陽気なギャングが地球を回す

January 31 [Wed], 2007, 22:00
 『陽気なギャングが地球を回す』       2006年/日本/(92分)

監督:前田哲 原作:伊坂幸太郎
出演:大沢たかお       (成瀬)
   鈴木京香         (雪子)
   松田翔太         (久遠)
   佐藤浩市         (響野)
   大倉孝二         (地道)
   加藤ローサ        (祥子)
   三浦知紘         (慎一)
   中山祐一朗        (赤嶋)
   古田新太         (田中)
    大杉漣           (国元)

公式サイト

 ヒット作を連発している人気若手ミステリー作家・伊坂幸太郎の同名ベストセラーを映画化したクライム・コメディ。銀行強盗を確実に成功させてきた4人組の強盗チームの前に謎の敵が出現、強奪した金をめぐって壮絶な頭脳戦が繰り広げられるさまをテンポよく綴る。監督は「パコダテ人」の前田哲。
 銀行での爆弾騒動の現場に偶然居合わせた4人の男女。なぜか他人の嘘を確実に見破ってしまう男・成瀬、どこまでも正確な時を刻む体内時計を持つ女・雪子、生まれついてのスリの天才・久遠、ヘ理屈を駆使する演説の達人・響野。風変わりな才能を持った彼らは、成り行きから爆弾事件を阻止したことで、図らずも4人が組めば自分たちの特異な才能が活かせることに気づく。かくして4人は銀行強盗チームを結成、抜群のコンビネーションで次々と成功を収めていくのだったが…。




もうかれこれ5年はレンタルショップでDVDを借りた事のない私、しかも5年前も中身だけを持っていかないといけないのにパッケージごともっていって恥ずかしい思いをしたり、返却するのを忘れていて延滞料金を取られたりとレンタルにはあまりいい思い出がなかったりする。その時からかどうかは分からないけど観たいDVDはレンタルしないで買おうと心に決めたのでした。しかし最近は邦画も面白い映画が多くそれもすべて購入となると・・・そんなのは無理な話でこれからはレンタルも利用しながら映画ライフを楽しもうと思います。
本当はまだ未見の『嫌われ松子の一生』を借りたかったのだけどすべてレンタル中だったのでこの映画を借りる事にしました。去年上映で大好きな大沢たかおと鈴木京香が出ているということで大変興味のあった作品です。映画は普通のコメディにちょっと恋愛も入り混じっててバランスのいい映画に仕上がっていましたよ。まぁ、映画館では観なくても良かったかなって感じの映画でしたが。また最近私の中で注目しているのが故松田優作氏の息子である松田翔太くんです。龍平くんは不気味で嫌いなんだけど『花より男子』に出ている翔太くんは演技も雰囲気も好きな俳優さんです。彼も活躍してたけど佐藤浩市が脇役っぽい感じでいい味出てたしエンディングロールもラストもパンチが効いていてスタイリッシュなかっこいい映画でしたね。

評価:6点(10点満点)

カオス

January 30 [Tue], 2007, 20:50
家の近所の小さな劇場でハリウッドセレクションということでこの『カオス』を二週間限定上映をしていたので観に行くことにしました。しかもこの映画館は火曜と木曜がレディース・デイなんですよ!この映画の観客は私を含めて二名だけでしたが・・・

武装した強盗団が銀行を襲撃。人質をとり立てこもった彼らのリーダー・ローレンツは、包囲する警察に対し、交渉人としてコナーズ刑事を呼ぶよう要求する。コナーズは以前担当していた事件での失態で謹慎処分中だったが、新人のデッカーとコンビを組むことを条件に謹慎を解かれて現場に復帰。強盗事件現場での交渉に乗り出した。そんなコナーズに対しローレンツは「混沌<カオス>の中にも秩序はある」と謎めいた言葉を残し……。
ベテラン刑事とルーキー刑事が次々と起こる事件の謎を追っていく姿を描いたクライム・サスペンス。タイトルの「CHAOS(カオス)」は、混沌を意味する言葉であり、作品のモチーフとなっている「カオス理論」からきている。「カオス理論」とは「非常に不規則で複雑な現象であっても、簡単な方程式で表現できる」とする理論のことだ。物語の終盤、複雑に絡み合う事件のピースが「カオス理論」のごとく1つの“法則”へと収束していく様子は、なかなかに痛快。演技ではジェイスン・ステイサム、ウェズリー・スナイプスの重厚さはもちろん、それ以上にルーキー刑事を演じるライアン・フィリップの熱血敏腕ぶりが光っている。


