きっと君は泣く

February 22 [Thu], 2007, 11:37
今はそんなに難しい本はあまり受け付けないので軽い本を何冊か読もうと思ってまた山本文緒作品に手を出しました。この調子でちょっとの間は唯川恵・山本文緒の本を読み漁ろうと思います。

【内容】
椿、二十三歳。美貌に生まれた女に恐いものはない。何もかもが思い通りになるはずだった。しかし祖母がボケはじめ、父が破産、やがて家や職場で彼女の心の歯車はゆっくりと噛み合わなくなってゆく。美人だって泣きをみることに気づいた椿。弱者と強者、真実と嘘…誰もが悩み傷つくナイーヴな人間関係の中で、ほんとうに美しい心ってなんだろう?清々しく心洗われる、“あなた”の魂の物語。

女性はやはり美人に生まれたほうが特なんだろうけど主人公の椿のようになってしまったら・・・きっと不幸な人生を辿ってしまうように思います。女性としても身だしなみは大切だけど美人だからといっていい気になっていてはいつか壁にぶつかるに決まってるし美は永遠ではないんです。自分の美しさに胡坐をかくくらいならその美しさを利用して何か将来的に続けれるようなことを考えないといけないですよ。美人は薄命なんですよ。しかも超美人なら別としてちょっとした美人ならはいて捨てるほどいるから。

山本文緒さんは実にドロドロした女の世界を書くのが上手ですね。他の作品をそんなに沢山よんだわけではないけどいつも心に闇を持った主人公が多いような気がします。女性の嫉妬は本当に恐ろしいし、女性としての幸せとは何かと考えさせられる本でした。やはり愛される人間とは顔が綺麗なだけではなくって内面も綺麗な人間で自分というものをしっかり確立している人だと思います。相手の気持ちがわかるというのは絶対に大切なことですよね。第一に自分のことを心から好きじゃないと誰も自分のことを本当に好きになんてなってくれないと思います。

女性は男性に幸せにしてもらうのではなくって、一緒に幸せになるんです。働くのが嫌になたから誰かに養ってもらおうなんて思ってたら幸せになんてなれないですよ。椿も最後の決断で一歩美しい女性に近づいただろうしこれからもっと頑張って欲しいな、なんて応援してしまいました。

山本文緒さん恐るべしです。もっと彼女の本が読みたくなりました。

評価:★★★★★★★7点/10点満点
  • URL:https://yaplog.jp/alice59/archive/603
Comment
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー 絵文字 プレビューON/OFF

不正な自動コメント投稿を防ぐため、チェックボックスにチェックをしてください。

利用規約に同意
 X 
禁止事項とご注意
※本名・メールアドレス・住所・電話番号など、個人が特定できる情報の入力は行わないでください。
「ヤプログ!利用規約 第9条 禁止事項」に該当するコメントは禁止します。
「ヤプログ!利用規約」に同意の上、コメントを送信してください。
P R
2007年02月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28
人気blogランキングへブログランキングネットにほんブログ村 映画ブログへ
最新コメント
アイコン画像mig
» amazon day (2010年04月28日)
アイコン画像岐阜のコテージ
» 木島平スノボ合宿(ペンション篇) (2009年06月27日)
アイコン画像mayumi
» TSUTAYA DISCAS (2009年03月14日)
アイコン画像クラム
» アウェイ・フロム・ハー 君を想う (2009年03月12日)
アイコン画像マイマイ
» TSUTAYA DISCAS (2009年03月11日)
アイコン画像mig
» 報告 (2009年03月11日)
アイコン画像mig
» ベストドレッサー (2009年02月26日)
アイコン画像non
» 第81回アカデミー賞 (2009年02月25日)
アイコン画像mig
» 第81回アカデミー賞 (2009年02月24日)
アイコン画像ゆかりん
» 第81回アカデミー賞 (2009年02月24日)
ClipList
https://yaplog.jp/alice59/index1_0.rdf
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:alice59
読者になる
Yapme!一覧
読者になる