崖の上のポニョ

August 08 [Fri], 2008, 16:45
久しぶりの1日映画2本鑑賞ですが2本目はあのポニョポニョポニョさかなの子のフレーズを聞いてしまったらしばらく耳から離れない『崖の上のポニョ』を観ました。

海を臨む崖の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、瓶に入り込んで動けなくなっていたさかなの子・ポニョを助けた。一緒に過ごすうちにお互いのことを好きになる2人だが、ポニョの父親・フジモトによってポニョは海へ連れ戻されてしまう。それでも宗介を想い、人間になりたいと願うポニョは、妹たちの力を借りてフジモトの蓄えた魔法の力を盗み出し、再び宗介の元を目指すが……。
宮崎駿監督が自ら原作を手がけて描くのは、海辺の町と海そのものを舞台にした、少年と少女の物語。2人が出会い、冒険し、絆を育んでいく姿を、生き生きと映し出す。作画は全編においてCGを廃し、手書きでの表現にこだわった。中でも荒れた海のシークエンスでは、手書き故のダイナミックさが十分に発揮されている。海に沈んだ街の上を宗介とポニョの乗った船が走っていくシーンも印象的だ。ポニョと宗介を演じた子役の2人の周囲を固めるのは、山口智子、長嶋一茂。天海祐希、所ジョージら個性派の俳優陣。宗介とポニョの冒険の先に、心の奥底に眠る感情が蘇る、清々しい作品だ。


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宮崎駿監督はいつも今作品が最後・・・なんて言ってるように思うのですが今作品は本当に最後になるのでしょうか?映画はかなり子供向けの映画で私に子供の心が無くなってしまったからなのか一体この映画は何を言いたいのか何を伝えたいのかが全く分かりませんでした。そもそもポニョって一体何?ポニョの親がどうしてフジモトなの?と最後までそんな疑問符が頭の中を駆け巡っていました。
ただこの作品はCGなどを一切使わないで全編にわたって手書きにこだわったそうで映画は温かい雰囲気に包まれていて是非子供に見せてあげたいなって思えるような作品でした。

評価60点(100点満点)

花より男子ファイナル

July 29 [Tue], 2008, 12:40
久しぶりの映画館です!産休に入ったらもっと映画に行けると思っていたけどお腹が大きいとなかなか自由が利かないのが現実なんですよね。。。

感動的なプロポーズから4年。大学卒業を前に、道明寺司とつくしの結婚会見が行われた。ラーメンを食べるつくしの写真が全世界のメディアで報道され、つくしは現代のプリンセスとして注目の的に。その後、結納が行われ、かつてはつくしの天敵であった司の母、楓からティアラ“ビーナスの微笑”が贈られる。道明寺家に嫁ぐ者に代々受け継がれてきた、推定100億円ともいわれるティアラだ。それを見て、つくしはあまりに違い過ぎる二人の結婚に疑問を感じる。しかし、その夜、“ビーナスの微笑”が盗まれてしまう。
大ヒットドラマ、『花男』シリーズ。超自己中心的なセレブ男、道明寺司の一途で強烈な愛は、スクリーンでクライマックスを迎える。婚約の記念に贈られた幻の名宝、“ビーナスの微笑”を取り戻すため、道明寺とつくしはアメリカに。F4のメンバーも合流し、自家用ジェット機で世界中を探し回るが、結婚を前につくしの心は揺れていた。果たして、“ビーナスの微笑”は取り戻せるのか?そして、二人は無事結婚出来るのか?ドラマから1年、映画ではF4のセレブっぷりもパワーアップし、ロケ地も香港・ラスベガスと、シリーズ最大のゴージャスさ。マツジュン演じる道明寺の傲慢ぶりにも更に磨きがかかり、シリーズ最高のドキドキが味わえるかも!


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『花より男子』は香港のF4が演じているときから大好きで日本の『花男』も大好きな松潤が出ているので毎週欠かさずに観ていました。基本的に邦画は映画館で観ないのですが大好きなシリーズの映画化ということもあり少し恥ずかしいけど観に行くことにしました。映画はそのロケ地がラスベガス・香港・無人島・京都と魅力的な映像が満載で松潤の魅力と共に映像も楽しむことが出来ました。ただ本当に完全に完結してしまったなって終わり方で少し悲しかったです。
因みに旦那さまは小林麻央さんが好きだからか我子に麻央ちゃんって名前にしようかって言ってたんだけど私は井上真央ちゃんや浅田真央(スケート)が可愛いからその名前でもいいかなって思ってるんだけどね・・・