あのトランスポーターのジェイソン・ステイサムに最近リース・ウィザースプーンと離婚したライアン・フィリップ、それにブレイドのウェズリー・スナイプスなんてB級映画かと思っていたら意外とキャストも豪華でオープニングから期待が膨らみました。
カオスという題名から察してカオス理論である『北京で蝶が羽ばたくとニューヨークで嵐が起こる』というバタフライ現象が頭をよぎりました。また少し調べたところでは『初期値敏感性が全体に複雑に無限に影響を与えるという意味』なんて書いてありましたが・・・???ですよね。簡単に言えば混沌の中にも秩序があると言う事かな?この映画はこのカオス理論を巧妙に取り入れて複雑に絡み合った事件を点から線にしていくのですがその解明に大いに活躍したのはライアン扮するショーン刑事です。彼がすごく真に迫ったいい演技をしていたので少し驚いてしまいました。映画は切れのいい演技にテンポもよく、またアクションもかっこよかったので隠れたヒット作と言う感じの映画でした。ブルース・ウィルスもだけどいけてるハゲのジェイソンが大活躍で今年は新年からハゲ大活躍の予感ですね。
ラストは私的には大どんでん返しだったけど、推理力の高い人には衝撃の結末ではなかったのかな?

評価:78点(100点満点)→期待してなかった分満足度も

変身

January 29 [Mon], 2007, 12:58
相変わらず通勤電車では読書の日々が続いています。本日読み終えたのはまたまた東野圭吾作品で『変身』です。『変身』と言えばカフカを思い出す私ですが、今作品もなかなかヘビーな内容でしたよ。


世界初の脳移植手術を受けた平凡な男を待ちうけていた過酷な運命の悪戯!脳移植を受けた男の自己崩壊の悲劇。
平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしょうもない。自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された悩の持主(ドナー)の正体を突き止める。世界初の脳移植手術を受けた青年が、徐々に変わっていく。その変化に気づきながらも、止められず、もがき苦しむ。そして、徐々にドナーの脳が、彼の脳を浸食していく。


評価★★★★★★6点/10点満点

話は瀕死の状態から脳移植によってまた生き帰る事が出来た成瀬純一という主人公のお話なんだけど、人間が生きている証は心臓なのか脳なのかと考えさせられました。人の思い出などをつかさどる記憶も脳の仕事だし、考えたりするのも脳ですよね。その脳の一部が人の脳だったら・・・?脳移植は倫理に反していて心臓移植は反していないのか?私の中ではどれが正解なのかは答えを出せなかったです。クローン人間によって健康な臓器や脳を移植して生きるといった『アイランド』という映画がありましたよね。あの映画でもクローンが意志を持って行動するという事態になりましたよね。移植した脳が個人の意志を持って勝手に自分の人格に影響を及ぼしたらむしろ自分自身ではなくなるように感じました。まぁ、脳移植もまだ一般的なものでもないし、脳を移植したからといってこのような後遺症が出るとは限らないけれど、これからの医学の発達でこのような話も夢でなくなる日が来るかもしれません。その時は慎重に進歩していってくれる事を望むばかりです。人体実験のような手術は恐ろしい結果を呼ぶかもしれませんね。

この物語はホラーのような恐ろしい展開の裏側に恵の献身的な愛情の話も進行しています。自分の好きな人が違う人格になったら私はその人を愛し続ける事が出来るかなと考えると恵の純一への愛情は究極の愛だったように感じます。私には殺人鬼に変わり果てた彼氏を守り続ける事は無理だと思うから。

次は何を読もうかと考えながら今同時進行で読んでいる洋書『エラゴン』も早く読み終えたいです。

夏物語

January 28 [Sun], 2007, 17:10
今日は久々に韓国映画を見に行くことにしました。レイトショーがないので休日の夕方に観たのですが映画館はおばさま達でいっぱいでした。

