復活したJAL鶴丸と一流のサービス 

October 15 [Sat], 2011, 22:49
すっかり秋らしくなってまいりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?

先日、大阪までJALの飛行機を利用しました際、機内で私の(現役客室乗務員の)教え子に偶然お会いしました。いつの時も、教え子の活躍ぶりを拝見できますことは、この上なく嬉しいものです。
その日は台風の影響で、終始飛行機も揺れており、座席ベルト着用サインもずっと点灯しておりました。彼女は「後ほど先生のお席に伺います」とおっしゃって下さいましたが、かなりの揺れのため (乗務員も着席を余儀なくされ)結局、最後まで彼女とのお話しは叶いませんでした。

私の教え子の客室乗務員は乗務8年目(ベテランの域に入っています)になりますが、今でも初心を忘れず、どんな時もお客様の立場に立って前向きに勇気を持って行動する女性です。
大阪までのたった50分ほどの短い飛行時間の中で、私が彼女に見出したものは「お客様への細やかな温かい気配り」という(サービス要員としての)プロ意識です。
降機の際、お一人お一人のお客様に「十分なサービスができなかったこと」へのお詫びの言葉をかけていらっしゃいました。
お客様はとにかく急ぎ足でお降りになりますから、その「お詫びの言葉掛け」は決して容易ではないはずなのです。
飛行機を降りていく私には、わざわざメッセージカード(飴も添えられておりました)をお渡し下さいました。(あの揺れている機内と短い時間の中で、どうやって書いたのか・・・と思うくらいです)

簡単なことと思われがちですが、この「お詫びの言葉」の有無でお客様のご機嫌は大きく変わります。大袈裟かもしれませんが、JALの更生問題にも関わるかと私は思います。

サービスには「目に見えるサービス」と「目に見えないサービス」があるかと思いますが、客室乗務員を例にして申しますと、どちらにせよ、お客様の心に響くものでなければ「サービス」とは言えないということです。

一流のサービスは、最悪の状況下、満席等で忙しい時にこそ、どれだけお客様に「感動と忘れられないインパクト」を抱いていただけるかに懸かっています。

私は復活した鶴丸に「希望」を見出したと同時に、往年の一流のサービスを期待して止みません。

客室乗務員・グランドスタッフの社会的役割 

April 21 [Thu], 2011, 23:01
先ず、この場をお借りしまして、3月11日の震災により亡くなられました方々のご冥福をお祈りいたし、被災されました皆様とご家族の方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。日本の一日も早い復旧復興のために私たちができることは何かを考え、早速、実行に移しましょう!

航空業界も新たな試練に立ち向かっていかなくてはならなくなりました。
震災後は、決まり文句のように「今回の事態は想定外だった…」と呟かれております。
しかし、このような言い訳をしている場合ではありません。
常に「最悪の事態」を想定し、早め早めの対策を講じていなければならなかったのです。もしかしたら私たちは恵まれた環境にどっぷりと浸かり、それが当たり前になり、全く危機感を持ち合わせずに麻痺した状態になっていたのかもしれません。

今後は航空業界も厳しい課題をクリアしていかなければなりませんが、今をチャンスと捉え、あらゆる可能性にチャレンジすべきです。そうすれば、自ずと未来が開けます。

私は今回改めて、この最悪の事態を教訓に航空業界で働く人々の社会的役割とは何か、特に現場でお客様と直接向き合う客室乗務員とグランドスタッフに焦点を当てて考えてみたいと思います。

過日、ある新聞に「オリエンタルランド、マニュアル超えた危機管理。アルバイト体張り活躍」との見出しで記事が掲載されておりました。

その記事の趣旨は「海外のパークと統一の震災マニュアルはありますが、地震国ゆえの備えに力を入れてきた。とにかくゲストと従業員の安全を最優先に掲げ、大きな揺れや液状化に備えた建築工法が園内にいた約7万人の安全を守った。」というものです。

「統括本部の下で出番の6000人〜8000人が夜を徹して動き、その中で、キャストは丁寧な挨拶と笑顔でお客様に接し、頑張った」とのことです。確立された指揮命令系統と機転の利いた素早い行動、そして何より社員の危機管理意識の高さ。これらが遺憾なく発揮された賜物だったのです。

