第80回アカデミー賞

January 31 [Thu], 2008, 15:05
世界中のファンが注目する映画の祭典アカデミー賞。第80回アカデミー賞各部門のノミネートが1月22日発表されました。 そこで今年も一応予想みたいな事をしてみようかと思います。ただ未見のものも多いのであくまでも感や希望による予想なので宜しくです。



【作品賞[Best Picture]】



『Atonement/つぐない』
  『Juno/ジュノ』
  『Michael Clayton/フィクサー』
  『No Country for Old Men/ノーカントリー』
  『There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

どれも観ていないのでなんとも言えないのですがゴールデングローブ賞も『つぐない』がとったしなんとなく良さ気な映画なのでこれを予想してみました。

【主演男優賞[Actor in a leading role]】



  ジョージ・クルーニー『Michael Clayton/フィクサー』
  ダニエル・デイ・ルイス『There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
ジョニー・デップ『Sweeney Todd/スウィーニー・トッド〜フリート街の悪魔の理髪師』
  トミー・リー・ジョーンズ『In the Valley of Elah/告発のとき』
  ヴィゴ・モーテンセン『Eastern Promises/イースタン・プロミセズ』

これはジョニー・デップにゴールデングローブ賞に引き続き2冠をとってもらいたいですね。ダニエル・デル・ルイスもゴールデングローブを獲得しているので危ないかなぁ。。。

【主演女優賞[Actress in a leading role]】



ケイト・ブランシェット『Elizabeth: The Golden Age/エリザベス〜ゴールデン・エイジ』
  ジュリー・クリスティ『Away From Her/アウェイ・フロム・ハー〜君を想う』
  マリオン・コティヤール『La Vie En Rose/エディット・ピアフ〜愛の讃歌』
  ローラ・リニー『The Savages/ザ・サベージ』
  エレン・ペイジ『Juno/ジュノ』

ゴールデン・グローブではジュリー・クリスティにマリオン・コティヤールがとったのでここは予告だけでもその演技の素晴らしさが見えてくるケイト・ブランシェットにオスカーをあげて欲しいですね。

【助演男優賞[Actor in a supporting role]】

  ケーシー・アフレック『The Assassination of Jesse James/ジェシー・ジェームズの暗殺』
ハビエル・バルデム『No Country for Old Men/ノーカントリー』
  フィリップ・シーモア・ホフマン『Charlie Wilson's War/チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
  ハル・ホルブルック『Into the Wild/イントゥ・ザ・ワイルド』
  トム・ウィルキンソン『Michael Clayton/フィクサー』

ゴールデングローブはハビエル・バルデムがとったでしょ・・・どの映画も観ていないだけに何とも言えないので今年期待している映画『ノーカントリー』のハビエル・バルデムを順当に候補にしておきます。

【助演女優賞[Actress in a supporting role]】

ケイト・ブランシェット『I'm Not There/アイム・ノット・ゼア』
  ルビー・ディー『American Gangster/アメリカン・ギャングスター』
  セルシャ・ローナン『Atonement/つぐない』
  エイミー・ライアン『Gone Baby Gone/愛しき者はすべて去りゆく』
  ティルダ・スウィントン『Michael Clayton/フィクサー』

ケイト・ブランシェットが主演も助演も両方取れば面白いですよね!

【監督賞[Directing]】

  ジュリアン・シュナーベル『The Diving Bell and the Butterfly/潜水服は蝶の夢を見る』
  ジェイソン・ライトマン『Juno/ジュノ』
  トニー・ギルロイ『Michael Clayton/フィクサー』
イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン『No Country for Old Men/ノーカントリー』
  ポール・トーマス・アンダーソン『There Will Be Blood/ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

ゴールデングローブは『潜水服は蝶の夢を見る』のジュリアン・シュナーベル監督でこの映画もすごく気にはなるのですがここはコーエン兄弟に取ってもらいたいなぁ。

【長編アニメ賞[Animated Feature Film]】

『Ratatouille/レミーのおいしいレストラン』
  『Persepolis/ペルセポリス』
  『Surf's Up/サーフズ・アップ』

これは間違いなくレミーで決まりでしょう!


