愛とは素朴なもの

November 29 [Sun], 2015, 8:47
男性は、本当に惚れた女性の前では、どんどん子どもになっていく。
だから男性が大人に振る舞いきることのできるうちは、本気で好きには至ってないのかも・・・ね?

本日も非日常な日常をつらつらします。




「ぼくのもの!」を主張するスナフキンさまを初めて見た。
よき部下の新婚男性も、スナフキンが嫉妬する相手を初めて見て「いいことだねぇ」と笑っていた。

数えきれないほどの女性を経験してきたスナフキンさまともあろう人が、こんなに一途に思うことってあるんだね。
自分でも説明がつかないそうで、「嘘ついてないからね!本当に感じるんだ」と日々主張している。

猫のような敏感さとこだわりを持つ彼は、去年私と半月一緒に居ただけで「女性と一緒にいた時間の新記録!」だったくらい、「女好きの女嫌い?」という矛盾を抱えている。根っこがアーティストなんだよね。才能あって、その場やモノの持つエネルギーにもものすごく敏感だ。今回は「1か月以上一緒に居て、もっともっと好きになるんだよー!このままずっと僕と一緒に居て」「君が今”忙しくなかったら”明日にでも結婚するよ!」「外見やフィジカルなことだけじゃないんだよ。君の精神まで感じる。すべて好き!」「もう君にaddictedだよ」だと。マルくんが言っても、ふふ♪なんだけど、スナフキンさまが言うとむしろコワくて、なぜか哀愁漂う宇多田ヒカルが流れる。

”嘘ついてない”の証明のために話す遊び人の心理も面白いの!「どんなブロンドのすごいカラダの美女でも、してる最初から、あ〜次は誰としようかな、って考える」だって・・・!もう、凍り付いちゃう。(遊びに巻き込まれないために、参考になるでしょ♪)その行為そのものが主眼なのじゃなくて、むしろそこに持っていくまでのプロセスを楽しんでいるとしか思えない。かといって全てしないとプロセスは完了しないはずだけど。

先週も信じられない(でも色男スナフキンさまには頻繁に起こる?)ストーリーが勃発。私がスナフキンの同伴を断った結婚パーティから、一人で車でお帰りのさいに、途中まで乗せてあげたブロンドのボインちゃん(友人)に襲われかけたそうなの。それを、「お願いだからやめて」と振り切ったらしい。なにより全く身体が反応しなくて、ボインちゃん焦る焦る。。。ま、軽く傷つくわな(笑)。

スナフキンさまはそこそこいい子な時間でお帰りになって(といっても深夜2時)、疲れて爆睡してた私の部屋のドアを開け、どことなく焦燥感も感じさせる声で、でも優しく「こっちおいで」と言う。「やだ!眠い、一人で寝るからっ」ピシャリ。「来て、ほら」「いや!疲れて寝てるの、一人で寝かせて」「ああ!ただ君をハグしたくてテルアビブから戻ってきたのに・・・!」なんだかえらい、感情的な返答だ。ちょっとオカシイな?と察したけれど、身動き取れないくらい眠かったのでそのまま無視して翌日聞いたのがこのストーリーだったの。「君が僕のベッドで寝てると思ってドアを開けたら空だったんだよ!」と悲しく笑うので、ようやく納得。ボインちゃんをがんばってNOしたのではなく、心から自然と拒否した自分が嬉しかったみたい。そういえば先日彼が予備役で数日外泊だった時も、「君のことで質問攻めにあったんだよ!」「今夜もあっちで寝られたんだけど・・・」などと、きちんと帰ってきたことに満足げだった。

それなのに、本当に大切にしたいと思った人は、「究極の浮気」中である。私がマルくんと結婚したことを、そう呼んでいる。

先日ホテルのワイン飲みで他の人とちゅーしてしまった事後処理が本当に大変だったこと、さらには私がディナーしたりお酒飲んだりする男友達は全員son of a bitch扱いだし、先日新しく知り合ったドイツ人のいかにも無害そうな文系のポスドク君に連絡先を教えたからって「君ってやつは1分でも目を離したら・・・!!このクソ女!」と罵られる。そんなのしらなーい。

私は沢山社交を自粛してるつもりなんだけどな。また素敵な老舗ホテルでコンサルさんに飲みに誘ってもらってるのに連絡はほぼスルーしてるし、ハイテク勤めの多様な提案してくれても無視してるし、ただいま外遊中のあの貴族もきっともう会わないし、上司は受け流しだし、とってもいい子にしてるんだよー?

そうして嫉妬束縛される分、本当に好きでいてくれているのも毎日感じるの。大切なお友達や家族をほぼ網羅したのはひとつ。お人形を抱えるみたいに不格好にハグで捕まえてきたり、クンクンしたりちゅーしたり、「君のことをどれだけ愛しているか伝えたかな?」だって〜今さら「月まで往復するくらい愛してるよーハニー」だって。

スナフキンさまは、がんばって関係を維持することに価値を見出さない。自然と一緒に気持ちよくいられることが一番だって。沢山のカップルの結婚離婚を横で見て言うのだから、その通りかもしれないね。

「でも私は彼との結婚生活を続けるからね〜^^」と宣言している。「今考えてみても、やっぱり彼と一緒にいたいの」と素直な気持ちをそのままに。マルくんの可愛いくて頑張っている顔を見ると和むもの。あえて並べるなら、1番大切なのは旦那様で、1番心地よいのがスナフキンさま。言葉もいらないくらいスムースな日常。こんなシビアな社会で、落ち着いた精神を保って不安なく沢山のことに取り組めているのは、スナフキンさまのお蔭なの。

この気持ちは自由に両立していて、どちらも違った感じで心の底から愛している。「利用している」とか「期待させておいて可哀想、最初からなかったほうがいいのに」とか「マルくん可哀想」など、傍から見れば非難のしようはいくらでもあるだろうけれど、当たってるのは「マルくん可哀想」だけね。けれども私がゴキゲン充実で暮らしているとマルくんにもプラス効果もあると思うんだ。機嫌悪かったり疲れたりしていたらもっと連絡しないかもしれない(笑)とか言ってると、勝手かな。

本当に人を愛すると、それは子犬がじゃれ合うような素朴で本能的な温もりを感じる。人によって違うのかしら?ともかく、男女限らず一生大切にしたいと思える人が増えることは、人生の中で大きな恩寵だと感じずにはいられません

