スクラップ って?

May 14 [Tue], 2019, 19:33

工芸館の帰り道、近美を通りがかると、
なんと、この日は常設展が入場無料。
ちょっとだけ時間があるので、覗いてみようと。

modern art なので
なかなか難しい。
有本利夫くらいだと、いいんだが、
さっと見て、別のホールに行くと、小企画展が。



展覧会のタイトル、
『 イメージ・コレクター 杉浦非水展 』

"日本のグラフィックデザインの創成期に、重要な役割を果たした図案家の杉浦非水。当館ではご遺族から一括寄贈された非水のポスター、絵はがき、原画など700点以上を収蔵しています。本展では三越のためのポスターや、数多く手がけた表紙デザインの仕事、原画やスケッチなど、19年ぶりに当館の非水コレクションを一堂に展示します。

さらに今回は、非水が手元に残した海外の雑誌やスクラップブック、16mmフィルムなど、貴重な旧蔵資料も初公開します。図案の創作にいたるまでの「イメージの収集家」としての側面に焦点をあて、杉浦非水の活動を改めて紹介します。"

と近美のHPにある通り、
本人のグラフィックデザイン作品以外に、
スクラップブック、写生帳、写真など、多様な展示、
雑誌などからのタイポグラフィーのスクラップまである。
scart gallery 宮本さん曰く

「 いまどき pinterest ワンクリックで数百集められるものを、
この時代にスクラップして集めるこの努力量はすごい! 」

まさに至言。

そのコレクターぶりがうかがえる展示になっていて、
個人的い面白いと思ったのは写生帳。
精密な植物がなどもあるが
昆虫の細密画の脇に、蜂やトンボの、切り取った翅、
サザエのスケッチの脇に脇に着生していた紅藻のさく葉が
貼り付けられているのには、ちょっと感銘を受けた。

杉浦非水は日本のグラフィックデザインの黎明期より活動し、
商業美術の先駆けであり
現代日本のグラフィックデザインの礎を築いた人物の一人である。
多くの雑誌の表紙デザインなどを手掛けているが、
その中には科学系の雑誌なども含まれていて、
生物がモチーフとして使われているものが多い。
アールヌーボー風のデザインで描かれたフクロウナギのデザインなど、
1930年代のものとは思えないカッコいい意匠になっている。

ふらっと覗きに行って、思わぬ眼福、
楽しかった。
 

ジョイント とは?

May 13 [Mon], 2019, 19:00



連休後半、
ご案内をいただいてた企画展を見に、
竹橋まで。



科学技術館にくるのは初めて。
話はいろいろ伺っていたが、
企業との連携をメインにした展示には色々驚かされる。



個企業に偏るわけにはいかないので、業界連合会などとの連携になるんだが、
うーん、これもなかなかバランス、というか、その結果が難しい。
館の運営には企業との連携は大変ありがたいのだが、
館全体の統一性を考えると、なかなか厄介。
企業のPRと、館としての統一感、って、そりゃ、難しすぎる。
色々散漫なかたちになり気味。

基本、子供に実際に科学に接してもらう、ということで、
公開実験などもあるが、



なんといっても、子供にとっては触れる展示、が大うけ。



基本力学、だったり、光学だったりなんだが、
まあ、難しいことはおいておいて、
滑車回し、ロープ引っ張り、
こどもの日だっただけに、おおはしゃぎ。
まずは、興味を持ってもらう、という、イニシャルな部分で
理科離れ対策、それも良いかなと。

海の展示は、
常々思っていることではあるんだが、
やっぱり博物館に海そのものを持ち込むことはできない、
という高いハードルがあり、
どうしても、説明臭い、字面の展示になってしまうのは逃れられないところ。



そんな中で、いろいろ工夫をしつつ、ガンバっている。
勉強になりました。


つれが、近代美術館の工芸館に行きたい、と。
敷地にある彫刻が見たい、と。
お気に入りなんだとか。
企画展は、備前焼なんだが、時間も迫っているので微妙。
早足で進む。

