戦国自衛隊1549 (6/28鑑賞)

July 24 [Sun], 2005, 0:30
「戦国自衛隊1549」
監督:手塚昌明  
主演:江口洋介 、鈴木京香 、鹿賀丈史 、北村一輝 、綾瀬はるか
聿花の偏見に満ちた評価:★★★☆☆(2.8+竜馬とお梅と殿内さんの共演に0.5=3.3 四捨五入で3って感じ?)


 陸上自衛隊の人工磁場発生器の実験中に事故が発生、的場一佐(鹿賀丈史)率いる精鋭部隊が460年前の戦国時代にタイムスリップしてしまった。仲間を救いだし、歴史を修正するために的場の元部下で元自衛隊の鹿島(江口洋介)と事故を引き起こしてしまった神崎(鈴木京香)はロメオ隊とともにタイムスリップを敢行するが……。



 私の記憶では1600年が関が原の戦いだったと思うのですが、織田信長が斎藤道三と組んだりしていた頃から、50年もかかったんですね。戦国時代を終結させるのに。ちょっと意外。というか、1549年の時点で、斎藤道三と仲が良いというのは……?? だって、桶狭間より前じゃないです? 1549年は。あれ、勘違いかなぁ。
 ちなみに、見終わっての私の副題、「坂本竜馬、刀の時代に逆戻り」……江口さん=竜馬にしかみえないのは、もう病気でしょうねぇ。新選組!のDVDが本気でほしい。
 ちなみに、役者の的場さんが、的場役の鹿賀さんの部下役で、勝手に混乱したのは内緒です。


 あと、普通に聞いた話では、ハリウッド版の編集をかけるみたいです。日本を正しく伝えられるか。というか、NOBUNAGA? Who?? みたいな状態にならないのだろうか……。戦国武将の名前なんて知ってる外国人いるんですか?? きっと、それじゃ話が見えない気がしてならない。

 以下ネタばれです。自己責任で反転してください。まぁ、たいしたこと書いてないですけれど。

ナショナル・トレジャー

March 29 [Tue], 2005, 23:50
「ナショナルトレジャー」
監督: ジョン・タートルトーブ  
出演:ニコラス・ケイジ 、ハーヴェイ・カイテル 、ジョン・ヴォイト 、ダイアン・クルーガー 、ショーン・ビーン
聿花の偏見に満ちた評価:★★★★☆(3.6くらい)

歴史学者であり冒険家のベン(ニコラス・ケイジ)は、テンプル騎士団の秘宝の謎を追っていた。謎に一歩近づいたベンだったが、資金提供者のイアン(ショーン・ビーン)と対立。イアンから秘密を守るために“アメリカ合衆国独立宣言書”を盗むはめになり……。



 いろいろ前評判を聞きましたが、予告編にやられた私は迷わず鑑賞。面白かったです。何も考えずに楽しめるって、いいですよね。たまにはそういう娯楽を求めたい。
 映画に求めるのは、泣く事、考える事、いろいろあるけれどやっぱり、どきどきすること、無条件に楽しむこともあるんじゃないかなぁ。そういう意味では、合格点。ディズニーらしく、無駄な暴力シーンもないしね。
 ただ、地が考える映画が好きだったりするので、評価は微妙(汗)

 アドベンチャーと言うことで、インディー・ジョーンズを思い出すのが人情と言う物ですが、同じく王道を行っているのに斬新な点もいくつか。
 まず。舞台が現代アメリカ! 普通にワシントンとかで宝探ししちゃってます。

 あと、お勧めは、ライリー役のジャスティン・バーサ。
 ヘタレでかわいい!! しかも、好みの顔立ち(嬉) ニコラス・ケイジのベンや、ダイアン・クルーガーのアビゲイルとの掛け合いもいい感じだし。
 ボロミア(@指輪物語)のショーン・ビーンもいいです。悪役と言うか、好敵手? 単純な悪役じゃなくて、頭もいいし行動もできる感じで良かったです。人間味もあったし。


 アメリカの独立付近の知識を身につけてみると、もっとのめり込めるんじゃないかなぁ。私は、フリーメイソンとかが好きだったので、冒頭で引き込まれまくりましたが、いかんせん世界史が分からない身としては、謎解きがつらかった。(まぁ、ほっといてもベンが解いてくれるんですが)
 米史に詳しい人、もしくは米国人にはものすごく面白いんじゃないかなぁ。

 以下、ネタばれしまくります。謎解きの意味がなくなるので、未見の方は自己責任で反転してください。

ローレライ

March 10 [Thu], 2005, 22:04
「ローレライ」
監督: 樋口真嗣  
出演:役所広司 、妻夫木聡 、柳葉敏郎 、香椎由宇 、石黒賢
聿花の偏見に満ちた評価:★★★☆☆(原作読みたくなりました)