60歳を超えた今も独身を貫き通す老教授ユン・ソギョン。誠実な人柄で学生たちから信頼も厚く、その端正な容ぼうは、さぞ美青年だったであろう若き日の面影をとどめている。ある日、彼の元に「初恋の人を探すテレビ番組」への出演依頼が舞い込む。番組取材のために訪ねてきた構成作家スジンに、ソギョンは古びた1冊の本を差し出した。その本をきっかけに紐解かれるソギョンが生涯唯一愛した女性ソ・ジョンインとの秘密。そこには歴史の波に翻弄された男女の悲恋の物語が隠されていた…。
『誰にでも秘密がある』『甘い人生』『バンジー・ジャンプする』など日本でも主演作が次々と公開され、日韓両国で国民的俳優の地位を築いたイ・ピョンホン。彼が待望の次回作として選んだのは『純愛中毒』以来4年半ぶりの本格派ラブ・ストーリーだった。イ・ピョンホンは幅広い演技力で、ある男の若き青春時代と著名な教授になった現在の両方を熱演。新境地を開いた。イ・ビョンホンが、4年半ぶりに挑む本格派ラブ・ストーリー。


多くのオファーを蹴ってこの作品に出ようと決めたイ・ビョンホン氏ですが前半はあの『甘い人生』に出演したビョンホンがどうして今更このようなありふれた純愛映画に出るんだろうと不思議に思いました。韓国映画ではありがちだけどいいおっさんが大学生の役だし少し違和感を感じながらも映画を見続けていると後半ではなんとなくどうして彼がこの映画に出ようと思ったのか何となく分かった気がしました。周りのおばさまは泣きじゃくりでよかった、よかったと満足げに映画館を出て行かれましたが、私には今までの韓国映画となんら変わらずに新しいものに感じられませんでした。時代背景がちょうどおばさま達の時代背景と同世代だったから彼女達には特別思い入れの大きい映画だったのかもしれませんね。私にはアームストロングが月面着陸した映像を見ても何も心を揺さぶられなかったし・・・

評価:50点(100点満点)→普通すぎて何点にしたらいいか正直良く分からなかったです。

それでもボクはやってない

January 26 [Fri], 2007, 21:50
日本の裁判制度は一般市民にとっては馴染みもなく『訴えてやる!』なんて言っても実際に裁判をしたと言う話もあまり聞きません。弁護士料も高いし裁判には長い月日がかかり、敗訴したら庶民は首をくくるしかないよねってイメージがあります。私も海外のドラマや映画での裁判はよく目にするけど日本の裁判に対してはほとんど知識はありませんでした。この映画を見て切に日本の裁判制度は変わらないといけないと実感しました。正義とは何か真実とは公正さとは何か?国家権力に真っ向から立ち向かってくれる弁護士、裁判官は存在するのだろうか?いろいろ考えることばかりでした。

大事な就職の面接を控えた日の朝、大勢の通勤客に混じって満員電車から駅のホームへ吐き出されたところを痴漢に間違われ現行犯逮捕されてしまった金子徹平。連行された警察署で容疑を否認すると、そのまま拘留される。その後も一貫して無実を主張するものの、結局は起訴される事に。徹平の無実を信じる母や友人・達雄の依頼でベテランの荒川、新米の須藤の二人の弁護士が徹平の弁護を引き受け、いよいよ裁判が始まる…。
やってないことをやってないと主張するのは真っ当な事であるはずだ。ところが、逮捕から取調べ、拘留、起訴の過程で、誰もそんな主張には耳を貸さない。これは辛い。疑われた者は端から犯罪者扱いである。ゆえに、たとえ無実であっても無罪を勝ち取るのは難しい。まして被害者は女子学生。片や逮捕された男は就職活動中のフリーターだ。勇気をふるって痴漢を捕まえた少女に当然ながら同情は集まる。果たして加瀬亮演じる主人公・金子徹平は無罪か有罪か。『Shall We ダンス?』の周防正行監督が痴漢冤罪裁判に注目し11年ぶりに放つ新作は裁判を通して矛盾だらけの日本の姿そのものをも浮かび上がらせる。見応え充分の作品である。


