スマートグリッド

March 19 [Mon], 2018, 6:22
つくしんぼ庭でニョキニョキ昼餉時



この暖かさで、庭につくしが一挙に顔を出してきた。妻に言われて、庭をみると正にその通りであった。「あなた毎日歩いているのに気がつかないかったの?」数日前からのようであるが、確かに気がつかなかった。紫や白い野草が芽吹いたことには気が付いていたが、つくしんぼは視界外であった。




金曜日の夜、平塚駅の近くで少人数の集まりがあり、雨の中を出かけて行った。「スマートグリッド」に関する講演会であった。




スマートグリッドというのは何かということについては次の定義を参照願いたい。




「スマートグリッド(次世代送電網)とは、電力の流れを供給側・需要側の両方から制御し、最適化できる送電網。 専用の機器やソフトウェアが、送電網の一部に組み込まれている。 ただその定義は曖昧で、いわゆる「スマート=賢い」をどの程度と考えるかは明確ではない。」




デンマークの例が一つの例としてあげられており、それをベースに講演者が発表するということで講演は進行して行ったが、非常に興味深い内容で、改めて自分の知識の無さも痛感したというのが実感であった。




電力の供給側と消費側が如何にうまく協力して効率の良い電力供給を行うかということが主題である。その為の最先端を行っているのがヨーロッパであり、その中でも先頭を走っているのがデンマークであるようである。




ここでポイントとなるのが再生エネルギーの使用と送電網の独立である。デンマークの再生エネルギーの使用率はなんと50%。送電網は独立しているので、消費者側も余った電力を一定の価格で売ることが可能である。




電力には発電、送電、売電の3つの要素があるが、EUの場合は先駆けて送電部門を独立させた。再生エネルギー分野でもデンマークほどではないが、10-20%の割合まで伸びて来ている。




一方で日本の場合は再生エネルギーの比率が4%、送電網の独立に関しては東電が送電部門を分社化したが、あくまでホールディングの下にぶら下がっているのが現状である。




再生エネルギーの比率が低いのは買い取り価格はそれなりの値段なのだが、設備代金(ソーラーパネル等)が高すぎるのがネックになっているようだ。




講演者は「後発資本主義国家」日本の弊害と言っていたが正にその通りであろう。再生エネルギーは世界の主流でもあるのに、未だに原子力をベースエネルギーにしようという日本の原子力村的な発想から脱却しない限り、日本の将来はないと感じた春のひと時であった。スマートグリッドが生きて来るには、再生エネルギーの比率が少なくとも10%を超えないと意味がないそうで、その意味でも、日本は遅れているようだ。




講演会は後半が次回に残されている。一月後が楽しみである。




会社の窓から見た横浜駅の西口のビル街である。ラフなスケッチにラフな彩色になったが雰囲気は出てるとは思うのだが。電力消費大国日本の一面も出したつもりでいる。



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