君のためなら千回でも

February 27 [Wed], 2008, 19:05
今年に入ってから1月に10本、2月は8本のペースで映画を観ているので今日で18本目です。お腹に赤ちゃんがいるけれど昨年と同じ様なペースで映画を観れているのも赤ちゃんのおかげですね。ありがと

1970年代のアフガニスタン。裕福な家の一人息子アミールは、召使いの息子ハッサンと凧遊びをしたり、兄弟のように仲よく暮らしていた。だがある日、小さな二人の絆は思いがけない出来事によって砕け散ってしまう。やがてソ連がアフガニスタンに侵攻。2人の関係は修復されることなく、アミールと父親は米国に亡命する。時は流れ、00年のサンフランシスコ。小説家となったアミールの元に、父親の親友から「君は今すぐ故郷に帰って来るべきだ」と電話が入る…。
無名の新人作家のデビュー作ながら、全米300万部突破の大ベストセラーとなった小説を映画化。戦乱以前の“中央アジアの真珠”と呼ばれていたカブールの日常、そしてソ連軍侵攻とタリバン台頭まで、素顔のアフガニスタンが描かれてゆく。特にタリバン勢力に支配され、公開処刑が粛々と行われる00年の同国の描写は、ドキュメンタリーさながらのリアリティと迫力だ。そうした大きな時代のうねりを背景に、罪、友情、そしてつぐないといった普遍的な人間ドラマが紡がれる。30年の月日を描いた壮大な物語を2時間にまとめつつ、スケール感を失わない脚本も秀逸。ちなみに70年代の活気あふれるカブール、00年の荒廃しきったカブールともに、中国新疆ウイグル地区で撮影されている。


→公式サイト

どんなお話か知らずに観に行ったのですがこれは素晴らしい感動作品でした。子供の世界は残酷なものでまだ何が正しくて何が悪いのか自分で判断つきにくい年代では失敗もあるでしょう。主人公のアミールは正義感が強く素晴らしい父親、真の勇気と強さ、優しさを持った友達に囲まれて自分の不甲斐なさに嘆き誤った行動をしてしまいます。人を裏切るなんて絶対にしてはいけない事なんだけど彼はずっとその事を清算できずに大人になってしまうのです。しかしある時その過去を償うチャンスが・・・。映画は激動の時代に振り回される人々を本当にリアルに描きながら真の強さとは何か本当の信頼関係とは何かを教えてくれます。人が人を傷つけること、それは肉体的にも精神的にも同じ事で決してしてはいけない事なんだとこの映画を観て痛感しました。

評価:85点(100点満点)

ジャンパー

February 25 [Mon], 2008, 19:00
今年初試写会です!と言っても自分で応募したのではなく友達が当たったのを譲り受けただけなんだけどね。。。

デヴィッド・ライスは突然、その能力に目覚めた。彼は世界中の好きな場所へと瞬間移動できる“ジャンパー”、つまりテレポーターなのだ。15歳のとき突然、自分に備わった能力を知ったデヴィッドはその10年後、ニューヨークで“ジャンパー”だけが味わえる自由を謳歌していた。彼は一晩のうちにサハラ砂漠やローマの遺跡など、世界の20カ所から夕日を眺めることができるし、瞬きする間にガールフレンドを世界旅行に連れて行くことも、ほんの数分で何百万ドルもの大金をつかむことだってできるのだ。しかし、“ジャンパー”の抹殺を使命とする組織“パラディン”から追われていることを知ったとき、デヴィッドの運命は豹変。予測不能にして熾烈な地球規模のチェイスがはじまる…!
ボーダーのない自由なイマジネーションと革命的VFXを駆使し、ダイナミックでサスペンスに満ちた、今までにない興奮をもたらすSFアクション・アドベンチャー超大作。原作は、スティーヴン・グールドの傑作SF小説「ジャンパー 跳ぶ少年」。映画化に向けてこの小説のアイディアを映像で最大限に生かすため、大胆に脚色した。監督は『Mr. & Mrs.スミス』『ボーン・アイデンティティー』の俊英、ダグ・リーマン。主演に「スター・ウォーズ」シリーズで若きアナキン・スカイウォーカーを演じ、人気と実力を証明したヘイデン・クリステンセン。