周防監督の11年ぶりの映画は準備に何年もかかった法廷物です。日本ではあまり知られていない裁判の現実を目の当たりにして正直苛立ちを感じざるにはいられませんでした。やはり周防監督は素晴らしい監督ですね。
主人公の青年は痴漢と間違えられ身柄を拘留されます。痴漢を認めて罰金を払えばすぐにでも自由の身になれるしかし無罪を主張すれば何ヶ月も拘置所で過ごすことになり、起訴でもされて刑事裁判になれば何ヶ月もかかる上に有罪の可能性は99.9%・・・さてあなたならどっちを選びますか?ってことなんです。彼は自分がやってないんだから罪を認める気なんてさらさらありません。そこからこの物語が始まるのですが正直言ってどんなに弁護士が頑張ってもどんなに有力な証言があっても結局判決は決まっているような気がしました。裁判官の出世争いや検事のプライド、弁護士側にもいろいろ事情があるなどそんな事が判決に左右するようなこんな裁判なんていらない。でも罪を犯した人を裁くのは裁判所だけしかない。。。冤罪も問題だけど罪のある人を無罪と判決するのも大問題であるし・・・いったい日本の裁判制度はどうあるべきなのか私には正直分からないです。人に疑われるようなこともするなと言うことでしょうか?国家権力には屈しないといけないのか?頭が混乱しそうなので考えるのはこの辺で止めておきましょう。

評価:95点(100点満点)→これからの日本の裁判の改革に期待して・・・

The 79th Academy Awards

January 25 [Thu], 2007, 2:00
今年もこの季節が来ました!ゴールデン・グローブはすでに発表されて次はアカデミー賞(ラジー賞)の発表を待つのみとなりました。私が全く観ていないWOWOWに加入して初めての授賞式です。毎年WOWOWは完全生中継をするので今年こそはリアルタイムで見ないとと意気込んでいます。先立って先日23日にノミネート作品が発表になったので私も他のブロガーさん同様にちょい予想なんぞをしてみようかなって思います。(予想と言うよりは希望だけどね。) 予想作品にはをつけてみました。



【作品賞・Best Picture】以下すべてノミネート作品。

   『Babel/バベル』
   『The Departed/ディパーテッド』
 『Letters from Iwo Jima/硫黄島からの手紙』 
   『Little Miss Sunshine/リトル・ミス・サンシャイン』
   『The Queen/クイーン』

ゴールデン・グローブ賞は見事『バベル』が受賞したのでアカデミー賞ではやはり『硫黄島・・・』あたりが取ってくれたら嬉しいですね。また昨年見てすごく心に残っている『リトル・ミス・サンシャイン』がノミネートされてるのが嬉しいです。『クイーン』早く観たいな。

【主演男優賞・Actor in a leading role】ノミネート

 レオナルド・ディカプリオ『Blood Diamond/ブラッド・ダイヤモンド』
   ライアン・ゴズリング『Half-Nelson』
   ピーター・オトゥール『Venus』
   ウィル・スミス『The Pursuit of Happyness/幸せのちから』
   フォレスト・ウィテカー『The Last King of Scotland/ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド』

ゴールデン・グローブ賞ではフォレスト・ウィテカーが受賞したのでオスカー像は是非レオ様に取らせて上げてくださいね。『ブラッド・ダイヤモンド』も楽しみにしています。ゴズリングくんのノミネートも素晴らしいですね。映画が早く日本で上映されますように。

【主演女優賞・Actress in a leading role】

 ペネロペ・クルス『Volver/ボルベール 帰郷』
   ジュディ・デンチ『Notes on a Scandal』
   ヘレン・ミレン『The Queen/クイーン』
   メリル・ストリープ『The Devil Wears Prada/プラダを着た悪魔』
   ケイト・ウィンスレット『Little Children/リトル・チルドレン』

ゴールデン・グローブではヘレン・ミレンメリル・ストリープが受賞したのでオスカーはペネロペ・クルスあたりが取って欲しいです。いろんな俳優を踏み台にして見事オスカー女優なんてかっこいいですよね。

【助演男優賞・Actor in a supporting role】

   アラン・アーキン『Little Miss Sunshine/リトル・ミス・サンシャイン』
   ジャッキー・アール・ヘイリー『Little Children/リトル・チルドレン』
   ジャイモン・ハンスゥ『Blood Diamond/ブラッド・ダイヤモンド』
   エディ・マーフィ『Dreamgirls/ドリームガールズ』
 マーク・ウォルバーグ『The Departed/ディパーテッド』

ゴールデン・グローブはエディ・マーフィだったのでマーク・ウォルバーグ氏でお願いします。

【助演女優賞・Actress in a supporting role】

アドリアナ・バラッザ『Babel/バベル』
   ケイト・ブランシェット『Notes on a Scandal』
   アビゲイル・ブレスリン『Little Miss Sunshine/リトル・ミス・サンシャイン』
   ジェニファー・ハドソン『Dreamgirls/ドリームガールズ』
 菊地凛子『Babel/バベル』