【外国語映画賞[Foreign Language Film]】



  Beaufort/ボーフォート〜レバノンからの撤退(イスラエル)
  The Counterfeiters/ヒトラーの贋札(オーストリア)
  Katyn/カティン(ポーランド)
Mongol/モンゴル(カザフスタン)
  12(ロシア)

このモンゴルの映画で我らが日本代表の浅野忠信さんもアカデミー賞のレッドカーペットを踏めるわけですね!!!(大興奮)

その他のノミネート作品につづく・・・

テラビシアにかける橋

January 30 [Wed], 2008, 18:40
今年10本目の映画鑑賞です。つきに10本映画を観ていたら年間120本は観れてしまうのですがどうなるでしょう???その代わりDVD鑑賞が全く出来なかった月になってしまいました。。。

貧しい家庭にあって姉妹4人に囲まれ窮屈に暮らす11歳の少年ジェスの唯一の慰めは、こっそりと絵を描くことだった。学校でも居心地の悪さは同じだったが、ある日、風変わりな女の子レスリーが転入してきてジェスの灰色の毎日は一変する。自由な発想と行動力を持つレスリーのリードで、2人は森の中に空想の王国テラビシアを創り出し、かけがえのない友情を育んで行く。ところが、突然の悲劇が2人を襲う。
ファンタジー映画全盛の時代にあって真打ちとも呼べる傑作が登場した。見る者の心を掴むには魔法の力も派手な仕掛けも必要ない。一番大切なのは豊かな想像力なのだということに気づかせてくれるのだ。優れた児童文学として名高いキャサリン・パターソンによる原作を『ラグラッツ・ムービー』などのアニメを手がけてきたガボア・クスポ監督が初の実写作品としてメガホンをとり、主演に迎えた『ザスーラ』のジョシュ・ハッチャーソンと『チャーリーとチョコレート工場』のアナソフィア・ロブが、確かな演技力とピュアな魅力で、人生の厳しさと美しさを丁寧に描いた原作の持つ真髄を余すところなく伝えてくれる。


→公式サイト

今日の映画は私の涙腺のツボに入り、嗚咽するくらいに泣きそうになり堪えるのに大変でした。家でも学校でも居場所のなかった少年ジェスが転校生の風変わりな女の子レスリーと共に自分達の世界を作り出していくのですが、そこがファンタジーのように現実離れした世界観ではなく自分も子供の頃に思い描いたような懐かしい世界で何の違和感を感じることなく彼らの世界にどっぷりはまる事が出来ました。小さな頃は自分自身も自然の中でいろんな発想が出来たのを懐かしく思うのと共に、最近の子供は家でゲームとかばかりしてあまり外で遊ばない現実が悲しいような気がしました。ゲームは作られた空想の世界であって自分自身の世界じゃないからなぁ。
ラストはあのような展開になるとは思っていなかったのでかなり悲しかったですがジェスが空想の世界に生きながらもそれは逃げではなく現実の世界でもしっかり生きていける力になっていて確実に成長している姿が子供の成長を見ているようで嬉しくもありました。

評価:85点(100点満点)
降水確率:(100%)

アース(日本語吹替え版)

January 25 [Fri], 2008, 20:00
今日は日本語吹替え版で『アース』を観てきました。

50万年前、まだ若い地球に巨大な隕石が衝突した。その影響は大きく、地球の地軸は23.5度も傾いてしまう。しかしこの傾きがあったからこそ、地球には四季のうつろい、寒暖の差、そして生命が生み出されることになったのだ。そんな傾きと太陽の光が作り上げた地球の姿を、北極から南極へと旅をしながら見ていこう。まずは北極に住むホッキョクグマの親子の様子から……。
太陽系第三惑星・地球。この生物にあふれた美しく厳しい星の姿をあらゆる角度から捉えた、“地球のポートレート”とも言うべきドキュメンタリー。北極から南極へと向かう旅の中で、ホッキョクグマの親子、砂漠を大移動するアフリカゾウの群れ、ザトウクジラなど数々の生物の営みを圧倒的な迫力の映像で映し出していく。制作には『ディープ・ブルー』のスタッフが集結。超ハイスピードカメラなどの最新機器を駆使しながら、5年もの長きにわたって“奇跡の瞬間”を追い続けてきた。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による音楽も物語を盛り上げる。地球の“今”を、知性ではなく心で感じられる作品だ。