→公式サイト

この映画はかなり微妙で試写会でよかったぁ。。。ってのが本音ですね。確かに映像はすごかったけど主人公のデヴィッドがテレポートする場所は同じ場所が多かったし、あの『The OC』のレイチェル・ビルソンがB級女優って感じで私にはダメだったぁ。(嫌いじゃないんだけど主役級の女優じゃないんだよなぁ)。またジャンパーの能力を何かに利用するのではなく私利私欲の為にしか使っていない主人公デヴィッドにも共感できなかったし、むしろ自分の為しか物事を考えてなくてイラついてしまいました。むしろあのグリフィン・オコナー役のリトル・ダンサーのジェイミー・ベルがデヴィッドに振り回されていい迷惑だったよなって思ってしまいました。で彼はラストどうなったんだろ!?ローランド役のサミュエル・L・ジャクソンの組織パラディンの存在もいまいち説明不足だったしローランドの最後も呆気なくって・・・映像だけ楽しんだらそれなりに楽しめたのかもしれないけどやっぱりいろいろ考えてしまい評価も低くなってしまいました。

評価:50点(100点満点)

第80回アカデミー賞【衣装】

February 25 [Mon], 2008, 16:00
中継を見ていないので誰が来ていて、どんな素敵なドレスがあったのか分らないんだけど写真で見た中で可愛いなぁって思ったドレスをピックアップしてみました。

主演女優賞のマリオン・コティヤール



これは鯉を意識したのでしょうか?こんなドレスも似合ってしまうのはやぱりオスカー女優の貫禄

プレゼンターのジェシカ・アルバ



全身の写真ではないんだけど妊婦でも可愛いジェシカ・アルバです。最近ますますふっくらしてきて妊婦さんらしくなってきたね。でもまた子供生んだらすぐに元のスタイルに戻るんだろうけどね・・・

ペネロペ・クルス



去年はピンクのフリフリのドレスだったけど今年はかなり大人っぽい装いですね。素敵です

プレゼンターのアン・ハサウェイ



アカデミー賞で赤のドレスってあまり見ないんだけどやっぱりレッドカーペットとかぶるからなのかな?透き通るような白い肌に赤のドレスが似合ってるけどデザインはいまいちかなぁ。

プレゼンターのキャメロン・ディアス



あまりちゃんと写っている写真を見つけることが出来なかったんだけどキャメロンはやっぱりカッコいいなぁ。次回は是非ともノミネートされてアカデミー賞に出席して欲しいですね。

我想一個人映画美的女人blogのmigさんのファッションチェックが楽しみです。

第80回アカデミー賞【後半】

February 25 [Mon], 2008, 15:00
引き続き賞の発表ですが主要部門は前半で終っているのに軽く流す感じで紹介しますね。

【脚本賞】
★Juno/ジュノ
●Lars and the Real Girl/ラース・アンド・ザ・リアル・ガール
●Michael Clayton/フィクサー
●Ratatouille/レミーのおいしいレストラン
●The Savages/ザ・サベージ

ティーンネイジャーの妊娠を題材にしたこの作品ですが今から楽しみに作品の一つになりました。自分も妊娠してみてまた違った観方が出来るかもしれないですよね。

【脚色賞】



★No Country for Old Men/ノーカントリー
●Atonement/つぐない
●Away from Her/アウェイ・フロム・ハー〜君を想う
●The Diving Bell and the Butterfly/潜水服は蝶の夢を見る
●There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