ゴールデン・グローブはジェニファー・ハドソンだったので今度こそ菊地凛子さんに取って貰いましょう!あくまでも希望的意見ですが・・・

【監督賞・Directing】

   アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ『Babel/バベル』
 マーティン・スコセッシ『The Departed/ディパーテッド』
 クリント・イーストウッド『Letters from Iwo Jima/硫黄島からの手紙』
   スティーブン・フリアーズ『The Queen/クイーン』
   ポール・グリーングラス『United 93/ユナイテッド93』

ゴールデン・グローブ賞は見事マーティン・スコセッシ氏が取ったんだけどやっぱり悲願のオスカーもあげて欲しいですね。またクリント・イーストウッドに負けたら・・・と思うと悲しいけどリメイクでオスカーというのも同かなと思うのでクリント・イーストウッド監督でもいいかもなぁ。

【長編アニメ賞・Animated Feature Film】

『Cars/カーズ』
   『Happy Feet/ハッピーフィート』
   『Monster House/モンスター・ハウス』

もちろんオーウェン・ウィルソンが声優をした『カーズ』、ゴールデン・グローブに引き続き受賞して欲しいです!

【外国語映画賞・Foreign Language Film】

『After the Wedding』デンマーク
『Days of Glory』アルジェリア
『The Lives of Others/善き人のためのソナタ』ドイツ
『Pan's Labyrinth/パンズ・ラビリンス』メキシコ
『Water』カナダ

この辺からはよく分からないけど日本の作品もノミネートされたらいいのになぁ。ゴールデン・グローブ賞では外国語作品賞で『硫黄島・・・』が受賞していたけどまたこれとは違う賞なんだよね。

マリー・アントワネット

January 24 [Wed], 2007, 20:30
ソフィア・コッポラの新作である『マリー・アントワネット』を観てきました。ソフィアの世界全快の映画だったけど私は嫌いではなかったです。素晴らしい映像に大満足しましたよ。あっ、内容はどんなだっけ?

オーストリア皇女マリーは、14歳にしてフランス王太子ルイ16世の元へ嫁ぐことになった。結婚生活に胸を膨らませていたが、待ち受けていたのは、上辺だけ取り繕ったベルサイユ宮殿の人々と、愛情のない夫婦生活。ルイは必要な事以外はマリーと口もきかず、同じベッドに寝ていても、指一本触れない。愛情深く育ったマリーだったが、悪意溢れる噂に傷つき、やがて贅沢なドレスやパーティーに心の安らぎを求めるようになる。
アントワネットというと、浪費家で傲慢な女王というイメージが強い。しかし、本作で描かれているのは、プライベート用に農場を作り、自然の中で子育てをした、愛情溢れる母親としての王妃である。監督のS・コッポラも「教科書に出てくるアントワネットを撮るつもりはなかった」と語っている。私たちが知っているアントワネットは、革命側が作り上げた虚像であり、有名な「パンがなければお菓子を食べればいい」という言葉も真実ではないようだ。誰も知らなかったアントワネットの真実に驚かされる。主演は、『スパイダーマン』のキルスティン・ダンスト。全編を彩るお菓子やドレスにうっとり。音楽もポップ。いわゆる歴史劇とは一線を画する。


ヴェルバラ世代なんだけどその頃は女の子が観るようなものには全く興味のなかった私はマリー・アントワネットについては豪遊していた末に市民の前で処刑されたくらいの知識しかなかったので、このソフィアが作ったキルスティンの為のようなマリー・アントワネットを楽しく見ることができました。14歳で孤独と不安を抱いてヴェルサイユにやってきたアントワネットですが、高待遇に豪華な食事や色とりどりのスイーツ、贅沢三昧の暮らしを強いられます。こんな生活を1年もしたら完璧にダメ人間の出来上がりですよね。しかもよそ者の彼女はいつも陰口の対象でお世継ぎを産むまでは自分の地位も危ういというような状態です。この役をキルスティンは華やかさの中にも寂しげな表情で完璧に演じていたと思います。ソフィアの描くマリーアントワネットはキルスティン以外の女優は考えられないと言うくらいに適役だった思いました。14歳の役柄も彼女のボーイッシュな体形がなんとか若さを表現出来ていましたよ。キルスティンの全裸は(後姿だけど)ファン必見ですね。(いるかな?)

