物語の淵で 

2019年05月21日(火) 22時56分

物語の中で生きる。
できるだけ現実を咀嚼しながら。

わたしはいつまでも
現実を生きたいと言いながら
物語の中で生きる。

現実は
なにかと
いうと

実家で生きること、
実家で家族を持つこと、
親族の死を
みて
いく
こと。
土地を管理して。

わたしのまわりはそんなおとなばかり。


わたしはそうしないといけないとおもってる。




思春期の頃に自分で自分にかけた
洗脳が解けない。

幸せの形。







フランスで死んでしまう予感がする。

事故で。



わたしがもし本当にそうなったら、
そうなっても
変わらない日常を生きてね。



わたしがいてもいなくてもいい世界であってほしい。
わたしがいてもいなくても、あなたの精神は穏やかなまま。
そうあってほしい。


わたしの存在が
あなたの幸不幸を脅かしてはいけない。


わたしの存在は空気のようであるべきだ。





そうしながら愛して。


わたしがいてもいなくても、
変わらない生活を続けていける人。



はやくそうなりたい。



たいせつな存在になりたくない。







そうだと気付きたくない。

悔しさがない 

2019年05月08日(水) 23時28分
悔しさがない。
安心してしまう。
よかった。
私じゃなくなってよかった。

重なる 

2019年05月08日(水) 22時13分
絵の仕事をするたびに
自分のこと嫌いになるのは何故。

自分を好きになれる仕事がしたいけど、
自分のこと好きって思える仕事って
絵じゃないんだよな。


分かってしまった。




はなればなれ 

2019年05月05日(日) 22時07分


「家族」や「母親」から
逃げた先に
私が納得出来る人生はあるのかな。



なんの契約もない彼との生活は天国みたいに幸せだ。
そのまま子どもができたら
そのまま幸せにできたら


わたしは
田舎と誰も居ない静かな一軒家
から
やっと
出られる

気がする。



文化を手に入れられるからだ。
音楽と絵画と小説と、

音楽家とカメラマンと編集とカフェのオーナー、

そういう友達との日常を

未来を

手に入れることができる。





わたしにはそれが
必要だ。


芸術はわたしが自由に呼吸できる唯一の領域だ。



手に入れる必要がある。

手を伸ばしても、
大丈夫なのかな、

窒息の町 

2019年05月05日(日) 21時33分
この町にいると喉の奥が詰まる。
この町はつらい。
この町は私をこの場所に戻す。
誰にも知られないまま、自分の感情を吐き出さなければいけなくなる。
SNSも身元が知られているし、そこに逃げ場はない。
わたしは、ここに逃げ込む。
誰も読まないこの静かな静かな場所に戻って、感情を吐かなければやっていけない。

この町とうまく付き合えない。
30になった今も。

この町の5月の、6月の、匂いは、
たくさんの記憶を連れてくる。





遠く離れて、
沈黙したままそばにいて。
苦しくなる。


















従兄弟家族に会った。
二世帯住宅だ。
私の母の姉64歳、その旦那70歳、
息子35歳、その嫁37歳
そして息子夫婦の子供1歳。


まるで幸せそのものだった。






その幸せが遠い。
私には出来ない。
手に入れてはいけない。
私がこの町で家族を持ったら、
私は私でいられなくなる。
怖い。




こわい。






母のように、なるのがこわい。



「お母さんにはたくさん夢があって」

でも、ひとつも叶えられなかった母。

「お母さんはね、美容師になりたかったんだけど、ね」

美容師にはなれなかった母。

「1日ってなんで24時間しかないのかな」

毎日働いて子供(弟と妹)のために時間を使っていた母。

「こんなに忙しいのはいつまでも続く訳じゃないから。」

忙しいまま亡くなった母。






この町で家族を持つっていうのは、
旦那や子供に時間を使い果たす母親になるということだ。
狭い狭い人間関係の中で暮らしていく。



わたしには無理だ。


父親が病気になったら毎日世話をして。
スーパーでパートして。
息子や娘のやりたいことに協力して。






そうしなければならない、という空気がある。





そうしなければならない。

そうすべきだ。


母親なんだから。



















でも東京に居られれば、
ちがう、の。

東京には電車がある。
バスがある。
人がいる。
自転車で病院にいける。
いろんな業種の友達がいる。
いろんなパートがある。
いろんな仕事がある。
いろんな人種がある。
価値観がある。


この町にはどれもない。











この町で、大人になんてなれない。

遠く輝く 

2019年05月03日(金) 19時37分

大学時代からしにたいと言っている友人は相変わらずしにたいと言っている。
「老人になる自分の姿が浮かばないし、お金もない」
「障害年金貰えなかったらしぬしかない」

変わる部分もあるし、変わらない部分もあるんだと思う。
彼女は「変わりたくない」のだと思う。
「ずっと若く美しくありたいけれど、それはいつまでも続かないってわかっている。どうしようもない」と言う。


