デイジー

May 29 [Mon], 2006, 20:40
お気に入りの監督に大好きな役者が出ていて面白くないはずのこの映画・・・
期待通りに楽しむことが出来ました。映像が美しく三人のそれぞれの切ない表情が心から離れなかったです。こんなに切ない映画は久しぶりに観ました。もちろんいっぱい泣いてしまいました。

オランダで骨董店を営む祖父と暮らす画家の卵ヘヨンのもとに頻繁に届けられるデイジーの花。それは夏に訪れた郊外での忘れ難くも美しい夏の日の記憶を甦らせるものだった。名前も姿も知らない送り主こそ運命の恋人だと信じるヘヨンは、肖像画の客として花を持って現れたジョンウに心惹かれるようになる。そんなヘヨンの毎日を人知れず見守り続ける男パクウィ。花を育てクラシック音楽を愛するその男は暗殺のプロだった…。
穏やかな日常が突然戦場さながらの危険にさらされる。暴力とは、あるいは運命とはそういうものなのかもしれない。『インファナル・アフェア』のアンドリュー・ラウ監督が『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョン、『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソン、『エンジェル・スノー』のイ・ソンジェという三大韓流スターを揃えて、ドラマチックな韓国ロマンスと容赦なく撃ちまくる香港アクションの醍醐味をダブルで楽しめるつくりになっている。



こんな純愛が現実に存在するのでしょうか?相手を思いやりすぎたが為に幸せになれない三人を見ていると何とも切ない気分になりました。三人の行動が時系列で映像化されているところなんてとても効果的で脚本の素晴らしさに驚きました。チョン・ウソンのことは大好きなので文句のつけどころはなかったのですが、キモイ人が彼のような行動をしたら完璧にストーカーで訴えられるよなって心で思っていました。チョン・ジヒョンはいつもの元気溌剌の役柄よりはこのようにしっとりした役柄の方が似合ってるようにも思いました。可憐ですごく美しかったです。イ・ソンジェも知的さと優しさを兼ね備えた悩める男の役柄を見事に演じていました。かなり贔屓目かもしれないですが大好きな韓国映画の一本になりました。韓国人の監督ではこのようなスタイリッシュな映画は作れなかったし、中国だけならこんなに心に響いてくる物語にはならなかったでしょうね。

評価:8点(10点満点)

ジャケット

May 24 [Wed], 2006, 22:00
本日二本目はジャケットです。キーラもエイドリアンも好きだからかなり期待してたんですが・・・

1992年。湾岸戦争での頭部の負傷が原因で記憶障害になったジャックは、ある殺人事件に巻き込まれ精神病院に送られてしまう。拘束衣(ジャケット)を着せられ、死体安置用の引き出しの中に閉じ込められるという実験的療法を受けた彼は、気がつくと15年先の2007年へとタイムスリップしていた。そこで出会ったジャッキーというウェイトレスから、自分が4日後に死ぬことを告げられたジャックは、自分の死の真相を探ろうとするが……。
『戦場のピアニスト』のエイドリアン・ブロディと『プライドと偏見』のキーラ・ナイトレイ主演の新感覚サスペンス。1992年と2007年という時空を超えて、一組の男女が謎の死の真相を探っていく様を、『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』やU2などのライブビデオなどを手がけるジョン・メイブリー監督がスタイリッシュな映像で描く。ジョージ・クルーニーとスティーブン・ソダーバーグが共同プロデュースしただけあって、SF、ラブ・ストーリー、ミステリーが組み合わさったストーリー展開が新鮮。



もっと謎めいたストーリーかなって思ったら微妙に単純でした。バタフライエフェクトに似たところもあるんだけどなぁ。。。キーラ・ナイトレイはドミノに続いて少々汚れ役なんだけど、結構汚れ役のほうが板についてきた感じです。育ちの悪さを上手に演じていました。実際はどうなんでしょうか???ジャック役のエイドリアン・ブロディはこの痩せすぎな身体がこの役にはぴったりだったようです。拘束衣を着せられてこんなとこに閉じ込められたら閉所恐怖症の私は発狂してしまいそうです。それにしても人間で動物実験をするなんてひどすぎますね。
ジャケットというタイトルが???だったのと、もう少しストーリーでも頑張ってほしかったです。

評価:6点(10点満点)

