真理はあなたたちを自由にする とは?

2009年08月31日(月) 19時50分
国立国会図書館の HP をみていたら、
その理念は「真理がわれらを自由にする」であるとあった。

これは、新約聖書の
「真理はあなたたちを自由にする」
(Η ΑΛΗΘΕΙΑ ΕΛΕΥΘΕΡΩΣΕΙ ΥΜΑΣ 
ヘー アレーテイア エレウテローセイ ヒュマース)
ヨハネによる福音書に由来するものだとあった。

これ、たまたま今読んでいる

このミステリのキーワード。

「ダビンチ・コード」や「天使と悪魔」なんかをはじめ
グノーシス派、カタリ派とか
キリスト教異端派をモチーフにした小説には枚挙にいとまはないが、
これはテンプル騎士団を題材としている。
例によって、バチカンの陰謀、変質した宗教、組織の維持防御といったストーリー。

出だしから、かなりインパクトのある描写で始まっているのだが
ストーリーとしては割と地味な展開。
「起」はいいんだが、「転」がなぁ、というかんじ。
うーん、このログではじめての星1つ。。。
この次をどうするかなぁ。

昨日もついつい CL へ。
Bruicchladich official 12yr 旧瓶 43%」
Springbank ’72 La Reserve 46% 
Clynerish 15yr Adelphy 54.8%
とか。
クレネリシュが桃。

部活 って?!

2009年08月30日(日) 21時01分
うちの学生さんの机の上にこんなものが転がっていた。
なにげに手に取ると、


なんと、福岡県限定の水生昆虫図鑑!
著者は、北九州高校「魚部」!
って、ぎょぶ?!

そうです、高校の部活が10年の集大成として
図鑑出しちゃったとのこと。

「魚部」の活動は以前、深夜のドキュメンタリー番組で
なにげに見ていた。
干潟なども扱っていて、なかなかやるもんだねぇ、と。

それが、先生方の監修が入っているとはいえ、
これだけのものをつくっちまった。たいしたものです。



写真のクオリティもいい。
後ろにつけられた福岡県産水生昆虫リストも採集記録(年)がつけられ、
地方史のデータベースとしても十分な情報を掲載しており、
これはなかなか。
巻末のコラムも「虫屋」全開って感じで、よいです。

うーん、こういうの見るとがんばりたくなるなぁ。


昨日は例によって CL へ。
Rosebank official 15yr Zenith for itary 61%
Glendronach 1970−1990 18yr Prestonfield highlander 43%
など。
N さん、洋梨のタルト、おいしゅうございました。

Periodical - Malakozoologische Blatter

2009年08月29日(土) 15時55分

このところ、あまり目立った動きのなかった BHL 軟体動物関係、
久しぶりのまとまったアップは学術雑誌類、
J de Conchyliuologie, American J. of Conchology の欠号補填と併せて
ドイツの Malakozoologische Blätter vols. 5-25 (1854-78)
があがってきた。

この時代のドイツといえば、Dunker や Lischke、Philippi など、
日本の貝類にもなじみの深い研究者の論文が多く掲載されている。
残念ながら、この雑誌に収録されている新種の原記載には
図を伴っていないものが多いのだが、
それら新種の多くは
Japanische Meeres Conchylien など
モノグラフの形で美しいリトグラフの図版として出版されている。
こちらも多くは BHL に収録済。
とりあえず、原記載を確認するために、この雑誌を
オンラインで閲覧できるようになったのはありがたいことである。

残る大物はイタリアの Bollettino Malacologico か。

epub とは?

2009年08月29日(土) 1時05分

何かと話題の Google Book Search が
100万冊以上あるパブリックドメイン下の書籍データについて
新しいファイルフォーマットでの提供を始めた。
http://japanese.engadget.com/2009/08/27/google-books-epub/

あたらしいファイル形式 EPUB は、米国の電子出版関連の業界団体である
IDPF(International Digital Publishing Forum) が定めたオープンな電子ブック規格。
中身はXHTMLベースのテキストデータなので、
PDFよりレンダリングが容易、折り返しも自由といったメリットがあるとのこと。
発表になったばかりのソニーReader Daily Editionなど、
すでに多くの電子ブックリーダーやスマートフォンが対応済であるらしい。

ただ、現時点での情報は国内に関しては、まだ乏しいようだ。
Acrobat reader のようなフリーのソフトウェアが配布されているのか、
OS との対応がどうなっているのか、
今後のトレンドを含め、安定化されるまでとても不安。
だれか、もうすこし解説を。

ゆらゆら って?