今年はノーカントリーの一人勝ちのようなアカデミー賞ですね。作品に更なる期待がかかります。

【美術商】



★Sweeney Todd The Demon Barber of Fleet Street/スウィーニー・トッド〜フリート街の悪魔の理髪師
●American Gangster/アメリカン・ギャングスター
●Atonement/つぐない
●The Golden Compass/ライラの冒険〜黄金の羅針盤
●There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

ここでティム・バートン&ジョニー・デップの作品がオスカーを取りましたね。嬉しいなぁ。因みにこれは予想通りの結果になりました。まぁ、予想と言うよりは希望だったんですがね。

【撮影賞】
★There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
●The Assassination of Jesse James by the Coward Robert Ford/ジェシー・ジェームズの暗殺
●Atonemen/つぐない
●The Diving Bell and the Butterfly/潜水服は蝶の夢を見る
●No Country for Old Men/ノーカントリー

潜水服は・・・を予想した予想した私は見事に外れました。。。

【衣装デザイン賞】



★Elizabeth: The Golden Age/エリザベス〜ゴールデン・エイジ
●Across the Universe/アクロス・ザ・ユニバース
●Atonement/つぐない
●La Vie en Rose/エディット・ピアフ〜愛の讃歌
●Sweeney Todd The Demon Barber of Fleet Street/スウィーニー・トッド〜フリート街の悪魔の理髪師

これも予想的中です!ケイト・ブランシェットは惜しくもオスカー獲得はならなかったけどこれからも素晴らしい演技を期待しています。ちょうど今は妊娠中のようですね。

【編集賞】
★The Bourne Ultimatum/ボーン・アルティメイタム
●The Diving Bell and the Butterfly/潜水服は蝶の夢を見る
●Into the Wild/イントゥ・ザ・ワイルド
●No Country for Old Men/ノーカントリー
●There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

これも予想的中です。あのマット・デイモンをあそこまでかっこよく映すのは編集の賜物でしょうってそんな意味の賞じゃないかな!?

【メイクアップ賞】
★La Vie en Rose/エディット・ピアフ〜愛の讃歌
●Norbit/マッド・ファット・ワイフ
●Pirates of the Caribbean: At World's End/パイレーツ・オブ・カリビアン〜ワールド・エンド

予想はパイレーツでも入れておこうかって軽い気持で決めたのですがやっぱりあの美しいマリオンをエディット・ピアフに仕上げたメイクアップは素晴らしかったと思うので納得ですね。

【作曲賞】
★Atonement/つぐない
●The Kite Runner/君のためなら千回でも
●Michael Clayton/フィクサー
●Ratatouille/レミーのおいしいレストラン
●3:10 to Yuma

素晴らしい映画は音楽もいいということですね。つぐないも楽しみな作品の一つですね。

【オリジナル歌曲賞】



★Falling Slowly『Once/ダブリンの街角で』
●Happy Working Song『Enchanted/魔法にかけられて』
●Raise It Up『August Rush/オーガスト・ラッシュ』
●So Close『Enchanted/魔法にかけられて』
●That's How You Know『Enchanted/魔法にかけられて』

やったーこれも予想的中ですが大好きな作品だけに本当に嬉しいです。

【音響賞】
★The Bourne Ultimatum/ボーン・アルティメイタム
●No Country for Old Men/ノーカントリー
●Ratatouille/レミーのおいしいレストラン
●3:10 to Yuma
●Transformers/トランスフォーマー

トランスフォーマーの音楽がかっこよかったんですが今年はボーン・アルティメイタムが持っていきましたね。

【音響編集賞】
★The Bourne Ultimatum/ボーン・アルティメイタム
●No Country for Old Men/ノーカントリー
●Ratatouille/レミーのおいしいレストラン
●There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
●Transformers/トランスフォーマー

こっちもトランスフォーマーを推したのですがダメでしたぁ。

【視覚効果賞】
★The Golden Compass/ライラの冒険〜黄金の羅針盤
●Pirates of the Caribbean: At World's End/パイレーツ・オブ・カリビアン〜ワールド・エンド
●Transformers/トランスフォーマー