→オフィシャルサイト

私が子供の頃大好きでよく観ていた番組に『野生の王国』と言う番組があります。この番組ではライオンがシマウマを襲って食べてしまうシーンなどがよく出てきて、しまうまさん可愛そうだなぁなんて思いながら自分達人類も同じ様に動物を食べている事には気が付いていなかったのです。今ではこのような番組を見るとこれも食物連鎖なんだから仕方ない・・・いっぱいいるんだから1匹ぐらい犠牲になってあげて!なんて自分勝手な事を思っているのですが、人間の行為のせいでこの食物連鎖も壊されようとしているのを知って今は本当におろおろしています。あと30年で北極の白くまが絶滅してしまうでも今ならまだ間に合うって言われても一体何をすればいいのかも分らない状態です。リサイクルも嘘ばっかりで一体何を信じて何をすれば私達の住んでいる奇跡の星地球を守る事が出来るのでしょうか?
映画はそんな危機的状態にある地球の素敵な映像がいっぱいで思わず声を出して笑ってしまうような動物の可愛い映像もかなりありました。私はあの雛が始めてのダイブをするところなんて大好きなシーンだし、象たちが自分の子供達を守ろうと必死になったシーンでは涙がこぼれてしまいました。この映画を観て何度も『がんばれ!』って叫んでしまいました。このまま動物達が滅びていくのをただ指をくわえて見ているだけではいたくないんだけど一体私に何が出来るのだろうか?

評価:95点(100点満点)

ベター・ハーフ

January 24 [Thu], 2008, 22:23
今年1冊目は数年前から読み漁っている唯川恵さんの長編です。


結婚とは? 夫婦とは? あるカップルの10年。
バブルの頃に結婚した永久子と文彦。派手な結婚式をあげたけれど、結婚生活は甘くはなかった。不倫、リストラ、親の介護、お受験…それでも別れないのはなぜ? 結婚の実相を描く長編。
日本が未曾有の好景気に沸いていた時代、2年ごしの交際をへて広告代理店勤務の文彦と派手な結婚式をあげた永遠子。その日が人生最高の日だった。順調にスタートをきったはずの結婚生活は、バブルがはじけたことから、下降線の一途をたどる。不倫、リストラ、親の介護…。諍いと後悔にあけくれる日々から、夫婦はどう再生してゆくのか。結婚の真実を描く長編小説。


新婚の私にはかなり刺激の強い1冊になりました。この夫婦は挙式の時から問題が起こりその後は崩壊の一途を辿るのです。この本を本で結婚なんてそんなに甘いものではないんだと痛いほど思い知らされる作品となりました。景気のいいバブル期からバブル崩壊、不景気へと世の中が激動の変化を遂げる中で若い夫婦も浮気、リストラに子育て、お受験、親の介護など様々な経験をします。もうお互いに全く愛情も無いのに夫婦を続けるのは何故?深い疑問を抱きながらも夫婦から家族になると説明出来ない絆が出来るのかなと感じました。

私はこの作者のような経験はまだ何一つしていないひよっ子ですがこれからの人生でどんな事にも対応できるように成長していきたいなと思います。結婚とは地獄の入り口などと言っているのを聞いたことがありますが今のところ私にとって結婚とは天国への階段のような気がしてならないです。努力してこの階段を登りきった時には幸せな老後が待っているはずです。

評価★★★☆☆(星3つ)

悲しいニュース

January 23 [Wed], 2008, 12:34
なんとなくいつも見るゴシップサイト見ているとこんな悲しいニュースを目にしました。出演する映画によって全く雰囲気を変えてしまう彼の演技は本物だと思っていたんだけどいろいろ悩みもあったのでしょうか?彼のバットマンのジョーカー役も楽しみにしていたのに・・・
ミシェル・ウィリアムスとは破局しているから仕方ないけど娘のマチルダちゃんは可愛そうだなぁ。ご冥福をお祈りいたします。。。