評価70点(100点満点)

Sweet Rain 死神の精度

April 02 [Wed], 2008, 18:50
私は昔から金城武のファンなんです。あの深キョンと出たドラマを見てからね。ただのミーハーですよ。。。

死神が現れるのは、人が不慮の死を迎える7日前。観察期間の後、「実行」か「見送り」かを判断するのが仕事だ。楽しみは、CDショップで、“ミュージック”を聴く事である。今日の「ターゲット」は、27歳の一恵。家族を亡くし、恋人にも先立たれた薄幸の女性だ。しかし、ひょんなことから音楽プロデューサーが彼女の声に惚れ込み、歌手にならないかとスカウトされる。一恵の将来を期待し、死神は死を「見送り」にする。
若者に支持されている伊坂幸太郎の「死神の精度」が映画化。不慮の死を遂げる事になっている人間の前に現れ、観察期間の後、死か生かを決める役目の死神が、音楽の才能がある女性を「見送り」にした事から、様々な人の運命が少しずつ変わっていく。本作の“死神”は、スーツ姿でいつも犬を連れていて、音楽が大好き。死神より天使に近いかも。雲の上から人間世界を見下ろすシーンは、『ベルリン 天使の詩』を彷彿とさせる。主演は、『傷だらけの男たち』の金城武、『UDON』ほか、ドラマでも活躍中の小西真奈美、『フラガール』の富司純子、『グミ・チョコレート・パイン』などの若手実力派、石田卓也など。監督は、『美女缶』の筧昌也。


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うーん、やっぱり邦画はなんだかがっかりさせられる事が多いけどやっぱりこの映画もダメでした。おとぼけキャラの死神の金城武の演技は彼に合っててよかったんだけどストーリーが心に響かないというかつまらなかったです。これだから邦画を観るのって躊躇してしまうんだよなぁ。DVDレンタルやTVで充分だったじゃん!って思ってしまうからね。久しぶりにかっこいい金城武を大きなスクリーンで観れたからいいかなぁ。それよりもっと本格的な香港映画や海外での映画に出て欲しい!このままだとケイン・コスギにも抜かれてしまうよ〜。。。
死神にくっついているワンコは可愛かったけどね。雨の中で演技している姿が痛々しげでよかったけどちょっと動物虐待のような気も・・・


評価40点(100点満点)・・・金城さんごめんね。

ALWAYS 続・三丁目の夕日

November 07 [Wed], 2007, 18:00
最近映画に飢えていた私は水曜日のレディースデイだという事もあり平日なのに仕事帰りに映画を2本観ちゃいました。アー疲れたぁ。

昭和34年春。東京オリンピックの開催が決定し、日本が高度成長時代に足を踏み入れることになるこの年。黙って去っていったヒロミを思い続けながら、淳之介と暮らしていた芥川のもとに、川渕が再び淳之介を連れ戻しにやって来る。人並みの暮らしをさせることを条件に淳之介を預かった芥川は、安定した生活をするために、またヒロミに一人前の自分を見せるために、一度はあきらめていた“芥川賞受賞”の夢に向かって再び純文学の執筆を始める。一方、鈴木オートでは、六子も一人前に仕事をこなせるようになり、順調に取引先が拡大し始める。そんなある日、鈴木家に新しい家族が加わって…。
2005年11月に公開され、年末から春先にかけて多くの人々の熱い支援に支えられ異例のロングラン、興行収入、観客動員を記録した『ALWAYS 三丁目の夕日』。多くの続編を望む声に応え、約1年の開発期間を経ていよいろ動き始めた本作。昭和の完全再現に多くの称賛の声が上がった前作よりも、それ以上のVFX技術によりさらにスケールが広がった昭和の世界が作り上げられた。吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、三浦友和そして薬師丸ひろ子らの出演陣、監督・脚本・VFXの山崎貴をはじめ、前作と同じキャスト・スタッフに新たな豪華出演メンバーも加わり、あらゆる世代が共感する“感動と希望の物語”が生まれる。