一途な?ワイフの葛藤

November 28 [Sat], 2015, 22:40
お陰様で毎日楽しく充実しております

先週は、あるUN機関主催のチャリティー・アート・オークションへ。
画家は偶然にも日本での学会でお会いしたことのある教授でした珍しく明るい時間だった♪

それからワインディナー、深夜をまわってお見送りして頂き、スナフキンさまに合流。
お仕事終わりから、深夜までの行程をご一緒したのは〜実はうちの上司でした。

はっはー。まさかね、こんな日本人がいるとは思わなくてね・・・(ひとりで笑っちゃう・・・)
海外生活長いからか、確かに甘いマスクとはいえ、こんなにかるーく興味あります宣言されるとは思わなかったぁヽ(^。^)ノ社会正義のために戦ってる人ほどプライベートがゆるいというパラドックス。この裏を何度も取れちゃう複雑な心境の今日この頃。

以前から様々な返答や仕草や隙などのディテールから、絶妙に母性本能をくすぐり、さすがパートナーいるだけあるなぁと感心はしていたけれど。「綺麗な人はすぐ取られるから!早いもん勝ち」を体得していらして、標準語で「どんな人ならいいですか?では、私はどうですか?」とか言って、いたずらっぽくチャーミングな笑顔全開で笑うのである。

「私より頭いいなぁと思わなきゃ絶対一緒に居られなくて、あとは、、エネルギッシュでピュアな人、かな?」としか、いつものごとく答えられないのだけど、この返答は言い寄ってくる大半の男性を励ましてしまう。おお、罪作り・・・。「でも、本当に本当に好きな人じゃないと寝ません!」と釘を刺す。

それに流石といいましょうか、スナフキンとの関係も見抜いていて、お互い酔っていることをいいことに、「旦那さん心配して待ってるからね〜」とか言って私をおちょくりながら、きちんと腰抱いて歩くの。またしてもワインにやられてるオレ。先週の半量だけど。会話の端々で「うち来ます?」って笑顔でひと押しを重ねる。でもイギリス仕込みなので、無理強いはせず、紳士〜?・・・といっていいんだろうか!

ほんと他愛のないことだけど、バスに乗るとき奥の席に乗せてくれるとか、女性を前に歩かせるとか、さっと電気を付けるなど、レディファーストや気遣い秀逸なんだよね。うむ。

こんな話題の前に2時間も密室で、30センチ〜10センチの距離間でいたなんて、危なかったかしら。私も対日本人だからと無防備だった。最後に、気付けば私は悠々自適でソファに寝転んで本読んでるところに、彼もそのソファにもたれかかって、しまいにゃ寝落ちしてたの。腕の横にあなたの頭。くるっと向けばちゅーしちゃう。「眠くないですか?」とか怪しい質問きてたし。そういやこの前もバスの横で寝てたな・・・。微妙に私によっかかって。この適度な無防備感。こうして世話を焼きたいおねーさま系を落としてるのね。

そんなチャーミングな似非絵紳士は、日常的に軽くチェック入れてくる。「今日はメガネですか」「今日は(ヒールで)高いですね。」「その格好で寒くないですか」私の場合、「何センチですか?」と聞いて「背は高い方がいいです」と締めくくる人は大概その気なので(ほんとにー!)、こうしたフィジカルな指摘をする場合は伏線張られてると認識しよう、仲間の女子たち。

それと、わからないふりして交わすのも、さらりとね。
「綺麗な女性が、多いので」とまっすぐ目をみて言われても、あくまで言葉が一般向けなら、「そうですよねー!私も女性のことが大好きなんです!女性のためなら頑張ろうと思えます!!」とあたかも自分はその範囲外だと元気にアピールしまくるとか(笑)たぶんみんなしてるよねー☆ナイーブぶりっこ。結局のところあまり効果はないなぁと年々実感もしてるんだけど。そろそろ年齢的にも時効かな(笑)。

そもそも、あいぼんサマ、あんまり本領発揮してないつもりなのよ?
ここ、海外だし。最愛の旦那さま、イン・ジャパンだし。毎日人が刺される撃たれる轢かれる土地で、身をやつしてお仕事するのがミッションなの。だから週5はフルレングスのデニムに、できるだけお尻の隠れるトップス、パーカーとか。足元も地味めorスニーカー。

それでも先日ね、トドメを刺されたの。
その上司と日本から来てた大学生の女の子と私で外出していて、あたりの地元民がさんざん「ジャパニーズ!!」と声を上げるなか通り抜けると、最後に「Nice body!」と叫ばれた。うら若き大学生女子と一緒だったのでしらんふりで流したかったのに、上司から私におちょくる視線が飛ぶ。うら若き彼女ではなく。もう、やだ。

上司にダイレクトに誘わて内心ぎょっとしたワインディナー中には、先日新規でうっかり電話番号渡してしまったコンサルさんからメール&電話が数件入る。もちろん”旦那さん”スナフキンも。酔っ払いは不能でさばけない。実は日常もオーバーフロー気味。”無料タクシー”のオファー数件、盗撮、振り返り、凝視、路上でのwow発言、、、ユダヤ側パレスチナ側どちらでもね。デニムとユニクロトップスの日常でこれだからもう避けようがない。私に罪はない。

それ以降先述の上司は虎視眈々と機会を伺っているようで、つーか日本ですれば単なるセクハラなのだが、私が購入を検討しているものを「もっと欲しいー」というだけで「え?もっと欲しい?」といたずらっぽい笑顔でリピートされ、この、クソ野郎・・・と内心腹立たしさと恥ずかしさでいっぱいになってしまった。

なんてこっちゃ。結婚前なら「付き合ってください」というマイルドな表現だったのに、20代後半、既婚者となると「しません?」ていう直接オファーに変わる。私は既婚者として誠実に慎ましくラブリーなワイフでいたいのに(え)、そういう設定?キャラ?気持ちでは、男の人のモンモンな視線をどこか裁ききれないのである。婚前なら「ふっふーん!」で男性を見下すかんじで悠々と裁けたのに、清純な気持ちでいると普通に恥ずかしくなってしまう。ここに浸け込まれちゃ困る。

半分冗談みたいに聞こえるかもしれないけれど、結構この不思議な感覚は発散が難しいものよ。特に「結婚後も美しくいたい」という普通の欲求と組み合わさると、意図は自分のためでも、受け取られ方は対男性アピールになっても文句言えない。

このお悩みに対するヒントとして心に残っているのは、林真理子さんだったか、どなたか女性エッセイストの表現だ。
「君島十和子さんの美しさは、夫以外男性を知らない美しさ」
でた十和子さん。彼女の美しさはつまり、女性的な視点の美しさなのだそう。なるほどなぁ、砂糖菓子みたいな細工の行き届いた美しさだものね。しかしあのレベルの完璧さで美しくなりたい!という欲望を処理しきるには、美容が趣味以上、彼女の場合職業として会社経営するくらいの発散行動が必要かな、とチラリとよぎる。第一に欲望の大きさに比例して発散行動も変わるけれど。何よりプライベートに関しては中身がむしろ男(と先日ある女性に指摘されたの!)な私には男性的視点を抜いたお人形美容って、難しいかも。。