これも一応予想は的中しました。3/1に観に行く予定なので楽しみです。

【ドキュメンタリー賞】
★Taxi to the Dark Side
●No End in Sight
●Operation Homecoming: Writing the Wartime Experience
●Sicko/シッコ
●War/Dance

マイケル・ムーア監督で予想したのですが全く知らない映画が取りましたね。

【ドキュメンタリー短編賞】
★Freeheld●La Corona (The Crown)
●Salim Baba
●Sari's Mother

【実写短編賞】
★Le Mozart des Pickpockets (The Mozart of Pickpockets)
●At Night
●Il Supplente (The Substitute)
●Tanghi Argentini
●The Tonto Woman

【アニメーション短編賞】
★Peter & the Wolf
●I Met the Walrus
●Madame Tutli-Putli
●Meme Les Pigeons Vont au Paradis (Even Pigeons Go to Heaven)
●My Love (Moya Lyubov)

今年のアカデミー賞も仕事でWOWOWの中継を見れなかったのですが家でゆっくり録画したのを観ようと思ったのですが・・・ガーン!家のバカデッキは作動していなかったようです。この日の為にWOWOWに加入しているようなものなのにこのショックは大きすぎます。。。

第80回アカデミー賞【前半】

February 25 [Mon], 2008, 14:00
今日は出勤日でWOWOWの生中継をリアルタイムに見ることは出来なかったんだけど予想もたてた事なので結果方向なんぞをさせて頂きます。

【作品賞】
★No Country for Old Men/ノーカントリー
●『Atonement/つぐない』
●『Juno/ジュノ』
●『Michael Clayton/フィクサー』
●『There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

私はつぐないに予想していたので大外れでした。。。今年はコーエン兄弟の大勝利でしたね。

【主演男優賞】
★ダニエル・デイ・ルイス『There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
●ジョージ・クルーニー『Michael Clayton/フィクサー』
●ジョニー・デップ『Sweeney Todd/スウィーニー・トッド〜フリート街の悪魔の理髪師』
●トミー・リー・ジョーンズ『In the Valley of Elah/告発のとき』
●ヴィゴ・モーテンセン『Eastern Promises/イースタン・プロミセズ』

これもジョニー・デップに取ってもらいたいのでジョニーに1票を投じたのですが残念でした。

【主演女優賞】



★マリオン・コティヤール『La Vie En Rose/エディット・ピアフ〜愛の讃歌』
●ケイト・ブランシェット『Elizabeth: The Golden Age/エリザベス〜ゴールデン・エイジ』
●ジュリー・クリスティ『Away From Her/アウェイ・フロム・ハー〜君を想う』
●ローラ・リニー『The Savages/ザ・サベージ』
●エレン・ペイジ『Juno/ジュノ』

やっぱり彼女が取りましたね。。。ケイト・ブランシェットを推したのですがマリオンの演技も素晴らしかったから文句はないですね。

【助演男優賞】



★ハビエル・バルデム『No Country for Old Men/ノーカントリー』
●ケーシー・アフレック『The Assassination of Jesse James/ジェシー・ジェームズの暗殺』
●フィリップ・シーモア・ホフマン『Charlie Wilson's War/チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
●ハル・ホルブルック『Into the Wild/イントゥ・ザ・ワイルド』
●トム・ウィルキンソン『Michael Clayton/フィクサー』

これは見事に当たりました。映画がますます楽しみになって着ましたね。

【助演女優賞】



★ティルダ・スウィントン『Michael Clayton/フィクサー』
●ケイト・ブランシェット『I'm Not There/アイム・ノット・ゼア』
●ルビー・ディー『American Gangster/アメリカン・ギャングスター』
●セルシャ・ローナン『Atonement/つぐない』
●エイミー・ライアン『Gone Baby Gone/愛しき者はすべて去りゆく』