1945年8月、広島へ原爆が投下された直後の日本。“鋼鉄の魔女”と呼ばれた潜水艦が、最終兵器“ローレライ”を搭載して、ある任務のために港を出発した……。


 新作豊作の3月4月の公開分、先頭切って観たかった今作。
 奇しくも東京大空襲の日に戦争映画を観る。今だって決して平和じゃないんだよなぁって。考えなきゃいけないですよね。
 ちなみに、OPでまだCMかと一瞬思ってしまった(爆) ちょっと凝っているので、遅れて入らないほうがいいですよ。

 以下激しくネタばれのため、反転しています。ストーリーの重要な部分全部ばれているので注意してください。


 邦画って、基本的にあまり期待しないんですが、なかなか面白かったです。
 まあ、製作費から考えれば、CG等映像の問題については……。ただ一言言わせていただくと、「プラモデルかと思ったよ」。海上シーンとかもちょっと。ロケの方がよかったんじゃないかなぁ。
 この辺が、非日常の邦画の評判を落とす理由のひとつなのかもね。ヒットする邦画って、身近な設定のもの多いですものね。
 それと、リアルと言うなら折笠一曹! 戦時教育を受けていた君が、あんな刺激的(当時比)な格好をした、若い女性を前に普通に会話してはいかんよ。それに、機密保持者だからって、艦長に普通に話しかけちゃったり。旧軍って、もっと厳しいイメージあるんだけれどなぁ。


 全体的に、アニメっぽいなと思いました。
 監督が、ガイナックス(エヴァンゲリオンとかで有名なアニメプロダクション)とかにも関わっていたと聞いて納得(あ。だからアニメ関係者で、押井さんとか庵野さんの名前がエンドロールにあったのか)。特撮とかアニメとかに深く関わる人だからこその題材だったのかもしれないですね。
 映像も、そういう世代の私には観やすくて、原爆シーンとかの映像の重ね方や、爆雷の乱射シーンなんか、絵的にすごくよかったですね。そういえば、戦闘や凄惨なシーンにきれいな音楽をかぶせるあたりなんかも、アニメ的な気もしますねぇ。

きみに読む物語

February 28 [Mon], 2005, 20:28
「きみに読む物語」
監督: ニック・カサヴェテス  
主演:ライアン・ゴズリング 、レイチェル・マクアダムス 、ジーナ・ローランズ 、ジェームズ・ガーナー
聿花の偏見に満ちた評価:★★★★☆

家族とひと夏を過ごすためにノース・カロライナにやって来た良家の子女アリー(レイチェル・マクアダムス)は、地元の青年ノア(ライアン・ゴズリング)から熱烈なアプローチを受け、やがて愛し合うようになる。


 うちの映画館で、3月11日に公開終了という情報を得て、観ておこうと思い立ち。
 ちなみに、昼間見たのですがエンドロールの途中で席を立つ人が一人もいませんでした。それだけ余韻に浸っていたって感じかな。ただ、最後の某歌手の方。なくてよかったんじゃ?


 以下、もろネタばれ感想。反転して下さい。



 泣いた〜〜。ぼろぼろ泣いて、涙が顎ぐらいまで伝ってしまいました。
 でも、後ろの席の学生さん(?)の女の子は私と同じタイミングで鼻すすり始めて。仲間発見!! ちょっと安心。

 映像がきれい!! オープニングの風景の美しさだけで泣きそうになった(苦笑)
 自然、街角の風景とかまでが美しく、青春時代が輝いていたってことがすごくわかる。notebookは、アニーが書いた想い出の物語。その背景がきれいだってことは、アニーがその頃を最高に輝いた季節だと思ったって事ですものね。羨ましいなぁ。

 物語の二つの軸、若い頃の思いで語りと老後の現実。読み聞かせるthe notebookの内容は、……微妙でした。
 ありがちな、昼ドラみたいというか(まあ、エロさが少ない分随分救われますが。いや、ちょっとラブシーンが雰囲気を壊していた気もしないでもないかな)……。
 ’40のアメリカの雰囲気、ファッションとかそういうところはすごくよかったです。
 ただ、これが純愛? って感じ。
 高慢で軽薄惚れやすく、少々がっついてるアニーに、ちょっと老年の様子には結びつかないノア。キャラも中途半端だったかも。
 大体、ずっとうざったそうにしていた男と並んで映画観て、いきなり親密になれるものでしょうか? それに、ノアもちょっとストーカー紛いというか……。情熱的では済まされない気もしないでもないです。