私の場合、年齢を重ねるにしたがって一層様々なオファーが増えているのだけれど、結婚してからというもの、一層多いの。いや、信じられないでしょう?私は信じられないよ。女人生いったんピリオドのつもりだったのに。指輪してても、人々は老いも若きも構わないのね。これが新婚期間中に3か月海外に出てるような自由さの代償かしら。でも旦那さまマルくんとは精一杯連絡して、仲良くしてるんだよやっぱりマルくん大好き〜

最高の善行♪は、幸せであること

November 22 [Sun], 2015, 8:25
今日は土曜日、イスラエルではファミリーdayです♪
前日夜もディナーをありがたく頂きに行っているのですが、翌日も環境活動家で植物が大好きなママ様主体で、弟さんが四駆を上手に運転してくれて、お昼から”自然どころ”へお出かけです

自然保護区とは名ばかりで、なんとなく道がある程度で、他にお会いしたのは1カップルだけ。ワイルドすぎてお写真にしてません。イスラエルの自然はとても厳しい。カラカラの大地に灰色がかったような植物が多様に生い茂っている。ちょうどオリーブの葉のような色合い。あと茶色に乾ききって一見何か分からないのに、やられると泣きたくなるくらい痛いひっつきむしの数々。やはり砂漠だなーと思わずにいられない。

カラカラの茂みが、「タイムだよ」「これ、噛むとお酒(アラク)になる植物」「アーモンド、去年の分だけど」「ローズマリー」と弟さんとママが教えてくださるので、おおーと感嘆しっぱなし。
カラカラの大地に、繊細すぎるようなたおやかな花がぽつりぷつりと咲く。嗅いでみるとこの大地に育ったとは到底考えられないような麗しい香りがする。今日探していたのは野生の水仙。日本のものより小ぶりで繊細で、白い花を嗅いでみると震えあがるくらい清楚で艶めかしい香りがする。水が一滴もないところに咲く、水仙。

長年の念願、野生のガゼルも目撃しました!

ガゼルは場所によっていろいろ種類が異なるようで、イスラエルにいるのはこの小柄なタイプ
なんとエレガントに振り向き、駆けてゆくのでしょう・・・。動物で生まれ変わるならこのガゼルになりたい!
自分でもなぜこれほどガゼルが気になっていたのか分からないのだけど、実際目にしてハートから身体全体温かく幸せな気持ちになりました愛しのガゼルちゃん

このガゼルも、水がほぼない状況で生きていけるんだよね

こんなにも乾燥して荒れた土地を体験すると、ここに聖書や神話を至る所に感じさせる美しい街や村をこの地球上に創り出したユダヤ人開拓者に、開拓の如何は別にして、尊敬の念が湧かずにはいられなかった。

この土地は、本当に語りつくせないほど嘘や幻やでっち上げや血生臭さもあるのだけれど、それだけで終わらない魅力があるのは、ユダヤ人のお蔭としか言えません。。。他の近隣諸国で何百年かかっても実現できなかったことを、ほんの数十年でしてしまったのだから。

私は彼らを知れば知るほど好きになる。ヨーロッパでマイノリティとして生きた歴史の中でも、真っ向反逆してマジョリティに対して大量殺人をしたことって・・・ある?ゼロかは知らないけれど、911のような歴史のターニングポイントになるような事件は起こしていないよね。傍から見ててわかるのは、それは彼らの思想・宗教・共同体が暴力ではなく、教育、芸術、思想の内的発展を第一に目指すものだから。

「強い精神があれば何でも欲しいものは手に入る」

「最高の善行(ミツヴァ)は、幸せであること(to be in happiness)」


こんなことを小さなころから教えられて、歌いながら育つのだから(今でも宗教派は)、人間として頭がいい。
要点さえ掴めばOK!なコミュニケーション方式や、自分の欲求にフォーカスしている人がイスラエル人の標準仕様であることなども見てて、こりゃ、成功パターンを地でいくわけね、って学んでるの。強く生きる知恵がいっぱい。

私もガゼルのように端正に軽やかに、美しく生きたい。
ここで1か月経ちました。この土地から何を持ち帰りたいのか、フォーカス再考してみます。

命の重さの語り方

November 18 [Wed], 2015, 8:31
イスラエル・パレスチナで日常生活を送る現在。
さらにパリ同時多発テロ。

いろいろ見て聞いて触れて考えて、そろそろ溢れてきました。
内容ヘビーなので、ああでもないこうでもない、数日かかって書いてますが、
よかったら先日の「今ここフィロソフィー♪」と併せて読んでね


対イスラムテロ本場のイスラエルではフランスに哀悼の意を顕示しています…(含みが多すぎます)


「いかなる命が奪われることに対しても断じて反対する」

って聞き飽きたね、もう。


こんな発言を平気でできる人の言いたいことは、「私は自分のイデオロギー的背景抜きに、人間の命を奪う者を非難するヒューマニスト(人道主義者)なんです」ってこと。わざわざ声にしなきゃいけない時点でバレていると思うが、実際こんな人が「いかなる命が奪われる」場面でも同じ大きさの声を上げることはない。だから、「いかなる命」発言はほとんどの場合、人より何かを大きく信じている人が隠れ蓑に過ぎない。わかりやすい偽善。

個々の命は、同様に大切にしてこの世に送り出されてきた。
それは疑いなくて、それを「命の重さ」と呼ぶのなら、命は平等だろう。
神学的、道徳的に言うなら正解かもしれない。
果たして、実際そうか?