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『ALWAYS 三丁目の夕日』上映から2年、あの大好きな作品の続編がとうとう上映されました。『パッチギ!』も好きだったのですが出演者が大幅に変わった続編は観る気分にならなかったんですがこちらは登場人物もほとんど前のままで本当に続編という感じが気に入ってあまり観ない邦画ですが楽しみにしていた作品でした。まずずばり感想から言いますが前作を越えるくらいの出来で涙あり笑いありですごく良かったです。あの三丁目の人々もそのままでみんな物がない時代ながらも人生を楽しんで精一杯生きている姿に感動させられました。ゴジラが出てきたり昔ながらの映画館や昔の洗濯機が出てきたりとこの時代に生きていた人には更に懐かしさという作用が働いて映画を楽しむ事が出来るんだろうなぁ。今の贅沢三昧で何の感謝もしていないわたしたちがこの映画を観てもう一度自分達の親世代の古き良き時代を思い物を大切にする心を思い出さないとますます日本はダメになってしまうだろうなって感じました。

評価:90点(100点満点)→前回よりバージョンアップしたVFXでの昔の街並みの映像を堪能してみてください。

めがね

September 28 [Fri], 2007, 21:30
邦画はあまり観ない私ですがあの『かもめ食堂』は大好きな邦画の1本になったのでこの『めがね』も期待しながら見に行きました。

春の浅い頃、タエコはとある海辺の町の空港に降り立った。大きなトランクを一つ提げて、民宿「ハマダ」に宿をとった。観光する所もない田舎町だが、ハマダの近くには不思議な人々が集っていた。毎朝、浜辺で行われる「メルシー体操」、近所でぶらついている高校教師のハルナ、笑顔でカキ氷を振舞うサクラ。彼らのマイペースさに耐え切れないタエコは、ハマダを出て、町でもうひとつの民宿「マリン・パレス」に移ろうとするが…。
『かもめ食堂』の荻上監督が描いたのは「旅」。都会から一人旅でやってきた主人公が、海以外に何もない田舎町で、ちょっぴり奇妙な人々と交流する事で、自分を見つめていく。『バーバー吉野』など、どこにでもある町と人々を温かく見つめてきた荻上監督。本作では、「旅」をモチーフにして、本当の豊かな気持ちとは何なのかとメッセージを送っている。出演は、小林聡美、もたいまさこという、もはや荻上作品に欠かせない実力派女優に加え、本作から市川実日子、光石研、加瀬亮らが新しく迎えられた。中でも個性派、市川実日子の存在感は格別。この作品をもっと観ていたい気持ちにさせてくれる。キャスト全員、めがねというのもなかなかないかも。


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感想としてはあの『かもめ食堂』を超える事は出来なかったのですが映画は安心して観れる出来になっていました。監督も出演者も気心が知れていて監督がどんな映画を作りたいのか出演者が熟視しているような現場なんだろうなぁなんて思えるようなほのぼの系の映画でしたよ。ただあまりにもほのぼのし過ぎて観ている側がちょっと蚊帳の外のような感じもして寂しくなってしまいました。かもめ食堂の時はあの空間を共存できたような気分になり、めがねでは今の自分の暮らしている現実がいかに忙しくって、たそがれる事さえ許されない世界に居るんだなと悲しく感じてしまいました。日本でもこんなのんびりとしていて携帯電話も繋がらないような村があるんですね。しかしきっと私も初めはタエコのようにこの村に馴染むまで時間がかかってしまうだろうし、のんびりする事がぐうたらしていると言うようなマイナスのイメージを持っている私にこの世界が受け入れられるかも不安に感じてしまいました。もっと心に余裕を持って生きないとなぁ。。。いつも何かしていないと不安な私は典型的な現代人なんでしょう・・・

評価:70点(100点満点)→たそがれる事は現実逃避なのか人生を楽しむ事なのか私にはまだ分らないです。

それでもボクはやってない

January 26 [Fri], 2007, 21:50
日本の裁判制度は一般市民にとっては馴染みもなく『訴えてやる!』なんて言っても実際に裁判をしたと言う話もあまり聞きません。弁護士料も高いし裁判には長い月日がかかり、敗訴したら庶民は首をくくるしかないよねってイメージがあります。私も海外のドラマや映画での裁判はよく目にするけど日本の裁判に対してはほとんど知識はありませんでした。この映画を見て切に日本の裁判制度は変わらないといけないと実感しました。正義とは何か真実とは公正さとは何か?国家権力に真っ向から立ち向かってくれる弁護士、裁判官は存在するのだろうか?いろいろ考えることばかりでした。