評価:70点(100点満点)→綺麗な衣装にゴージャスな調度品がお気に入りです。

ディパーテッド

January 23 [Tue], 2007, 20:15
過去にディカプリオのファンにもマット・デイモンのファンにもあった私にとって彼らの共演はかなりそそられるものがありました。それにオリジナルの『インファナル・アフェア』も見ていない私でしたが先入観なしで見ることが出来たのがよかったのかかなり目の離せないストーリー展開で大満足の一本になりました。オリジナルも近々見なくては!

貧困と犯罪が渦巻く、ボストン南部で生まれ育った2人の男。犯罪者一族に生まれ、自らの生い立ちと訣別するために警察官を志すビリー。マフィアのボス・コステロに育てられ、忠実な“内通者”となるために警察官を目指すコリン。2人は互いの存在を知らぬまま同じ警察学校で学び、それぞれ優秀な成績で卒業。コリンはマフィア撲滅の最前線に立つ。一方、ビリーに命じられたのは、マフィアへの極秘潜入捜査だった…。
02年の香港映画『インファナル・アフェア』をM・スコセッシがリメイク。オリジナル版よりも、主役2人を囲む登場人物を個性的に、厚く描き込んだ脚本は、まるでシェイクスピア悲劇のような味わい深さ。主演は、ここ数年スコセッシとタッグを組んできたレオナルド・ディカプリオ。知性と野性味、繊細さと強靱さの両面を持つ複雑な男・ビリーの苦悩を、まなざし一つで演じ、全米で絶賛された。対するコリンを演じるのは、こちらも演技派の呼び声高いマット・デイモン。明晰な頭脳だけを頼りに薄氷の上を歩くコリンを、スリリングに演じた。そして、マフィアのボスを演じたジャック・ニコルソンの存在感!恐るべき怪優が、スクリーンに戻ってきた。


普段はあまり気にならなかったけどこの主人公の二人って顔の雰囲気が似ていますよね。決定的に違うところはディカプリオはすごくいい身体していてマット・デイモンは少しお肉が気になるような身体だったところかな。
映画の内容は全く知らなかったんだけど覆面捜査ってよく映画の題材になったりしますよね。しかしこの映画は警察側とマフィア側のねずみ(潜入者)が複雑に絡み合いハラハラ・ドキドキの連続でした。特にいろんな不安や葛藤と戦う男を演じたディカプリオの演技が光っていたのとかなりの貫禄で悪役を演じたジャック・ニコルソンの好演が光っていました。ディカプリオはあまりオスカーに縁がないようですが今年のアカデミー賞こそはと願う気持ちも大きくなりました。タイタニックによる人気が嫌でその後は出る映画を選んだという彼だからこれからも秀作に出ることになると思うけどやっぱり早いうちにオスカー俳優になって欲しいものです。今作はいい俳優さんが大勢出ていてこれぞ男の世界だと言うような骨太の映画に大満足です。

評価:90点(100点満点)→オリジナルを見てないということがこの高得点に繋がったんだと思います。

ビッグ・バウンス

January 22 [Mon], 2007, 12:47
   『ビッグ・バウンス』              2004年/アメリカ/(88分)

      −THE BIG BOUNCE −

監督:ジョージ・アーミテイジ

出演:オーウェン・ウィルソン     (ジャック・ライアン)
   モーガン・フリーマン       (ウォルター・クルーズ)
   ゲイリー・シニーズ        (レイ・リッチー)
   サラ・フォスター          (ナンシー・ヘイズ)
   ウィリー・ネルソン         (ジョー)
   ヴィニー・ジョーンズ        (ルー)
   ベベ・ニューワース         (アリソン・リッチー)
   チャーリー・シーン         (ボブ・ジュニア)
   ハリー・ディーン・スタントン
   アンドリュー・ウィルソン    
   グレゴリー・スポーレダー

オフィシャルサイト

 人気上昇中の若手俳優オーウェン・ウィルソンと名優モーガン・フリーマンの共演で贈る異色の犯罪コメディ。常夏の島ハワイを舞台に、クセ者たちが騙し騙されのスリリングな攻防を展開する。「ゲット・ショーティ」「ジャッキー・ブラウン」などの原作者としても知られる犯罪小説の名手エルモア・レナードの原作を映画化。
 口が達者な詐欺師のジャックは、不調気味の運気を変えようとハワイへとやって来る。ひとまず不動産業者レイ・リッチーのリゾート建築現場に働き口を見つけたジャックだったが、時を置かず現場でトラブルを起こしてクビになってしまう。リッチーの右腕のボブ・ジュニアは“無事でいたいなら島を出ていけ”と警告するが、ジャックは気にする様子もない。そんなジャックの大物ぶりに目を付けた地方判事のウォルターは、憎きリッチーを陥れようとジャックを仲間に引き込むのだった。一方、リッチーの愛人ナンシーもリッチーから20万ドルの大金を奪う計画をジャックに持ちかけるのだが…。


