薬に過敏な体質(向精神薬の副作用で病気が悪化)は発達障害の可能性も。

December 01 [Tue], 2015, 13:00
◆ASDの過敏性は、薬や食べ物にも及ぶ




発達障害、とくに自閉症スペクトラム障害(ASD)、アスペルガー症候群(AS)の人は、刺激にとても敏感。

光や音だけでなく体にとりいれるさまざまなものに対しても過敏性をもつこともあります。

お薬、とくに向精神薬を使った治療には気をつけて

抗うつ薬などは、発達障害の不安症状や興奮をやわらげるために有効ですが、量や種類が多すぎると症状を悪化させることもあります。

《おねがい》

※すべての発達障害の人にあてはまるわけではありません
※お薬による治療を必要としている人もたくさんいます。

 「精神科は危ない」「薬は飲むな」など言わないようにお願いします


◆ASDの人に合う薬の量は通常の1/3〜1/4くらい




これは海外の本に書いてあったことですが、自閉症スペクトラム障害の人が抗うつ薬などを飲むときは、通常の1/3〜1/4の少量から試すといいそうです。

一般の人が飲む量では多すぎる場合もあります

すべての症状に対して1種類ずつ薬を出すような多剤大量療法スタイルのお医者さんは、できるだけ避けたほうがいいでしょう。


◆「量が多すぎ」のサインは、不眠やイライラ




お薬が多すぎた場合、不眠やイライラが出はじめるようです。
(お薬を新しくはじめたとき、量を増やしたときはとくに注意)

さらにお薬の量が多すぎた場合は、

・感情がコントロール不能になり、攻撃的になる
・幻覚や病的な妄想で言動がおかしくなる
・てんかん発作が起きる
(けいれん、意識を失うなど)

などの異常がでることもあります

様子がおかしいときは、すぐに主治医に連絡しましょう。


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《参考にした本》
ルディ・シモン 2011年 『アスパーガール: アスペルガーの女性に力を』 スペクトラム出版社 320pp
テンプル・グランディン 1997年 『自閉症の才能開発―自閉症と天才をつなぐ環』 学習研究社 299pp
ダイアン・M. ケネディ 2004年 『ADHDと自閉症の関連がわかる本』 明石書店 181pp

《自閉症スペクトラム・ASDについて》
・自閉症スペクトラム障害(ASD)って何だろう?
・難治性の心身症は女性版アスペルガーかも
・ガールズトークが苦手なアスペルガー
・空気の読める発達障害もあります
・広汎性発達障害と自閉症スペクトラム障害

《私の体験談》
※向精神薬でおかしくなったときの症状です
 すべての人にあてはまるわけではありません
・抗うつ薬で躁転するとどうなる?
・躁状態の心境
・ラミクタールで躁転



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