大事な就職の面接を控えた日の朝、大勢の通勤客に混じって満員電車から駅のホームへ吐き出されたところを痴漢に間違われ現行犯逮捕されてしまった金子徹平。連行された警察署で容疑を否認すると、そのまま拘留される。その後も一貫して無実を主張するものの、結局は起訴される事に。徹平の無実を信じる母や友人・達雄の依頼でベテランの荒川、新米の須藤の二人の弁護士が徹平の弁護を引き受け、いよいよ裁判が始まる…。
やってないことをやってないと主張するのは真っ当な事であるはずだ。ところが、逮捕から取調べ、拘留、起訴の過程で、誰もそんな主張には耳を貸さない。これは辛い。疑われた者は端から犯罪者扱いである。ゆえに、たとえ無実であっても無罪を勝ち取るのは難しい。まして被害者は女子学生。片や逮捕された男は就職活動中のフリーターだ。勇気をふるって痴漢を捕まえた少女に当然ながら同情は集まる。果たして加瀬亮演じる主人公・金子徹平は無罪か有罪か。『Shall We ダンス?』の周防正行監督が痴漢冤罪裁判に注目し11年ぶりに放つ新作は裁判を通して矛盾だらけの日本の姿そのものをも浮かび上がらせる。見応え充分の作品である。


周防監督の11年ぶりの映画は準備に何年もかかった法廷物です。日本ではあまり知られていない裁判の現実を目の当たりにして正直苛立ちを感じざるにはいられませんでした。やはり周防監督は素晴らしい監督ですね。
主人公の青年は痴漢と間違えられ身柄を拘留されます。痴漢を認めて罰金を払えばすぐにでも自由の身になれるしかし無罪を主張すれば何ヶ月も拘置所で過ごすことになり、起訴でもされて刑事裁判になれば何ヶ月もかかる上に有罪の可能性は99.9%・・・さてあなたならどっちを選びますか?ってことなんです。彼は自分がやってないんだから罪を認める気なんてさらさらありません。そこからこの物語が始まるのですが正直言ってどんなに弁護士が頑張ってもどんなに有力な証言があっても結局判決は決まっているような気がしました。裁判官の出世争いや検事のプライド、弁護士側にもいろいろ事情があるなどそんな事が判決に左右するようなこんな裁判なんていらない。でも罪を犯した人を裁くのは裁判所だけしかない。。。冤罪も問題だけど罪のある人を無罪と判決するのも大問題であるし・・・いったい日本の裁判制度はどうあるべきなのか私には正直分からないです。人に疑われるようなこともするなと言うことでしょうか?国家権力には屈しないといけないのか?頭が混乱しそうなので考えるのはこの辺で止めておきましょう。

評価:95点(100点満点)→これからの日本の裁判の改革に期待して・・・

手紙

November 07 [Tue], 2006, 20:50
久しぶりにこんなに涙が出るんだってくらい泣いてしまいました。多分精神状態によっていろいろ見方も変わりやすい映画なんだろうけど、現在母親が入院していてあらためて家族の素晴らしさを実感しているところだったのでこのような映画は心に突き刺さるいうに私の中に入り込んできました。

工場で働く20歳の武島直貴は、職場の人間ともまるで打ち解けず、人目を避けるように暮らしていた。それというのも唯一の家族である兄・剛志が、直貴の学費欲しさに盗みに入った邸宅で老婆を殺してしまったからだった。兄が罪を犯したのは、自分のせいだ。そう自責する直貴は、せめてもの償いにと服役中の兄から届く手紙に丁寧な返事を書き続けていた。そんなある日、更生した元服役囚と出会った直貴は、一度はあきらめたお笑い芸人の夢に再び挑戦しようと決意する。
06年直木賞を受賞した東野圭吾の社会派小説を、「3年B組金八先生」や「愛していると言ってくれ」など数々のヒットドラマを手掛けてきた生野慈朗が映画化。01年夏から02年秋まで朝日新聞日曜版で連載された原作は、犯罪者の家族に突き付けられる厳しい現実という衝撃的で重いテーマが、大きな反響を呼んだ。出演は、兄が殺人者だという現実にもがき苦しむ主人公に山田孝之、弟を思うあまり強盗殺人を犯してしまった兄に玉山鉄二、そして主人公に大きな愛を傾ける工場の同僚役に沢尻エリカと、まさに若手実力派揃い。なかでも出場こそ少ないが、真に迫った玉山の演技が強烈な印象を残す。映画版には、原作になかった感動のラストシーンが用意されているのでお楽しみに!