2009年08月28日(金) 18時44分
いまでている講談社の漫画雑誌「イブニング」に
同誌で『zookeeper』を連載していた青木幸子が
マンガエッセイ『うろうろゆらゆら』を掲載している。

じつは『zookeeper』はストーリー的にはなかなか面白いんだけど
絵柄がなぁ。。。とおもっていた(青木サンごめんなさい)。

で、この『うろうろゆらゆら』、


すみません、ツボにはまりました。
この絵柄、とてつもなく好きです。
とりあえず、雑誌から切り出してファイルします。
これが連載されているという『zookeeper』全9巻
それだけのために買っちゃいそうです(青木サンごめんなさい)。
つうか、「皆様の応援次第で続く?!」って
応援しますって!!
ああ、早く単行本が欲しい!

と、ひとり炎上中。萌えてます。

Galicia とは?

2009年08月27日(木) 19時41分
9月にスペインの、
ポルトガルに近い Vigo という海辺の街で学会があり、参加予定。
その中日にエクスカーションがあり、
近くの島に渡って遊ぶことになっている。
当然、サンプリングである。

スペイン大西洋岸 Galicia 地方は模式種の宝庫、
ここぞとばかり、サンプリングを決めてやろうと思っているのだが、
そのために情報収集、
とおもって、スペインの貝の図鑑を探してみると、
これが、意外なことにない!

スペインは、立派な貝類学会があり、Iberus という学術雑誌も出版している。
のに、まともな図鑑がない!
あちこち当たってみたものの、なかなかぶつからない。
そんななか、唯一もっていたのが、はや十数年前、
おなじ Vigo で開催された Unitas Malacologicas という
国際軟体動物学会に参加したおりに
書店で購入したのがこれ。


表紙の写真が「裏焼き」になっている、とほほ。
まあ、大西洋岸、地中海とも、
フランス、イタリアがガンガン原色図鑑を出してるし、
ほとんど種類は一緒な訳で、
フランス、イタリア、スペイン語もほとんど一緒な訳で、
まあ、高い費用を払って自国で出さなくても、
てのもあるのだろうが、
ここは一発そろそろがんばってほしいもの。
とりあえず Vigo にいったら、街の本屋は総ざらいしなければね。

しかし、いやー楽しい学会でした。
などと、十数年前の Vigo の街を思いだしながら、作戦計画中。
つうか、早く発表のポスターつくらねば。

雷の季節の終わり とは?

2009年08月26日(水) 19時17分
この記事を書いている今、
そとでは、夏の終わりの雷が鳴っている。
今年はそういえば、東京は雷雨も比較的少なかったような気がする。
そんな季節もそろそろ終わりになる。
しばらく前に読んだ本を想い出した。
ブログに載せようと思ってすっかり忘れていた。


小さな、閉じた世界の物語である。
そこは、世界の「盲腸」のような場所。
その下界との接点に惑う、戸惑う主人公の少年が、
閉鎖された社会の矛盾に対してとる行動は。

物悲しい思春期の物語。
「夜市」もそうだったが、切なさがしみじみと染み入る
夜の物語。

報酬 とは?

2009年08月25日(火) 19時46分
もう夏もあと僅か、今朝は秋風が吹きはじめたようです。
日曜に見た映画を。


原作は真保裕一なのでしっかりしているんだが、
キャスティングを見ると、何となくストーリーが読めてしまったり。
ところで、報酬って??

織田裕二はなかなかハードで男っぽい役を旨く演じていて、
やっぱり「青島」?という懸念はない。
というか、織田裕二というと深夜のテレビドラマのはしり、
「邪魔してゴメン!」(1989年、TBS)で
北見敏之、笹野高史、山崎大輔、前川麻子といった
なかなかのくせ者ぞろいのキャスティングのなか
元おニャン子の新田恵理と奮闘していたのが印象に強いのだが。
ひゃー、20年前だ。

全編イタリアロケというのもなかなかに贅沢。
背景がいいだけでストーリーの印象もだいぶ違う。

キャスティングでは、平田満がなんだか渋いというか、


相変わらず、ストレスフルで切れ気味の戸田恵梨香が絶妙にかわいい。

土日と連日で CL に通ってしまった。
Longmorn Celtic label cubic decanta '65 43yr GM 42.2%
Clynerish '82 27yr Perfect Dram 53.9%
Glenfarclass '70 39yr Perfect Dram 54.4%
なんてのが好印象。

Archive の目的とは?