お客様の安全確保を第一に考えなければ成り立たない航空業界にも同じことが言えます。(当然、社員全員が持ち合わせていなければなりませんが)果たして「危機管理意識」をどれほどの社員が持っているでしょうか?サービス業に携わる者は、この「危機管理意識」がなければ間違いなく務まりません。サービスマインドと危機管理意識を別のものと捉えがちですが、実はサービスマインドがこの危機管理意識に通じていると私は思います。
なぜなら、両者とも「お客様本位」つまり「お客様の立場になる」ことがベースになければ行動できないからです。「サービス精神旺盛」な人は同時に「危機管理意識旺盛」ですね。

現代人は何不自由なく過ごしていますし、幸か不幸か「最悪の事態」をあまり経験していないわけですから「最悪の事態」に対して免疫ができていないかと思います。ですから当然、最悪の事態を想定できないかもしれません。
しかし、航空業界に限らず、誰もが常に「最悪のシナリオ」を頭に描き、ケーススタディーしていなければなりません。

そのためには、先ず、前に進む時は一度後ろを振り返ってみましょう。後ろも見ないで、ただ前へ前へと進めばいいというものではないのです。落し物はないか、忘れ物はないか、これでいいのか、直さなければならないことはないか…
過去には、もしかしたら未来のための大切なヒントが隠されているかもしれません。
これらをしっかり見極められる力が「危機管理意識」を高めるかと思います。

「一寸先は闇」的な航空業界の現場では、社員は旺盛な危機管理意識の下、決してマニュアルに囚われることなく、応用の利くプロフェッショナルでなければなりません。

少なくとも客室乗務員・グランドスタッフの社会的役割は、厳しい試練に敢然と立ち向かい、全てのサービスと「最悪の事態」において「マニュアルを超えた危機管理精神」を発揮することです。

この災難を輝かしい未来のための「警鐘」と受け取り、頑張りましょう!

ANAの魅力と企業選びのポイント 

March 03 [Thu], 2011, 21:45
昨今は、またもや景気の回復を脅かすようなニュースが目につきますが、この試練を乗り切った時に明るい未来が待っていることを信じて頑張りましょう!
航空業界も景気の影響を受けることは免れませんが、そんな中、ANAは意気揚々と新卒・既卒合わせて550名の客室乗務員採用を発表しました。

毎年、人気企業ランキング上位の仲間入りを果たしているANAですが、学生の方々の熱い眼差しが注がれている訳はどこにあるのでしょうか?
そのANAに対して「将来性」「斬新性」「変革力」「国際感覚」という声をよく聞きます。
しかし要は、これらのキーワードをクリアするために、ANAが具体的にどのような行動をとっているかが問題です。
就職活動中の皆様は、企業の具体的な行動と戦略に目を向けましょう。

ANAの国際線は3月3日で就航25年を迎えます。
今後、ANAの国際線は「確実な成長が見込める」とし、特にアジア市場に目を向けた新路線の開設、海外大手エアラインとの提携の強化を計画しているそうです。
何より「最新鋭機を増やして運航コストを削減し、様々な視点から向こう5年間のヴィジョンを立てる」という積極的な戦略が増益の秘訣かと思います。

この度のANA客室乗務員の採用につきましても、「先駆けて、いち早く優秀な人材を確保し育成する」という意味で極めて大切な戦略の一つです。

転職、就職活動中の皆様は、企業を選ぶポイントの一つに「その企業の現況はともかく、その企業が先見の明を持って厳しい試練を乗り越えられる資質があるか否か」も掲げましょう。

こんな時代だからこそ、地に足をつけて真の企業を探しましょう。

就職対策と内定のキーワード! 

November 20 [Sat], 2010, 14:39
一昨日、巷では「来春に卒業予定の大学4年生の10月1日時点の就職内定率が57.6%…過去最低」とのショッキングなニュースが流れました。
この数字に私は改めて将来の日本経済の危機を感じました。背景には一体何が潜んでいるのでしょうか…。

私は今日まで、エアライン業界を始め、他の業界への就職支援に携わり、多くの学生様の就職活動と内定のお手伝いをさせていただきました。
この「過去最低の内定率」を高い数字に更新させるべく、もちろん今後も更なるお手伝いを続けてまいりますので、ご一緒に頑張りましょう! 
私共の学院では、2011年1月より「一般企業就職対策講座」を開講予定です。
今後共宜しくお願いいたします。