オペラ座の怪人

February 24 [Thu], 2005, 23:31
「オペラ座の怪人」
監督:ジョエル・シューマカー  
主演:ジェラルド・バトラー 、エミー・ロッサム 、パトリック・ウィルソン
聿花の偏見に満ちた評価:★★★★☆(一言注意! ミュージカルだということをわかった上で見た場合の評価をつけています。ちなみに、私ミュージカル結構好きです)

 19世紀のパリ、オペラ座で、そこに住む伝説の男ファントム(ジェラルド・パトラー)の仕業とされる怪事件が多発。それらの事件は、彼が見初めた歌姫クリスティーヌ(エミー・ロッサム)をプリマドンナにするために起こされたものだった。


 中学生の頃、英国舞台の(?)映像化されたものを観ました。ものすごく感動して、音楽もファントムも大好きになりました。改めて考えると、ストーリーの細かいところなどすっかり忘れていましたが(ぉぃ)、映画は楽しみにしていました。今日は、自分的ベストポジションで鑑賞できて、かなり満足ですv


 以下、激しくネタばれのため、反転しています。出来れば、鑑賞後に選択してご覧になってください。


 本当に、オペラ座の豪華絢爛さが素晴らしいです。溜息が出るどころか、息を呑んで、吐き出すのを忘れてしまいそうなほど。衣装も素敵だし、歌もオケも素敵。
 そして、なぜかファントムがかっこいい(笑) いや、かっこいいものを見るのに文句は無いけれど、ちょっと……。最後仮面をとってもそこまで醜いとは思えなかったのは、元が整いすぎているからではないだろうかと。ファントムは醜いからこそファントムなのに……。

 ストーリー・内容ともに舞台を忠実に再現しています。多分。
 あ。クライマックスの1つ、シャンデリア落としが、中盤のクリスティーヌ狙い撃ちから最終局面での客席なぎ倒しになっていたのと、ファントムの過去に触れられていたのが、あいまいな記憶との相違点かな。
 良くも悪くもミュージカルに忠実なので、普通の映画だと考えて観る人や、台詞を歌うなぁ! って言う人には向かない作品かもしれません。演技と歌唱力を同様に見ようとしないと、高い評価は出ないかもしれませんね。
 演出として、効いていたなぁと思うのは過去をカラーに、現在をモノクロに。という書き分け。隆盛だった頃のオペラ座の華やかさ、躍動感がすごく伝わったと思います。
 カルロッタに嵌まりました。かなりいいキャラ!


ターミナル

February 04 [Fri], 2005, 23:14
「ターミナル」 
監督:スティーヴン・スピルバーグ 
主演:トム・ハンクス キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
聿花の偏見に満ちた評価:★★★☆☆

 クーデターによって祖国が消滅してしまったヨーロッパのクラコウジア人、ビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)は、アメリカの空港にて足止めを余儀なくされる。その足止めの期間は数か月にもおよび……。

 あと一週間で、(うちの映画館での)公開が終わってしまう! バイトしているのに、今更それに気がついて、あわてて観に行きました。

 以下、ネタばれ注意。公開中なので、一応反転しておきます。お手数ですが、興味のおありな方は、結構長いので、「すべて選択」でもしてみて下さい。


 う〜ん。ちょっと期待はずれかなぁ。って言うのが総感ですかね。
 CMでみていた印象と、実際の内容が結構食い違っていて……。
 CMや予告編では、感動超大作みたいな感じでしたが、実際はコメディータッチのプチ感動もの。

 まず褒めるところから。セットものすごい! 本物の空港で撮影したのかと思いましたよ。さすが、ハリウッド! って感じでしたね。

 で、内容に移るわけですが、コメディーですね。爆笑というより、コネタがいろいろ含まれている感じ。アメリア(ゼダ=ジョーンズ)との会食シーンの、グプタ(インド人の清掃員)なんか、思わず笑ってしまいましたね。前の方に座っている人も笑っていました。
 あと、吉牛のテナントが出たところに、おっ! と思ったのは、田舎人の典型なのかなぁ(自分の知っているものが出るとうれしくなってしまうみたいな)。横のおば様は、声出して笑っていましたが……まさか、日本人向けサービスショット!? 日本の映画興行成績って、世界的にも結構重要ですからね。


 時間の経過の仕方を表すのが、ちょっと雑すぎたかなぁ。主人公が片言(というか、単語とガイドブックにある例文だけ)の英語から、ゆっくりだけど、普通に会話できるようになるところや、時給を提示して、買ったスーツの値段も提示することで、労働時間を感じさせるとか、コートの要らない季節から、雪の季節までとかみたいな、さり気ないフォローしか出来ていなくて、9ヶ月(らしい)という、時間の流れをあまり感じさせられなかった。これは、ちょっと残念ですね。