オーウェン月間と言いながらオーウェン&ベン月間になりそうだったので今日はオーウェンがモーガン・フリーマンと出演した話題!?の作品を観ることにしました。舞台がハワイなのに原作があのジャッキー・ブラウンなどで知られるエルモア・レナードということで少しサスペンスの要素もあるのかななんて観ていたのですが・・・確かにどんでん返し?みたいな展開もあったのですがかなり軽めの作品に出来ていました。出演者の感じからして軽めの映画に作ってあるんだと思うんだけ火サスのようなのりは映画館で観ていたらがっかりの域に入る映画だと思います。オーウェンもモーガン・フリーマンも好きで、過去にチャーリー・シーンが好きだった時期もある私にはDVD鑑賞としてはそれなりに楽しめました。新人のサラ・フォスターはスタイル抜群で女の私でもドキドキしてしまいました。

評価:5点(10点満点)

スタスキー&ハッチ

January 21 [Sun], 2007, 11:07
   『スタスキー&ハッチ』              2004年/アメリカ/(100分)

       -STARSKY & HUTCH -

監督:トッド・フィリップス

製作総指揮:ベン・スティラー

出演:ベン・スティラー     (デヴィッド・スタスキー)
   オーウェン・ウィルソン  (ケン・ハッチンソン)
   スヌープ・ドッグ      (ハギー・ベア)
   フレッド・ウィリアムソン  (ドビー主任)
   ヴィンス・ヴォーン     (リース・フェルドマン)
   ジュリエット・ルイス    (キティ)
   ジェイソン・ベイトマン   (ケビン)
   エイミー・スマート     (ホリー)
   カーメン・エレクトラ    (ステイシー)
MTVムービー・アワード(2004年)
■キス・シーン賞
(エイミー・スマート/オーウェン・ウィルソン/カーメン・エレクトラ)

1975〜79年にアメリカで放映され、日本でも人気を呼んだTVシリーズ「スタスキー&ハッチ」を、ベン・スティラー、オーウェン・ウィルソンの主演で映画化。カリフォルニアの秘密捜査官デヴィッド・スタスキーと、新たにコンビを組むことになった「ハッチ」ことケン・ハッチンソン刑事が、巨額の麻薬取引に絡んだ殺人事件を捜査することなる。
ファッションや車のデザイン、登場人物の会話(とくにジョーク)などが、オリジナルの背景である1970年代を強烈に意識。本筋とは関係なく登場する、『イージー・ライダー』などのパロディも楽しい。主人公ふたりの情報源となる男を演じるスヌープ・ドッグの怪しげな存在感など、脇役たちも個性的。ファンにとってうれしいのは、オリジナル・キャストのデヴィッド・ソウルとポール・マイケル・グレイザーの特別出演だろう。本作が6度目の共演で、息もぴったりのベンとオーウェンは、オリジナル・コンビの関係性をさらに大げさに演じて笑わせまくる。とくにオーウェンのボケぶりは、彼の素顔もにじみ出て微笑ましい限り。


引き続きオーウェン出演作品DVD鑑賞です。この作品は機内で観たのみでDVD購入済だったので改めて観ることにしました。こうやってオーウェン作品を見直したら橋田寿賀子ファミリーばりに見慣れた顔ぶれが出演しているのには驚きでした。ヴィンス・ヴォーンにウィル・フェレルもベン・スティラーファミリーのようですね。
アメリカで放送されたTVシリーズのリメイクと言うことでしたが、観たことのない私でも充分に楽しめるような内容で何度もくすくす笑っちゃいました。まさに彼ら二人のはまり役って感じで仲のよさがすごく出ていてベン&オーウェンファンの私にとってはたまらない作品になりました。また脇をかためているスヌープ・ドッグがかなりいい味を出していて笑いに磨きをかけていましたね。ベンとオーウェンが真剣にコメディをやっているところが本当に大好きなのでこれからもいっぱい面白い作品を作って欲しいです。

評価:7点(10点満点)
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