私の経験から申しますと、これまでも毎年のように「就職氷河期」でした。
今に始まったわけではないのです。
一体、内定率が何パーセントになれば「高内定率」なのでしょうね…。
あまり数字だけに一喜一憂するのもいかがなものかと…。
世間は「やっぱり不況だからね…リストラで求人数が少ないせい…云々」と呟いていますが、学生の方々にとっては死活問題です。
とかく、人は「○○率」の数字に影響を受けやすい。
私は、学生の方々にはこのような常識(?)に囚われることなく、自分の信念で夢の実現を果たしていただきたいと願っております。

この数字だけを取り上げて悲観的になることが、却って現大学4年生の方々を委縮させ、自信喪失に陥れる羽目になる危険性も否めません。
ひいては「失望」と「開き直り」を引き起こすものと考えます。
反対に、楽観的に考えますと、現大学4年生の皆様(私共の学院にご在籍の生徒様も含めて)には「仕事へのこだわり」があり、「やりたくない仕事には就きたくない」という思いもおありではないでしょうか。
そのために「敢えて企業の内定を辞退する」「納得のいく業種に巡り会えるまで、まだ時間がかかる」というケースも有り得るかと推測します。(このことはむしろ好ましい現象だと私は思いますが…)
また、いわゆる一流企業志向がまだ根付いているきらいがあり「知名度の高い大企業」に入りたい学生が多いことも事実です。
企業側は景気の低迷を理由に求人数を減らしているのではなく、ただ「無駄な人材」を採らないことに徹しているのです。
「将来的にリスクを伴わない本物」を採りたいだけ。そして冗員を減らしたいだけ。
企業側に言わせれば「残念ながら最近は『本物』が少ない」ということになるのでしょうか。
つまり、人材確保には「量より質」の姿勢を決して崩さず、学生の審査には命懸けです。
以上の結果、現時点での低内定率に至ったのではないでしょうか。

昨今の採用状況を踏まえて学生の方々も決して「仕事へのこだわり」を捨ててはいけません。むしろ社会貢献には大切なポイントでもあるかと思います。結局、嫌な仕事は長続きしませんし、企業と自己の成長も期待できませんから。

私は学生の皆様には「就社」ではなく「就職」を希望いたします。私もこのパターンでした。
「終身雇用」と「大企業は安泰」という2フレーズが死語になり、このジンクスが完全崩壊した現在、内定のキーワードは「『夢』(傾倒したい仕事)実現のために、人より先の『行動』と『勇気』で、ご自身の『価値』と『こだわり』を企業側に説得すること」ですよ。
さらに、書類選考・面接試験・筆記試験対策において近道はなく、付け焼刃も小手先のテクニックもおよそ通用しないことを肝に銘じて下さい。
普段から「気付き」と「感性」を大切に生活しましょう。

まだまだ皆様の可能性を待っている企業はたくさんあります。企業の大小ではなく、どうぞ自分の価値を見極め、「やりたい仕事」にこだわって下さい。
人は試行錯誤の過程で、漸く「真価」に出会えるかと思います。

私は、将来のグローバル日本の担い手である若者たちを応援し続けます。

目的意識と信念 

June 17 [Thu], 2010, 23:23
今、私がヨガにハマっていることはしつこいまでに皆様にお話ししてまいりましたが、何故そんなにヨガに傾倒できるのかをお伝えできればと思います。

その答えは実にシンプルなものです。「明確な目的意識と信念」があるからです。
何事も、その成果はこの二つが貫徹されて初めて出るものと思います。
私もこの明確な目的意識と信念を持ってヨガに取り組んでいます。
先ず、「明確な目的意識」とは「二度と病気にならないように免疫力をアップさせること」と「インナーマッスルの鍛錬」
「信念」とは「ヨガを信頼すること。つまり、ヨガは絶対に効果があると信じる気持ち」です。

最近は、新たにヨガを通してアンチエイジング効果を実感しています。
「ホルモンバランスを整えて、女性の元気をキープ!何歳になっても心身ともに美しくしなやかに!」
私も「年齢を重ねるごとに美しく!」を日々のモットーに、確実にヨガの恩恵をいただいているような気がしています。

