「ぬくとまる」とは、鳥羽・伊勢・志摩の方言で「暖まる」ことを意味します。 直訳すればそれまでですが、「ぬくとまる」には、必ず「人」の「心」や「手」が加わっていると私たちは考えます。 と、言うことで、この鳥羽を観光していただくみなさんに、ハードだけでなく鳥羽の人の「ぬくたみ」(あたたかみ)をも感じてもらえるような情報を発信して いければと考えます。 ちなみに「ばりふりっと」は造語で、バリアを軽やかに飛び越える様子を言葉に表してみました。 街を歩いているときに立ち止まり、ホッとぬくとまる空間に気付いてもらうための日記です。 これらの情報は鳥羽駅前に事務所を構えるNPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが発信しています。
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ピクトグラム / 2012年05月25日(金)
こんにちは
NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。

みなさん ピクトグラムという言葉はご存知でしょうか?

表したい情報を、2色使いなどの単純なイラストで表現したもので、
我々が良く知るのは、トイレのマークや非常口のサイン。



また車いすマークもすっかりおなじみですね。



(※今回紹介するピクトグラムは
交通エコロジー・モビリティ財団が策定したものです。)


これは我々が共有で認識している情報でもあり、
一目でわかるという利点があります。

公共施設でトイレを探す時、
まずトイレのピクトグラムを探しますものね。

駐車場やエレベーターなども、今ではすっかり一般的です。




考えてみれば、駐車場=parking (パーキング)だと知らないお年よりも、
P印が駐車場と分かるとなれば、
これは知らず知らずのうち、我々国民が学習しているということになります。

しかし、今でも「コレ、何?」っていうものもありますが、
それも追々認識されていくのでしょう。

「自然保護」のピクトグラム 
※奈良の鹿公園限定ではありません(笑)


「広域避難場所」のピクトグラム
※落とし穴に落ちそうな人でもありません(笑)


また、時代ならではのピクトグラムもあり、
絵柄も、今後変わってく可能性がありますね。


「携帯電話使用禁止」ピクトグラム
携帯電話の変遷により、変わっていくかもしれませんね。

ピクトグラムは一目で見て分かるという利点もありますが、
見方によってはちょっと無粋に見えることも。。

なので、高級なホテルや公共施設などは、
あえて使わない場合もあるようで、
それはそれでOKだと思うのですよ。

しかしですねぇ、一番残念なのが、
そのつもりで作ったのに、
配慮が足りずにせっかくのピクトグラムが生かされていない場合。

設置場所や大きさも大切なポイントです。

今日はこっそり? 残念な事例をご紹介。

事例1 鳥羽市内の公共施設(平成23年4月オープン)
トイレのピクトグラム
色が黒なので、見難いですね。


また、適切な場所にないため、
現在手書きのもので対応してます。 


事例2 伊勢市内の公共施設(平成24年12月にオープン)
こちらもトイレのピクトグラム。

場所も悪いし、小さくて見難いしで、
現在は立て看板で対応。

車いすの人も、視覚障がい者も、掃除の人も邪魔じゃないかな?


事例3 上記と同じ施設


こちらはピクトグラムが小さすぎて(色も悪い)、少し離れると全く認識できず。


こちらも立て看板で対応しています。

嗚呼、もったいない!
せっかくの素敵な建物なのに、台無しですよね。
いずれも新しい施設なので、更にもったいない!!

・・・残念です。


事例2.3の施設では、廊下も近未来風で、おしゃれ。

でも、部屋の案内が全く見えず(壁に書いてあるが、その前まで行かないと見えず)
結局は立て看板で対応。


・・・何と申しますか・・・です。






 
Posted at 11:16/ この記事のURL
旅館バリアフリー調査とテーブルの下駄。 / 2012年05月23日(水)
こんにちは
NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。

昨日は車いすのスタッフと専門員(ボランティアスタッフ)らと、
伊勢市駅前の「日の出旅館」 http://www.hinoderyokan.jp/にバリアフリー調査に行ってきました。



こちらの旅館は、昨年度の「伊勢市バリアフリー観光向上事業」として、
旅館の一部をバリアフリーに改装していただきました。

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターによるアドバイスの様子


改装前後の写真

●玄関

  


●洗面所

  


●バブリックのトイレ

  


●客室

  


この事業にでは、バリアフリー工事費用の2分の1(補助金交付上限400万円)を
伊勢市から補助しますが、
日の出旅館については、上限を超した改装費用をかけ、
客室もバリアフリールームに全面改装しました。

また、改修については、宿ごとに今後増えるであろう客層のターゲットを絞って
集客につながるように、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターがあらゆる面でアドバイス&サポートをします。

バリアフリールームは元々は、バス・トイレ無しの客室でしたが、
(2部屋を1室に改装)
今回の改修により車いすトイレを完備。

しかし、浴室までは設置するスペースと予算が無かったので、
最新シャワーブースを備え対応。

※全身シャワーを浴びる事で、体が温まり、
浴槽に入れない障がい者でも、充分な温浴効果が得られます! 