これもケイトを推した私は外れでしたがこの映画も観ていないので楽しみです。

【監督賞】



★イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン『No Country for Old Men/ノーカントリー』
●ジュリアン・シュナーベル『The Diving Bell and the Butterfly/潜水服は蝶の夢を見る』
●ジェイソン・ライトマン『Juno/ジュノ』
●トニー・ギルロイ『Michael Clayton/フィクサー』
●ポール・トーマス・アンダーソン『There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

監督賞は予想的中です。今年は本当にコーエン兄弟がすごかったですね。

【長編アニメ賞】
★Ratatouille/レミーのおいしいレストラン
●『Persepolis/ペルセポリス』
●『Surf's Up/サーフズ・アップ』

これも当たったよ!レミーは本当に最高によかったので賞をとったのも納得です。

【外国語映画賞】
★The Counterfeiters/ヒトラーの贋札(オーストリア)
●Beaufort/ボーフォート〜レバノンからの撤退(イスラエル)
●Katyn/カティン(ポーランド)
●Mongol/モンゴル(カザフスタン)
●12(ロシア

浅野忠信さんのモンゴル映画は惜しくも逃したようですね。でも毎年日本人の俳優さんや女優さんがアカデミー賞にノミネートされてレッドカーペットで見れるようになったのはすごく嬉しい事ですね。

ビフォア・サンライズ 恋人達の距離<ディスタンス>

February 23 [Sat], 2008, 12:30
『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)』 
−BEFORE SUNRISE−

【MY DVDコレクション】

●上映時間 / 102分
●製作国 / アメリカ
●公開情報 / 劇場公開(東宝東和)
●初公開年月 / 1995.09.
●ジャンル / ロマンス・ドラマ

 監督・脚本リチャード・リンクレイター
 出演:イーサン・ホーク    (ジェシー)
    ジュリー・デルピー   (セリーヌ)
    アーニ・マンゴールド    
    ドミニク・キャステル
    ハイモン・マリア・バッテンガー
    アンドレア・エッカート
    ハンナ・ポシ
               
ベルリン国際映画祭(1995年)
■監督賞受賞(リチャード・リンクレイター)

MTVムービー・アワード(1995年)
□キス・シーン賞ノミネート(イーサン・ホーク/ジュリー・デルピー)


【解説】(allcinemaより)

列車の中で偶然出会った一組の男女。二人は意気投合して列車を途中下車し、ウィーンの街をあてどもなく歩く。しかし楽しい時間はあっという間に過ぎ、やがてお互いの生活に帰る朝がやってくる……。とにかく二人の会話がいい。実に自然で、まるで本当に偶然出会った一組の男女を追いかけて撮ったドキュメント映画の様である。そんな自然な会話の中から、彼らの人生観、価値観、そして心の奥の微妙な揺れ動きが見え隠れして、こっちまでドキドキしてしまう、繊細で、素晴らしい映画。主演のジュリー・デルピーとイーサン・ホークの初々しい演技もGOOD!結末も味わい深く余韻のある終わり方で、そこいらにあるありきたりの恋愛映画とは一味も二味も違う秀作です。

【感想】

ずっと観たいと思っていた映画なんだけどやっと観る事が出来ました。女優さんのジュリー・デルピーはあまり知らなかったのですが自然っぽくて素敵な女性でした。イーサン・ホークも若くて演技も初々しくて見ているこちらが恥かしくなるような演技でなかなか楽しませてもらえましたよ。
電車で意気投合してウィーンの街を冒険するなんて素敵なシチュエーションで恋に落ちないわけないんだけど二人の恋人とも友人とも言えない距離感が初々しくて観ていて爽やかな気持になりました。またヨーロッパの厳かな景色もこの映画に華を添えていました。二人の会話にキスシーン、どれもが素敵でとろけそうですよ。たまにはこんなエンターテイメント性のない緩やかな流れの風景映画もいいですね。また続編があるということでラストでも悲しくならずにすみました。タイムリーに観ていたらこの二人の今後がすごく気になって続編出ればいいのになぁなんて思ったんでしょうね。続編の『ビフォア・サンセット』は近々観る予定です。