私にヨガをご指導下さる先生曰く「ヨガとは緊張と弛緩のバランス」とのこと。
正にアンチエイジングに必要なことは、この「弛緩と緊張のバランスがとれていること」なのでしょう。
呼吸に意識を向けて身体を縮めた後は伸ばし、緊張した後は緩めるといったポーズを繰り返していきます。
これらが心地よい刺激となって身体の内側に沁みわたっていくような感じがします。
周りの人と決して比べることなく自分とだけ向き合う一時です。
普段の生活でも、頑張った日は「ゆっくりリラックス」(誰にも束縛されずに自分だけの世界に浸る)
神経を遣った日は、本音で話せる友人と心行くまでおしゃべりをする
休日は好きなことだけをして過ごす…メリハリが大切なのかもしれません。

また、特に女性に欠かせない「ビューティーベルヴィス」という骨盤調整ヨガも初体験。
こちらも早くも効果が出てきていることを実感しています。骨盤内には特に女性にとって大切な臓器がたくさんありますが、これらのインナーマッスルを鍛えるヨガ。

つくづく目的を持つことの大切さを感じている今日この頃です。
もし今、私は目的も持たずにいい加減にヨガをやっていたら(飽きっぽい私のことですから)間違いなく続いていません。
「やらなきゃ…」を「やろう!」の発想に変えるだけで、結果は天と地ほど違ってきます。

お話は少し変わりますが、「諦めず努力し続ける人には必ず幸運の女神が微笑む」エピソードがあります。
私も?年前、新卒で失敗しましたが「絶対客室乗務員になる!!」という夢と目標を持ち続け、決して諦めず、怯まず、投げ出さず、ひたすら突き進んだ結果、漸く幸運の女神が微笑んだという経験を既に皆様にお話しいたしましたが、つい最近、私の教え子の生徒様も2年越しで見事夢を叶えました。正に「初志貫徹」です。

彼女は幾度かの失敗を乗り越えて、決して諦めない強い精神力と計り知れない努力で遂に念願の夢を叶えました。

次は皆様の番ですよ!!

サードステージに向かって 

May 28 [Fri], 2010, 0:04
前回では、手術のお話をしましたが、それは私にとって久々の「何が何でも乗り切らなければならない試練」でした。これまでにも「乗り切らなければならない試練」は幾度か私の前に立ちはだかってきましたが、それらは自分自身の強い意志と粉骨砕身の努力があれば乗り切れる「可能性が残っている」ものでした。
しかし今回ばかりは、さすがの脳天気な私も「病気を治す」という、およそ自分の努力と意志だけではどうにもならない試練に恐れおののき、「この世の終わり」の心境になったのです。

しかし、「途方に暮れている場合じゃない」と開き直り、観念して、この宿命を心穏やかに受け入れることを決心。その時から、私はこの「神様が与えて下さった貴重な休憩時間」を大切な生徒様方、友人、家族に支えられながら過ごしました。

「遊戯三昧(ゆげざんまい)」という言葉。これは「楽しいことをする」のではなく「することを楽しむ」という意味だそうです。私は、「せっかくの滅多にない貴重なお休みなのだから (仕事をしていた時は猪突猛進的に突っ走っていましたから)今しかできない好きなことを何でも楽しもう!」と入院生活をエンジョイすることにしました。

病院のお食事も意外に美味しく変化に富んでいました。毎日いただくお料理もじっくり味わい、味付けや材料等を研究して自分の料理レシピのバラエティーを増やしてみるなんてこともやっていると何だか得した気分になるものでした。普段私は美味しいものを専ら「食べる」ほうで「作る」ことは何故か(時間がないことを口実に)傾倒することがなかったのですが、入院のお陰で料理の領域も広がったのです。お酒を飲めなかったことはちょっぴり残念でしたが…。
このように、遊戯三昧な毎日で、些細なことも楽しんでやっているうちに、おそらくやる気のホルモン「エンドルフィン」という物質が分泌されたのでしょう(笑)、見る見る回復し、担当医もびっくり。予定より半月早い退院となりました。

私は、このいつもとまったく違う環境に身を置けたことでリセットされ、ある価値観も変わりました。
それは「先ずは何事も楽しんで、強い意志とやる気があれば、この世には乗り越えられないものは無い!」ということ。

手術から丁度一年になりますが、この一年間でヨガにもハマり、元気に好きなことに没頭できる幸せを実感しています。関わって下さった全ての方々には感謝してもし切れない気持ちでいっぱいです。健康に良いと言われることは片っ端からやっている「健康オタク」にもなりました。これからも新たなチャレンジに自分を生かす楽しさを見出し続けていきたい、と思っています。

