それでもボクはやってない

January 26 [Fri], 2007, 21:50
日本の裁判制度は一般市民にとっては馴染みもなく『訴えてやる!』なんて言っても実際に裁判をしたと言う話もあまり聞きません。弁護士料も高いし裁判には長い月日がかかり、敗訴したら庶民は首をくくるしかないよねってイメージがあります。私も海外のドラマや映画での裁判はよく目にするけど日本の裁判に対してはほとんど知識はありませんでした。この映画を見て切に日本の裁判制度は変わらないといけないと実感しました。正義とは何か真実とは公正さとは何か?国家権力に真っ向から立ち向かってくれる弁護士、裁判官は存在するのだろうか?いろいろ考えることばかりでした。

大事な就職の面接を控えた日の朝、大勢の通勤客に混じって満員電車から駅のホームへ吐き出されたところを痴漢に間違われ現行犯逮捕されてしまった金子徹平。連行された警察署で容疑を否認すると、そのまま拘留される。その後も一貫して無実を主張するものの、結局は起訴される事に。徹平の無実を信じる母や友人・達雄の依頼でベテランの荒川、新米の須藤の二人の弁護士が徹平の弁護を引き受け、いよいよ裁判が始まる…。
やってないことをやってないと主張するのは真っ当な事であるはずだ。ところが、逮捕から取調べ、拘留、起訴の過程で、誰もそんな主張には耳を貸さない。これは辛い。疑われた者は端から犯罪者扱いである。ゆえに、たとえ無実であっても無罪を勝ち取るのは難しい。まして被害者は女子学生。片や逮捕された男は就職活動中のフリーターだ。勇気をふるって痴漢を捕まえた少女に当然ながら同情は集まる。果たして加瀬亮演じる主人公・金子徹平は無罪か有罪か。『Shall We ダンス?』の周防正行監督が痴漢冤罪裁判に注目し11年ぶりに放つ新作は裁判を通して矛盾だらけの日本の姿そのものをも浮かび上がらせる。見応え充分の作品である。


周防監督の11年ぶりの映画は準備に何年もかかった法廷物です。日本ではあまり知られていない裁判の現実を目の当たりにして正直苛立ちを感じざるにはいられませんでした。やはり周防監督は素晴らしい監督ですね。
主人公の青年は痴漢と間違えられ身柄を拘留されます。痴漢を認めて罰金を払えばすぐにでも自由の身になれるしかし無罪を主張すれば何ヶ月も拘置所で過ごすことになり、起訴でもされて刑事裁判になれば何ヶ月もかかる上に有罪の可能性は99.9%・・・さてあなたならどっちを選びますか?ってことなんです。彼は自分がやってないんだから罪を認める気なんてさらさらありません。そこからこの物語が始まるのですが正直言ってどんなに弁護士が頑張ってもどんなに有力な証言があっても結局判決は決まっているような気がしました。裁判官の出世争いや検事のプライド、弁護士側にもいろいろ事情があるなどそんな事が判決に左右するようなこんな裁判なんていらない。でも罪を犯した人を裁くのは裁判所だけしかない。。。冤罪も問題だけど罪のある人を無罪と判決するのも大問題であるし・・・いったい日本の裁判制度はどうあるべきなのか私には正直分からないです。人に疑われるようなこともするなと言うことでしょうか?国家権力には屈しないといけないのか?頭が混乱しそうなので考えるのはこの辺で止めておきましょう。

評価:95点(100点満点)→これからの日本の裁判の改革に期待して・・・
P R
2007年01月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
人気blogランキングへブログランキングネットにほんブログ村 映画ブログへ
最新コメント
アイコン画像mig
» amazon day (2010年04月28日)
アイコン画像岐阜のコテージ
» 木島平スノボ合宿(ペンション篇) (2009年06月27日)
アイコン画像mayumi
» TSUTAYA DISCAS (2009年03月14日)
アイコン画像クラム
» アウェイ・フロム・ハー 君を想う (2009年03月12日)
アイコン画像マイマイ
» TSUTAYA DISCAS (2009年03月11日)
アイコン画像mig
» 報告 (2009年03月11日)
アイコン画像mig
» ベストドレッサー (2009年02月26日)
アイコン画像non
» 第81回アカデミー賞 (2009年02月25日)
アイコン画像mig
» 第81回アカデミー賞 (2009年02月24日)
アイコン画像ゆかりん
» 第81回アカデミー賞 (2009年02月24日)
ClipList
https://yaplog.jp/alice59/index1_0.rdf
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:alice59
読者になる
Yapme!一覧
読者になる