Poe の best seller とは?

February 28 [Sat], 2009, 18:15
Edgar Allan Poe (1809-1849) は云わずとしれたイギリスの幻想詩人であり、探偵小説の創始者である。

Grey literature とは?

February 26 [Thu], 2009, 20:35
先日、夜中に慌てて頼んだ本3冊がアメリカから届いた。
最近アメリカからの便は priority mail にされることが多く、
速いのはいいが、時として送料が本より高くなることがあるので困る。

さて、目的の Brandt の論文はやはり gray literature 灰色文献だった。

陸軍研究事務所極東事務所 ARO-FE: Army Research Office - Far East の報告書。
アメリカはかつて(いまでも?)軍事衛生上の目的から、
寄生虫の中間宿主となる淡水性巻貝類の研究を活発に行っていた。
そのプロジェクト報告書であったよう。

はてなキーワードによれば、「灰色文献」とは、

非売品の図書・雑誌。官公庁の実務マニュアルや報告書など,社会科学的価値を有するものを指すことが多い。秘密ではないが金銭を出しても入手できない文献をさす。gray literatureの訳語。インターネットの普及により重要性は低下したが,それでも重要な資料群といえる。(はてなキーワードより)

となっている。確かにタイプ原稿の片面謄写印刷、写真なしで、
基本的に外部に公開する目的の文書ではなく、まさに「灰色文献」。
そんな中に、新種記載を載せられても。。。。とおもっていたら、
あ、やっぱり、Archiv fur Molluskenkunde で論文化されてる Brandt (1974) の元原稿なのね、
論文持ってたし(涙)

1割引特典はどうなったのか、invoice が入っていなかったので、未だ不明。

Malacologia del Mar Rosso

February 25 [Wed], 2009, 18:09
ここのところ軟体動物関連としてはやや停滞気味だった BHL、
久しぶりの up は
 Issel (1869) Malacologia del Mar Rosso : ricerche zoologiche e paleontologiche
である。
 
Mar Rosso, Rothen Meer, Mer Rouge, Red Sea,  紅海のことである。
紅海はアラビア半島とアフリカ大陸のあいだの細長い海。
両端が海峡で狭められ、高塩分で、固有性の高い生物相を持つことが知られている。
近代自然史学においては、高い興味を持たれた海域の1つ、
ヨーロッパの列強諸国によって多くの調査が行われてきた。
これは、イタリア人研究者 Issel の手によるその中の1つ。
浅海性小型種、微小種の新種記載が結構含まれている。

その貝類相は真反対、インド西太平洋の東の外れにすむ我々にも無関係ではなく、
紅海に関する文献には注意を払って収集してきたつもり。
Tapparone-Canefri を探しまわり、
Sturany の 'Pola' 探検報告書を購入し、
例によって、この Issel もがんばって買ったのだが、
買って数年で。。。ありがたいことである。
この際その勢いで、ゼロックス版をオーダーしようか悩んでいた
Tapparone-Canefri など、小物を少々、お願い up して!

昨日は研究室で院生と湯豆腐をつつきつつ、山形は「鯉川」純米酒など
いやされます、うまい純米酒。

Maniac とは?

February 23 [Mon], 2009, 20:56
また、とんでもなくマニアックな本が出版された。

タカラガイ―生きている海の宝石 日本と世界のタカラガイ207種
(ネイチャーウォッチングガイドブック)
ネイチャーウォッチング研究会 (編)
240ページ 誠文堂新光社 (2009/01) ¥3400+税

全世界のタカラガイを網羅した図鑑である。
タカラガイ・コレクターはちっともマニアックではない。
貝のコレクターとしてはきわめて王道である。
美しい光沢と、鮮やかな色彩、模様は多くの人を魅了しており
コレクションにまつわる多くの逸話も残っており、
価格も高価なものが多数ある。
リュウグウダカラ Cypraea fultoni などはかつては100万で取引された、などという逸話もある。