客層ターゲットは、高齢のため身体の不自由になった高齢者など。
あえてベッドルームは作らず、
車いすからでも移乗しやすい高さ40センチの小上り(和室)を設置。


手すりも角の部分を使って2箇所あり、
右半身付随、左半身不随の方、両方に対応できるようになっています。




この改修を行った事により、
日の出旅館さんは、老舗旅館の趣はそのままに、
モダンで明るい宿へと生まれ変わりました!


こんなに目に見えた形でバリアフリー化が進むと、
ホント、嬉しくなります。

それにより、バリアフリールームをご利用されるお客様からはもちろん、
一般の宿泊客からの反応も上々。

正に「お宿に息吹が吹き込まれた!」という感じです。

小さくてかわいい(失礼。。)の現役女将も、益々お元気で、
忙しく立ち働いていますよ〜。


また、若い支配人もやる気満々で、
センスとおもてなしの心で、日々少しずつバージョンUPしています。

センスの良い小物で飾られた、デスク&洗面コーナー

客室とダイニング専用和室には
高級感のあるテーブルが配置されていますが、
部屋の空間を損ねないよう、若干テーブルが低め。(テーブル下58p)
そのままだと、車いすのまま利用した場合、
膝がテーブルの下に入りません。


そこで、テーブルの足の部分にかませる『下駄』も準備。


それにより、テーブル下が63pとなり、
車いすでも楽に食事ができるようになっています。

こんな心配りも嬉しいですね!

こちらはJR伊勢市駅から徒歩3分と、絶好のロケーション。
外宮にも徒歩8分とほど近く、
観光にも便利な場所です。

その他にも伊勢志摩バリアフリーツアーセンターでは、
あらゆるタイプのバリアフリーのお宿をご紹介しています。

・和風旅館
・リゾートホテル
・温泉
・グルメ
・観光
・高級旅館からリーズナブルな宿まで
・旅行人数

などなど、あらゆるニーズに対応してご紹介しています。

また、予約の代行も行っており、
お客様のお身体の状態や、配慮してほしい事・リクエストなど事前に宿側にお知らせする
『旅のカルテ』システムもご利用いただけます。

相談・手配はすべて無料!
お気軽にお問合せ下さい。

NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター
〒517-0011 鳥羽市鳥羽1丁目2383−13 鳥羽一番街1F
TEL 0599-21-0550 FAX 0599-21-0585
URL http://www.barifuri.com E-MAIL iseshima@barifuri.com




一般の観光客の方でこんな看板を見てら、
日帰りのつもりでも、
ふらっと「泊まっていこっかな〜」なんて気持ちになるかも?ですね(笑)

 
Posted at 09:31/ この記事のURL
駅ボラ1日目  / 2012年05月03日(木)
こんにちは
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターです。

駅ボラ1日目、無事終了です!

今日はボランティアさんは我々スタッフも含めて15名で活動。

ボランティアさんは午前9時にセンターに集合し、
朝のミーティング。


そして、近鉄鳥羽駅構内の観光案内所前と、
1階のバス送迎乗り場の2つに分かれて活動しました。

それぞれのブースの様子



今日は地元大学の学生さん3名がボランティア。
内、2名は中国からの留学生です。

中国からの留学生さんは、新聞の取材を受けていましたが、
それぞれ「駅ボラは、楽しい!」と感想を述べていました。

その一言は、スタッフ側としても嬉しい一言です。

駅ボラブースでは、観光案内の他に、
ベビーカーや車いすの貸出も行いました。

5/3 
・車いす貸出件数 2件
・ベビー貸出件数 6件

新人ボランティアさんも、ベテランボランティアさんも、
みんな一生懸命に活動していただき、
沢山の観光客のお手伝いが出来たと思います。



明日、あさっての駅ボラもがんばりま〜す!


 
Posted at 16:33/ この記事のURL
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