ニュー・ワールド

May 24 [Wed], 2006, 19:45
上映してからかなり日が経ちますがやっと見ることができました。上映時間が少し長いなって感じましたが愛についての深いテーマ、しかと心に響いてきました。不思議なゆっくりとした撮影方が私には心地よかったです。これが本日の1本目です。

1607年、イギリスを出航した船が”ニュー・ワールド”北米ヴァージニアに到着する。しかしそこにはすでに、ネイティヴ・アメリカンの人々が暮らしていた。船には反乱罪で繋がれていたジョン・スミス大尉がいた。船長は彼の命を惜しみ、ネイティヴとの交渉役を託す。しかしスミスはネイティヴの戦士たちに囚われ、処刑されそうになる、その彼の命を助けたのが王の娘ポカホンタスだった。2人は恋に落ちるが、やがてスミスは砦に戻らなくてはならない日が来る。
25年間にわずか3本と超寡作ながらも、作品を発表する度に注目を集め、多くの俳優たちが出演を願うという監督、テレンス・マリック。その待望の新作は、アメリカ人なら誰もが知っているという、ネイティヴ・アメリカンの酋長の娘ポカホンタスの愛の物語だ。物語の中心となるポカホンタスには新人のクオリアンカ・キルヒャー、彼女を愛する2人の男性を、今もっとも旬の俳優コリン・ファレルとクリスチャン・ベールが演じている。スミスを愛したポカホンタスは、イヴのように楽園を追われるという結果を生む。それはニューワールドを汚すことにより国が始まったという、アメリカの起源に対するマリック監督の考えなのだろう。


激しく胸を焦がすような激しい愛、穏やかで優しいけれど何か物足りないような愛・・・私ならどちらを選ぶのだろうかと考えさせられる映画でした。コリン・ファレルかクリスチャン・ベールかと聞かれたら即答でクリスチャン・ベールだけどね。やはり人生一度きりだから運命的な胸を焦がすような激しい恋愛もしてみたいなって思います。その恋愛が永遠になるのが理想なんだけど、このような恋愛を求めていたら婚期は逃してしまうかもしれないですね。しかし運命を信じて妥協はしないで一生恋愛はしていたいですね。誰かを愛することは単純なようで難しいですがだからこそ世の中で一番素晴らしいことのように感じています。

評価:8点(10点満点)

アンジェラ

May 19 [Fri], 2006, 21:30
本日二本目の映画はリュック・ベッソンの新作です。全編モノクロということで今日は暗い画面の映画二本立てになりました。因みに一本目は1人、この映画は5人での鑑賞となりました。こんな客入りでもMOVIX橿原よ閉鎖しないでおくれ〜!

一旗あげようとアメリカからパリにやってきたものの、多額の借金を作ってしまったアンドレ。借金取りに「48時間以内に金を返さなければ、命はない」と言い渡された彼は、アレクサンドル三世橋からセーヌ川に身を乗り出す。その瞬間、隣に現れた長身の美女が「あなたと同じことをする」と告げると、突然川に飛び込んでしまう。死なせたくない。とっさにそう思ったアンドレは、彼女を追って川に飛び込むのだが…。
『ジャンヌ・ダルク』から6年。ついに沈黙を破ったリュック・ベッソン10作目の監督作は、たった48時間で繰り広げられるラブ・ストーリーだ。この世のものとは思えないほどの美女・アンジェラに扮するのは、GUCCI専属のスーパーモデル、リー・ラスムッセン。すでに『ファム・ファタール』で女優デビューしている彼女は、自らも映像クリエイターとして監督や脚本を手がける才媛でもある。対するアンドレを演じるジャメル・ドゥブーズは、フランスで人気沸騰中のコメディアン。


初めはどうなるんだろ〜???なんて思いながらドキドキして観ていたのですがこの映画大変気に入りました。パリの街並みがすごく寂しげな美しで、真の美しさとは何か、目に見えるものだけが美ではないんだと考えさせられる映画でした。
モノクロ映画は久々でしたが、いろんな色で美しさを表現するのもいいけど、今回はモノトーンの美しさに魅了されました。主人公は長身の美女とあまりさえないチビ男なんですが、この二人の組み合わせを全く違和感なく観る事ができました。スタイリッシュとか斬新とかそんな陳腐な言葉では表現できないような温かくって美しい映画だったように思います。是非好きな人と一緒に観てお互いを思いやる気持ちを再確認してくださいね。