最近は日本映画も映画館で観てなんだか損したなって感じにさせられる映画が少なくなったように感じています。韓国映画にしろ日本映画にしろハリウッドのように多額の制作費を投入できないけれど内容で勝負という感じの秀作がどんどん上映されていますね。日本の映画界にとってもすごくいいことだと感じています。
今までにあまり日本映画を観ていないので映画で山田孝之くんを観るのは初めてです。はっきり言ってどうしてこの人が映画とかドラマに出まくってるのかなって思っていたのですが、今回の映画で納得できました。彼の身体全体で表現しているような演技力に、カットカットで全く違った山田孝之を演出している様には驚きさえ感じました。玉山鉄二氏は男前だから好きなんだけどこの映画ではあまり役どころはなかったですね。男前だけど脇役も出来る控え目な男前な彼が好きです。パッチギの時にこの子めちゃ可愛いなって思ったのが沢尻エリカちゃんです。特に超美人という女優じゃないんだけどこの貫禄はどこから来るのでしょうか?彼女はドラマになんかでないで映画に出続けてほしいと思います。魅力的過ぎますよエリカちゃん。
映画は罪を犯した兄のせいでいろいろな障害にぶち当たり、その度に自分の人生をそして兄を憎む直貴のが主役なんだけど、家族とは大切な反面に自分がしたことは家族にも影響が及ぶんだってことを身にしみて感じました。人殺しの子供、弟、妻・・・そんなレッテルを貼られて差別を受けなければならない人生はどんなに辛いでしょうか?しかもその犯罪を起こした人がすごくいい人で自分の為に犯罪を犯したのならなお更です。憎むに憎めないですよね。罪を犯したって何をしたって血を引いた家族だということは消すことは出来ないのです。家族になるとはそこまでの覚悟が必要なんですね。
差別から逃げてはいけない会長さんの言葉がまだ心に響いています。

評価:9点(10点満点)

ゆれる

July 26 [Wed], 2006, 19:20
シネ・リーブル梅田のレディース・デイは激しかったです。私が着いたのは6時過ぎでしたがもう整理番号157番の立見チケットしか買えなかったです。それでも今日に見たかったので立見で見ることにしました。

写真家の猛は、母の一周忌で帰郷した。父と折り合いの悪い彼だが、温和な兄・稔とは良好な関係を保っている。翌日、猛は稔、そして幼馴染の智恵子と渓谷へと向かった。智恵子が見せる「一緒に東京へ行きたい」という態度をはぐらかして、一人で自然へカメラを向ける猛。そんな彼がふと吊橋を見上げた時、橋の上にもめている様子の稔と智恵子がいた。そして次の瞬間、そこには谷底へ落ちた智恵子に混乱する稔の姿だけがあった…。
『蛇イチゴ』の西川美和監督による、重厚なドラマ。本音と建前、明と暗の間でゆらぐ人の心、それと同様に揺れ動く人と人の関係の不確かさを、綿密に練り上げられた演出とストーリーで見事に撮りあげた。兄の心の暗部に触れて湧き上がる感情を、時に繊細に、時に激しく演じるオダギリジョー。感情を抑えつつ、わずかな表情と身体の動きで心のゆらぎを表す香川照之。彼らの素晴らしい演技は、作品の骨格として確かに機能している。脇を固める伊武雅刀、新井浩文、蟹江敬三らの好演も光る。「揺れる吊橋のように不安定な心と絆の先に一体何があるのか」…観終わった後には、それを考えずにはいられなくなる作品だ。


この映画を観て私の心も大いにゆれました。全く違う人生を歩んでいる兄弟の猛と稔は一見すごく仲がいいのですがやはり全く違う人格に人生を歩んでいる二人はお互いに尊重しつつも嫉妬や妬みなどが渦巻いているのです。兄弟ゆえに憎かったり、愛おしかったりで両極の間で揺れる様は観ているこちらにまで多くの難題を投げかけてきました。観終わった後に心がすごく乱れ、人生に正しいなんてないけれど自分らしい生き方って一体なんだろうか?幸せな人生っていったいなんだろうか?これから自分はどこに進んでいけばいいのか?なんて答えのない質問が頭から離れませんでした。主人公二人の演技が素晴らしく完全に映画の中に引き込まれました。

評価:8点(10点満点)

日本沈没

July 21 [Fri], 2006, 21:40
オリジナルを観ていないわたしには前作との比較は出来ないのですが、感想は日本版『アルマゲドン』だなって思いました。日本がまさに沈没してしまうという恐怖よりは人間愛の方に重点が置かれているように感じて全く恐怖心などは感じませんでした。パニック映画が好きなわけではないのと、SMAPの中で一番つよポンが好きなのと柴咲コウも好きな女優さんなので楽しめました。でもこの映画賛否両論だろうなぁ。

