満月と1日

October 31 [Sun], 2004, 22:56

 満ちたときはいつの間にか折り返している
 気づいたのは星のない夜で
 やたら丸く光る月は
 どこか青くうつむいていた

 とっておきのグラスに
 きつめのバーボン
 寂しげな月を浮かべて
 綺麗な光の屈折に滑り落ちる夜

 澄んだ音が
 遠い藍色をくすぐって
 こだまがコロコロ帰ってくるから
 鼓膜までの距離を測ってみる

 砕いた氷の欠片
 甘い夢に溶ける匂い
 瞼の裏を駆けてゆく
 いつかの果実と夜の粒
 
 また折り返せばいい
 満月は決して逃げないから

 月は瞳を閉じたまま
 細く笑って
 少し白く
 欠けたその輪郭を夜に逃がした

 少しグラスを傾けて
 約束までの時を数えながら
 言葉でない言葉で
 おやすみと言った


地球は丸い

October 28 [Thu], 2004, 13:46

東の海は真っ赤に染まり
北の地で人は数字になった
西の空には銃声が鳴り響き
南の風にため息が混じる

さなかも境も
ある同じ一瞬
名もない花を
手々の内にし

美しい

とこぼした生達

悲運ととるか
希望ととるか
赤い星と青い星は
共に
流せぬ涙を
流したらしい

可愛いオレンジ、移ろう空

October 27 [Wed], 2004, 10:01
憂いた気持ちが拭いきれず
いつもより遅い朝
いつもより遠廻り

何が変わるかって
何もないことを知っている筈なのに
それでもそうするのは
現実逃避か
それとも
希望を捨てられぬのか

静けさを求めたはずが
イヤフォンを外せず
強い風に流されてみる

     柿

一本の柿の木が
青い空に足を投げ出して
そこにいた

幹に掲げられた看板
『柿を取らないでください』

あぁなんて愛おしいのだろう

憂いた気持ちは自己満足な気がしてきた
風は痛めつけるために吹いているのではない
イヤフォンは新しいきっかけなのかもしれない

盗るのではなく 取るということ
なんとなく空も笑って
憂いた色は晴れていた

頑張っていこう

可愛い色を見上げながら
深呼吸

テレビと地震とブラインド

October 25 [Mon], 2004, 14:23

まず、新潟県中越地震において
被災地の方々に
哀痛の念を申し上げるとともに
一日も早い心休まる日々の訪れを
衷心よりお祈り申し上げます。

とても痛い事です。
新幹線や道路の亀裂は
テレビを消せば消える風景
なれど
心に焼き付いて
この痛みは消えません。
地が震えるたびに
夜の静けさが底から揺れるたびに
どんなに怖かったろう
そして今どんなに怖いだろうと
痛む心を抱きしめずにはいられません。
数字に変えられた
たくさんの名や命が
渦を巻いて彷徨うを見て
心痛まぬ時はありません。
目の前のブラインドから覗くのは
のんびりとした声が聞こえてきそうな
とびっきりの青。
この青の向こうに
今どれだけの人が震えているのだろう。
近い現実がリアルでなくて
テレビの画面が痛くリアル。
迷い込んでしまいそうなリアルのうねりに
少しブラインドを下ろしていました。

被災地の方々
どうかどうか
お気を強く 負けないでください
ここから
空を越えて
お祈り申し上げます。

水平線の向こう(仮)

October 24 [Sun], 2004, 18:31
いくつの川を越えれば
あなたに逢いにゆけるのだろう

揺れる揺れる地の上で
振動を空に飛ばしながら
落ちる橋を渡る
水平線を数えて
手を伸ばしても
忙しい水が覆ってしまう

濡れた服を引きずって
今日もあなたに
逢えない

レタスが泳ぐ雲の上

October 23 [Sat], 2004, 11:13
とてもいい天気です
日差しが少し痛いけれど
秋がからりと笑っているようで
嬉しくなってしまう
昨日のグリーンカレーは最高でした
今日はとってもいい気分なので
張り切ってアイメーク
自分を守るメークはおしまい
胸を張るためのメーク
だってこんなにいい天気なんですもの
大好きなレタスは
泥水に浸かって
泣いているけれど
きっと今日みたいな日
雲と一緒に
南へ向けて
旅にでる
次の季節まで待っててね なんて
くるくる回って雲の上
目の上に緑のパウダーを置いて
手を振ったら
胸を張って歩こう
今日はもう始まっている!

愚女

October 20 [Wed], 2004, 13:39

胸のコサージュが震えている

消えてしまえ
と叫んだ夜は
やはり寒い日で
憎むことで終わらせる愚かさに
気づかされるスープもなかった

昇華させたはずの
虚無の信心が
いつかの私を見る度に
ひやりはらはら降り積もり
透明の雪玉がからからと鳴る

信じてもいいの?

いつもより大きいコサージュをつけた

今日は一段と街が白い
転がる雪玉がくすぐったくて
コサージュは笑っているのかもしれない
憎しみを抱きしめて
優しい胸元に
飛び込んでみようか

温かいスープに雪玉を溶かして

観戦テキーラと朝の家路

October 17 [Sun], 2004, 23:09

サッカー アジア予選
日本 対 オマーン戦
素敵な夜でした
世界のビールにウィスキー
おいしいオムライスと
勝利のテキーラ
朝の空気がおいしくて
凄く素敵な夜でした
こんな風な時が続けばいいのに
本気で思いました

吐き気とアイメーク

October 17 [Sun], 2004, 22:32
気持ちが悪いの
あいつの全て
足音さえも影さえも
結局そういうことなのだと理解する心と
信じていたものをまだ信じて生きたい気持ちが
どうしたらいいかわからず
私を2分してしまいそうで

止らない吐き気に
思い切りメークをしてみる

奴が笑っている

初めてのアイメークは
自分を守るためだったのかもしれない

信じたいの

あの足音を
あの影を
どうか
消して

信じさせて

雨に打たれるビール瓶

October 12 [Tue], 2004, 23:45
晴れ女や雨女、同様にそれぞれの男、
というものが存在するとするならば、
私はおそらく 天気女 であろう。
晴れて欲しいときは晴れることが多いし、
気分がどうしても重いときは
雨になることが多い。
天気に左右されているという見方もできるけれど。。笑
とにかく、今回の台風や雨など、
重く重く痛く辛く まるで鉛が体内で踊るような
そんな気持ちが続いているときの 惨事でした。
明日はサッカー!観戦オール
晴れているならきっと心から笑える☆

今夜空けたビール瓶たちは
おそらく
私の代わりに雨の中で泣いている
arch is・・★
毎日頑張ってます★
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