評価:9点(10点満点)

アンダーワールド エボリューション

May 19 [Fri], 2006, 19:20
倖田來未さん、本当のエロカッコイイを勉強してください。
↓これぞ正真正銘のエロカッコイイですぞ。クールビューティーでもあるかな。

2003年に公開され、全米大ヒットとなったサイバー・ヒロイン・アクションの続編。人類最初の不死者アレクサンデルの双子の息子であり、それぞれヴァンパイアとライカンの始祖になったマーカスとウィリアムの過去が、いよいよ明らかになる。両族の始祖の秘密に近づいていく、クールでタフなヒロイン・セリーンを、ケイト・ベッキンセールがまたもや熱演。監督も前作から続投のレン・ワイズマン。スタイリッシュな映像、独特のサイバー・ゴシックな世界観と、TVCMやミュージック・ビデオ製作で培ってきた彼のセンスが、ダークな美意識となっていかんなく発揮されている。
ヴァンパイアの闇の処刑人セリーンは、一族を治めるビクターが自分の家族を虐殺していた過去を知り、復讐を果たす。同族から追われる身になった彼女にとって、唯一の味方はヴァンパイアとライカン(狼男)の混血種であるマイケルだけ。2人は追っ手をかわしながら張り巡らされた陰謀を暴くうちに、何世紀にもわたって種族闘争を繰り広げてきた、ヴァンパイアとライカンの創世の秘密に迫っていく。やがて2人は、血族を超えた禁断の恋に落ち…。


前作よりパワーアップしたこの作品、B級映画としては十分に楽しむことが出来ました。セリーンのお色気シーン・・・楽しませてもらったけど映画的には全く必要なかったです。多分監督であり夫のレン・ワイズマンが『どうだ!家の嫁は最高だろ〜』みたいな自慢が入ってたのかもしれないですね。確かに美しかったです。演技力のない彼女には最高の役柄ですね。(別に嫌いなわけではないですよ。) マイケル役のスコット・スピードマンのかっこいい勇士が見れるのかと思っていたのですが、戦う時はライカンになってしまうのでかっこいい姿は全く拝めなかったです。そこだけが少し残念なところですね。でもこの映画とっても好きです。

評価:7点(10点満点)

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

May 18 [Thu], 2006, 19:20
会社でKさんにお勧めの本があるということで借りたこの本ですが、読み始めたらすごく面白くって結局自分でも購入してしまいました。文章の表現力が素晴らしくって何度も読み返したくなるような一冊になりました。女性より男性の方がマザコンが多いのもなんだか納得出来ました。母親はすごいですね。

読みやすさ、ユーモア、強烈な感動! 同時代の我らが天才リリー・フランキーが骨身に沁みるように綴る、母と子、父と子、友情。この普遍的な、そして、いま語りづらいことがまっすぐリアルに胸に届く、新たなる「国民的名作」。『en-taxi』連載、著者初の長編小説がついに単行本化。 母親とは?家族とは?普遍的なテーマを熱くリアルに語る著者初の長編小説。

【リリー・フランキー】
1963 年福岡県生まれ。武蔵野美術大学卒業。
文章家、小説化、コラムニスト、絵本作家、イラストレーター、アートディレクター、デザイナー、作詞・作曲家、構成・演出家、ラジオナビゲーター、フォトグラファー……など多彩な顔を持ち、ジャンルの壁を自由に往来しつつ活動。『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』は著者初めての長篇。


この本を読み終えて、多分他の読者も考えたように私も自分の母親について考えました。私達親子関係もこの筆者みたくすごく親密です。仲がいい時もあるし、泣く位喧嘩することもあるしすこし他の家庭より激しい付き合いかもしれないですが・・・
しかし筆者の母親ほど息子を愛することが出来た母親というのは現代では少なくなっていると思います。親子関係が希薄になってきている世の中でより多くの人がこの作品を読んで人間関係について再度考える機会が出来ればいいなって思います。

