山田あかねの一喜一憂日記

2004年09月
(記事数:11)

ハワイにて。

2004年09月30日(木) 21:57
そんなわけで、昨日、ハワイ島からオアフ島へ移動してきました。
ワイキキはショッピングセンターばかりで賑やかすぎ、なにもなかったハワイ島が懐かしくなるほどでしたが、(ったく、どこへ行っても文句ばかり言いやがって)、
本日は車を借りて、ビーチ巡り。
海岸線にそって東に進み、きれいな砂浜のある静かなビーチを3つほどはしごしました。(ハマナベイ、カイルア、ラニカイ)着いたらすぐに泳いで、少し休んで移動。
って温泉番組のロケみたいでしたが、なかなか楽しかった。

 ハワイ島で残念だったのは、泊まった場所が巨大リゾートホテルで地元のひとの暮らしに全く関わらないこと。同じビーチでも地元のひとが夕方、犬を連れて散歩などしてくれていないと、どうも寂しい。

 それがやっと本日、叶いました。なかでもラニカイビーチは私の理想のビーチ。すでに夕刻だったせいもあるけど、ほとんど観光客がいず、近所のひとがふらっと泳ぎに来てる感じ。お目当ての地元の犬にもばっちり会えました。

ハワイだからといって。

2004年09月28日(火) 18:02

なにごとも、知恵か時間かお金をかけないといい結果は得られない。それはお勉強も恋愛もお仕事も同じか。そして、もしかして、旅も・・。

 というわけで、3日ほど前からハワイにいる。ハワイといってもいろいろあるわけだが、どうやらなかでも最悪の場所に来てしまったようだ。ああ。

 友人が9月の末、一週間だけ時間ができた、どこかへ行こう、という。一週間だと、あまり遠くへは行けない。
 友人が「ハワイなんてどう?」と言うし、ま、いいかとハワイにする。これまで行ったことなかったし、海があればいいかと。

 で、マイレージを見ると余裕で行けるので決める。ここでエアのチケットだけにしておけばよかった。ほんの出来心でマイレージで行けるツアーを見る。あら、これもほとんど無料で行けるんだ。つまり、ホテルもついてくる。じゃ、いいか、これで。

 ここまでおよそ思考力を全く使わなかった。で、そのまま予約。そのまま、旅立つ日まで、いっさいの情報も集めず、日頃の暮らしにまい進する。友人はもとより、前日まで過酷な仕事についており、ふたりはほとんどハワイ島に関して無知なまま、コナ空港に降り立ったのだった。ああ。

嫌な予感は空港からホテルへ向かう道で芽生える。

海辺にて

2004年09月25日(土) 01:09
来週から、海外にでかけるため、犬と少し遊んでおこうと逗子にやってきた。
 暦の上では秋でも、海辺はまだ、夏の装いだ。風があったため、ウインドサーフィンの帆が、蝶が休みをとっているみたいにたくさん波間に浮いている。
 
 犬たちは大喜びで、海にダッシュ。すぐに全身びしょぬれになる。そこへ、ピンクのビキニがよく似合う少女がやってくる。
 犬と海とボール投げが大好きのようで、犬用のボールを手渡すと懲りずに何度でも海に向かって、投げている。犬たちも、めんどくさがって、あまりボールを投げない飼い主より、飽きることなくボールを投げ続ける、若いお嬢ちゃんが気に入ったようだ。何度も何度も三人で(二頭と一人で)波打ち際で走り回っていた。写真はそのときのスナップ。

 こういうときは、子供がいてもいいかなあ、なんて里心が生まれる。
(しかし、こんな可愛いコができるという保証はない)

 しばらくすると、ハンサムな白人男性がニコニコしながらやってきた。彼女のパパである。金髪で長身、20代後半というところ。

「娘がお世話になりました。よかったら僕ともうひとり、コドモを作りませんか」
(原文、英語)といわれる。

 わけがない。(冗談です)
 きっちり、彼の斜め100メートル後ろには、ママも控えていた。『娘と遊んでくれてありがとう」と握手して、さわやかに去っていった。

犬たちも楽しかったようで、少女を囲んで素直に写真を撮らせた。

夏の終わりの穏やかな一日でした。

女に不自由しない男について

2004年09月23日(木) 00:04
 長い間生きていると、若い頃にはわからなかった人生の真実(のようなもの)に出会うことがある。長く生きたからこそ、わかるのだ。

 例えば、「もてる」とはなにか、について。

 私の回りに「女に不自由しない男」が2名ほどいる。
 彼等は仕事や容姿、女性への接し方などまったく対象的なのであるが、共通しているのが、
「満遍なくもてる」ことと
「全ての女性は自分の味方であると考えている」こと。

 ひとりは40代、一人は50代であるが、あなどってはいけない。20代のモデルや女優など、普通の中年男性だったら、一生に一回でもいいからお相手したいと思うような女性たちから、日夜お誘いを受けているのである。