ALICEの評価

★★★☆(3.5点/5点満点)
 

マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

February 19 [Tue], 2008, 18:30
この映画はそんなに興味があった訳ではないんだけどダスティン・ホフマン&ナタリー・ポートマンのコンビってなんだか面白そうなので観に行く事にしました。

都会の一角にある、マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋。おもちゃたちが魔法で動き回り、子どもたちに大人気だ。しかしマゴリアムおじさんは引退を宣言。支配人のモリーに店を継いでほしいと言い出し、資産価値の計算のために経理士のヘンリーを雇う。自信のないモリーは必死におじさんを引き止めるが、聞き入れてもらえない。そんな中、オーナー変更や魔法を信じないヘンリーに、おもちゃたちが怒り出し…。
かつて天才ピアノ少女と呼ばれたが、作曲ができずに自信をなくしたモリー。そんな彼女が、ふってわいた魔法のおもちゃ屋相続騒動の中で自信を取り戻していく姿を描いた、ファンタジックなコメディ。何と言っても目を引くのが、カラフルに彩られたおもちゃ屋とおもちゃたち。いつまでも飛び続ける飛行機、フリスビーが大好きな恐竜などなど、面白くてかわいくてどこか懐かしいおもちゃが満載で、それらを見ているだけでも心がウキウキしてくる。ナタリー・ポートマン演じるモリーを中心に進む物語も秀逸で、子どもはもちろん、大人も楽しめる内容だ。マゴリアムおじさん役のダスティン・ホフマンが見せる生き生きとした演技にも注目だ。


→公式サイト

子供の頃、私にとっておもちゃ売場は天国であり何時間いても飽きないお気に入りの場所でした。お母さんがお買い物している間はお父さんとそこで遊んでいられるのでお母さんがずっと買い物していればいいって思ったものです。帰りにはいつもお父さんに『あれ買って〜』って床に寝そべりだたをこねていたんだけどね。まぁ、そんな余談はここまでにして映画の話題なんですが、この映画ははっきり言って退屈でした。私が子供の心を亡くしたからなのか?とも思っていたのですがアニメーションで感動できる単純な脳みそなので童心に還る事は得意だと思っているのですがこの映画を観て何もドキドキ・ワクワクした気分にはなれませんでした。むしろ今年初で映画中に睡魔と戦わなくてはいけないと言う悲惨な結果でした。映画の本来伝えたかった事も分り難かったし、動くおもちゃたちにも主人公にも子供達にも感情移入出来ませんでした。名優二人が出ていたのに残念だなぁ。。。

評価:45点(100点満点)

エリザベス:ゴールデン・エイジ

February 16 [Sat], 2008, 14:35
本日2作目は予告ではケイト・ブランシェットの迫力のある演技が印象的なエリザベス女王の続編です。あれから10年過ぎてもケイトの美しさに神々しさは全く色あせる事を知らないようです。

25歳でイングランド女王に即位したエリザベス。父王ヘンリー8世の遺志を継ぎプロテスタントの女王として即位したが、国内にはカトリック信者が大勢おり、不安と憎悪が渦巻いていた。その頃、ヨーロッパ列強はイングランドを占領すべく狙っており、スペイン国王フェリペ2世はことあるごとに圧力をかけてきた。さらにカトリック派のスコットランド女王メアリー・スチュアートの存在も火種となっていた。
イングランド国王の娘として生まれながら、私生児の烙印を押されたエリザベスが運命を切り開いていく姿を描いた『エリザベス』(98)の続編。女王の座に就いてから果てしなく続く内憂外患を解決しながら“ゴールデン・エイジ”(=黄金時代)を築き、真の女王に君臨する姿を浮き彫りにしていく。その様子をスリリングに、かつ大スペクタクル(クライマックスでの、イングランド海軍のスペイン無敵艦隊との壮絶バトルは見もの)で描きだした。前作に続き、コスチューム・ドラマの絢爛豪華さは踏襲しつつも、ダイナミックな宮廷陰謀ミステリーの醍醐味が満載だ。さらにイングランドの歴史的名所や建築物での撮影が、映画にリアリティを与えている。


