サンキュー・スモーキング

October 19 [Thu], 2006, 18:50
久々のOS名画座です。前売り券を買ってまで観たかった映画です。

タバコ研究アカデミー所属のPRマン、ニック・ネイラーの使命は、得意の話術でタバコ業界への手厳しいバッシングをかわすこと。その巧みな論理のすり替えテクニックから「情報操作の王」と異名をとる彼の評判はすこぶる悪いが、一人息子のジョーイだけはそんな父親を尊敬していた。訴訟を未然に防ぎ、反タバコ法案を掲げる上院議員をやり込め、ハリウッドをも巻き込むあの手この手の戦略を展開するが、思わぬ落とし穴が待っていた…。
この男、憎めない。信用ならないと思いながら、ついついその喋りの魔法にかかってしまう。乗せられてしまうのだ。ローン返済のためと割り切った仕事ぶりには抜け目がないのに、若くてきれいな女にはガードが甘かったり、息子のジョーイに「自分で考え、自分で決める」ことの大切さを説く、真っ当さも持ち合わせた主人公ニック。この役にパーフェクトだと監督に言わしめた、アーロン・エッカートがチャーミングだ。クリストファー・バックリーの傑作小説「ニコチン・ウォーズ」を原作に、新鋭ジェイソン・ライトマン監督の、長編第1作となるこのタバコをめぐるラプソディーは、マーケティング第一のアメリカ社会を、辛辣にユーモアたっぷりに描いている。


海外ではかなり昔から喫煙者に対して厳しいのは知っていたのですが、日本でも最近は喫煙ブームが巻き起こっていますよね。基本的に私は煙草は吸わないけれど煙草を吸う人を悪魔のようにも思い迫害したいとも思いません。それこそ個人の自由だと思うし煙草を吸うからといって100パーセント死ぬわけでもないしね。だってチョコを食べているとこんな病気になる可能性が高いなんて言われたとしても大好きなチョコを止める事なんて私には無理だしね。可能性だけでは諦められないです。煙草を吸っている人も身体に良くないことは誰でも知ってるけどそれでも辞めれないんでしょうね。この映画ではそういう事を言っているのではなくって、主人公のニックが言葉巧みに煙草の援護をしていることが問題となってきます。決してニックは嘘をついているわけではなく、情報を操作しているというわけです。昔『ああ言えばジョウユウ』なんて言葉が流行ったことがありますが(古いか・・・)彼にも通ずるものがるように感じました。しかし大切なのは自分で理解し判断すること、このことを映画を通じて痛感しました。情報というのは恐ろしいものですし、皆が信じるから自分もそうするというのでは正しい判断も出来ないと思います。見て聞いて判断する、時には専門家や近しい人と話し合う、これが大切ですね。映画を通じて家族の対話の大切さも感じました。言葉って大切なんだな。

評価:8点(10点満点)
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