自分の親が亡くなるのと、シリアで子供が亡くなることの意味が同じわけがない。
テロリストと呼ばれる人が現場で射殺されることと、被害者が命を落とすことの意味が同じわけがない。
こんなこと言うの辛い。でも悲しいながら、本当の意味で同じ重さの命として扱えるほどのエンパシーを備えた人間は、この世にほぼ存在していない。残酷すぎるけれど「命の重さ」とは「誰か・何かに対する意味」を通した主観的価値から離れては語られていないし、語りえない。今のところ。

命の重さは主観的だと言えば、面白いのがこれ、さっきの”偽ヒューマニスト”と裏側で意見が一致するのよ。
自分の思い入れのある命に対しては「ここで死んだ数は何人と数字で片づけるのは非人道的だ。それぞれに生があり、それぞれの思いがあったのだ」って必ず誰かが言い出す。これって典型的に文脈あっての生を評価する態度でしょう?客観的に「いかなる命」なんて存在しないの。それを示すなら、命一人分、二人分、、、と数字に頼らざるを得ない。

認めなければいけないのは、私も含めいかなる人間も、文脈の中で生きているということ。
そこで必然的に、イデオロギーとまでいわなくても、”人より大きく信じている何か”を必ず携えて生きているということ。つるぴかのまま、何も愛さず憎まず愛着を持たず、縛られないで生きていけるなどという奢りは、さっさと謙虚にオサラバしなきゃいけない。そんなことしていたら本気で生きていないって神さまに叱られると思う。人と関係しなきゃ”人間”らしくないですから。

こういう認識をクリアにすると、自分にとって意味のある命が、他の人にそう扱われないことに憤慨することは、もしかするとエゴイスティックなのではないか、なんて気付き始める。
「弱い地位にいる無辜の民は、悪者のせいで不憫な最低の生活を強いられている」など、自分がアタッチメントを感じる人々について好きなように議論するけれど、他の人がその「無辜の民」の命を、彼らが思うような重さで認識しないことを抗議するのは、どんぐりの背比べとでもいうのか・・・。最初に言ったように、全ての人々の命を同価値として本当に胸を痛められる人なんてほぼ存在しないので、偽ヒューマニストでしかない。はぁ。

偽ヒューマニストに答えてほしい。
制度的に坦々と奪われる命の方が、混沌の中で消えるように奪われる命より重い?
テロと言われる行為で無差別殺人を起こすことに、どこへ向かっても正々堂々と言える純然たる動機って存在する?
そもそもどこまで抵抗運動でどこからテロなの?
こういう議論をすっ飛ばして自分の愛着のある人たちを擁護するために、いかにも全ての人類の生命を守るヒーローみたいな言い方をするのはやめてほしい。

では現実に、「重い命」≒「亡くなって悲しまれる命」ってなんだろう。
たぶん、というかみんなわかる。愛されてる命だよね。量も深さも質も、すべて勘案して。
しかも他人からだけではなくて、自分からの愛も間違いなくカウントされるんだよ。
可愛い我が子を育てることをイメージするとわかりやすいかな。きちんと規則正しい生活をして、栄養を与えて、勉強させて、文学、音楽、スポーツ、あらゆる芸術の扉に触れさせて。これを自分のためにすることは、愛そのものなの。自分を愛する人は、その過程で周囲に愛を振りまいて生きている。だから自然と愛される。


環境の厳しい地区にも芸術の大切さを信じて広める活動をしている場所があります


なぜ、この道を選ばなかった?「選べなかった」と言う?
”収奪された””自らを語ることができない””かわいそう”な人だから?
”かわいそう”な人は、手に入るもので最善を尽くそうという気概、即ち愛を拡大させるという、人としての使命から免除されるの?
”かわいそう”な人は、道にゴミを捨ててもいいの?
”かわいそう”な人は、一生その状態に文句を言うだけで生きてていいの?

そんなわけないじゃん。
自分が携えるものは、愛でも憎しみでもありうる。それは個人の自由選択にかかっている。
この場所で生まれたからとか、こんな状況の中で生きてるからなんて、関係ないの。
憎しみを選ぶのと同様に、愛だって選べるはずだし、無限に拡げられるはずなの。
そして多くの人は、程度の差はあれ実際愛を選んで暮らしているの。 

そうして勇敢に、泣きじゃくりながらでも自己を愛し続ければ、それは本当の力になる。
暴力に走っても、今や野蛮だと蔑まれるだけ。
憎しみを選ぶのは、自分で自分の命を軽くしているんだって、どうか気付いて。
人間は快いものは長く留めておきたいし、不快なものは早く排除したい。
こうして現代にいたるまで工夫を重ねてきたのが人類の歴史だから、この生理感覚は否定しようがない。
だからテロリストと呼ばれる人たちの命は、自分で軽くしていて、周りにも軽く評価をさせている。

社会学をする身でいうのも何だけど、社会を変えようなんて無謀だし、単なる理想主義にすぎないし、なにより神さまはそんなこと望んでいない。そう確信をもって感じる。
隣の人ひとりですら変えられないのが現実でしょ。変えられるのは自分だけ。自分のあり方を変えることで、自分が社会で占めるほんの一片が確実に変わる。そこから良い波が、少しでも生まれるかもしれない。だから、物事の起源はそれぞれ「自分」でしかありえない。その個人の内面と、行動でしか。

社会に正義を取り戻すために、恐怖や暴力に訴えることほど、つまらないことはない。
そもそも社会って想像の共同体の一角、幻想でしかないんだから・・・目を覚まして。

だから私は、愛ではなく憎しみを選ぶ人やそれにいかにも正当な理由を付けて支持・擁護する人を糾弾する。
むしろFacebookをトリコロールにして素直なアタッチメントを示す人のほうが、人間らしくていいなと思っている。
私は変えないけど♪

「誠実」な女性

November 16 [Mon], 2015, 17:38
ここしばらく、嘘に関する男性からの意見が数件続けて寄せられたので、女子の皆さまにお伝えしておくね!

「嘘だけはやめて」

っていう、真っ当かぎりない要請なのだけど・・・。あなたは、正直?
私は、「あはは、さっきMとキスしたから、今しないほうがいいよー!」というくらい能天気におバカに正直です!(これはヒドイ悪例。)

でも本当に、女友達にはもちろんのこと、今まで彼氏とか男友達にも、ほぼ嘘ついたことないと思う。いや、これは嘘かヽ(^。^)ノただ、そもそも気取ることないし、そのまんまベイベーで誰ともお付き合いしたいなと軽く思ってるので(ってブログしてるくらいだし)、嘘とは縁遠いのですが、特にカラダ関係の嘘はね、本当にやめてくれということです。

「新しい彼女が身体歴について嘘ついてた」と案外ナイーヴに落ち込む(そして何故か私に駆け込む)美男子くんや、「して、言わないのが最悪。全部言ってほしい。僕の場合はだけどね」とのたまう玄人の話を聞いて思うところあり。。。

「女が嫌がる浮気は何より気持ちだが、男は身体の浮気の方が許せない。」
そんな発言を男性から頂いて、ああ男の人って未だに分かりきらないわって再考していたところ、「身体に関する嘘はやめて」ときた。どれだけ男は自分の畑を守りたいんだ、って話。原始的な感性かしら。「したのか、してないのか。それがモンダイだ!」ということらしい。

やはり嘘はつかないのが一番。小手先じゃ結局破綻する。少し時が経って、私の全てを受け止めてもらえると勝手に安心して、甘えて、愚かにも、後からぽろぽろ言うのが最悪(私もしたなぁ、若いとき)。絶対受け止めてもらえないからね。言わないなら最後まで言わない。不都合かもしれない過去があるなら、何もなかったわ〜のフリして流す。今を生きる。修正は効かなくとも常に上書き可能のオープン・エディティングが人生ですからね。

ただし、半分言う、とかはアリだと思う。半分認めて半分認めない、とかね。それで多くが救われるのかもしれないし。事実は伝え方次第だものねー。サーカスティックに言うけれど、メディアをはじめとして世界はそれで回ってるんだから。プレゼン命。

かくいう私にこの内容が、響くからこそ書いてみました。
気持ちの真ん中はいつもマルくんなんだけどねぇ?