お堀端を行くと、なんだか人だかりが。



ここ、乾門。今話題の、
と思っていたら、皇居から車列が。



後でニュース見たら、これ、上皇さまの退任後、初の外出だったらしい。
なんだか、もりあがってます。



工芸館へ。
ココ、旧近衛師団司令部庁舎を保存したものらしい。
いかにも趣のある建物。
今日は入館はせず、彫刻を。さて。



からみ合った柱

なんでも、工芸館、数年後に石川県に移転との話があるらしい。
この後、建物はどうなるんだろう。
 

 

たかいとこから とは?

May 05 [Sun], 2019, 19:39

令和元日、
ぶらりと、



こんなのを。

古窯、
それも大きいものがメイン、
うーん、出光さん、持ってます。

猿投の壷が
ぽってりとしたいちじくのようなフォルムで
かっこいい。

割と冬鋳物がメインなので、なかなか渋いというか、難しい展示。

ふうと、見終わってお茶休憩。

高いところから見下ろしてすみません。


 

自然史系 とは?

February 06 [Wed], 2019, 19:26



自然史系博物館の
キュレーターのマニュアル?

目次を見ると

1 Moving toward the Life of a Curator
2 Beginning a Curatorial Career
3 Staking Out a Field Site in Wyoming
4 Mexico and the Hotel NSF
5 Radioactive Rayfins, the Fish Rodeo, and Developing a Global Research Program
6 A Dino Named SUE
7 Adventures of My Curatorial Colleagues from the Field
8 The Spirit of K-P Schmidt and the Hazards of Herpetology
9 Executive Management
10 Exhibition and the Hall of Gems
11 Grave Concerns
12 Hunting—and Conserving—Lions
13 Saving the Planet’s Ecosystems
14 Where Do We Go from Here?

どうも、マニュアルではないよいう?
著者の自伝的な、キャリア自慢?
きになる、とりあえず、
amazon をぽちっと。
 

暴走 と 迷走 って?

January 04 [Fri], 2019, 19:05



スミソニアン博物館・国立動物園など閉鎖、イベントも全てキャンセルへ
ハフポスト日本版 2019年01月03日 14時25分 JST

アメリカ・ワシントンDCのスミソニアン博物館とスミソニアン国立動物園は、現地時間の1月2日、一時的に閉鎖するとの発表をした。観光客らに混乱が広がっている。

背景には、アメリカの連邦政府予算案が可決されず、予算が失効した問題がある。メキシコとの間に建設する壁の費用50億ドルを予算に盛り込むかどうかをめぐって、与野党が対立しているからだ。

[ https://www.huffingtonpost.jp/2019/01/02/smithsonian-museums_a_23632383/?ncid=tweetlnkjphpmg00000001 ]

あの国の大統領は何がしたいのだろう?
いったい誰のための政治を目指しているんだろう?

国境に築かれた 「 壁 」 は何をもたらすのだろう?

貧しいドイツ系移民のルーツを持つこの男は
どこを見て、壁を築こうとしているんだろう?
誰を何から、いや、何を誰から壁によって守ろうというんだろう?
この大統領にとって、国民とは誰なんだろう?

いや、某国に限った話ではない。
この国の政治家は何を目指しているんだろうか?
国民は置き去りにされていないだろうか?

何だか年明け早々から不穏なニュース。
嫌な感じ。
 

えびす顔 って?