アカデミー賞にも「ブロークバックマウンテン」でノミネートされ、今年は宿敵ジョーカーとして大作「バットマン」の公開も待たれていたオーストラリア出身のヒース・レジャーがニューヨークの自宅で死亡していたのが発見されたと伝えられた。

警察では死因は断定できないというが、現在も調査中だという。NBCテレビは、ヒースの死体のまわりには睡眠薬など多数の錠剤があったと伝えている。ヒースは病院には運ばれず、その場で死亡が確認された。

第一発見者は、午後3時25分ごろに家政婦がヒースがマンハッタンのアパートメントのベッドで死んでいるところを発見したとも、予約していたマッサージ師がやってきて発見したともいわれている。

マッサージ師は家政婦が部屋の中に入れたが、ベッドルームから応答がないので、中に入ってみると、ヒースの意識は既になかった。警察は当初このアパートメントはメアリー・ケイト・オルセンが所有しているものだと発表したが、のちに撤回し、オルセンの広報も、「ニューヨークにアパートメントを所有しているが、この建物ではない」と否定している。

ヒースは、「ブロークバックマウンテン」で共演した女優ミシェル・ウィリアムスとの間に2歳の娘マチルダちゃんをもうけたが、ヒースとミシェルはすでに破局している。ヒースの母親はフランス語の教師で、父親はカーレイサーで採鉱技師だった。

ヒースは96年に17歳でオーストラリアのTVドラマにデビューしていたが、取材するマスコミとはトラブルを起こすことが多く、2004年にはカメラマンを暴行したと伝えられ、「ブロークバック」のプレミアではレッドカーペットでマスコミに水をかけられるといった事件があった。

シルク

January 22 [Tue], 2008, 18:20
そんなに評判が良さそうな映画ではないのですが日本人の役者さんが何人か出ているので観てみる事にしました。

19世紀フランス。戦地から故郷に戻った青年、エルヴェは、製糸業を営むヴァルダヴューから、蚕卵を入手するためアフリカ行きを依頼される。危険な旅を経て、蚕卵を持ち帰ると、それで得た富で美しい女性、エレーヌと結婚。自らも製糸工場を経営し、結婚生活は順風万帆であった。しかし、アフリカの蚕が病気にやられ、新婚のエルヴェに再び買い付けの依頼が。しかも、行く先はアフリカより遥かに遠い日本だった…。
『海の上のピアニスト』の原作で知られるアレッサンドロ・バリッコの3作目「絹」を映画化。監督は、『レッド・バイオリン』、舞台「シルク・ド・ソレイユ」の鬼才、フランソワ・ジラール。19世紀、蚕卵を求めて日本に渡ったフランス人青年エルヴェと日本人の少女との秘められた純愛を描く。加・伊・日の合作であり、主演にマイケル・ピット、キーラ・ナイトレイのほか、日本からも役所広司、中谷美紀、國村隼らが参加。エルヴェが恋をする少女を演じた芦名星(あしな・せい)は、新人でありながらフランソワ・ジラール監督に見出され、「日本の美の象徴」と絶賛された。日本が参加する国際的な作品に欠かせない坂本龍一が音楽を手がけている。


→オフィシャルサイト

カナダ/フランス/イタリア/イギリス/日本と多くの国が共同で制作されたこの映画ですが映像も綺麗で出演女性はみんなが繊細で美しかったのですが・・・結局何が言いたかったのだろうか?と思うような難しい映画でした。それに世界から見たらまだまだ日本は昔のイメージが強いんだろうなという感想と共に、日本人以外の人がこの映画を見ると斬新な映画なのかもしれないなと思いこの映画は日本人以外の人向けに作られたんだと勝手に解釈してしまいました。
映画の宣伝では純愛みたいな感じで紹介されているけどこれってただの不倫だしただのプラトニックなだけでどこが純愛だったの?って思いました。日本人の奥ゆかしさに異国の男性がやられたんでしょうか?

