。
映像で刷りこまれた人物の動きが再生される。

いずれにしても、アマチュア、その危うさが魅力。
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