客室乗務員というファーストステージを全力で終え、生徒様方の夢のお手伝いをさせていただく仕事に恵まれた今のセカンドステージ。さらに、現状に満足することなく次の輝く未来を期してサードステージに向かって舟を漕ぎ始めています。

本日もお読み下さりありがとうございます。

怪我の功名 

May 20 [Thu], 2010, 23:41
大変ご無沙汰しておりました。今後は、私のこの一年間の出来事についてお話ししていきたいと思います。
先ず、その前に皆様方には、この世智辛いご時世を決して悲観的に捉えず「試練と充電期間」にして下さい。就職についても相変わらず「超氷河期」などという四文字決まり文句で済まされ、「就職率80%の過去最低」という負の後ろ向きなイメージが蔓延しています。しかし、大騒ぎする前に「ちょっと待ったぁ〜!」
そのような実態の背景には一体何が潜んでいるのかを採用する側も受験生側も各自が一度立ち止まってじっくり考えてみましょう。

いつの時代も「採用したい人物像」は根本的には何も変わっていないと私は思っています。
企業側は昨今の不景気の風に煽られ、足元だけを見た見識の狭い考えで、採用人数を増やすことは「リスクを伴う、危険なこと」と決めつけ、「リストラ」の一環として採用抑制に走っています。
先ずはこの発想を逆転させ、「いざ好景気になった時の将来の備え」という認識で「磨けば光る玉」を敢えて今のこの不景気な時に採用し、「人材育成」という極めて大切なことに投資すべきではないでしょうか。
また、受験生側も結論から言えば「企業が絶対に逃がしたくない人物」になることですが、先ず「目的意識」をしっかり持ちましょう。「大企業は安泰。終身雇用。堅固。」などというジンクスが完全に崩れた現代、頼れるものは自分の仕事に対する明確な目的意識だけです。
皆様、就社ではなく就職しましょう。
「私は何のために就職するのか。何をやりたいのか。何故この仕事に拘るのか。将来の夢は何か。どんな人になりたいのか。」自問自答してみましょう。
その仕事ができるか、できないかという能力なんぞは始める前から誰にもわかりません。要は「その仕事を本当にやりたいかどうか。やる気があるかどうか。」だけです。この視点で企業面接に臨めば、就職活動において無駄な時間とお金がかかりません。この点をはっきりさせれば面接官も納得するでしょう。
他の人の内定状況に囚われず振り回されず、自分を信じて、我が希望の声に忠実に!
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」的な発想はくれぐれも拭って下さい。
就職活動は自分との戦いですよ。常に自分と向き合いましょう。

さて、本題に入ります。
昨年私は「手術」を経験しました。それ以来、「健康」に異常なまでの執着を持ち、「ヨガ」に出会いました。それは私にとって(少々大袈裟ですが)正に「一期一会」です。
(呆れるほど)何をやっても長続きすることのなかった私が、唯一「ハマったもの」です。

何故こんなにハマったかを考えてみたところ、やはり、前述いたしましたが「明確な目的意識」を持ってマジで取り組んだからだと結論付けました。

実は、昨年の手術を経験するまでは「ヨガは他人事。自分とは無縁。始めようという気さえ起きない」嫌われ者でした。が、私の「興味のないものには見向きもしない性格」は確実にチャンスを失う、と改心しました。
ヨガに興味を持って歩み寄り、健康に及ぼす効果を調べ、他の体験者の方々から体験談をお聞きし、「やってみよう!何か新しい発見があるに違いない!」という思いがふと芽生え、貴重なチャンスを掴み、今日に至っています。

「行動すれば必ず結果がついて来る。未来がある。」のです。

お陰様で、今では「不調とは無縁」の体質になりました。
怪我の功名とは正にこのことですね。

一人でも多くの方々に私が唯一ハマったヨガを体験していただきたく、私共の学院(横浜エアライン学院テイクオフ)でも「ヨガクラス」を新設し、6月より開講いたします。
ご興味のある方はお気軽に体験レッスンにお越し下さいませ。

本日も私の独り言をお読み下さりありがとうございました。

無限の可能性とバイタリティー 

November 14 [Fri], 2008, 20:23
皆様いかがお過ごしでしょうか?気が付きましたら、今年もあと2ヶ月足らず…。
「光陰矢のごとし」目標を持ちましたら、一刻も早く行動を起こさないとあっと言う間に月日は流れていきます。
大学3年生・短期大学1年生の学生様は、そろそろ本腰を入れて就職活動に取り組んでいただく時期でございますね。