こういう「誠実さ」の要請に、女性としてどうやって答えましょうか。
さらにもう一歩踏み込んで回答すると以下の通り。

先日「この顔はやったことない顔」とオトナ魔法使いを看破したおねーさまの発言で確信したが、男性は顔に経験がそのまま出る。「もともと普通の顔でも、経験重ねると色気が出ていい感じに”成る”んだよね〜。」一方で女性はつるんとした普通の顔して、ぎょっとするような行動があったり、するでしょ?私のことを言っているのではない。(辛い。)

だからさ。それ以上厄介になって、あからさまに手に負えない動物になっちゃいけないわけです。
あなたの手中で収まります感と、1割のこぼれ感ぐらいのバランスが、安定した関係の鍵ね。”収まります感”は実際に収まっているかとは違うの!尽くしニュアンス?実際は軽やかに自由でOKだよね〜。おほほ。

この尽くし感がピュア感をうむのかな、とも思う。
「ああ、君みたいなピュアでイノセントな子には、こんな汚い手で触れないよ〜」と帰宅後半分冗談で手を洗いに行くスナフキンさま。笑えないくらい冗談だわ。
「また生まれ返ったみたいに清潔だね」とシャワー後ぷらぷらしている私に毎回どこか感激しているご様子だし。
同じように私はマルくんに感じるから分かる。いつも、「クリーン・クリーン、ニュー・ボーン・ベイビー!」とかいって追い回すの不思議なことにシャワー後の清潔感って、誰にでも出るものではないんだよね。

スナフキンが世の美女をさらうように生きてるのに、結婚は別、で飄々としてるのはたぶんココ。
あるヨーロピアン美女がビッチすぎて引いたという話を聞くのだけれど、確かにスナフキンのブロンド美女コレクションたちって、さっぱり結婚する気配がないんだよね。めちゃくちゃ美人でも、素敵な男性にさらわれないの。彼女たち、本命の匂いがしないんだと思う。シャワー上がっても、清潔な匂いがしない人たち、きっと。

そして男の人って勝手なもので、そういう女はそういう女として別枠で、便利に使うものの、絶対親のところへ連れていかない。わかりやす・・・。
あとね、これは年々気付いたのだが、本命とするときって、違うね。誰でも気持ちが入る。意外だった。行為そのものより、コミュニケーションだなぁと感じる。部分に集中するんじゃなくて、いつも全体を気に掛けてもらってるなってわかるの。あと、男の人が”流れを遮って”キスするのは、本当に好きだから。彼らは、愛おしく思わないと、きちんとキスしない生き物。わかりやす。あと段階は下がるが、顔をうずめるとか強くハグするとじか、こちらの反応より彼の動物的な「埋もれたい」願望が先行するのも、好きの印でしょうな。それを受け止めるキャパのある子だと認めている印でもあるし。

うう、がっつり書きすぎた。
でもこれはね、以前ははっきりわからなかったの。
こういうのを経験し始めて、逆にこうじゃないと、楽しくなくなった。
だからこそ、別にほいほい寝たり、もうしないしさ。ご新規さんもお断り。ドラちゃんもお断り。色々お断り。そういうの面白くないし。本物しかいらないもん。
結局、自分にしか誠実になれないわ。と最後に漏れてしまう。

家族から固めるのが、囲い込みのコツ?

November 15 [Sun], 2015, 17:42
やっほっほ
現場が盛りだくさんで整理がついてません(まるわかり)あいぼんさんでーす
お仕事はなにやってまんねん、というところはテクニカルすぎるので想像にお任せします〜。パレスチナとイスラエルの往復生活です。外国人だからできること。けっこうディープ☆かつ、楽しみが基本☆

スナフキンさまには本当に感謝感謝です。
パパママはバケーション中なので、先週末のシャバット・ファミリーディナーは、テルアビブの妹さん宅で他の兄弟家族と一緒に楽しませてもらいました。
スナフキンは5人兄弟なのだけど(多い)去年の時点でもう既に全員お会いしていて、コンニチハ!でした
姪っ子ちゃんたちも同じく♪姪っ子ちゃんの一人、子役で今CM出てるの(笑)。ブロンドのウェービーなロングヘアで確かにグッド・ルッキング
末の妹さんは私と同い年くらい。初めて会ったときまだ学生カップルで、その彼氏(現旦那)とすら当時から面識があるという(笑)もはや歴史。。。これほど親しく楽しませてもらった帰り道の車で、スナフキンがつぶやいた。

「いい時間だったね。みんなで話していて君がいて、すごく自然だった」
「いい時間だった!私、あなたの周りの人が大好きなの」
「それはいいことだね。じゃあ君も、うちの家族に参加しなよ♪」
「ってまた(笑)一回きりのパーティみたいに誘うのね」
「人生は永遠のパーティさ。いつでもウェルカム」

またさらっと真実を言う。
こうやって周りを固めて落とすのがいいのよ、女子諸君。なんちゃって。
逆バージョン進行中な私がいうのもなんですけど♪

40代の妹夫妻は新婚旅行が日本。20代の末の妹は親日的で日本語も覚えてる。それだけでない。
この家の歴史として日本は大切な地位にあるなぜなら、スナフキンの曾祖父に当たるのかな?ユダヤ人にもかかわらず、ロシア帝政下で高級官僚として日本に駐在していたそうにゃのだ。。。今でいう副大使。そして結局迫害がひどくなって、イスラエルにやってきた。そこで、現在の日本―イスラエル関係をつなぐ、ある協会の創設者のひとりとなったそうな。というわけでママも親日的で、お伊勢さんすら行ってる御方。

こんな文脈で、私とスナフキンがまとまると、すごく自然かつ、望まれたことなのだけど〜。
私にゃマルくんがいる!それに、気付いちゃってるの。私の心地よさはマルくんとの日々で、明るく赤ちゃんみたいな光の種類にシフト済みなんだよね最高の幸せはマルくんと一緒で感じられる。