 ライブドアの社長みたいに100億稼ぐわけでもなく、ブランドものを湯水のようにプレゼントするでもなく、デートだって、そこらへんの居酒屋程度なのに、である。ふむ。

 まず、タイプ1について見てみよう。

 彼は、ある種の典型的なハンサムである。高校生の時などは、バレンタインというと自転車のカゴがチョコレートでいっぱいになったそうである。(地方都市生まれで、自転車通学だったそうだ)
 では、高校時代はさぞや、ハッピーだったでしょうと尋ねるとそうでもないと言う。片思いの相手がいても、次々に女性から告白され、もともと気持ちの優しいところがあるので、告白してきた女性とつきあううちに青春は過ぎ去ったそうである。それにしてもなんともうらやましい話だ。

 長じて、上京した彼は、東京でも美人率の高い大学に進む。

スフレな午後

2004年09月21日(火) 03:14

週末、京都/大阪の旅に行ってきた。
 旅といっても、いろんな用事の積み重ねであるので、例えば京都でお寺を巡る、というような優雅なものではなかった。
(まあ、おなじみ、書店は巡りました)

 そもそも、世間は連休であるということを知らず、ふらっと品川駅まで行ったら、のぞみは満席、あわや大阪まで立ちっぱなしの憂き目にあうところだったが、心優しい紳士のおかげで新横浜より座席をゲット。
(って、単に新横浜で奇跡的に下車したひとがいたのでした)

大阪、淀屋橋にて、ミッドセンチェリー風インテリアのイタリアンレストランにて、ランチ。東京に例えると、淀屋橋付近は、新生・丸の内という感じで、オフィス街におしゃれなレストランやインテリアショップが立ち並んでいる。同行して下さったのは地元・大阪の画廊経営者ご夫妻。さすが美術に造詣が深い方たちはお店選びにもセンスが行き届いている。

ランチだけどスプマンテ(イタリアのシャンパンですね)まで飲んじゃって。ごちそうさまでした。

午後は京都へ移動。ちょっと休んで、夕食は、京都・南禅寺の料亭へ。

 10年前、私に早く小説を書きなさい、と言って下さった大先輩の方と、ここぞ、京都って感じの日本庭園を見ながら、懐石料理をいただく。素材をいかした薄味が嬉しい。またも、ごちそうさまでした。

と、一日中、豪華なお食事の日であったが、翌日は、一転。

ベイビーシャワーTシャツ

2004年09月16日(木) 02:09
3日間ほど、生業である、テレビの仕事に忙殺されていました。

その間にも、各所から「ベイビーシャワー」への感想がいただけて、まことに嬉しい。
とりわけ嬉しかったのは、かのT大学教授で、フェミニストのU・Cさんから直接メールをいただけたことである。
こんな日が来るとは。
メールを印刷し、神棚に飾ろうかと思いましたが、そもそも、神棚がなかった。
けれども、ほんとに嬉しかった。

さて。
このように、宣伝/営業熱心な私ですが、どうやら普通は作家自らがこのような宣伝活動を
率先してやらないようである。

私が行った宣伝活動とは、

1)著書の宣伝用葉書の作成/印刷/郵送
2)ポップを手作り
3)勝手に書店巡り

の以上であるが、
このような行動に、驚くひとは驚くらしい。

けれども、例えば、宣伝用の葉書の印刷は、
テレビ番組では割と普通に行われていることであるので、自分にとっては日常だった。

テレビドラマプロデューサーの友人などは、
「ベイビーシャワーのTシャツ、つくんないの?」
などと言う。

作るわけないだろう!と突っ込みはいれたが、なるほど、ドラマだとスタッフジャンパーをつくり、
背中に「ベイビーシャワー」と入れたりするのだ。

ここでハタと考え込む。
私たちはいかに自分の所属する業界の常識に縛れているのだろうかと。
以前、取材したG社のK社長はおっしゃっていた。

「クリエイティブとは顰蹙である」

それまでの常識に捕われていたら、新しいものは生まれない。
新しさは、たいてい、最初は居心地の悪いものだ、だから反感と顰蹙を買うと。
なるほど。

そんなわけで、
ベイビーシャワーの表紙をプリントしたTシャツを現在、作成中。

(なわけないだろ)

書店巡り日記

2004年09月12日(日) 02:40
 そんなわけで、営業第一。

 本も商品であるので、出来上がった以上は少しでも売ることを考えなくてはいけない。小説を書き上げるのとは全く別の能力が要求されるのであった。多分、かつては、小説家たるもの、売り上げなどに一喜一憂してはいけない、という空気が流れていたのでしょうけれども、ちょっと本屋に行ってみるだけでわかるけれども、これだけたくさんの本が出ては消え、出ては消えする、今、わたし、芸術家だからなんもしないんだもんね、というわけにはいかない。
(いえ、いくのも自由)