→公式サイト

前作から10年と言う事もありケイト・ブランシェットも10歳老いていると言うのに彼女の美しさに陰りは全くなく、むしろ女性としても美しさに磨きがかかっていたように思われました。もはやエリザベス女王を演じるのはこのケイト・ブランシェット以外に誰もいないだろうと思わせるような演技に圧倒されながらケイトの透き通るようなはかない美しさの中に強い何かを感じて彼女の存在感の大きさに本当に感激しました。
映画の中ではエリザベス女王の内面も繊細に描かれていますが、国民の為に女として生きるのではなく女王として生きる事を決めたエリザベスが、愛する男性の出現で心揺れ動き迷い嘆いている姿は女性として十分に理解する事が出来ました。また鎧をまとった彼女の姿を見て何か決心のようなものを感じ、国民に愛されてどこの国にも屈しない国を築く事が出来たのもすべてエリザベスの神がかった力のおかげなんだと思いました。オスカーは絶対にケイト・ブランジェット、いえエリザベス女王にとってもらいたいですね。

評価:75点(100点満点)

潜水服は蝶の夢を見る

February 16 [Sat], 2008, 12:00
今日は前から楽しみにしていた2作品を上映初日に観る事が出来ました。地元の映画館でこの『潜水服は蝶の夢を見る』を上映するとは思っていなかったのですごく嬉しかったのですが、思った通り映画館は初日にも関わらず10人も観客が入っていなかったのは寂しかったですが。。。

病院のベッドで目を開けたジャン=ドーは、自分が何週間も昏睡状態だった事を知る。そして身体がまったく動かず、唯一動かすことができるのは左目だけだという事も。ジャン=ドーは雑誌「ELLE」の編集者で、三人の子どもの父親だった。彼は言語療法士の導きにより、目のまばたきによって意思を伝える事を学ぶ。やがて彼はそのまばたきで自伝を書き始めた。その時、彼の記憶と想像力は、動かない体から蝶のように飛び立った…。
原題は「潜水服と蝶」。潜水服とは身体的に不自由な状況を、蝶はそんな状況の中にあっても自由な彼の思考や想像力を現しており、そのイメージがたびたび映画の中で示される。動くのは左目だけという絶望的な状況の中でも生きる希望を見出す主人公とそれを支える人々。自身が画家でもあるシュナーベル監督は、派手な演出を排し、大人の冷静さを持ってそれを静かに描く。一人称目線で語られる前半に対し、後半は広がる想像力に呼応するようにカメラが自由に動くが、主人公の心情を視覚化したその映像は素晴らしいに尽きる。撮影監督はスピルバーグ作品でおなじみの名匠ヤヌス・カミンスキー。本作はカンヌ映画祭で監督賞と高等技術賞を受賞。


→公式サイト

今作品の監督は『バスキア』、『夜になるまえに』のジュリアン・シュナーベル監督。実話を元にしたお話と言う事で悲しい映画かもしれないと不安もあったのですが映画はそんな悲しみを感じさせるだけのような陳腐な構成ではなくもっと素晴らしい表現で私達に主人公の気持を感じさせてくれるような素晴らしい映画でした。まず映画の大部分が主人公のジャン=ドーの目を通しての映像だったと言う事が多くの人に容易に彼の心の中に入ることが出来るような設定になっていたと感じました。思考は普通なのに自由を奪われてしまったジャン=ドー、初めこそは死にたいと願いますが後は前向きに自分の過去を振り返ったり空想の世界に思いを馳せたりして、今までは気づかなかった家族の愛情や人の優しさを知ることになる姿はなんとも皮肉でしたがジャン=ドー自身にとっては素敵な発見だったように思います。
ただ愛人から電話があったときに最後まで面倒を見てくれた元妻に対してあの言葉を言わせたジャン=ドーには少し腹が立ちましたがそれが本心だから仕方ないんでしょうね。