こんなに読者の興味をそそるような文章を書ける才能豊かなリリー・フランキー氏に嫉妬を感じながらを送りたいです。書く方でもプラスになるように参考にします。

ピンクパンサー

May 17 [Wed], 2006, 15:31
ピーターセラーズが演じた『ピンクパンサー』あたしは知らないです。ピンクパンサーのキャラは知っているけどあまりどんなものか知らない私には何の思いいれもなくすごく楽しめました。でも映画ファンなんだからもっと昔の名作を見ていかないとなぁ・・・とつくづく思っています。ピーターセラーズの作品とかね。

サッカーの国際試合で、フランス代表チームの監督グルアンが何者かに殺害され、所有していたピンクパンサー・ダイヤモンドが忽然と姿を消した。ドレイフェス警視は、この事件で自らを引き立てるため、クルーゾーを警部に抜擢し任務にあたらせる。早速、助手のポントンとともに犯人逮捕に乗り出したクルーゾー警部だが・・・
1963年の『ピンクの豹』で生まれたマヌケな警部クルーゾー。名優ピーター・セラーズのイメージが染み付いたこの役柄に、現代最高のコメディアン、スティーブ・マーティンが挑んだ!白髪にチョビ髭で、すましきったマーティンの見た目もユーモラスだが、何といっても、物語に詰め込まれた笑いの数々が魅力たっぷり。脇を固める役者陣も豪華。高慢なドレイフェスを演じるのは、これまたコメディ・センス抜群のケヴィン・クライン。硬派な刑事ポントンにはジャン・レノ、そしてグルアンの恋人ザニアには、ポップスターのビヨンセが扮している。笑いの妙が詰まったエンターテイメント、とにかく心から楽しみたい。


この映画、私はすごくはまってしまいました。ちょっと英語をかじっている私にも分かるような言葉遊びが満載で言葉で笑わされました。人が分かってないかな?この面白さってところで大爆笑できて少し優越感でした。海外で訛った英語をいっぱい聞いた私には、ネイティブの英語より訛った英語の方が聞きやすかったりします。中国人の話す英語なんかすごく分かり易くって好きです。後は言葉遊び以外にも細かい笑いが満載で単純な私にはツボでした。ジャン・レノがコメディー映画に!?って思ったのですが、あの不器用そうな感じが、スティーブ・マーティンのオーバーリアクションと相反していて融合・中和されていました。

評価:8点(10点満点)

Krystal meyers

May 15 [Mon], 2006, 14:19
本日はまたまたジャケ買いなんですが、アブリルっぽい女性シンガーを求めてクリスタル・マイヤーズのアルバムを買ってみました。
米国サイト→Krystal meyers

輝くほど瑞々しいキュートなルックスに、透明感と温かみを帯びたちょっとおとなびたヴォーカル。エネルギッシュでパンキッシュなポップ・ロックがキャッチーなメロディにのって未来に向かって鳴り響く! クリスタル・マイヤーズ17歳。今回アルバム全曲において、クリスタル本人が共同で作詞・作曲を手掛けている。家族や友人、ボーイフレンド、そして自分自身と向き合う中で生まれた10代特有の焦燥感や苛立ち、自尊心や信念、希望と不安が、偽りのない真っ直ぐな言葉によって綴られている。元気にハジけ飛ぶポップ・ロックから、ちょっと切ないメロディが胸に迫るバラードまで、16歳とは信じがたい才能溢れるセンスが遺憾なく発揮されている。

1.ザ・ウェイ・トゥ・ビギン
2.絶対自分主義!〜アンチ・コンフォーミティ
3.マイ・セイヴァー
4.ファイアー
5.フォール・トゥ・ピーシーズ
6.リフレクションズ・オブ・ユー
7.ラヴリー・トレーシズ
8.レスキュー
9.シング・フォー・ミー
10.キャント・ステイ

カリフォルニア生まれ、テネシー州フランクリンという小さな町在住の17歳。幼い頃から人前で歌を歌うのが大好きだった少女は、10歳ですでに曲を書き始め、13才でアコースティック・ギターを手にし、ジュニア・ハイ・スクールでバンドを結成。その時に書いた曲"アンチ・コンフォーミティ"が地元のベネフィットCDに収録されたのがきっかけで、Essential Recordsと契約。セルフ・タイトルのデビュー・アルバム"クリスタル・マイヤーズ"のリリースとなる。去年すでに100本以上のライブをこなし、今年2006年も1月から3月までに30回以上のロックフェスに参加するなどして精力的にライブを行っている。
かなりお勧めのです。歌詞もメロディもすごくGOODですよ。