さて、半年前になりますが、5月31日はJALの「鶴丸マーク」をつけた飛行機が国内線を飛行する最後の日でした。私は、この「鶴丸」と共にJALの客室乗務員を務めてまいりました。あの馴染み深い鶴の姿が、これからは見られなくなることを思いますと、やはり、寂しい気持ちは否めませんが、また新たな時代への可能性も漲ってきます。

私は、客室乗務員を経験された方の共通点は「チャレンジ精神と好奇心の旺盛さ」ではないかと確信しています。私の大先輩の方々は退職あるいは定年退職後もエネルギッシュに活躍なさっています。

例えば、ボランティア活動に従事、大学院進学、ホテルの総支配人、旅館の女将、クラッシックバレエの指導、外国人観光客を英語でガイドする仕事、接遇マナー講師、介護福祉士、大学講師、医者、看護士、国会議員、インテリアコーディネーター、ワインアドヴァイザー、ソムリエ、ハーブ研究家、作家、ニュースキャスター、鉄板焼きシェフ、レストラン経営、学校経営、料理教室開校等々、挙げたら限がありませんが、ただただ皆様は常に夢を持ち、好奇心旺盛で努力家、チャレンジングなだけのことです。

そして、その根底にありますことは(私もそうですが)、恐らく「自信と誇り」だと思っています。
客室乗務員としての誇りと、経験に裏打ちされた自信ではないでしょうか。その「経験」と「自信」を武器に、更なる自分の可能性に向かってエネルギッシュに飛躍しています。

人は夢を持たなければ、前向きになれません。夢がなければ努力もしませんし、可能性も埋もれてしまいます。絶好のチャンスが到来しても気が付かず、逃し、挙句の果てには「自分は何て運の悪い人間だろう…」と悲観し、自信喪失と自己嫌悪に陥るだけの結果となるわけです。

ご自分が「やってみたい!」とピンときて直感が閃いた時、その声に従ってみて下さい。
迷った時はご自分の第六感に頼って下さい。
私は、これまで「やるべきか、やらざるべきか」で迷った時は断然「やる」ほうを選択してきました。また、どんなに考えても答えが出ない時、考えることを止めて自分の直感に従ってきました。すべては自分の信念の赴くまま「実行」してきましたので、ほとんど後悔することがなかったように思います。
周りの方々のご意見に耳を傾け、ヒントにしたり参考になさることは大切ですが、最終的には自分の「直感」で判断、解決して下さい。そのために、とにかく行動を起こし、いろいろな経験を積むことが重要です。

「経験」とは「やってみること」つまり「実行」です。実行すれば、そのことに必ず何かしらの変化と進展があり結果が出ます。しかし、断念すれば、そこでチャンスは一瞬にして消え去り、何も残りませんから…。恐らく残るのは「後悔」のみでしょう…。

ある有名な学者がおっしゃっておりましたが、「人は必ず(天から授かった)役割を持って生まれてくる。その役割を全うするために、人との関わりを大切にし、常に努力を惜しまず、ひたすら邁進すること。」

私にとりまして客室乗務員という仕事は天から与えられた「天職」だと確信しております。そして現在は「第二の天職」に恵まれ、数え切れないほどの方々と生徒様方とのご縁が財産でございます。

私の生徒様方は最初の「天職」で輝き、私の客室乗務員の先輩方も、今また「第二の天職」で輝き続けていらっしゃいます。

皆様も、今もしご自分の可能性や将来の夢を模索されていらっしゃいましたら、どうぞご自身の「直感」に従い、「好きなこと」を一所懸命おやり下さいませ。

若い皆様には無限の可能性とバイタリティーがあるはずです!!
頑張りましょう!!

本日も最後までお読み下さり、ありがとうございます。

客室乗務員専用レストファシリティー 

August 13 [Wed], 2008, 6:48
残暑お見舞い申し上げます。皆様、夏休みをいかがお過ごしでしょうか?
ご無沙汰をいたしまして申し訳ございません。

さて、皆様から時々、「国際線のキャビンアテンダントはサービスが終わると、途中で休憩しているのですか?」と、素朴なご質問をいただくことがありますので、今回はその実態についてお話いたします。

国際線の客室乗務員にとって、飛行機が水平飛行になるやいなや、息をつく暇もないくらいの戦場のような「諸々のサービス」と、我を忘れて販売員に徹する「免税品販売」に追われた後、やっと唯一の楽しみ(?)の休憩時間がやってくるのでございます。