それでもスナフキンさまはとても特別な存在。優しさに溢れているプラス、それを受け取る側に気負わせない優しさをお持ちなの。本当に人としてすごいわぁなにより、心の底から安心するの。限りない大平原に身を横たえているような恵み。自分があるべき場所にいるなぁと理屈を超えて感じる。不思議すぎて、説明が欲しいのに、そのまま受け入れるしかない、この感覚。

家系の皆さま長寿だし、ママは緑の育つ手をお持ちだし、最近のびっくりは、絵画のこと。リビングダイニング、壁一面に絵画が並んでいるのだけれど、「これはイスラエルの著名な画家から買ったもの」の隣に「これは祖父が描いたもの」「これは叔母が描いたもの」え・・・?画家だったの?「いいえ、経済学者だったけれど趣味でね」ってこのクオリティの油絵を趣味でするの・・・?「あの角の2枚は私が描いたわ」ってママ様もかい。
ロシア+ユダヤ+絵画とくると、シャガールを思わずにはいられないのでした。

こんな素晴らしい教育環境で育ったスナフキン兄弟はこの社会でガチ・エリートで、普段はふつーだが聞くと感心する。規模の違う国だけどあえて日本に当てはめるなら、全員東大卒の、勤務医、弁護士、建築家で、そのパートナーもまた建築家、あるインフラ独占企業のエンジニア、弁護士・・・。そして動植物の研究員や、フジテレビ勤務など経験したのち、今は残業もなくぷらぷら外回りで1日過ごし、3年に1回新車もらえて珍しくエルサレムに在住できる公務員〜みたいな(笑)。企業はほぼ全てテルアビブにあるので、エルサレムである程度の高給取りは公務員くらいしかないのでね。本人は”Golden cage(黄金の鳥籠)”と言って、何か別のやりがいを求めているようだけど。

ちょっとプライベート事情書きすぎた。でもお国の事情を知るにはこういうとこが一番参考になるのよね。
今やスナフキンの収入から恐ろしい税金の払いっぷりまで知ってしまった。「なんでも聞いてよ〜」だと。
エルサレムでも一番イイトコであるこの地区でこのファミリーサイズのアパートに住むと、固定資産税30万だって!ちなみに住んでないと(バケーション用だと)2倍ほど。言っとくが、ここエレベーターもなく、築40年ほど経ってるはずの建物だからね!!クレイジー。。。ホテルも世界一高いなんて言われてるので(5つ星なら7万越え、4つ星でやっと6万台あるかな?1つ星でも1万〜)、私がどれだけ恩恵被ってるんだということです。ありがとう・・・!!!



先ほどスナフキンさまご出張に発たれて、アパートメントにひとりきりがスタート。ちょっとどきどき。泥棒とか猫の侵入とか。でも束の間ののんびりタイムとして、キヌアのサラダ作ったり、チョコクロ食べたりして、楽しも―おほほ。

今ここフィロソフィー♪

November 15 [Sun], 2015, 8:02
こんにちは!
エルサレム生活も、もう少しで1か月が経ちます。早いようなもうすっかり慣れたような・・・。
どこへでも行けるわ〜という自信もついて、あとは何を選び取るか、の段階。
そもそも、人生なんでも選んだらいいし、選べるものなの。再確認。

優雅で自由で楽しいお友達が多くて嬉しい
美しいものを素直に美しいと言えることって、大切だと思うの。
人として気持ちの良いもの、受け取って辛いもの、そういう天然の感覚を、大切にして生きていきたい。



残念ながら世に不正義はたんまりあるよね。拾っても拾ってもきりがない。それは日に日にノーマライズされて、そこから利益を得る構造が固定化していく。どこか一か所だけが全ての責任を負っているみたいな、単純で人としての品性に欠ける批判や思想に頼って、扇動に知らぬ間に巻き取られて生きることを、能動的に見えて結局は受動的に選択している人の多いことが哀しい。

どこでも美しく精一杯生きることはできるはず。そういう意味では人生は究極の個人主義なんです。
歴史の中で、ほんの限られた時間を切り取っただけの他愛ない人生。
それは同時に脈々と続く命の連鎖の一節を担う、かけがえのない営みでもあります。

だから、最大限に自助努力して納得しなきゃ往生できません。
ひとのせい、環境のせいにできることは、視野を広くすれば贅沢なことです。
それを言葉にしたら消されるのが歴史上普通でした。今でもそんな地域なんて地球上いくらでもあるんです。
ムダな怒りばかり募らせることのできる余裕のありがたさも知らずに、中途半端に生ぬるく生きてんじゃないよって思う。

そういう意味では、神さまは手厳しいと思うよ。
苦境にある人が溢れるこの地域で発するには勇気がいるけれど、個々の生命は自分の学びとなる最善の場所を選んで命の挑戦をする。自分で選んで、自分なりに、他人や外的条件に関係なく、「うん」って言える一日を重ねられたら花丸をくれる。燃やして燃やして、有難くも燃やすほど沸き立つエネルギーを最大限使えば、最後気持ちよく昇天できるから。

だからね、美しく生きよう。整えて、慎ましく、たんたんと。
1日ひとつ道のゴミを拾うとか、些細なことが、大きな脈絡の中で本当の意味を持つ。
隣の人が気持ちよくいられるように少しの愛を持って、ぽろぽろ振りまいて朗らかにいたい。
少しでも希望とか光を見出して、一瞬一瞬の尊さを捉えて、感謝と慎み深さで身体をいっぱいに満たしたい。
さらにはそれを纏って、隣人を温められられたら大万歳。

ないものばかりみつけるんじゃなくて、あるものに意識を注いで、それを大きくしようよ。
この世はまやかし。あなたの見ている世界が究極のニセモノ・リアルなんです。
夢の中で生きている人を鼻で笑ってはいられないの。彼らこそがその道のプロ、real phonyなんだから。。。
(カポーティもそういう意味で使ったんだと思うわ。)



気持ちの良いこと、素敵なことを、素直に選んでいきましょう。
むずかしく考える必要はないの。生き物として、感じればいい。
頭でっかちに”正しさ”を求める者は滅び、素直に気持ちよさを選び取れる者が生き残る。
国際関係のマクロレベルでも、個人のミクロレベルでも、そんな時代に完全にシフトした。

気付いてる人は気付いてるよね♪
こっちなら絶対安心なんだものー
さぁさ一緒に、今日もふわふわ〜ですよ

むちゃくちゃな夜、見えない雨。

November 07 [Sat], 2015, 20:45
昨夜は、書くのが憚られるくらい暴れん坊だった

簡単に言うとものすごくしょうもない。別の男とのゴージャス・デートでワイン飲みすぎて、戻したのをスナフキンさまに介抱されて「もうマジックはおしまい」って言われてすごくショックを受けて、沈黙戦になってたのに、帰ってひとりで寝てたら「大丈夫?お水?」って優しくされるので、ふがいなくて切なくて、結局腕の中に迎えてくれて、温かくて寝た。朝5時だった。



いわゆる花金がこっちでは木曜なんですにゃ。
アラブのスーパーお金持ちMのご招待で、先日触れた老舗ホテルの有名なセラー・バーでディナー&飲み。

彼は10歳のころから通っているそうで、バーに入ればお友達だらけ♪♪美しい女性陣、声を掛けに現れては去っていく穏やかでチャーミングな男性陣。連れの女がこれほど厚遇していただけるのは、Mのお人柄ゆえだね。女性陣の一部からは、少し羨望も混じった視線を頂いた。やっぱし?