評価:50点(100点満点)

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

January 19 [Sat], 2008, 16:26
本日3本目は旦那さまと一緒に楽しみにしていたティム・バートン×ジョニー・デップの最新作を観る事にしました。焼肉をがっつり食べてから観る映画ではなかったように思いましたが・・・

19世紀、ロンドン。フリート街で理髪店を営むベンジャミン・バーカーは愛する妻と娘と共に幸せに暮らしていた。しかし、美しい妻に恋をしたターピン判事の陰謀で、バーカーは無実の罪を着せられ、投獄されてしまう。15年後、妻と娘を奪われたバーカーはスウィーニー・トッドと名前を変え、フリート街に戻って来た。理髪店を構え、パイ店の店主、ミセス・ラペットの協力を得て、ターピン判事への復讐を始める。
『ビッグ・フィッシュ』、『チャーリーとチョコレート工場』など、このところファミリー向けの作品が続いたティム・バートン監督が、『シザーハンズ』以来の朋友、ジョニー・デップと組み、久しぶりにダークでゴシックな世界に戻って来た。18世紀のロンドンに実在したと言われる伝説の人物、スウィーニー・トッドを主人公とした、英国では150年以上のロングランを誇るミュージカルの映画化である。本作もセリフの半分以上が歌という本格的ミュージカルで、ジョニー・デップも見事な歌いっぷりを披露している。共演は、私生活でもバートン監督のパートナーであるヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマン、ティモシー・スポールら。


→オフィシャルサイト

思った通りの映像に思った通りの主人公達の演技、そして思った以上のジョニー・デップの歌唱力にと大満足の作品になりました。ミュージカル仕立てにした事によってスウィーニー・トッドの悪行もまるで芸術のように高貴な儀式に思えて素直に受け入れる事が出来ました。物語はよくある憎しみによる復讐劇でしたがその狂喜乱舞し、最後には快楽にも思えるような復讐が観ているものに一種のショーを観ているかのような錯覚に陥らせられました。ヘレナ・ボナム=カーターもあのハリポタシリーズに出演した時と同じ様な雰囲気でジョニー・デップの個性にも負けない存在感で観るものを魅了していました。
ただこんなに褒めちぎったのですが・・・ラストの終り方が私テイストではなかったので100点満点をつけることは出来ませんでした。またもしか本日の鑑賞がこの作品だけならもっと高得点だったかも知れませんが、どうしても本日鑑賞した『やわらかい手』より高得点をつけることが出来ないような気がしたのも現実です。

評価:80点(100点満点)

ぜんぶ、フィデルのせい

January 19 [Sat], 2008, 14:25
二本目も本日この映画館での封切の映画です。予告から気になっていたので楽しみです♪

9歳の少女アンナは、カトリック女学校に通うお嬢様。弁護士のパパ、雑誌記者のママ、やんちゃな弟、そしてキューバ人のお手伝い、フェロメナと一緒に幸せに暮らしていた。そんな時、スペインで、フランコ政権に対する反政府運動を行っていた伯父さんが亡くなり、残された伯母さんと従姉妹が一緒に暮らすことになった。納得いかないアンナ。フェロメナも二人をまったく歓迎していない様子で…。
激動の1970年代に起きた事件を背景に、ひとりの少女の体験を描いた本作は、イタリアの女流作家ドミティッラ・カラマイの原作に、女性監督ジュリー・ガヴラスが自伝的な要素を盛り込みながら脚本にしたのだという。監督の父親は社会派監督として知られるコスタ=ガヴラス。女性ならではの優しい視点で家族と社会を見つめながらも、社会情勢を盛り込むあたりは父親の影響だろうか。タイトルにある“フィデル”とは、有名な革命家フィデル・カストロのこと。大人の都合で自分の思い通りにならないのは「ぜんぶカストロのせいね」と信じるニナ・ケルヴェルの仏頂面がキュートだ。


→オフィシャルサイト

この時代の時代背景をちゃんと理解していないままに観てしまったのでそんな時代背景は無視して私は私の視点で家族関係メインで感想を書かせて頂きます。
激動の世界の中で親の身勝手で勝手に引越させられたり今までの贅沢な生活が一変したりとアンナにはいろんな変化が起こります。そんな中ちょっとでも自分なりに理解しようと大人の話に耳を傾けそしてふくれっ面で親や大人に自分の意見をぶつける姿は観ていて頼もしかったです。様々な大人の様々な思想を聞かされて自分なりにそれを理解して成長していこうとするアンナの姿は自分も見習わないといけないところがあると思いました。物事すべて誰かのせいにするのではなく自分で理解して解決していく精神を養わないといけないですね。