しかし、何がマニアックって、そんな図鑑が日本語で出版されていること。
英語のすばらしいモノグラフは現在まで何冊も刊行されており、
それは英語圏全体を市場としているから可能なことと思っていた。
全文日本語のタカラガイ図鑑。
内容的には多少のコラムなども交えつつ、最新の情報に基づき分類の解説をしている。
従って、少々分け過ぎのきらいもあるが。

先行する池田・淤見「タカラガイ・ブック―日本のタカラガイ図鑑」の
AMAZON.CO.JP での rating は147,153位。
これを高いと見るか低いと見るか。
さて、さらにマニアックな世界タカラガイ図鑑の売れ行きは如何に。
誠文堂新光社さん、いい度胸です。

Bela Haller とは?

February 22 [Sun], 2009, 19:31
この数年、ずっと探し続けている論文たちがある。

ドイツ人の軟体動物学者にして解剖学者、Bela Haller の論文である。
Neotaenioglossa などという、近年見直された分類単位を
詳細な解剖に基づき100年以上前に提唱している研究者である。

この時代のドイツでは、“Leipzig派”と呼ばれる学派が、
実にすばらしい解剖学関連の論文を多く出版しており、
Haller もその中の一人と思われるが、その解剖学関係の論文は、
まさにドイツ人!という感じで、実にしっかりと、堅い仕事をしており、
その上、時代的に論文に掲載されている石版刷りの図版が実に見事である。

そのろんぶんを、純粋に仕事上の事情でどうしても見たくて
探しまくったあげくに、付き合いのある海外の古書店に回状をまわしたほどである.
いや、国内にない訳ではない。
掲載誌はどうやら東大理学部にあるようなのだが、カラー図版がある上に、
ほとんどの論文が100ページを越える大作で、
コスト的にも、ちょっとコピーを依頼しにくかった。

最近判明したのだが、掲載誌 Morphologische Jahrbucher は
Google Books にアップされていた。
ところが、これが図版のスキャンが悪い上に、DLできない!
BHL経由でFlipbookでは見ることができるのであるが、プリントできないときている。
頭の痛いことである。

と思っていたら、BHL に
Studien über Docoglosse und Rhipidoglosse Prosobranchier : nebst Bemerkungen über die phyletischen Beziehungen der Mollusken untereinander (1894)
がいつの間にかあがっていた。
原始的な巻貝類の解剖論文、見ほれるほどの見事な解剖図つき。

               カサガイ類の循環器系解剖図、繊細で実に見事!

ああ、スミソニアン様、関連論文、早く pdf化してアップして下さい。
お仕事的には。

でもやっぱり実物が。

昨日はCLで, halfづつ
Springbank 1969 cask Signatory
Bruichladdich 1989 cask for Italy "Penny Black"
Highland Park official 19yr 紙ラベル ca. middle '80s
Mortlach 1962 G. & M.
Glenlivet official 21yr
Knockando official 1968 for Ìtaly
どれもうまいが、spicy なノッカンドゥはいい出来。リベットの優しさも気持ちがいい。
こんなものばかりのんでちゃいかんなぁ。

イパレットって?

February 21 [Sat], 2009, 15:56
東京海洋大図書館の HP、電子化資料コレクションに
Philippi, R. A. (1845-1851) Abbildungen und Beschreibungen neuer oder wenig gefannter Conchylien. 3vols,
が追加された。(リンク
これ、以前のブログにも書いたように BHL にもすでにアップ済みの文献ではあるが、
海洋大の図書館のシステムは
iPallet イパレット(Image, Information and Intelligent Pal-let)
という閲覧システムを利用していて、図版がかなり自由に拡大してみることができるのがメリット。
実物よりも拡大が可能である。

on 20'' display

じつは、収録された3巻セットは、プレートが数葉欠落しているのだが、
それを補って足る便利なシステムだと思っている。

なんで、欠葉のあるものなんか、
と云われるかもしれないが、この本の所有者(って誰?)にとってみたら、
その当時は(いまでも?!)精一杯の買い物だった。
現在、このモノグラフの完本が某古書店にでているが、だいたい100万、
このセットを買った時点でも、実は完本もカタログの隣に載っていたのだが、
そちらは fl 9000、こちらは fl 2500と、まあ 1/4。(fl: フローリン、かつてのオランダ通貨)
それでも x ¥80- であるから、結構な買い物だったんである。
こういった、多少、「難あり」でも、地道に集めなければ貧乏人にはコレクションが築けない。
と、じっと我慢の日々である。