愛しのサガジ

May 10 [Wed], 2006, 21:30
4/22から始まった今年の韓フェスですがやっと一本見ることが出来ました。たくさん映画が上映されてなかなか全部は見れない状況に陥っています。結局『タイフーン』も見れなかったしなぁ。

まだ本当の愛を知らないふたり――
でもこんな最悪の偶然から恋が始まるなんて!
ある契約によって、“ご主人さまと召使い”として100日間を一緒に過ごす羽目に陥った大学生と女子高生が、次第にお互いへの本当の気持ちに気付いていく──奇想天外なシチュエーションの中で育まれる初々しい愛のゆくえをフレッシュに描いた極上ラヴコメディ。
元気ハツラツ! な高3のハヨン(ハ・ジウォン)が蹴飛ばした空き缶が、通りがかりの大学生ヒョンジュン(キム・ジェウォン)の高級外車に擦り傷を付けてしまった。修理代の払えない彼女にヒョンジュンが提案したのは、100日間ヒョンジュンの“召使い”となることだった。


この物語は現役高校生のインターネット小説が原作だそうです。すごくベタなラブコメでしたがすごく楽しめました。韓国映画はやっぱりコメディが最高です。

恋する神父でも天真爛漫な女の子役を披露してくれたハ・ジウォンですが、今回は高校生役で化粧の全くない彼女もすごく新鮮で可愛かったです。どことなく松たか子に似ているような気がしたのですが・・・それにしてもここまでの体当たりの演技は見ていて気持ちがいいです。彼女のファンになってしまいました。デュエリストでは残念だっただけによかったです。ヒョンジュン役のキム・ジェウォンは恥ずかしながら知らない俳優さんでした。初めはなんだか色白で気持ち悪かったけど、映画を観てるうちになんだか可愛く見えてきました。他の作品も見てみたいな。韓国シネマフェスティバル、なかなか観に行けないけど面白いのありそうですね。

評価:7点(10点満点)

ブロークン・フラワーズ

May 10 [Wed], 2006, 19:20
今年50本目の映画です。
久々にこの手の映画に魅了されました。淡々と過ぎ行く映画の中でしっかりと意志主張があってなんだか心に響いてくるような不思議な映画。このような映画を待っていたのかもしれないです。主役のビル・マーレのキャラが更にこの映画の味を深めていました。終始流れていたゆっくりとしたテンポの音楽にカメラワークもすごくマッチしていてよかったです。

2005年カンヌ映画祭で観客を大いに楽しませ、グランプリを受賞したジム・ジャームッシュ監督の最新作。ビル・マーレイ演じる、かつてのプレイボーイぶりも冴えなくなってきた老年にさしかかっている中年男が突然送られてきたピンクの手紙にあった「19歳の息子です。あなたの子です。」の文字に押され、20年前に関係のあった女たちを訪ね歩くためアメリカ縦断の旅に出る物語。

『過ぎ去った過去ではなく、輝ける未来に向かって、現在を懸命に生きる。』主人公のドンはこのような事を言っていたのですが、これは彼自身が出来てないことを言っていたのでしょうか?あたしは自分が形成された過去も大切だけど、過去にとらわれて生きるくらいなら新しい未来に向かって今を懸命に生きなくてはいけないということでは同感です。
華々しい過去があったドンは、現在は恋人にも逃げられて空虚な生活をしています。自分ひとりでは何をしていいのかも分からなく過ごしている状況です。隣には自分と正反対の生活を送っているウインストン家族が住んでいて彼に進められるままに不思議な旅へと出ることになるのですが・・・

この寂しげな中年が今何を求めているのか、一通のピンクの手紙と不思議な旅で何を得たのかは分からないし、これこそ観客十人十色の考え方があると思うのですが、その描き方が実に面白かったです。私は女性の立場からしかドンのことを見れなかったけど、なんだか笑うことも忘れ、人を愛することも出来ない可愛そうなかつてのプレーボーイだなとしか思えなかったです。男性の立場だったらまた違うんでしょうね。過去に捕らわれたくない筈の自分自身が過去に振り回されるこの状況でいったい彼は20歳になる子供がいるなんて言われて何を思ったのでしょう。

評価:9点(10点満点)
P R
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