そして、そもそも、私は20年近い歳月を「数字」といえば、「視聴率」のことをさす、テレビ業界で生きてきたため、数字が大好き、もしくは弱い。テレビを生業とする前だって、楽しい受験戦争を経験してきたので、そこでも偏差値くんという「数字」と長らくおつきあいしてきたので、「数字」は決して、異質なものではない。つまり、幼少の頃より親しくしてきた基準なのである。
 
そこで、今週も楽しい書店巡りに出かけました。

間違いだらけの人生のように。

2004年09月10日(金) 20:25
そんなわけで、小説「ベイビーシャワー」が発売されて10日間ほどが過ぎた。売れ行きもほどほどであるようだが、何といっても嬉しいのは、本を読んでくれた方々が感想を送ってくれることだ。その上、思いのほか好意的感想が多いので、心から嬉しい。感想は主にメールにて寄せられるので、毎朝、メールを開くのが楽しみである。

 民放のテレビ局でヒットメーカーとして知られる女性プロデューサーから、「会社で一気に読みました。面白かった」というメールをいただいた。それにつづけて、彼女なりの真摯な感想が書かれていた。うれしい。ありがとうございます、Hさん。

 そして、若手のフェミニストとして知られる作家のKさんからもメールをいただいた。面識はなかったけれど、Kさんの著作や行動に敬意を感じていたので、本を送ったのだ。彼女のメールにも「一気に読んだ」とあり、ものすごく嬉しかった。

 その後も、主に女性から好意的な感想をいただき、多くの方が「一気に読んだ」と書いて下さるので、だんだん、元気が出てきた。実は当初、怖くて仕方なかったのだ。

あまりに長い期間、本の直しをしすぎたせいか、出来上がった頃、親しい人から「テレビの書き割りのようなうすっぺらい小説」と評されたせいか、不安でしかたなかった。今はだいぶ、回復した。

 しかし、全く人生というのは(正確には私の人生は)、ままならないものである。

SEX AND THE CITYにサヨナラを。

2004年09月06日(月) 04:08
 ついに、SEX AND THE CITYが終わった。
最終回は、日本のテレビドラマみたいに、時間を延長しての50分バージョン。ううう。
 最初っから泣けてしまう。全てのシーンが美しく映る。パリはほんとに美しい。特に台詞がなくても、キャリーがハイセンスな服で歩いているだけで見とれる。センチメンタルな曲に身を任せたくなる。けど。

 このような感傷に流されて、本質を見失ってはいけない。

確かに、最終話は悲しい。別れの決まった恋人との最後のデートのようだ。だから、少々の欠点は見逃そうというもの。しかし。それではすべてを駄目にする。(って何を?)
最終話だからって甘く見てはいけない。違うものは違うって言わなくっちゃ。

ねえ、ほんとにこれでよかったわけ?

結局、SEX AND THE CITYはアメリカのドラマである、ということをしみじみ感じた。全てが前向き。そして、カップル文化万歳なのだ。

 キャリーはビッグと(本名はジョン!)と、サマンサはスミスと、ミランダはスティーブと、シャーロットはハリーと、それぞれの愛を見つけました。めでたし、めでたし、というわけ。もちろん、人生には、そういう時期もある。永遠を見つけた!と思える瞬間が。(ランボーか私は)しかし、問題は、それが長続きしない、ということではなかったか。
 ニーチェふうに言えば、「永遠は死んだ」ってこと。永久の愛を信じられないところから、近代の文学(物語)は、始まっているのではなかったか。

 私には見える。再び若い恋人にうつつを抜かすビッグの姿が。スティーブの穏やかさに飽きたミランダがもっとアグレッシブな男を求める様子が。癌を患い、はるか年上のサマンサを疎ましく思う瞬間を迎えるスミスの苦悩が。

書店めぐり日記

2004年09月04日(土) 00:45
 今日は、新宿の紀伊国屋書店本店と南口店を見にいく。
どちらも「ベイビーシャワー」が平積みで嬉しい。南口店にて、しばし、客の動向を観察。

 フクスケの社長、フジマキさんが現場100回みたいなことを仰っていた。新生フクスケが新しい靴下を発売した時、その靴下づくりに関わった者は、必ず、売り場を訪ねるべきだと。というか、彼自身、そうやって物を売ってきた。

自分が作った製品の売り場を見にいかない奴、見たいと思わない奴は、伸びないと

 そう、一生懸命作ったものは自分の目で確かめたいものだ。テレビ番組だって同じ。心を込めた番組は、オンエアーで見てきた。自分の本ならなおさらだ。

 そんなことを考えながら、店内をうろうろして、ちょっとした事に気づく。文芸書というのは、男性作家/女性作家で分けられているということ。純文学でもミステリーでもなく、男女という性別によって、すべての小説は仕切られるわけだ。性別が同じというだけで、芥川龍之介のとなりに赤川次郎が並ぶ(理論上)。

 そして、アイウエオ順。ふうむ。こうなってくると、筆名を「ア」ではじめておくべきだったか。アコムやアート引っ越しセンターのように。
(せめて、アカネ山田にしときゃよかった?)

 さらに発見は続く。
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