評価:80点(100点満点)

ラスト、コーション 色・戒

February 08 [Fri], 2008, 16:40
かなり評判がいいみたいなので3時間という長い上映時間みたいだけど思い切って観に行く事にしました。

日本軍占領下の1942年の上海。傀儡政府のスパイのトップであるイーは、かつて香港で出会った女性ワンと再会する。数年前、香港大学の学生だったワンは、抗日に燃える演劇仲間たちとイーの暗殺計画に加わっていた。その時、イーが突然上海に帰ったことで計画は流れたが、レジスタンス活動を行う組織は、上海に戻っていたワンに再びイーの暗殺計画への協力を求める。ワンはイーに近づき、彼の愛人になることに成功。やがて二人は…。
人の間に揺れ動く細やかな感情を描かせたら、右に出るものがない作品を作り上げるアン・リー。その彼が『ブロークバック・マウンテン』に続いて選んだのは、敵に愛を感じるようになった女スパイの物語だ。話題となった二人のセックスシーンはかなり激しいが、二人が出口のない現実から唯一解放される瞬間を表すために、この作品にはなくてはならないものだ。特務機関のボスを演じるトニー・レオンは、いつもの好青年とはがらりとイメチェンした老け役で新境地を開いている。しかし何といっても主人公のワンを演じる新人タン・ウェィの演技が抜群にいい。派手なアクションは皆無だが、上映時間二時間半という長さを少しも感じさせない充実作だ。


→公式サイト

この作品、かなり過激な性描写があるということで、過激は過激だったのですが映画の中ではその時だけが唯一のイーとワンが心許せる時間のように感じて私にとっては2人の会話の時間のような感じで嫌な印象は受けなかったです。しかしこの作品では2人がいつ心を交わしたのか、ワンはどうしてそこまでして暗殺計画に加担したのかその辺の心情が理解できなかったのでラストの成り行きも私には理解するのが難しかったです。またワン・リーホン演じるこの暗殺計画の指揮者であるクァン・ユイミン含め男達の頼りなさにも腹が立ちました。すべてがワン任せでしかもあんな練習までさせて・・・。いつの時代も犠牲になるのは女性なのかと悲しい気持になりました。
ワン演じたタン・ウェイはオーディションで選ばれた女優さんで、悲しげな顔立ちだけどどこか人を惹きつけるような雰囲気がとっても素敵な女性でした。あの体当たりの演技にも感動したので映画の内容は納得のいかないところが多かったのですが映画としては高評価したいと思います。

評価:70点(100点満点)
P R
2008年02月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29
人気blogランキングへブログランキングネットにほんブログ村 映画ブログへ
最新コメント
アイコン画像mig
» amazon day (2010年04月28日)
アイコン画像岐阜のコテージ
» 木島平スノボ合宿(ペンション篇) (2009年06月27日)
アイコン画像mayumi
» TSUTAYA DISCAS (2009年03月14日)
アイコン画像クラム
» アウェイ・フロム・ハー 君を想う (2009年03月12日)
アイコン画像マイマイ
» TSUTAYA DISCAS (2009年03月11日)
アイコン画像mig
» 報告 (2009年03月11日)
アイコン画像mig
» ベストドレッサー (2009年02月26日)
アイコン画像non
» 第81回アカデミー賞 (2009年02月25日)
アイコン画像mig
» 第81回アカデミー賞 (2009年02月24日)
アイコン画像ゆかりん
» 第81回アカデミー賞 (2009年02月24日)
ClipList
https://yaplog.jp/alice59/index1_0.rdf
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:alice59
読者になる
Yapme!一覧
読者になる