米連邦職員、無償で観光案内を計画

October 08 [Tue], 2013, 14:34
しても無理だと感じたら、私に掴みかかりなさい。いいわね?」
「? 了解です」
「よし、行くわよ。生存者がいるのかもしれない」coach 名古屋 こーち
「はい」

 エルザは何事もなかったように立ち上がり歩き始める。少し遅れてイライザが続くが、イライザは一度後ろを振り返り、地面に残った引っ掻き跡をその緑の瞳で一度見据え、それからその場を後にした。

***

 さらに進むこと数分。どうやら罠の類いは今のところないが、あまりにも無警戒なことをエルザが不審に思う頃、その疑問は解消された。

「これは」
「広い、ですね」

 そこはかなり広い場所だった。部屋は正確な立方体の形をしており、500人くらいの兵士が練兵をできそうな空間だった。だが部屋の中に踏み込んだ2人は、あまりの光景に言葉を失った。

「なんてことを」
「惨(むご)い」

 部屋には無造作に置かれたベッド、いや手術台がいくつも並んでいる。その上にはいくつもの生物――人間もそうだが、犬、馬、中には魔獣やオークまでいる。どれもこれも体をバラバラに切り刻まれており、中には壁から固定した鎖の様なもので空中に固定されている生物もいる。顔には一様に苦悶の表情を浮かべ、まるで悪魔でも見たかのように顔を醜く歪めた表情で死んでいる者もいた。
 地面には太さも長さも様々な管が沢山走っており、それらはベッドの上の生物につながっているが、どういう効果を果たしているのかはエルザにはわからなかった。何やら怪しい液体の入った容器に、管のもう一方が繋がっている。coach 新宿 ブランド 財布 人気
 周囲には檻も沢山あり、開いている物からそうでないものまで。だが共通しているのは、中には何もいないこと。壁にも檻が沢山あるが、そちらの中には何かがいるようだ。声こそしないが、獣特有の息遣い、気配が感じられた。
 この光景を見て危険極まりないことはエルザとイライザにも分かっていたが、虎穴に入らずんば虎児を得ず。2人は互いに頷き合うと、覚悟を決めて部屋に入っていく。

「管を踏まないように。私は左、貴女は右を見なさい」
「了解です」

 エルザとイライザは慎重に歩を進める。だが2人の顔は既に蒼白だった。並大抵のことでは驚かないエルザまで顔色を失っている。

「(この実験を行った奴の顔を見てみたい。絶対にまともな神経をしていないことが断言できるわ。快楽殺人者、強姦魔、食人鬼、悪霊憑き色んな連中と渡り合ったけど、これと比べればどれも子どもだましだわ。死んでる連中の顔を見れば、生きたまま切り刻まれたのがよくわかる。それをこれだけの数しかも何度となく繰り返し行っているのでしょうね)」

 そのエルザの推論を裏付けるかのように、地面は既に血の後で黒ずんでいた。部屋の入り口付近では地面は壁と同じくこげ茶色のような色だったので、今エルザが歩いている付近は血で変色したのだろう。殺人現場でさえ、こうは中々ならない。エルザの警戒度は、いまや最高に達していた。
 むしろこの噎(む)せ返るような死の臭いの中で、よくイライザがついてきているとエルザは思う。ちらりとイライザの様子をエルザが見ると、イライザは油断なく周囲警戒をしながら、一定の距離を保ってエルザの後をついてきている。顔面こそ蒼白だが、感情が動作を妨げることはないようだ。

「(さすがラザール家の騎士。女とはいえ、見事なものだわ)」

 内心でエルザが賛辞を贈る。その時、イライザがふと足を止めた。

「エルザ様、あれを」

 イライザが指さしたのは、地面に置かれた檻に繋がれた女性である。他の死体と異なり、彼女だけは実験でいじった跡がない。だが絶命は確実だった。何せ.


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