日本各地で大規模な地震が頻発する中、潜水艇《わだつみ6500》のパイロットの小野寺は、同僚の結城と共に地球科学博士・田所の指揮の下、深海調査に参加。その結果、大地震と噴火活動によって日本が1年以内に沈没するという驚愕の事実を知る。総理大臣・山本は諸外国に日本国民の受け入れを要請し、危機管理担当大臣の鷹森は日本を救う方法を求めて田所を訪ねる。そんな中、小野寺は被災現場でハイパーレスキュー隊員の玲子と出会い、お互いに心引かれるのだった…。
73年にメガ・ヒットを記録した旧作から33年、『ローレライ』の樋口真嗣監督お得意の特撮技術によって新生『日本沈没』の沈みゆく日本の地獄絵は当然ながら迫力を増した。非常事態においては選択の余地はないようでいて、実は個々人の生き方が問われ、生きるか死ぬかの瀬戸際ゆえに選び取る人生もあることを、草なぎ剛と柴咲コウが演じる小野寺と玲子をはじめとする登場人物たちが見せてくれる。


『あと一年で日本が沈没してしまう。』こうなったら自分自身はいったいどういう決断をするだろうか?すごくこのことを考えさせられました。私なら何もしないで好きな人と共に最後を迎えたいと強く感じました。日本人である自分が日本がなくなってしまって他の国で生き延びたいとは思いませんでした。実際に切羽詰った状況になったらどうなるのか分からないけどこれが今の気持ちです。『命よりも大切なことがある、それは人を愛するということ。』私はこの言葉に心を動かされました。大切な人を失ってまで生きるなんてそれは地獄に近いものがあると思います。それなら最後の一秒まで一緒に過ごしたいと思います。しかし防災対策に防災グッズを用意しとかないとなって感じたのも確かです。

評価:6点(10点満点)

かもめ食堂

April 07 [Fri], 2006, 18:29
プリティ・ヘレンを観る為の時間潰しに入ったこの映画ですが・・・劇場は立ち見が出るくらいの大盛況だったし映画も最高によかったです。会社帰りの金曜日に心癒され、なんだか豊かな気持ちになって劇場を後にしました。

群ようこが本作のために書き下ろした小説を、『バーバー吉野』の荻上直子監督が映画化した人間讃歌。凛としたたたずまいの中に優しさをのぞかせる食堂の店主役には、テレビドラマ「やっぱり猫が好き!」などで活躍する小林聡美。共演は『過去のない男』のマルック・ペルトラや片桐はいり、『ALWAYS三丁目の奇跡』のもたいまさこ。この個性的な面々がフィンランドの首都ヘルシンキを舞台に、のんびりゆったりとした交流を繰り広げていく様子を見るだけで幸せな気分になれる。
フィンランド、ヘルシンキの街角でオープンした小さな食堂。主は日本人女性のサチエさん。メインメニューはおにぎり。でもお客さんはなかなかやってきません。サチエさんは扉が押される日を待ちながら、食器を磨き続けます。ある日、ついに初めてのお客さんの青年トンミがやってきました。日本かぶれの彼に、「ガッチャマン」の歌詞を聞かれたサチエさんは出だししか思い出せません。続きが気になって仕方ないサチエさんは、カフェで見かけた日本人女性に声をかけるのでした。


私は子供の頃から食べることが大好きで、今でも『本当に幸せそうな顔をしてご飯食べるね。』といろんな人から言われます。(これって女性にとっては褒め言葉何だかどうか微妙なとこですけど・・・) 実際に美味しいものを気の合う仲間や好きな人と一緒に食べるということがとっても幸せを感じる時間でもあります。前置きが長かったのですが、美味しいものを食べている時は誰もが幸せな瞬間なんだなってこの映画を観て改めて思いました。日々生きていると辛いこと悲しいこともいっぱいありますが、自分を信じて美味しいものを食べていたら絶対に幸せになるんだと思いました。(この幸せは普通に生きてたら気付かないようなことに幸せを感じる心を培うことが出来るって言う意味かな。)
私もかもめ食堂で優しさに触れたくなりました。サチエさんがにぎるおにぎりやコーヒーを飲みながら幸せに包まれたいです。

評価:9点(10点満点)

P R
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