りなちゃんの願いは「いつまでも若く美しくありたい」と言うそれだけなのかな。



彼女の白い腕は昔よりもっともっとシワシワになっていた。
横にも縦にも線が入って、いつまでも赤く、赤く、残る傷跡たち。


私たちはもう30代だ。














「夏目さんはご結婚されてるんですか?」

いえ。

「職探し中?」

いえ。


正直に答えると決まって少し気まずい顔をされる。


そして、別に、どちらかをなんとしてでも急いで決めなければ、と言う気持ちもない。



帰宅すると編集者からメールが届いていた。
「ご検討お願いいたします。」と。


仕事のメールだ。
一喜一憂することもなく、返信する。
スケジュール。
そして、参考画像を確認する。



出版社に入社希望の若者は多いと聞く。
かなりの倍率だとか。

でも彼女たち(私が仕事をする相手は女性が多い。女性誌ばかりやっているから。)の生活は過酷だと感じる。
このGW中も電話やメールをこなしているし、
一体いつ休んでいるんだろう。



印刷業界の未来は、だんだんと、。。

今は動画や音楽の時代だ。
短い時間で分かりやすいものが人気。




さて、仕事しますか。

円卓と午後参照 

2019年04月22日(月) 16時17分

父が言うにはこうだ。


「恋人とマンションに住むので、マイはフランスから戻ったら妹と実家に住むこと。もう実家の世帯主は妹になっているから。」


「恋愛も結婚も騙し合いながらお互いがいい生活を保っていくもんだ」



「おばあちゃんの遺産は一千万以上あったが、老人ホームに10年住んでいた分を引いて、兄弟三人で分けたらもうほとんど残らなかった。子供である君たちに渡せる金はない。」



とのこと。





統一地方選挙が終わって、何だか社会というもんがうっすらわかって来た気がする。


本所吾○橋近くの銭湯で働いているのだが、銭湯ってのは自民党の持ち物というか。で。
自民推薦の立候補者を応援する羽目になったのだ。

立候補者の男性はとても感じの悪い人だった。
まず会話が成立しない。
要件を言わない。
挨拶をしない。
態度がでかい。
よくわからない。
でも金はある。

社長は彼の政策も知らないまま応援会長をしていた。

しっかり応援するもんだから客もその気になって投票してくれたのだろう。

立候補者の男性は見事当選。

こうして政治家ってのがたくさん生まれんだなーと、思った。



「典型的な村社会」「立候補する人なんてみんなそんなもんなんじゃない」と若旦那は言う。


「よっぽど変な人じゃない限りちゃんと政治家として働いてくれるから」と、公○党を応援するそうかのお客さんが言っていた。
そうなのかな。
















若い頃に持っていた過剰な潔癖と正義感への憧れ(確信)は薄れて淡々と歳を重ねた結果地味な30代を歩んでいる現在。
20代の頃抱えていたあの感覚は何だったんだろー(ぼやー)
と、思い馳せる平日午後。

仲の良かった友人は死に、影響を受けた著名人も死んで行く。
これが死ぬまで続くらしい。


昨日銭湯で会った常連のおじさんが「早く結婚すればー」と言っていた。

「結婚」

20代の頃「結婚」に対する超潔癖的、そして崇高なイメージがあって、とても足を踏み入れられなかった。
家族に恋人を紹介すること、男性と付き合っていることに、なぜか常に罪悪感を抱いていた。
なぜなのかもうわからないけど
結婚について考えるとすごくしんどいイメージしかなくて。
しんどいことに相応する対価を「愛情」だとか「楽しい未来」だとかに換算して天秤にかけたものだった。


だが実際は違うようだ。

日常を重ねていくだけだ。

同居人(恋人)との日常を重ねていくだけだ。

結婚したからって愛情が増すわけでもないし、楽しい未来が約束されるわけでもないし。






私はどんな日常は欲しいんだろう。

音楽家や絵描きやデザイナーや編集者、カメラマン、カフェや飲み屋を経営する友人ばかりに囲まれた30代になった。


一年に一回は海外を旅して、お腹壊したりして。


こういう未来が欲しかった。
実際手に入れられたような気がする。



そしてこれからどうすんだ。



どうしたいんや。







小学校の頃から未来のビジョンは割と決まっていた。
美大に行ってイラストレーターになるんだと。
絵を描きながら、別業種の人と仕事をしたい。
それって豊かな人生だなと。