November 03 [Sat], 2018, 19:44


週末、例によってしんどい仕事をこなして、
池袋へ。



西口のライオンでほっと一息、昼飯を。

scart gallery の宮本さんから
池袋の芸術劇場で東京芸術祭が開かれていて、
劇場前で面白いプレイがおこなわれていると聞いて、ちょっと覗きに。
[ http://tokyo-festival.jp/2018/ ]



劇場前の広場でおこなわれる2人の役者のプレイ

バック・トゥ・バック・シアター
『 スモール・メタル・オブジェクツ 』

「 東京芸術祭2018 」 のメイン・プログラムの一つと。

広場に客席が組み上げれられて、
客石から広場をみんな観ている、ヘッドホンして。



さて、どう始まるかと観ているとなかなか始まらない、と、振り向くと



二人の男性が対峙して、それが、客席から



こんな距離。。。
通行人やら自転車やらが脇を通り過ぎるまっただ中からのスタート。
うわぁ、このシチュエーションはすごい。

劇場前にこんな告知、



うわあ、大道芸が、
それも、あの、カノウマミさんが。。。

加納さんはパントマイマーで、
中島みゆきやら、五輪真弓やらの曲をつかって、
爆笑のプレイを見せてくれる、これは。

もうひとつ用事があって、それをこなして再び池袋へ。

すでに人が集まっていて、覗くと



セクシーDaVinci さんが。
いや、笑えるというか、もう独特の世界。
大道芸に詳しい、というか、その仕事をやっていた連れに聞くと、
この芸でもう10年と。
まあ、それはそれで、すごいです。

さて、つぎはいよいよ加納真美さん。
初・生カノウマミである。

YouTube なんかではすでに結構見ていたが、
ライブの迫力、というか、圧力はすごい。



期待した 『 仮面舞踏会 』 はなかったが、
恋人よ(五輪)、わかれうた(中島)、ときて、
〆は 『 Fに捧ぐ 』。
内容はとてもかけません、検索してみてください。
いや、もう、腹抱えて笑えます。
子供には見せてはいけません、ねた的に。
いやー、生カノウマミ、すごいです。
おかげで、重かった憂さが少し晴れました。
また見に行かなきゃ。


 

おもいだす とは?

October 16 [Tue], 2018, 19:24


築地が閉場、
早くも明日から取り壊しが始まるとか。

なんとなく淋しい思いで一杯で、すっかり忘れていたが、
築地には博物館がある。

築地市場おさかな普及センター資料館

水産物市場改善協会が管理運営してきた博物館/資料館である。

かつては元日本魚類学会会長、阿部宗明先生が館長を務め、
築地の輸入魚、不明魚などを受けて、同定、和名を命名などしてきていた。
昔は知り合いの方が努めていたりしたのだが、
とんとご無沙汰していた。

さて移転はどうなるんだろう、と、検索をかけるも、
どこにもヒットしてこない。

日本おさかなマイスター協会は豊洲に移転とあるんだが
[ http://www.osakana-center.com/meister/top.html ]

さて、博物館、というか、資料はどうなっているんだろう?
いろいろ探ってみると、もう、博物館としての機能はないのか?
おさかなマイスター協会への窓口的な業務が主なのか?
なんとなくちょっと淋しいような。

ちなみに築地の対岸、豊海には
豊海おさかなミュージアム
http://www.suisan-shinkou.or.jp/museum/index.html
があり、海や魚、水産物に関する情報発信の場として、
一般財団法人東京水産振興会が開設したとあるが、
こちらはやはり食がメイン。
 

焼失 って?

September 04 [Tue], 2018, 19:15



ブラジル 国立博物館がほぼ全焼 収蔵品の多くを焼失

2018年9月3日 11時37分

ブラジルのリオデジャネイロにある国立博物館で2日、火事があり、200年の歴史ある建物がほぼ全焼し、2000万点以上あった収蔵品の多くが失われました。

[ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180903/k10011605571000.html ]

ブラジルの国立博物館の焼失である。
[ http://www.museunacional.ufrj.br/dir/exposicoes/index.html ]

いわば、上野のお山がいっぺんに火災にあったようなもの。
考えるだけに恐ろしい。
施設の老朽化が原因の1つといわれており、
200年にわたって収集された
生物、古生物、人類、民族、考古学にわたる膨大な資料が
灰燼と化した。
考古資料だけで10万点以上、うち、ブラジルの考古資料が9万点、
大損失である。

軟体動物については
Pimenta, Alexandre Dias (2016)によると、

Currently (July, 2016), there are 671 type lots for 347 names,
including 132 holotypes and
one neotype. A revision of the type material of species
described until 2013 was published by
Pimenta et al. (2014).

representing 247 Gastropoda taxa, 30 Bivalvia taxa,
3 Cephalopoda taxa and 5 Scaphopoda taxa.

