山田あかねの一喜一憂日記

2004年12月23日
(記事数:1)

くたばれ!ハリウッド

2004年12月23日(木) 06:48
嫌なことがあると、まずは映画に行く。
映画に救ってもらう。
いい映画だときちんと救ってもらえる。

今日は、三谷幸喜さん原作・脚本の「笑の大学」を見た。

三谷さんの作品は、言ってみると、業界内幕ものが、案外多い。
「笑の大学」だって、時代をかえてあるけど、芝居づくりの内側を描いているし、
「ラジオの時間」もそうだし、「みんなの家」だって、「なにかを作る過程での
制作と現場との軋轢」がテーマだとも言える。

つらい時には、こういう映画が効く。
周りの観客はみんな笑っていたけど、
ひとりで泣きながら見た。バカみたいだけど。

さらに、DVDで「くたばれ!ハリウッド」を見る。
「ある愛の詩」「ゴッド・ファーザー」などのプロデューサーだった
ロバート・エヴァンス氏の自伝ドキュメント。
面白かった。 大好きなポランスキーも出てきたし。
これで完璧に救われた。

ハリウッドのプロデューサーに比べたら、私の悩みなんて
カワイイもの。風邪と癌くらい違う?
(いや、客観的にはどうであれ、本人は癌を告知されたくらい
 落ち込んでいたわけだが)

そう、こうやって映画や小説やテレビドラマや
いろんなストーリーに救ってもらって
なんとか生き延びてきたんだ。

だから、映画や小説やテレビ番組が大切。
自分が作ったものが、どっかでうんざりしている誰かに
届いて、そのひとがほんの少しでも気分が治って、
ま、いいか、って言えたらなら、それでいい。

とりあえず、今夜は2本の映画に助けてもらった。
ありがとうございました。

それに自分の小説をほんとに好きだと言うひとが
(お金がほしいからとかじゃなくて)
映像化に向けて、動いていてくれる。
ありがたい。

そういうひとを信じよう。

「くたばれ!ハリウッド!」は、結局、
「大好き、ハリウッド!」の意味だ。
ビルも映画はまず、脚本だという。
いい本がすべて。まったく同感。
誰もが振り向かない脚本であっても、自分がいいと思ったら、
貫いて制作へ持っていく。そうやって次々ヒット作を作ってきたという。
(もちろん、誇張はあるだろうけど)

とても勇気が湧いた。
これでなんとか眠れそう。

わたしはまだ、くたばらない。
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作家・TVディレクター・映画監督
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