多くの人の場合きっと、本国、地元で会うのが一番生き生きしている。
全てがクリーンでフラットな日本では気に留まらなかったけれど、埃っぽいこの土地では、Mのエレガントさが一層際立つ。華麗で美しいブリティッシュ・イングリッシュに、セクシーな声。連絡、お迎え、ホテルでの恥ずかしくなるくらい完璧なエスコート。「君は今夜僕のゲストだからね」と、ワインのオーダーから、ナプキンの拡げ方から、ナイフフォークまで、ローテーブルなのにパリッと華麗にきまる。ビューティフル。お金持ちというより、貴族なの。ニュアンスもケタも違う。

初めて会った時にはふたりとも婚約していて、今は結婚している。私もきちんと、結婚指輪のデイリー・ダイアモンドをつけて登場。パレスチナ側ではきちんと指輪をしている女性が多いので、男性陣もきちんと見てくれるんだよね。世界を飛び回る悪ガキ・ダンディーたちは「指輪してるでしょ、結婚してるんだよね?」と確認。それから「こちらの女性に電話番号聞いてもいい?」てさ、Mに許可取るのよ。遊び慣れしてるよねぇ。。Mは「僕の友達はワルだから気を付けてね」と。同じくワルなMは「結婚早いよ。もったいない」と端的に言う。ちなみにMはマルくんと同い年でゴールイン♪♪

なんだかMが向こうに視線をやって落ち着かないと思ったら、壁を挟んだ隣の部屋で財務長官とMの競合会社の社長が優雅にディナーしていた。こんなふうにあからさまにコネコネしてるんだよねぇ、こっち。

ま、それは勝手にどうぞで、少し奥まった6人は掛けられるお席で、Mオススメのソーヴィニヨン・ブランをさらさら飲む。グラスかなーと思えばボトルでスタートして「明日仕事ないでしょ?」といって2本目もスタート。そろそろ冷たい季節なのに、コージーな室内が、冷たくてフルーティなピュアな味を美味しくさせる。これがフルボディならもっと注意したのに。

裏庭にタバコを吸いに行くのにお付き合いして、なぜか私も吸った。「少し空気を吸うんだよ」って吸い方を教えてもらって、なんだか初々しい。そんな気分になったのも、Mがいいの吸ってるからよ。横開きの上等な箱に、ブラウンのナチュラルな包みが上品に並んでいる。紙の焦げ臭さは一切なく、ふわんとバニラの香りが漂う。口が温たかくて、吐くときのボリューム感が気持ちいい。「ハマると危ないから気を付けてね。」Mが席を外している間に友人たちが連れ去りそうになるので、Mのレスキューが入る。

バーに戻ってフレッシュなワイン飲みは続く。「家族を傷つけないこと、絶対にバラさないこと、なによりnot to be caught。これさえ守れば自由に楽しめる」だって。すぐさま「男の論理だね♪」と返答。こんなに正統派でしょうもない教えいらないの。ただ、not to be caughtだけ、妙に心に残る。どこまで企んでるかしらとお会計後こそ気を張ったけれど、キスだけであとは「No」で逃してくれた。楽しい美味しいひとときをありがとう。

スナフキンさまと待ち合わせのバーへ送ってもらう。ここからが間違い・・・。
ホテルであれほど優雅に気持ちよくのんだワインが、外の急激な寒さと人がごった返すバー内に突然入ってアウト。気持ち悪すぎてほぼ記憶がない。こんな質の悪い酔い方をしたのは初めて?もー辛くて帰りたくて仕方がないのに、Mとキスしたことを怒ってスナフキンさまは激怒。優しいので介抱はしてくれるけれど、辛くて帰りたいのに帰してくれない・・・。何軒ホップしただろう。スナフキンの手がふさがるたびに、近くの男性に声を掛けられるので、その度「どうぞご自由に」だって。奢ってくれようとしても、身体が第一受け付けないし、隣でスナフキン激怒の中じゃお愛想すら見せられない。いつも最後に行くバーで、耐えられなくてついに泣いた。でもほったらかし。

やるせない。何よりどっちに自分を持っていっていいのかわからない。
私、スナフキンを失えない。好きだもん。真っ暗だったけれど、時計を見たら朝5時を回っていた。

一日経って、夕方ようやく私にもコーヒーを入れてくれた。ようやく口をきいてくれる。
「なによりキスをしたって許せない」と言われても、私にとってはそもそもスナフキンさまが浮気なわけで、不思議なのは、それにまるで罪悪感がないこと。「せめてここでは」と毎日彼女か奥さんのように扱ってくれるスナフキンが言うと、全てに申し訳なくなってしまう。

スナフキンさまの良い友人は「あの子は特別なんだろう、彼女に誠実に。ここにいる間は他の女と寝るな」といい、
スナフキンさまは「彼女といると、そもそもそんな必要性を感じない。」という。

全てがバブルの中で起きてる・・・。そしてようやく気が付いた。きっと皆、私の恋愛心を満たしてやろうという意気込みで、本気手前になっちゃうの。でもね、私にはいつからか恋愛心がなくなった。そもそもそんな枠がない。誰にも恋心を持たない。だから、”トモダチ”たちや、きっと私自身までもが狂っていく。

人として最高に愛おしい人しか興味がないの。小手先な色気とかもう全然感じない。ドキドキは、男女の身体差を認めるくらい細やかで十分。私にとって旦那は結婚生活や愛で、スナフキンさまはロマンティックな恋や愛だと、スナフキンさまは解釈したかったようだけれど、そう割り切れるものでもないの・・・。スナフキンさまはもちろん色っぽいけれど、私が評価するのは生活力や人柄や優しさなんだよね。つまり、いつでも結婚できるクオリティーのことが好き。

ベランダに座って目の前に広がる濃いグレーの景色を、静かに感じていた。しずくの気配のないふわっふわの雨の湿り気を感じながら、大切なものを守りたい、とだけ思った。

結婚には勢いも必要で。

November 02 [Mon], 2015, 8:00
タイトル通りすっごく真っ当なことをそのまんまお話するね!(めずらしい?)