評価:75点(100点満点)

映画バトン☆2007年版

January 18 [Fri], 2008, 12:17
DVDの本数も数えた事なので去年にもらっていたきららのきらきら生活のきららさんからのバトンを今更ですがアップしようと思います。

1.持っているDVD、あるいはビデオの数

2019本でした。

2.あなたのお気に入りの監督・俳優・脚本家などの映画人(5人まで)

監督:ティム・バートン、 スタンリー・キューブリック、ノーラ・エフロン、ウェス・アンダーソン

俳優:オーウェン・ウィルソン、ケイト・ハドソン、F4・ジェリー・イエン


ちなみにジェリー・イエンはこの一番左の男性です。

3.一番最近観た映画

サラエボの花

4.人生で初めて観た映画

前にもバトンで答えた事があるんだけど物心付いて観た映画は『南極物語』とか『ハチ公物語』です。

5.今、観たい映画



明日観る予定だけどジョニー・デップの『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』です。
それに大好きなオーウェン・ウィルソン主演の『ダージリン急行』です。



6.何度も観てしまう映画、あるいは特別な思い入れがある映画(5本)



●プリティー・ウーマン
●バック・トゥ・ザ・フューチャー
●風と共に去りぬ
●シカゴ
●ズーランダー

7.バトンを回す人

かなり前のバトンだしここで終わりにしておきます!
きららさん本当に遅くなってゴメンナサイね。

サラエボの花

January 17 [Thu], 2008, 18:30
今年はミニシアター系を中心に好きな映画を厳選して観ていこうと思っているんですが今年に入って4本中3本がミニシアターでの鑑賞で未だに期待外れの映画はないです。恐るべしミニシアター!

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボで、シングル・マザーのエスマは12歳の娘サラと2人で暮らしている。生活は厳しく、エスマは深夜までナイトクラブで働かねばならない。疲労が重なったエスマは、ときどき自分の感情をコントロールできなくなり、サラに対して辛くあたってしまう。一方、娘のサラは戦争で死んだという父親の死について疑問を持ち、エスマを問い詰める。エスマには娘には言えない隠された過去があったのだ。
日本がまだバブルの余韻に浸っていた90年代前半、ユーゴスラヴィア解体の中で起きた悲惨な内戦。それがボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争だ。昨日まで一緒に学んでいた友だち同士が、今日は殺し合わなければならないような現実。とくにこの物語の主人公であるエスマのようなムスリム人は、「民族浄化」の名のもとにセルビア人勢力により大きな迫害を受けた。エスマが負った心の傷は、やっと新しい道を歩き出したボスニアという国の傷と重なるだろう。苦しくとも過去の痛みを認めなければ、真の新しいスタートを切ることができないという点で。ボスニアにはエスマと似たような傷を持つ女性が数多いという。しかしどんなことがあっても、子どもは未来へ向かっていくための希望だ。そんな決意が本作に込められている。


→オフィシャルサイト

わずか十数年前に起こったボスニア紛争、なんとなく記憶にあるくらいで自分とは関係ないなって思っていたのを覚えています。この映画を観て少しだけ歴史の事を勉強したのですが戦争は必ずしも男だけの戦いではないんだと言う事を痛感しました。それにこの争いは同じ国同士の争いだけにその悲惨さは想像を絶するもののようですね。日本でも戦争慰安婦などの問題を時々聞いたりしますが戦争中には多くの女性が男性の性欲の犠牲になり強姦され妊娠させられたり、男性のおもちゃにされていたんだと考えると女性としては腹が立ってしかたありません。この映画はそのような背景のもとに強く生きる親子の生き様を綴ったお話でした。自分とはかけ離れた美男美女ばかりが出てくるハリウッド映画とは違い、この映画からは現実を生きなければならないと言うパワーを感じる事が出来ました。今の私が観たいのはこのような等身大の主人公が必死になって生きて頑張っている姿なんだと思います。サラエボの頑張って生きている女性たちの生き様に多大なる感動を与えられました。

評価:80点(100点満点)
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