とある。また、

Currently, 6,231 molluscan species are catalogued

Marine species lots are the most representative (~ 82.9%),
but material from terrestrial (~ 12,3%), and limnic (~4.8%)
environments are also deposited

THE MOLLUSCA COLLECTION OF THE MUSEU NACIONAL
/ UFRJ – HISTORICAL SYNTHESIS
[ https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=10&ved=2ahUKEwin0-zHi57dAhVN6LwKHf_4CAoQFjAJegQICRAC&url=http%3A%2F%2Fwww.labomar.ufc.br%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F02%2Facm-2016-49-suplemento-09.pdf&usg=AOvVaw23NUJSMvv6oyMniP8mr2Zs ]

こちらの思っていた土地柄とことなり、
海産種がコレクションの中心だったようで、
これが失われたことは残念な限りである。

リオにはもう1つまとまったコレクションがあり

CLÉO DILNEI DE CASTRO OLIVEIRA, ALEXANDRE DIAS PIMENTA,
RAQUEL MEDEIROS ANDRADE FIGUEIRA & RICARDO SILVA ABSALÃO (2018)
Critical review of type specimens deposited in the Malacological
collection of the biological institute/Ufrj, Rio de Janeiro, Brazil.
Zootaxa 4415 (1): 091–117.

が編まれている。

The Federal University of Rio de Janeiro (UFRJ) held two
malacological collections, one at the Museu Nacional/UFRJ
(see Pimenta et al. (2014) for details on type specimens,
and Pimenta (2016) for a historical account) and another at
the Biological Institute/UFRJ. The latter presents a large
account of Brazilian deep-sea mollusks, with about 21,000 lots.
There is yet material to be catalogued, which will add ca. 7,000
lots to the collection. The majority of the specimens came from
the southeastern region of Brazil, which makes this the most
representative collection of the deep-sea malacological fauna of
this zone for the Atlantic Ocean.

これは博物館とは別扱いということか、であれば幸い、
こちらの方の恒久的な保全が望まれます。
 

用・不用の美 とは?

August 27 [Mon], 2018, 19:40



河井寛次郎展にいってきました。

時系列に伴った展示、

1陶工として、海外の焼き物に学び、
写して、かつ自分を探る初期、

柳宗悦、楠本憲吉らと知り合い、
バーナード・リーチと知り合い、
民藝運動としての、『 用の美 』 を目指した壮年期、

そして、
用の美から、造形の美、
唯一無二の河井寛次郎を確立した、晩年、

木彫、金工、墨絵、と多様な世界、

実にうまくレイアウトされた展示は見応えがあり
かなり楽しめました。

展示の最後には、
寛次郎旧蔵の品々、書籍、
そして、人と繋がりのわかる写真のパネル展示、
うん、満足。

富本憲吉にしろ、濱田庄司にしろ、
あくまでも、実用の中にどう美を映すか
という点ではかなり厳密であったと思うが、
そんなものすっ飛ばして、陶芸の美、という現代的な美意識を示した作家、
すごいです。



尽くす って?

August 23 [Thu], 2018, 19:29



行ってきました。
子供連れなんでゆっくり見られなかったのが残念ですが、



会場にはいると、いきなり、オキナエビス、



って、アケボノがある。殻口バキバキだけど。
これは、中央博本館の標本らしいが。
数点、中央博の標本があるものの、ほとんどが分館の標本とのこと。
学芸員のTさんの話によると、一番人気は、

ミジンワダチガイ

だそうな。(笑)

千葉の海の貝限定の展示、
というか、千葉の貝類相を総括する展示。



館山産のアッキガイ、ホネガイなんてのも展示されていて、興味深い。



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