そうして手に入れた。

別業種の人と仕事をして。
大人になった。











締め切りがある。

早く絵を描かないと。

肺炎 

2019年04月14日(日) 11時02分

肺炎になった。


平熱〜40度まで体温が上がったり下がったりの5日間。
それでも働いていた。
お金が欲しかった。
早朝からのバイト、深夜までのバイト、昼にある絵の打ち合わせ。


市販薬で治ると思って飲み続けていた。
でも、体調は変わらず、ずっと寒かった。


バイトから帰って意を決して医者に向かい、
窓口で渡された体温計で測ってみると「40.2」と書いてあった。
自転車で来たし、実感的には37.5くらいかなと思っていたから驚いた。

インフルエンザの検査は陰性。
レントゲンを撮ってみると右肺に炎症が見られた。

町医者に紹介状を書いてもらって、次の日には大きな病院に行った。

採血、採尿、レントゲン、採痰、医者との軽い会話。
やはり肺炎だという。

「これ以上悪くなると入院ですよ」
「一週間は安静になさってください」


帰りにバイト場に連絡した。
でも一週間も休んでいいのかな。
一週間も無収入なんて嫌過ぎて、三日だけお休みをもらった。












イラストレーターの平均年収は230万円ほどだ聞いた。
そうだろうなと思った。
でも私はそんな稼げない。


絵の仕事で一番嬉しいのは「仕事の依頼がきた時」だ。

決して、描いている時でも、本が発売された時でもない。


一番苦しいのは「描いている時」。

安堵するのは「本が発売された時」「締め切りを守れた時」。



あとは消費されて行くだけ。






肺炎になって、時間を消費している。
店頭に立っていればいくばくかのお金になる私の労働力も
ここにいるだけじゃ0円だ。

30歳になった。


父からは卵子を冷凍することを勧められている。

私が「子供が欲しいという人と付き合ったことがない。でも自分は欲しいと思っている」と言ったら、そう助言してくれたんだった。

「仮面夫婦でもいいからお金持ちと結婚しなさい」と。
「そうしたらマイは絵の仕事ができて幸せに生きられるから」と。





いつまでもいつまでもいっぱいいっぱいで、もう疲れた。
だから今肺炎で療養してるのか。

でもあと1日で治さないと。
疲れを癒すのにも締め切りがあって、時間を割って体調を決めて提示しないといけないんだな。
締め切りという概念とは学生時代からの長い付き合いだけど、そいつが何かをダメにする気配がする。

投擲 

2019年03月20日(水) 19時13分

精神不安定になってみて現実を満たすのは虚しい。
感情が揺れると充実を味わえるけど、実際に得られるのは空虚な時間だけだ。

感傷に浸っても得るものは少ない。
いい気持ちになって時間を消費するときは独り。
生産性がない。


いい人生とはなんなのか。

多くの感情を揺らして、経済を揺らして、人に影響を与える。

その影響力が大きければ大きいほど良い人生なんだろうか。



戦争は便利だなと思う。

多くの感情を揺らして、経済を揺らして、人に影響を与えるから。







面倒なことは何もしたくない。
できるだけ静かに生きたい。
毎日はフラットなものがいい。

自分の感情はいつだって大体平らなのに、感情を露わにする女性や男性に憧れているところがある。


”様々な感情を自分で味わえるのはいいことだ”

”多くの感情を抱いて、行動していく姿は眩しい”



実際そう思う。
毎日が同じでなんだというのだ。

ひとりで過ごして、ひとりで新しいことを始める。
初めての人と会うこともあるけれど、会話の内容には「もうすでに経験した」と思ってしまうようなものも多い。

「名前は?」「経歴は?」「出身は?」
「ご結婚は?」「お子さんは?」

いくらでもしてきた会話を繰り返す。





感情を揺らしたい。
充実したい人生を送りたい。

充実した人生とは、感情を多く揺らしたほうがいいに決まっている。





本当に?



今の所はそう思う。

だから結婚してみたいし、出産してみたいのだ。

だけど自分は変わらない。

きっと何をしても淡々としていて、
いつまでも感情に憧れている。
子供でいることに憧れて、
子供の自分を独身のうちに満たしておかないとと思っているけれど、
子供の自分が満足していなくなることなんてないんだろう。

憧れも劣等も抱えて、幼い自分もそれなりの年相応に思う色々も

のんびりと引き受けていくんだろう。



映画を見てコーヒーを飲んで、
彼氏と話して、深夜に飲みに行って。
徘徊しながら生きていく。




自分にとっての”絵”は「普通になるための道具」だった。
今でもそうだ。

普通になったら絵はいらなくなる。





困っているときはうんと助けてくれるけど、
困らなくなったら離れていく友人のようだ。


締め切りは明後日。


仕事はだいじ 

2019年03月19日(火) 14時20分
絵の仕事だけしてると鬱になる予感しかしない。
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