2009年08月25日(火) 17時27分

このところ、国会図書館での蔵書の
デジタルアーカイブについてのニュースが賑やか。
日経をはじめあちらこちらで取り上げられている。
今日もちょっと ndl の近代デジタルアーカイブを覗いてみると、
ちょうど、明治・大正期の書籍が 6800タイトルほど追加されたとあった。

このアーカイバル作業の目的は何なのだろう?
db を見てみると、相変わらずのモノクロの荒い画像が表示される。

もし、デジタル化が資料の保全に目的があるとするならば、
保存データはそれなりの高画質を tiff なりの形で保存すべき。
公開ということであればともかく、
普及の悪い jpeg2000 という選択はどうなんだろう。

また、よく、google は公開のみを目的として、
資料の保全、保存に留意されていないとの批判を
(この批判には資料本体の保存への留意という意味合いが大きいが)
受けているが、
その点、この仕様は研究者など high-end user の利用に
デジタル情報のみとして十分に耐えうるものとなっているのであろうか。

それでは、一般への公開が目的?とするのであれば?
現在の jpeg/jpeg2000 「単票」形式での公開は、
ユーザーの利便性を無視しているように感じられる。
もちろん、複写に関する問題点はわかるのであるが、
ニュースでいわれているような
pay per view による“快適な”
「絶版図書のオンラインでの読書」
は、きわめてきびしいといわざるを得ない。
プラットフォームになるソフトウェアをどうするつもりなのだろう。

また、前にも書いたが、二階調化されたデータがメインなので
画像などのトーンのあるものは閲覧困難である。

とにかく、現時点での外部から見た ndl デジタルアーカイブの方向性は
税金の無駄遣い、とまではいわないが、
きわめてユーザーを無視した形となっている。
ここら辺の展望をどこかで教えてほしい。

本日は誰かさんのお誕生日でこんなものを。

いにしえの絵ハガキ って? -2

2009年08月24日(月) 21時08分
絵はがきネタをもうひとつ。


日本貝類学会発行の絵葉書であるからして
当時の選りすぐりの珍貝を印刷したものだったと思われる。

アメリカの古書店から買った『山口県産貝類目録』(1956)の
見返しの間に挟まっていた。
包みには
どこにも発行年等の記述がないので詳細がわからない。

包みに "Edited by I Taki" とある。
目録の発行された当時の貝類学会長は「瀧巌」先生で、
科博には「瀧庸」先生がいた。
おそらく標本へのアクセスを考えると後者が編者と思われる。

そこらへんを頼りに Venus のバックナンバーをチェックすると、
20巻2号 (1958) の「大会日程の予定」という記事に
科博で行われた「世界貝類展」ほかの日程と共に
記念出版物として
「珍しい貝類の絵葉書、8枚一組、50円、2集までできている」
とある。

この年は、学会創立30周年だったようで、その記念出版物だったようだ。
この年、アメリカでは日本の貝にゆかりの深い Pilsbry が亡くなっている。
記念大会の会告には「会員各位の秘蔵標本の出品を希望」などと書かれている。
和やかな時代だったのがうかがわれる。

おもしろいのは、3号 (1859) の裏表紙、紹介というところに
「テラマチオキナエビスガイ(桜井欽一氏所蔵標本)の石膏模型、白色、1個1,500円」
というのがある。
いまでは、普通種に成り下がってしまった貝だが、
当時はかなりの『珍しい貝類』だったことを窺わせる。
今だったら、この石膏模型の方が相当に珍品。

さて、掲載種だが
第1集には
オトメダカラ・リュウグウボタル、シャクシガイ・ユメハマグリの一種(タスマニア産)、ニシキヒタチオビ・サツマツブリ・ショクコウラ、エゾキンチャク・ミノガイ、ホネガイ、ショウジョウガイ、ウグイスガイ、リュウキュウアオイ
第2集には
オオイトカケ、チマキボラ、イトグルマ、マツカワガイ、アンボンクロザメ、リンボウガイ・クマサカガイ、ミズスイ・アラオニムシロ、ヒガイ・ハシナガソデガイ・ハマユウ
が選定されている。



オトメダカラなど、現在でも珍品のものもあるが、
多くは「土佐揚がり」など、トロールで採集される、やや深めの、奇抜な形の貝類が選ばれている。
現在の貝類標本マーケットから見るとほとんどは普通種だが、
当時の蒐集の様子をうかがわせる、
半世紀前の、なかなかにレトロで、趣きのある絵葉書です。
2009年08月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
最新コメント
アイコン画像みなせあやこ猫と保護子猫たち
» 銀座の?猫 って? (2015年03月10日)
アイコン画像猫好きキャット
» 銀座の?猫 って? (2015年02月11日)
アイコン画像いそちん
» 迎春 (2015年01月02日)
アイコン画像みなせあやこ猫〔みゅん〕と保護子猫たち
» 銀座の?猫 って? (2014年01月12日)
アイコン画像untikusai
» 115 って? (2012年04月25日)
アイコン画像untikusai
» 熟成感 って? (2012年04月02日)
アイコン画像untikusai
» explore, expand, eplode とは? (2012年03月13日)
アイコン画像untikusai
» レトロ って? (2012年03月09日)
アイコン画像untikusai
» 探検 と 冒険 って? (2012年03月07日)
アイコン画像いそちん
» 記憶が、って? (2012年02月12日)