当時、9時間を超すフライトでは、機内の秘密の場所に備え付けられた (夜行寝台車のベッドのような)スペースでのレスト(休憩)を二交代で取ることができました。
現在でも、この状況はあまり変わっておりません。
長い時で、2時間ほどのレストが取れます。が、但し、新人CAは悠長にレストなど取っている場合ではありません。レスト中は貴重な勉強タイムです。ここで、当時のCA名言集の一つをご紹介。「新人はレストなど10年早い」

さて、お客様には非公開の秘密のレストルームでございますが、例えばB747型機では、ベッドが6台ありました。(機種によって異なります)

部屋の大きさは、大体6畳くらいの広さです。このスペースに6台のベッドが備え付けられているわけですから、いかにこのベッドが小さいか…ご想像いただけるかと思います。

ベッドは二段式で、幅はおよそ80センチ。ヒップ80センチの人が寝返りを打つと、どんなに寝像の良い人でも確実にベッドからはみ出します。実際のところは、もちろん安全ベルトも着用しておりますから、言わば「縛られた状態」で身動きとれず、寝返りなど打てる余裕もありませんが…。
また、信じられないくらい天井が低く(身長が165センチの人は、まず、まともに立ってはいられません)おまけに、到底、窓などあるわけがありませんから、ほぼ密室。時には、息苦しくなることも…。まだ、雑魚寝のほうがマシかもしれません(笑)。
間違っても「快適な環境」とは言えません。

この密室で、各々がベッドのカーテンを閉めて、ライトを消しますと、そこは真っ暗な屋根裏部屋と化します。
宇宙の空間に、たった一人取り残された雰囲気とでも言い表わせますでしょうか…。

レスト時の格好は?…まさかパジャマなどには着替えられるはずはございません。何と申しましても「保安要員」のプロですから。たとえ爆睡していても、お化粧を落としていても、万が一の緊急時には、即座に出動できる心構えで休むべし!ということです。

このように異様なレストルームですが、国際線クルーの唯一の安らぎの空間と一時なのです。

また、6時間〜8時間ほどの短いフライトの場合は、お客様用のお座席の一部がクルー専用の座席となっておりまして、その座席で休憩を取ります。
やはり万全を期して、乾燥防止マスクを着用(?)し、また、足元が冷えないように毛布でくるんで…等々。
この時、私は何故か正座をして休んでおりました。機内では立ちっぱなしですからね。
気がつくと、いつの間にか足が座席の上にありました。
足のむくみは、この休憩中に解消しておきましょう。

客室乗務員は舞台女優のごとく、楽屋裏つまりレストルームで、どんなに寝像が悪かろうと、寝ぼけていようと、一睡もできなかろうと、逆に爆睡していようと、すっぴん状態であったとしても、一旦休憩が終われば、プロたる者、何事もなかったかのように心機一転。冷静に仕事モードに戻り、舞台つまり客室では完全無欠のサービス要員・保安要員に早変わり!でございます。

今回も最後までお読み下さり、ありがとうございます。

客室乗務員は旅支度のプロフェッショナル! 

July 16 [Wed], 2008, 6:12
皆様、いよいよ暑い夏がやってきましたね。そろそろエアライン受験準備を始める頃となりました。いかがお過ごしでしょうか?

さて、この場をお借りいたしまして、先日11日(金)の朝日新聞社主催のセミナーにてお世話になりました方々にお礼を申し上げます。この「CA&GSになりたい!女子大生のためのハッピー内定セミナー」の第2部パネルディスカッションには、私の学院の講師が参加いたしました。また、新卒客室乗務員に内定されました私の生徒様も第3部にご参加になりました。

私も、この大盛況のセミナーを観客席で拝見させていただき、セミナー終了後には、ご参加の学生様方ともお話ができました。ありがとうございます!皆様は熱心に先輩方に質問なさり、その目がキラキラ輝いていて、闘志満々の面持ちでいらっしゃいました。私も、ふと就職活動を始めた頃が懐かしくなってきました。とにかく、夢に向かってまっしぐら!できることは何でも挑戦して下さいね。早目の準備が栄光を勝ち取る秘訣です。 (経験者語る!)私共は、皆様のこれからの就職活動が実りあるものになりますよう、精一杯お手伝いをさせていただきます!何でもご相談下さい。一緒に頑張りましょう!!