ところがある日、ふと検索していたら、このセットがヒットした。
それも、完本で12万ほど!
眼を疑って、チェックだけしながら、さすがに悩んだ。
数日後、再び検索したら、あっさり消えていた。
誰かがまんまとせしめたか、本屋があわててひっこめたか。
いずれにしろ、やはり即決が大切ということ、って、すでにもっていながらまだ買おうとしていたのか。。。。

そこが病である。

10% reduce ですと?!

February 16 [Mon], 2009, 20:57
タイミングというのはやっぱりある。
昨日の夜中、久しぶりにつらつらと Advance Book Exchange のなかの reserve list をチェックしていた。

e-book とは?

February 15 [Sun], 2009, 20:37
中国の本屋から本が3冊とどいた。
正確には、1冊と CD 一枚。

Terebridae of the Japanese Empire

February 13 [Fri], 2009, 20:20

Hirase,Y. (1917) Terebridae of the Japanese Empire.
があがっている。

日本人には著名な、平瀬與一郎の「日本産笋貝類圖説」である。
アップされているpdfの精度がいいので、図版もかなり拡大してみることもでき、
所有していない人間にとってはありがたいことである。

実物は現在、某古書店で、25,200円。まあ、良心的なお値段か。
とはいえ、買うのにはちょっと躊躇する額である。
まあ、ぼくの手元には、研究室所蔵の実物があったりするのだが。(あ、イヤミ)

しかし、M.R.Gaints の序文をのぞき、学名以外は全文、「日本語」である。
よくもまあ、スキャンしてくれたものである。

日本人の手による貝類関係の著作は知る限りではいまのところ、
BHLではほかに見かけず、Google Books の
岩川友太郎「帝室博物館標本目録」くらいだろうか。
まあ、あっちには和物としては東大理学部の紀要の始めのところが収録されていたりするのだが。

とにかく、重要な論文は言語に関係なくあげるというInternet Archives の姿勢は
ほんと、ありがたいことである。
こうなれば、ぜひぜひ、黒田先生の目録類、
いやいや、平瀬の「介類雑誌」全巻をあげてくれないものだろうか。
スミソニアンには所蔵されてるはず。きっと Woods Hole にだって。

TEXTの価値とは? - 2

February 12 [Thu], 2009, 17:16
オランダの古書店Antiquariaat Junk からカタログが届いた。
創業110年とのことで、気合いの入ったカタログである。
フルカラー、239ページを費やして、僅かに260点の本をリストしている。
何とも贅沢なカタログ。
最も高価な古書は

Gallesio, G., 1817-1839. Pomona Itliana ossia trattato degli Alberi Fruttiferi. 2vols.
 Antiquariaat Junk HPより

イタリアの果物図鑑。160葉のスティップル、アクアチント、筋彫りといった銅版画技術の粋を集めたフォリオサイズの彩色図版つき。お値段はなんと、たっったの EURO195.000-!!!!!
はぁ、円換算するのが嫌になる。。。。
100万円以上の書籍がざらなカタログを、ため息付きながら眺めていると、

ありゃ!

Jatta, G. I., 1896. Cephalopodi viventi nel Golfo di Napoli.

そう、以前アトラスだけ買って、テキストは何処!と嘆いていたナポリ湾のイカタコ図鑑が!
それもお値ごろ、EURO 750-
どうしよう、って、XEROXやらmicrofichでテキスト持ってるんだろう!
図版2冊集めてどうしようってんだ!
といわれてもそこで悩むのが書痴、bibliiophiliaのゆえん.

昨日は地元のA Bar で。50年代Mortlachとかとか。
地元で飲むと、終電ないので危険です。
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