海外暮らしが多い中のに、あれ?もうお子さんまでいらっしゃるのー?という30代半ば日本人男性が、私のエルサレムでの上司です。だから彼は、私がもう結婚していても驚かなかったし、むしろ、あれ?まだ新婚?!という反応だった。おほほ。

エッジの利いた性格で、コミュニケーションが東大系で、飄々としているんだけれど、話せば熱くて、案外ゆるくて、そしてどことなく母性くすぐる御方。長身でビジュアルも甘めだし。私みたいなよくわからん女子の対応を観察していると、古典的つーか、「得意料理は?」なんて質問が飛び出してきて、なんだか笑えたり・・・。そして何かと世話を妬いてくださる。今日なんて、お弁当箱貸してもらった(なんじゃらー笑)。

20〜30代、海外を転々として暮らすタイプの日本人男性で、結婚が遅れるのはよくあるケース。そういう御方ってたいてい「海外いたから」を理由にするんだよねー。でも、うちの上司はちゃっかり日本人女性と結婚なさってるの。やはり海外は言い訳に過ぎませんね!

だから、決める人はうまく流れに乗ってさくっと決めるんですよ。
結婚は本当にタイミングだと思うわぁ。それも含めて相性だもん。

経済的に自立していて、実家もお金持ちで、趣味を謳歌していて、悠々と暮らしている男女ほど、贅沢な迷い方をする。そういう人の弱みは、自分の手中で管理できる範囲でしか結局生きられないことね。人(とか神さま?)の起こした流れに身を任せたりするのが苦手=リスクを取ろうという気が、一般平均より低い。彼らに言わせれば、自分の持ってるもののほうがいいもん♪なんだろうけれど。能力が高いぶん、自分で大抵のものは手に入っちゃうものね。わかりやすいのが、公務員とか教師とかのカッチリ系職業か、財閥系企業勤めの場合が多いこと。おほほヽ(^。^)ノ

こんなエッセンスが少しある気がしなくもない?のが、すっかりこちらで旦那さん化しているスナフキンさま。スナフキンというくらい、一見単なるゆるゆるヒッピーだから、お互いかなり深く知っているのに、いまだ気付いていなかった点が、まだ出るわ出るわ・・・。面白いのが、それが”一般的””表面的”価値のほうを、後から知っていくんだよね。

先日車で送ってもらって。「A・Cホテルなら小さい時よくプールに連れてきてもらったよ〜」え?エルサレムのシンボル的な老舗5つ星ホテルですが・・・?!!子どもが泳ぐの?!!
「イスラエルフィル?うちの母親がすごく好きでね。聞いただけでいつのどの演奏か分かるよ。小さいころからチェロとフルート習わされてて。僕は10代反抗期で止めたけれど、今でも弟(医者)はフルートできるよ。」
え?もちろん、あなたのエッセンスがどこかアートなのは知っているのだけれど・・・。そういうハイソな楽器をするのは、また違うんじゃなくて?でもま、パパはイスラエル銀行勤めの、ママは国民栄誉賞受賞者の家なら、そんなもんなのか?この国はよくわからない。飼い犬はイケメンだし(これってバロメーターよね・笑)。

学生時代も何不自由なく、聞くからにイケイケのグループで美女を友達にして謳歌してるし、その他も党員活動やら平和デモ率いたり、モノ言うのは変わらず、モテモテの自由人っぷりは変わってないんだろうけれど・・・。

こんな風に見てみて、一層わかったよ。
「だから、間に合わなかったね!」明るく嫌味を言う私。
「違うよ!君が安易な方向に流れることを選んだからだろう!今でもこのままずっといたらいいんだよ。」

スナフキンがさらにぐぐんと、やさしい。

帰るなり、
「ハニー!ああ、会えてうれしいよ・・・!今日はどうだった?僕は大変だった!秘書に2時間も待たされて・・・」
夕食の材料を買い足しに裏のスーパーへ行こうとすると、
「ああ、愛しい君がいない時間なんて耐えられないよ!!!」
ジョークなんでしょうが、リアルに淋しそうにしてドアまでお見送りしてくれるので(笑)笑っていいのかわからなくなる。なんだか珍しく、しおらしいし。

毎日の共同生活がナチュラルすぎてびびる。結構ハードワークしてるんだけど、疲れもストレスもない。スナフキンパワーまちがいなし。正直、四角四面でいちいち言葉を必要とするめんどくさい系のマルくんより断然、全てが気持ちよく回るの。でも、マルくんへの愛はびくともしない。だから、一層魔訶不思議・・・。これが結婚による精神的変化?スナフキンさまと、こうしてのんびりふたりで楽しく暮らしていることに、罪悪感もほぼなし。パパママやご兄弟や親戚にすら会ってるしね。もう謎の関係も突き抜けてしまうと、なんで?とかいう質問すら役に立たない。
現に、私からゴキゲンにマルくんに連絡してるしね〜♪この両立っぷり、図太すぎ・・・?


今週のシャバット・ディナー
(週末は2日ともスナフキン・ママの手料理食べに行ったの、甘えすぎ…これプラス、先にスープを頂き、チキン、手作りケーキまで全部平らげます。イスラエル人ってだいたい荒っぽいのだけど、スナフキンはナイフ・フォークが本当にお上手で、いつもお皿がピカピカです。)


まま。まとまりがないのはお許しくださいね。私はいつまでも経験主義で生きていきますからね!
学びに貪欲なんです。欲張りなんです。でも、ご新規さんや、何を勘違いしたかスポーツジムにやたら誘ってくるドラちゃん(なつかし)は、バサッと断ってるもの。福山も結婚した今なら、あとはスナフキンしか本当に興味が湧かない(真剣)。同時にマルくんの健康と繁栄と、寒さに凍えてないかだけ・・・心配しています。
Google
WWW を検索 YOURSITE.CO.JP を検索
♥about あいぼん♥
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:あいぼん
読者になる
Ai am...
ハピハピ現実主義者!
自由に気ままに♪
のびのびと♪
日々を送っています:)

海外が好き☆
旅行が好き☆
ピュアなものが好き☆
エネルギッシュな人が好き☆
まっすぐな人が好き☆
出る杭系の人が好き☆
頭のいい人が好き☆
本物じゃなきゃやだ!


どなたでも
のびのびとコメントしてくださると
とーってもうれしいです!


yapme!はコメント欄で
交流のある方に限定しています♪

手相鑑定のご依頼はこちらから
※しばらく受付停止中
あいの手相日記
2015年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
♥過去記事♥
♥メールはこちらから♥

TITLE


MESSAGE

https://yaplog.jp/aibon-life/index1_0.rdf