有馬基さんのこと(その1)

2005年03月31日(木) 6時02分

有馬基(ありま もとい)さん のことは、今年の2月末、
できたばかりの有馬さんの2ndアルバム
「サヨナラ町マタアウヒ通り」を友人が送ってくれ、
そのアルバムを聴いて初めて知りました。

全11曲  ラポーレコード発行
アルバムを聴いて、有馬さんの唄の世界と
音楽に向かう姿勢に惹き付けられました。
そして
手作りジャケットの内側に書かれている
有馬さんの言葉を読んで、圧倒されました。

ちょっと長くなりますが、有馬さんが
ジャケットに書いた文章を、途中まで紹介します。
……………………………………………………………
    悲しみを喰らう人たちに捧ぐ

私は異常者ではないだろうか。そう思ったこともある。
ことに悲しいことには過敏に反応してしまう。
悲感を糧としてギターを握り、唄に吐き出す。
まるで健啖家の如く悲しみを食べては、食中毒者の如く
唄を嘔吐するのだ。
私の唄の土台は常にそうであった。
そうであったがゆえにその陰的要素を隠す必要があった。
舞台上、その繊細さを圧倒的な大胆さで覆い隠す
パフォーマンスが必要だったのだ。
しかしながら、アルバム、つまり唄とそれを包み込む
悲しさだけを配列する形式の音源にあっては、
そういった抵抗も全く意味がない。
私の唄の髄が何のためらいもなく顔を出してしまうであろう。
でもそれでいいのだ。
幾多の舞台を通じて私は悲しみを喰らって生きるたくさんの
人たちと出会うことができた。
私と同じ本性の人たちと。 
 ・・・(後略)・・・・
                   2005年2月   有馬基
………………………………………………………………


そして有馬さんのHPを読みました。
自分の音楽とのかかわり、音楽に対する思い、
音楽活動の報告などが、とても丁寧に書き込まれています。
半端な気持ちではなく、有馬さんが精魂を傾けて
音楽に取り組んでいる様子が、まざまざと伝わってきました。

音楽に詳しくない私にとっては、
有馬さんの唄がブルースというジャンルであることも、
ギターの弾き方がフィンガーピッキングであるということも、
初めて知ったような状態です。

ジャケットには、有馬基(1976-)と書いてあり、
年齢を計算すると、まだ20代のはず。
アルバムを聴いた唄の世界といい、歌声といい、
有馬さんが20代であることが、信じられませんでした。

みんなで声をそろえて歌うフォークソングが流行ったころより、
もう少し前のフォークの雰囲気に近い気がしました。
たくさんの人に知られてみんなで口ずさむ唄というより、
たとえ少ない人数でも、届いた人の心にはしっかり刻み込まれて、
自分と向き合いながらじっくり聞き込むというタイプの唄です。
40代以降で、若い頃からずっと音楽を続けている人に
似たような雰囲気の人を見かけることがあります。

HPには、3月いっぱいで音楽活動に区切りをつけ、
ずっと続けてきた旺盛なライブ活動を
いったん終わりにすることが書かれていました。
ぜひライブに出かけて、生で唄を聴きたいと思い、
3月21日の最終ライブに出かけてきました。

◆◆ライブの感想は【有馬基さんのこと(その2)】をお読みください◆◆

ライブ前の音合わせ左:FatBoy和田さん  中:有馬さん  右:いち@Guysさん
  • URL:https://yaplog.jp/banana-dayori/archive/268
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冷凍バナナ
>ビー助さん
ようこそいらっしゃいました。
有馬さんの近況については、東京での音楽仲間から聞いています。

私が有馬さんのライブを聴いたのは、たった1回だったのですが、
とにかく音楽にかける意気込みと情熱に圧倒された思いでした。
若さに似合わず、自分の歌の世界を確立している
すごい人だと思いました。

年を重ね、生活が変化していく中で、有馬さんの作る音楽が
どう変わっていくのか、あるいは変わらないのかも
聴いてみたいと思っています。

東京方面に歌いに来る機会があったら、ぜひ聴きに出かけてみたいと
思っています。
2006年07月11日(火) 23時09分
ビー助
通りすがりのものです。
ご存知とは思いますが、彼はこの間結婚をされ、また小学校教師として歩みだしました。
が、音楽活動はされるそうですょ。結婚式の披露宴でもギターをかたてにひき語っていましたから。
2006年07月11日(火) 22時38分
冷凍バナナ
  >いち@Guysさん

こら!
呑んでばっかりいないで、ギターの練習もしてください。
Guys復活ライブで、演奏がへろへろだったら、
承知しませんよぉ。

Guysのライブ、楽しみにしています。
今度は、まるさんの写真も撮らなくちゃ
2005年04月02日(土) 13時13分
いち@Guys
呑んでぇ〜、呑んでぇ、呑まれてぇ呑んでぇ〜♪

はぁこりゃこりゃ・・・と。
2005年04月02日(土) 11時16分
冷凍バナナ
  >まるやまさん

Guysの糧ですか。。。。
私には、まるやまさんの「感性」のような気がします。
圧倒的「まるやまWORLD」が Guysの魅力です。
ただそれは、まるやまさん一人では成立しなくて、
相方さんといっしょに演奏しないと届かないような
気がするのです。

音楽のパートナーに恵まれるのは本当に幸せだなと
私が感じたのは、私の少ない交際範囲ですが、
これまでに、Guysの二人と、
神戸のスタオバのウナギさんとジョン中川さん、
その二組だけです。

Guys復活ライブは、少し遅くなってもいいので、
アルマナックハウスあたりで、Guys主催で
仲間も呼んでやってもらえると嬉しいです。
Guysナイトに一度も出かけられなかったのが
とても残念なのです。
2005年04月02日(土) 7時52分
まるやま
なるほど。
俺は縁が無く、有馬さんとからめなかったけど。
悲しみを糧として音楽を奏でていましたか。

それじゃー俺達GUYSは何を糧にしているんだろうか?
ヤツは言うまでも無く”酒”だろう。
それだけは間違いないと思う。。。
2005年04月01日(金) 0時41分
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