さて、本題に入らせていただきます。客室乗務員がサービス・保安のプロでありますことは、これまで何度か申し上げてきましたが、もうひとつは何のプロか、皆様はお気付きでしょうか?

客室乗務員は「旅支度のプロフェッショナル」と言えるかと思います。たとえ前日のスタンバイで、長いフライトに呼び出されても、いとも簡単に、しかも短時間で、必要なものだけをスーツケースの中へポイポイ詰め込むことができるのですから。

私が現役客室乗務員だった頃の一番長いフライトは「南回りヨーロッパ線」。成田を発ち、バンコック、ニューデリー、アブダビ、カラチ、アテネを通ってローマやロンドンへ。帰りもほぼ同じルートを、今度は反対に辿って戻ってきます。その期間は最長のもので17日間。一般のお客様の旅行並み、いえ、それ以上の期間です。乗務に次ぐ乗務を繰り返すという、かなりハードなフライトでした。その上、気温差、時差が激しく、国状、宗教、国民性、習慣等も日本とは大違い。例えば、気温ですが、秋に日本を発ったとしたら、タイのバンコックの最高気温は10月でも平均33℃位で、おまけに湿度も非常に高くて…半端ではありません。カラチにいたっては、もう日本の夏など笑い飛ばしてしまうほどの暑さ。ホテルのお部屋の蛇口から出てくるお水が、「決して水ではなく、お湯」でしたから…。
そしてアテネ。気温は少し高めとはいえ、だいたい日本と似て秋の気配が…。ところがロンドンに着いてみると、もう晩秋。ジャケットの上にコートでも羽織らないと、寒くていられないときもありましたから。
こんな春夏秋冬を一度に体験するような命懸け(?)の身体を張ったフライトに備えて、客室乗務員のスーツケースの中身は?

南回りヨーロッパ線の滞在日数は、行きと帰りを合わせるとバンコックに2泊、カラチまたはアブダビに7泊、アテネまたはローマ、ロンドンに3泊でした。かなりの長さの海外滞在。いかに快適に、しかも最小限の持ち物で、お洒落を楽しむかという問題は、路線・時期に関係なく共通したポイントだと思います。

まず、衣類ですが、屋外では汗をかくことの多い場所ばかりですから、薄手で素材はコットン地を中心に。しわになりにくいものということも大切です。また、カジュアルなものばかりでなく、一着位は少しドレッシーなワンピースかスーツをお伴させること。突然「今日は高級レストランでディナーを…」ということになっても、あわてることのないように。そして、意外な盲点は「ホテルのロビーやレストランは暑い国ほど寒い!!」ということ。屋内と屋外では信じられないほどの気温差でした。これでは、冷房の効き過ぎで体調を崩してしまいます。必ず、ジャケットやカーディガン等を持参しました。

次に、小物ですが、私の必需品はテニスボールと健康サンダルでした。テニスボールは、夜、背中の下に敷いて寝ると肩や背中に指圧効果が…。ボールの空気を少しだけ抜いて使うのがコツです。また、健康サンダルは足裏のツボ押し用です。常備薬やうがい薬も必要です。先輩の中には、習字道具やお茶の道具を持参なさる方もいらっしゃいました。これも精神的に効果ありとのこと。コンパクトなセットを持って行き、「墨を磨ったり、静かにお茶をいただきますとホッとしますから」とおっしゃっておりました。

現在の国際線のフライトパターンでは、これだけ長い期間のものはありませんが、期間に関係なく、ステイ先では客室乗務員は人一倍健康に気を遣います。どこに行こうと、どんなに厳しいフライトでも万全な旅支度と気合いで乗り切ります。

今も昔も、客室乗務員こそ、正真正銘の「旅支度のプロフェッショナル」ですね。

今回も最後までお読み下さり、ありがとうございます。
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プロフィール
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  • アイコン画像 現住所:神奈川県
  • アイコン画像 職業:自営業
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[経歴]
●日本航空株式会社入社
国際客室乗員部客室乗務員
●客室乗務員要職歴任
●米国メーキャップ専門スクール修了
●大手エアラインスクール主任講師歴任
●テレビ出演・エアライン業界セミナー講演
●平成18年7月独立
横浜エアライン学院テイクオフ開校
学院長、講師として現在に至る
●平成24年8月 
横浜就活塾テイクオフ開校
学院長、講師として現在に至る
2011年10月
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